シリア政府の動き:ハイダル大臣「米国の爆撃は正しい方向に向かっている」(2014年9月24日)

アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣は、ロイター通信(9月24日付)に、米国などによるシリア空爆に関して、「シリアでの空爆に関して、これまでに行われたことは正しい方向に進んでいると言える。なぜなら、シリア政府は通知を受け、シリア軍の施設、民間人が攻撃を受けていないからだ。米国はシリアが示した条件に従っている」と述べた。

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『ワタン』(9月24日付)は、米軍によるシリア空爆に関して「米軍司令部は、シリア国内でのテロとの戦いにおいてシリア軍と同じ塹壕に身を置くことになった」と報じた。

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『バアス』(9月24日付)は、社説で、米軍によるシリア空爆に関して「現状および今後の情勢の分析に関して疑義」があるとしたうえで、「米政権の意思に大いなる疑問」があると消極的な姿勢を示した。

AFP, September 24, 2014、AP, September 24, 2014、ARA News, September 24, 2014、Champress, September 24, 2014、al-Hayat, September 25, 2014、Kull-na Shuraka’, September 24, 2014、al-Mada Press, September 24, 2014、Naharnet, September 24, 2014、NNA, September 24, 2014、Reuters, September 24, 2014、SANA, September 24, 2014、UPI, September 24, 2014、al-Watan, September 24, 2014などをもとに作成。

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米軍によるシリア爆撃:国内の反体制組織は爆撃が逆効果と非難(2014年9月23日追記)

シリア国内で活動する反体制組織、シリア国家建設潮流は声明を出し、米軍などによるシリア空爆に関して「いかなる効果もない」と批判、「ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を数十人殺したことで、数百人の新たな戦闘員が参加するだけだ」と危機感を表明した。

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バラク・オバマ米大統領は、ニューヨークでシリア空爆に参加したアラブ諸国5カ国の代表らと会談した。

会談には、国連総会出席のためにニューヨークを訪問中のヨルダンのアブドゥッラー2世国王、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣、カタールのタミーム・ビン・ハマド首長、イラクのハイダル・アバーディー首相も参加した。

会談で、オバマ大統領は「我々はイスラーム国だけでなく、流血の事態を引き起こす過激派を弱体化させ、壊滅させる」との意思を示したうえで、イスラーム国掃討が「時間を要し、軍事行動だけでは終わらない」と述べ、各国との協力を継続する考えを表明した。

また会談後、サウード・ファイサル外務大臣は、「この努力を実行するためのあらゆる行動に参加する」と述べた。

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サマンサ・パワー米国連代表大使は、米軍などによるシリア空爆に関して、潘基文国連事務総長に書簡を送り、国連憲章第51条が定める個別的・集団的自衛権を行使したとする自国の立場を説明した。

これに関して、潘事務総長は記者会見で「空爆はシリア政府からの直接の要請を受けたものではないが、同国政府は事前に知らされていた」と述べ、一定の理解を示した。

また「空爆は、シリア政府の実効支配がもはや及んでいない地域で行われた」と付言した。

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国連安保理は、アル=カーイダ系組織・個人への制裁に関する会合を開催し、ダーイシュ(イスラーム国)に参加する外国人戦闘員14人と二つの組織を新たな制裁対象に追加することを了承した。

追加制裁されたのは、フランス人2人(男女)、ノルウェー人など。

AFP, September 24, 2014、AP, September 24, 2014、ARA News, September 24, 2014、Champress, September 24, 2014、al-Hayat, September 25, 2014、Kull-na Shuraka’, September 24, 2014、al-Mada Press, September 24, 2014、Naharnet, September 24, 2014、NNA, September 24, 2014、Reuters, September 24, 2014、SANA, September 24, 2014、UPI, September 24, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:アサド大統領がイラク国家安全保障顧問と「テロとの戦いにおける最新の調整」について協議(2014年9月23日)

