シリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会がリヤドでの会合でヒジャーブ元首相を委員長に選出(2015年12月17日)

サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派合同会合(8~10日)で新設されたシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会(34人)が、リヤドで初の会合を開いた。

会合は2日間の予定で、イスラーム軍やアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の代表11人が参加した。

会合では、リヤード・ヒジャーブ元首相を最高交渉委員会の委員長(総合調整役)に選出した。

『ハヤート』(12月18日付)によると、ヒジャーブ元首相は34人の委員のうちの25人の賛成票を獲得して、委員長に選出された。

また会合では、最高交渉委員会を「政治組織」とせず、シリア政府との代表団の選出という限定的な目的のみを遂行する組織とすることを合意した。

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なお『ハヤート』(12月17日付)などは、19日の閉幕時に採択予定の声明案において、アサド大統領と今後いかなる調整も拒否することや、全権を有する移行期統治機関の詳細な内容が盛り込まれており、これが採択されれば、10日の合同会合で採択された声明における基本方針が大幅に修正されることになると報じていた。

だが、リヤドでの反体制派合同会合のスポークスマンを務めていたリヤード・ナアサーン・アーガー氏は、クッルナー・シュラカー(12月17日付)に対して「いかなる修正もない」と述べ、これを否定した。

AFP, December 17, 2015、AP, December 17, 2015、ARA News, December 17, 2015、Champress, December 17, 2015、al-Hayat, December 18, 2015、Iraqi News, December 17, 2015、Kull-na Shuraka’, December 17, 2015、al-Mada Press, December 17, 2015、Naharnet, December 17, 2015、NNA, December 17, 2015、Reuters, December 17, 2015、SANA, December 17, 2015、UPI, December 17, 2015などをもとに作成。

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