アレッポ県北部の「安全保障地帯」でダーイシュ(イスラーム国)と戦っている「穏健な反体制派」のシャーム戦線の副総司令官が「ムジャーヒディーンのニーズを保証できなくなった」として辞職(2015年10月12日)

米トルコ両政府が設置合意したアレッポ県北部の「安全地帯」でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘に参加しているシャーム戦線のマダル・ナッジャール副総司令官が11日に声明を出し、辞任を発表した。

ナッジャール副総司令官の声明によると、辞任は「アレッポ戦線が被っている分散と疲弊」が理由だという。

声明によると、「分散と疲弊」は、アレッポ市郊外の歩兵士官学校一帯で顕著で、その結果「ムジャーヒディーンのニーズを保証できなくなった」のだという。

Kull-na Shuraka', October 12, 2015

Kull-na Shuraka’, October 12, 2015

 

AFP, October 12, 2015、AP, October 12, 2015、ARA News, October 12, 2015、Champress, October 12, 2015、al-Hayat, October 13, 2015、Iraqi News, October 12, 2015、Kull-na Shuraka’, October 12, 2015、al-Mada Press, October 12, 2015、Naharnet, October 12, 2015、NNA, October 12, 2015、Reuters, October 12, 2015、SANA, October 12, 2015、UPI, October 12, 2015などをもとに作成。

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