アサド大統領は、イラクのハイダル・アバーディー新首相の特使としてダマスカスを訪問したファーリフ・ファイヤード国家安全保障顧問と会談し、「テロとの戦いにおける最新の調整」(米国の空爆)について協議した。

ファイヤード顧問と会談するのは16日に続き2度目。

会談では、「テロとの戦いの枠組みに沿って実施された最近の調整」についての言及がなされるとともに、「この努力を成功させるための最善の方法を拡充するために実施可能な今後の措置」について協議が行われた。

アサド大統領は会談で、「テロとの戦い」のためにイラク政府との協力と調整を継続することを確認した。

SANA(9月23日付)が伝えた。

SANA, September 23, 2014
SANA, September 23, 2014

AFP, September 23, 2014、AP, September 23, 2014、ARA News, September 23, 2014、Champress, September 23, 2014、al-Hayat, September 24, 2014、Kull-na Shuraka’, September 23, 2014、al-Mada Press, September 23, 2014、Naharnet, September 23, 2014、NNA, September 23, 2014、Reuters, September 23, 2014、SANA, September 23, 2014、UPI, September 23, 2014などをもとに作成。

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米軍によるシリア爆撃:ダーイシュ、ヌスラ、ホラサンの拠点を攻撃(2014年9月23日)

米中央軍は23日未明から早朝にかけて、サウジアラビアなどアラブ諸国5カ国の軍とともに、シリア北部および東部のダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、ホラサン拠点などに対して空爆を行った。

米国防総省が発表した。

空爆が行われたのは、ラッカ県、アレッポ県、ハサカ県、ダイル・ザウル県、イドリブ県郊外のダーイシュ、ヌスラ戦線、ホラサンの司令部、指揮系統・保管・資金・関連施設、車輌などで、複数の戦闘員が死傷したという。

BBC(9月23日付)によると、空爆はF-15Es、F-16s、FA-18s戦闘機、B-1爆撃機、F-22ステルス戦闘機、RQ-1無人戦闘機などが14回にわたって実施、また紅海、アラビア湾に展開する米軍艦艇からトマホーク・ミサイル47発が発射された。

『ハヤート』(9月24日付)によると、ダーイシュ拠点への空爆が14回、ホラサン拠点への空爆が8回行われ、160発以上のミサイルが使用され、またトマホーク巡航ミサイルによる攻撃も47回行われたという。

空爆には、米軍のほか、サウジアラビア、ヨルダン、カタール、UAE、バーレーンの5カ国が参加した。

シリア人権監視団によると、米軍によるシリア空爆で、ダーイシュ戦闘員70人以上(外国人を含む)が死亡、約300人が負傷した。

負傷したダーイシュ戦闘員のうち100人以上が重態で、その一部はイラク領内に搬送されたという。

また米軍の空爆では、ヌスラ戦線の戦闘員50人以上も殺害された。

死亡したヌスラ戦線戦闘員のほとんどは外国人なのだという。

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空爆の数時間前に、米国のサマンサ・パワー国連代表大使が、国連総会に出席するためにニューヨークを訪問しているイラクのイブラーヒーム・ジャアファリー外務大臣を通じて、シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表に、書簡で空爆を行う旨、通告した、という。

これに関して、ジェニファー・サキ米国務省報道官は、「空爆実施について軍事レベルでシリア政府には通告しなかった…。(9月10日のオバマ大統領の)演説以降、我々はシリア政府に直接、そしてパワー国連大使経由でシリアの国連代表に、行動する意思を知らせてきた」と述べた。

また、シリア外務在外居住者省は声明を出し、「米国とその同盟国が攻撃の数時間前に、シリア国内の複数地域でダーイシュに対する攻撃を行う報告がシリア国連代表に対して昨日(22日)なされた」と発表した。

そのうえで声明は「シリアは、主権を完全に尊重したかたちでテロとの戦いに協力すると折に触れ、表明してきた。また国連憲章を尊重する必要があるとする多くの国を支持してきた」と述べ、空爆への批判を明言することを避けた。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(9月23日付)によると、米軍の空爆は20回以上(ラッカ市が18回、タブカ航空基地一帯が5回、タッル・アブヤド市が3回、アイン・イーサー市が3回)にわたって行われた。

標的となったのは以下の通り:

1. ラッカ市県庁

2. ラッカ市フルースィーヤ検問所・施設(市西部)

3. ラッカ市前哨基地(市南部)

4. ラッカ市総合情報部ラッカ支部(国立病院横)

5. タブカ航空基地

6. タブカ市東部

7. タッル・アブヤド市

8. 第93旅団基地(アイン・イーサー市)

一方、ラッカ報道センター(9月23日付)は、米軍の偵察機がラッカ市内の通信塔に衝突し、墜落したと報じ、倒壊した通信塔の写真を公開した。

RMC, September 23, 2014
RMC, September 23, 2014

他方、SANA(9月23日付)によると、ダーイシュによって制圧されているマアダーン町に対しても米軍は空爆を行った。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米軍は、ダイル・ザウル市西方のダーイシュの軍事教練キャンプ、司令部、ブーカマール市などを9回にわたって空爆したという。

一方、SANA(9月23日付)によると、米軍は、ダーイシュが占拠するブーカマール市の農業高等学校、穀物サイロ、スワイイーア村、ティブニー町を空爆し、ダーイシュ戦闘員を殺傷、車輌などを破壊した。

また、ダイル・ザウル市ミウバーラ地区、スィヤーサ橋一帯、ハウィーカ地区で、シリア軍がダーイシュへの攻撃を続け、複数の戦闘員を殺傷した。

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イドリブ県では、ハラブ・ニュース(9月23日付)によると、米軍がカフルダルヤーン村にあるシャームの民のヌスラ戦線拠点を空爆し、ヌスラ戦線戦闘員15人のほか、子供4人を含む住民11人が死亡した。

また、Orient Net(9月23日付)によると、カフルダルヤーン村にあるヌスラ戦線戦闘員の住居や武器弾薬庫などを標的とした米軍によるこの空爆(2度にわたって行われたという)、「世界6強の狙撃手」の異名をとっていたクウェート人ヌスラ戦線戦闘員のアブー・ユースフ・クワイティー氏が死亡した。

Orient Net, September 23, 2014
Orient Net, September 23, 2014

一方、ARA News(9月23日付)によると、米軍はカフルダルヤーン村のほか、サルマダー市にあるヌスラ戦線の武器弾薬庫を空爆した。

また『ハヤート』(9月25日付)によると、米軍の空爆により、ヌスラ戦線の狙撃手アブー・ユースフ・トゥルキー市(アブー・バッラー)が死亡した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(9月24日付)によると、米軍はアレッポ県郊外のホラサン拠点複数カ所に対して空爆を行った。

ARA News(9月23日付)によると、米軍はアウラム・スグラー村、アレッポ市郊外のムハディスィーン地区にあるヌスラ戦線、ムハーリジーン軍の拠点2カ所をミサイル3発で攻撃した。

また米軍はダーイシュが包囲するアイン・アラブ市西方のタアラク村一帯に対しても空爆を行った。

ARA News(9月25日付)が、複数の地元筋の情報として報じたところによると、米軍主導の有志連合は23時30分頃に、アイン・アラブ市周辺のダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して空爆を行ったという。

この空爆は、同市東部のカラフ・ムーグ村一帯、南部のルーフィー村一帯、西部のスィフティク村一帯に及んだという。

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ハサカ県では、ARA News(9月23日付)によると、米軍は、イラク国境に近いフール村西方のハーヌーティーヤ湖畔にあるダーイシュの基地を空爆したが、ダーイシュは戦闘員を(ハサカ市方面へ)避難させており、死傷者はほとんどでなかった。

なお米軍による空爆に先だって、ハサカ県南部一帯で国籍不明の航空機が偵察活動を行い、また空爆の直後には、スホーイ戦闘機(シリア軍と思われる)による空爆が継続されたという。

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バラク・オバマ米大統領は、シリア領内での空爆開始に関して、「我々は米国民を脅かすテロリストに「聖域」を与えない」と強調した。

また米統合参謀本部のウィリアム・メイビル作戦部長は、シリアへの空爆が「始まりに過ぎない」と述べ、作戦が長期化する見通しを示した。

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ヨルダンのムハンマド・ムーマニー情報通信担当国務大臣(内閣報道官)は「シリア国内のダーイシュ拠点に対する米国の空爆にほかのアラブ諸国4カ国とともに参加した」ことを明らかにした。

これに関して、ヨルダン軍は声明を出し、戦闘機複数が作戦に参加し無事帰還したと発表した。

またヨルダン軍は声明を出し、「北部国境近く」(シリア南部)で、「テロ集団がヨルダン領内での作戦実施の拠点としていた複数カ所」を空爆したと発表した。

空爆がシリア領内、ヨルダン領内のいずれにおいて行われたかは不明。

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UAE外務省は声明を出し、同国空軍がダーイシュに対する空爆に参加したことを明らかにした。

さらに、バーレーン国営通信(9月23日付)は、バーレーン軍総司令部からの情報として、同国軍がダーイシュ拠点への空爆に参加した、と報じた。

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ロシア外務省は声明を出し、米軍によるシリア領内への空爆に関して「国際法に合致するかたちでのみ行うことができるが、一方の当事者からの正式の通知だけでなく、シリア政府との明確な合意、ないしは国連安保理決議での合意が必要」との見解を示し、異議を唱えた。

そのうえで「地域諸国の主権を侵害するような地政学的な目的を実現しようとする試みは、緊張と不安定を助長するだけだ」と批判した。

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イランのハサン・ロウハーニー大統領は、米軍によるシリア空爆に関して「主権国家に対するいかなる空爆も、国連安保理決議の枠内か、空爆対象国首脳からの正式要請のもとになされねばならない」と述べ、批判的な姿勢を示した。

IRNA(9月23日付)が伝えた。

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ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はテレビ演説を行い、米軍によるシリア空爆に関して、「米国こそがテロの生みの親、元凶であり、シオニスト・テロ国家の絶対的な支援者だ…。我々は、ダーイシュを標的としようとしまいと、米国の軍事介入、国際的な同盟に反対する」と述べた。

またレバノン情勢をめぐっては、シリアとイラクでの軍事行動に参加している「国際的な同盟が、レバノン支援を望んでいるのなら、まずテロ組織への資金供与と教練を停止し…、レバノン軍に武器を供与し…、シリア人避難民の問題を解決すべきだ」と強調した。

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PKK元指導者で現在、終身刑を受けてトルコ国内で服役中のアブドゥッラ・オジャラン氏は弁護士を通じて声明を出し、「すべてのクルド人民に、広範にわたるこの戦争のなかで包括的な抵抗を開始することを呼びかける」と発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、米国によるシリア領内への空爆に関して「バッシャール・アサド大統領に対する戦いに資するだろう」と歓迎の意を示した。

またシリア革命反体制勢力国民連立ハーディー・バフラ議長は、米軍によるシリア空爆に関して「シリア政府が民間人を攻撃しないよう飛行禁止空域を設置すべき」と述べる一方、「我々のパートナーの支援のもと、我々は早急に武装部隊を教練するための計画を実施し、現地での戦闘を担う」との希望を述べた。

『ハヤート』(9月24日付)が伝えた。

AFP, September 23, 2014、AP, September 23, 2014、ARA News, September 23, 2014、September 25, 2014、BNA、September 23, 2014、Champress, September 23, 2014、al-Hayat, September 24, 2014、September 25, 2014、HNN, September 23, 2014、IRNA, September 23, 2014、Kull-na Shuraka’, September 23, 2014、al-Mada Press, September 23, 2014、Naharnet, September 23, 2014、NNA, September 23, 2014、Orient Net, September 23, 2014、Reuters, September 23, 2014、RMC, September 23, 2014、SANA, September 23, 2014、UPI, September 23, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:アドナーニー報道官、米仏人らの殺害を支持者に呼びかける(2014年9月22日)

ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・ムハンマド・アドナーニー報道官と思われる人物が音声声明(https://www.youtube.com/watch?v=J63m2sBAJYc)を出し、イラクとシリアでダーイシュ掃討をめざす国際的同盟の参加者、とりわけ米国人とフランス人の殺害を支持者に呼びかけた。

アドナーニー報道官は「米国人、そしてイギリス人、フランス人といった欧州人、オーストラリア人、カナダ人といった背教者を一人でも殺すことができれば…、アッラーに身を委ね、いかなる手段を用いてでも殺せ…。背教者が民間人でも軍人でも、同じ裁きを受ける」と述べた。

アドナーニー報道官はシャームの民のヌスラ戦線の元報道官。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市郊外一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュの車輌などへの攻撃を強化し、その進軍を止めた。

戦闘にはラッカ県でダーイシュから追放された非クルド人の反体制戦闘員も参加しているという。

なお、この戦闘で未明以降のダーイシュ戦闘員死者数は21人に達しているという。

また同監視団によると、アイン・アラブ市住民約5,000人が避難していたトルコから同市に戻ろうとしたが、トルコ領内で足止めされ、入国を阻止される一方、シリア領内からトルコ領への負傷者、病人の搬送が遅れているという。

トルコからシリアに戻ろうとする避難民の一部は、トルコ領内での処遇の悪さに不満を訴えているという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ国境沿いのラアス・アイン市西部郊外で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュの装甲車2輌を破壊、複数の戦闘員を殺傷した。

一方、SANA(9月22日付)によると、アーリヤ村、アブドゥルアズィーズ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市カナーマート地区、ハラビーヤ交差点、スィヤーサ橋一帯、シャアファ市のダーイシュ(イスラーム国)拠点などを空爆した。

AFP, September 22, 2014、AP, September 22, 2014、ARA News, September 22, 2014、Champress, September 22, 2014、al-Hayat, September 23, 2014、Kull-na Shuraka’, September 22, 2014、al-Mada Press, September 22, 2014、Naharnet, September 22, 2014、NNA, September 22, 2014、Reuters, September 22, 2014、SANA, September 22, 2014、UPI, September 22, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:ダーイシュがアイン・アラブ包囲(2014年9月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市(人口約45万人)周辺でダーイシュ(イスラーム国)が制圧した村は64ヵ村に達し、同市はダーイシュに「完全包囲」、同市10キロの地点まで到達した。

活動家によると、アイン・アラブ市の住民(女性、子供)は市外に避難し、市内にはクルド人戦闘員約8,000人がダーイシュの襲撃に備えているという。

アイン・アラブ市一帯では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュと交戦し、ダーイシュ戦闘員10人以上、人民防衛隊隊員2人が死亡した。

過去48時間でのダーイシュ側の死者数は38人以上、人民防衛隊側は27人にのぼるという。

また戦闘激化を受け、これまでに15万人のシリア人(クルド人)がトルコ領内に避難したという。

一方、ARA News(9月21日付)によると、アイン・アラブ市南部のユーフラテス川に架かるカラフ・カウザーク橋が所属不明の戦闘機の空爆によって破壊された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がブーカマール市で住民8人を逮捕した。

ダーイシュの戦闘員が要撃され、英国人、イラク人、チュニジア人のメンバー3人が殺害された事件への関与を疑われているという。

一方、SANA(9月21日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、アルディー地区、工業地区、ジュバイラ地区、スィヤーサ橋近く、ブーライル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(9月21日付)によると、カーミシュリー市でクルド青年運動が、ダーイシュ(イスラーム国)によるアイン・アラブ市一帯への攻撃に抗議するデモを呼びかけ、多数の住民が参加した。

またARA News(9月22日付)によると、ハサカ市ムフティー地区で、シリア・クルド国民評議会が、ダーイシュ(イスラーム国)に包囲されているアイン・アラブ市(アレッポ県)との連帯を求めるデモを行い、多数の市民が参加した。

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ヒムス県では、SANA(9月21日付)によると、ジャズル・ガス採掘所北部で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 21, 2014、AP, September 21, 2014、ARA News, September 21, 2014、September 22, 2014、Champress, September 21, 2014、al-Hayat, September 22, 2014、Kull-na Shuraka’, September 21, 2014、al-Mada Press, September 21, 2014、Naharnet, September 21, 2014、NNA, September 21, 2014、Reuters, September 21, 2014、SANA, September 21, 2014、UPI, September 21, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:バアス党副書記長がハマー県を視察(2014年9月20日)

バアス党シリア地域指導部のヒラール・ヒラール副書記長は、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘でシリア軍が奪還したハマー県アルザ村、ハッターブ町、ハラファーヤー市、ムハルダ市、シャイザル町、タッル・ミルフ村、ジャルマ村を視察した。

SANA(9月20日付)が伝えた。

AFP, September 20, 2014、AP, September 20, 2014、ARA News, September 20, 2014、Champress, September 20, 2014、al-Hayat, September 21, 2014、Kull-na Shuraka’, September 20, 2014、al-Mada Press, September 20, 2014、Naharnet, September 20, 2014、NNA, September 20, 2014、Reuters, September 20, 2014、SANA, September 20, 2014、UPI, September 20, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:化学兵器廃棄プロセス、核開発疑惑をめぐる動き(2014年9月19日)

化学兵器禁止機関は、2014年7月にシリア政府からリシン生産施設を保有していたとの申告を受けたことを明らかにした。

生産施設は2カ所で、シリア側からの申告によると、シリアの化学兵器禁止機関加盟前に製造された物質はすべて廃棄されたという。

AP(9月19日付)が伝えた。

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ロイター通信(9月19日付)は、複数の消息筋の話として、2007年のキバル(ダイル・ザウル県)核疑惑施設に関連するシリア国内でのIAEAの査察活動に関して、ロシアがその終了を提案したが、理事会35カ国中17カ国が反対票を投じ、否決された、と報じた。

中国はロシアの提案に賛成票を投じた。

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フィリピン軍は、ゴラン高原における治安情勢悪化を受け、「我々の兵士を保護するという義務のため」、UNDOFフィリピン部隊(344人)を撤退させると発表した。

AFP(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 19, 2014、AP, September 19, 2014、ARA News, September 19, 2014、Champress, September 19, 2014、CNN Turk, September 19, 2014、al-Hayat, September 20, 2014、Kull-na Shuraka’, September 19, 2014、al-Mada Press, September 19, 2014、Naharnet, September 19, 2014、NNA, September 19, 2014、Reuters, September 19, 2014、SANA, September 19, 2014、September 20, 2014、UPI, September 19, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:ダーイシュがアイン・アラブ一帯に侵攻(2014年9月19日)

シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市郊外の60カ村以上を制圧、同地一帯から西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が撤退し、住民数万人が近隣の山岳地帯に避難した、と発表した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月19日付)によると、ダーイル市スィヤーサ橋近郊、ブーカマール市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(9月19日付)、ラッカ市からダーイシュ(イスラーム国)が姿を消したとする一部報道に関して、地元の活動家の話として、ダーイシュが撤退したのではなく、同市北部などで制圧・接収した学校、政府関連施設に拠点を移しただけだ、と報じた。

AFP, September 19, 2014、AP, September 19, 2014、ARA News, September 19, 2014、Champress, September 19, 2014、al-Hayat, September 20, 2014、Kull-na Shuraka’, September 19, 2014、al-Mada Press, September 19, 2014、Naharnet, September 19, 2014、NNA, September 19, 2014、Reuters, September 19, 2014、SANA, September 19, 2014、UPI, September 19, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:シリア政府、UNDOFへの協力継続を確認(2014年9月19日)

外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでUNDOFの活動継続に必要な協力を続ける意思を示すとともに、イスラエルが兵力引き離し協定への違反を続けているとの申し立てを行った。

AFP, September 19, 2014、AP, September 19, 2014、ARA News, September 19, 2014、Champress, September 19, 2014、al-Hayat, September 20, 2014、Kull-na Shuraka’, September 19, 2014、al-Mada Press, September 19, 2014、Naharnet, September 19, 2014、NNA, September 19, 2014、Reuters, September 19, 2014、SANA, September 19, 2014、UPI, September 19, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:アレッポ上空で無人偵察機(2014年9月18日)

シリア人権監視団は、アレッポ県のダーイシュ(イスラーム国)支配地域上空で、無人戦闘機が目撃された、と発表した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市郊外の対トルコ国境地帯の16カ村がダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受け、制圧された。

この襲撃により、住民や西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が多数死傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が支配するバーブ市をシリア軍が空爆し、女性1人と少女2人を含む17人が死亡した(ARA
News(9月18日付)によると、29人が死亡)。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月18日付)によると、ダイル・ザウル市各所で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イスラーム国は、2012年11月に拘束されたという英国人カメラマン、ジョン・カントリー氏の映像(http://www.youtube.com/watch?v=2SVHUm94h0I)をインターネット上で公開した。

AFP, September 18, 2014、AP, September 18, 2014、ARA News, September 18, 2014、Champress, September 18, 2014、al-Hayat, September 19, 2014、Kull-na Shuraka’, September 18, 2014、al-Mada Press, September 18, 2014、Naharnet, September 18, 2014、NNA, September 18, 2014、Reuters, September 18, 2014、SANA, September 18, 2014、UPI, September 18, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:外務省がシリア革命反体制勢力国民連立による予防接種事故を非難(2014年9月18日)

外務在外居住者省は国連事務総長および安保理議長宛に書簡を提出し、そのなかで「トルコの支援を受けたテロ組織に所属する架空の衛生機関」(シリア革命反体制勢力国民連立)がイドリブ県で16日に行ったとされる予防接種で、児童15人が死亡したと報告、非難した。

AFP, September 18, 2014、AP, September 18, 2014、ARA News, September 18, 2014、Champress, September 18, 2014、al-Hayat, September 19, 2014、Kull-na Shuraka’, September 18, 2014、al-Mada Press, September 18, 2014、Naharnet, September 18, 2014、NNA, September 18, 2014、Reuters, September 18, 2014、SANA, September 18, 2014、UPI, September 18, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月17日)

ロイター通信(9月17日付)は、シリア空爆の意思を表明したバラク・オバマ米大統領の演説(9月10日)以降、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市の市街地から姿を消し、またインターネット上での活動も控えるなど、防御態勢に入っている、と伝えた。

またAFP(9月17日付)も、複数の活動家の話として、ダーイシュが米国の空爆を恐れ、ダイル・ザウル県内各所の拠点から撤退を開始した、と報じた。

一方、シリア人権監視団は、オバマ大統領の演説以降、イスラーム国に162人が新たに加入、アレッポ県の教練キャンプに入った、と発表した。

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ハサカ県では、SANA(9月17日付)によると、シリア軍がタッル・シャリーシャ村、大ハージヤ村、小ハージヤ村、タッル・マティーナ村、サッダ村、大ラヒーヤ村、小ラヒーヤ村、クバイバト・マターシール村、大シャルムーフ村、小シャルムーフ村、中シャルムーフ村、シャルムーフ・カルブ村、ハーッラ市、クッビーヤ村、ウワイナ村、タッル・ラフバ村とその周辺一帯を制圧し、治安と安定を回復した。

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アレッポ県では、ARA News(4月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・アラブ市郊外で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦の末、タッル・サイフィー村、カッル・ハディード村、ハルース村、クーシュミー村、ザルハク村を制圧した。

これを受け、西クルディスタン移行期民政局コバネ執行委員会は、アイン・アラブ(コバネ)市一帯で非常警報を発令し、住民らに対して武器を携帯し、ダーイシュとの戦闘に参加するよう呼びかけた。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月17日付)によると、ダイル・ザウル市ジュバイラ地区、ムーハサン市、シャアファ市、ハスラート村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, September 17, 2014、AP, September 17, 2014、ARA News, September 17, 2014、Champress, September 17, 2014、al-Hayat, September 18, 2014、Kull-na Shuraka’, September 17, 2014、al-Mada Press, September 17, 2014、Naharnet, September 17, 2014、NNA, September 17, 2014、Reuters, September 17, 2014、SANA, September 17, 2014、UPI, September 17, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:化学兵器関連施設3カ所を新たに申告(2014年9月17日)

ロイター通信(9月17日付)は、複数の外交筋の話として、シリア政府が化学兵器禁止機関に対して、化学兵器関連施設3カ所を新たに申告したと報じた。

この3施設は、2013年に化学兵器廃棄プロセスが開始された時点では申告がされておらず、リシン・ガス製造のための研究施設が含まれているという。

AFP, September 17, 2014、AP, September 17, 2014、ARA News, September 17, 2014、Champress, September 17, 2014、al-Hayat, September 18, 2014、Kull-na Shuraka’, September 17, 2014、al-Mada Press, September 17, 2014、Naharnet, September 17, 2014、NNA, September 17, 2014、Reuters, September 17, 2014、SANA, September 17, 2014、UPI, September 17, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月16日追記)

ハサカ県では、ARA News(4月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うグワイラーン自由人大隊が、シリア軍との停戦に合意した。

停戦合意は、ハサカ市グワイラーン地区からのグワイラーン自由人大隊戦闘員のアブドゥルアズィーズ山方面への退去、重火器引き渡しなどを骨子とする。

ARA News, September 17, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き:ヘーゲル国防長官、シリアの反体制派支援効果に懐疑的(2014年9月16日)

チャック・ヘーゲル米国防長官は、上院軍事委員会の公聴会に出席し、シリアの反体制派への教練では「現地のパワー・バランスは変更できないことを我々は理解している」と証言した。

また、ダーイシュ(イスラーム国)掃討のため、シリア領内への空爆を含めた軍事計画を策定し、自身とマーティン・デンプシー統合参謀本部議長がこれを承認したと証言した。

また公聴会に出席したデンプシー統合参謀本部議長も、ダーイシュが米本土の脅威となった場合は、地上部隊の投入をバラク・オバマ米大統領に進言すると述べる一方、自らが承認した軍事計画が「シリア領内のダーイシュの「聖域」を標的とした軍事攻撃を含む」ことを明らかにした。

一方、シリア空爆と合わせてオバマ米大統領が行うとしているシリアの反体制武装集団への支援について、ヘーゲル国防長官は「反体制派への支援は、議会が承認しなければ、多くの時間が失われる」と警鐘を鳴らした。

ヘーゲル国防長官によると、反体制派支援は「穏健」な反体制派の戦闘員5,000人の教練を骨子とするが、「5,000人では現地のバランスを変更するには不充分で、我々はそのことを理解している」と白状した。

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イラン・イスラーム革命防衛隊のモハンマド・アリー・ジャアファリー総司令官は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)の壊滅をめざすとする米国の姿勢に関して「この組織が自ら(米国)の目標を実現できないと感じて、戦おうとしている」と非難した。

ジャアファリー総司令官はまた「我々こそが最初から、シリアでダーイシュと戦い、その根絶に貢献しようとしてきた」としたうえで、「もしパリでの会合に招待されていたとしても、米国指導部を軸としている会合への出席を拒否していたろう」と述べた。

さらに、米国はダーイシュ以外の「テロ集団」を支援し続け、イラクでは北部のクルド人を支援するためだけに駐留している、と非難した。

そのうえで、米国がシリア空爆に踏み切れば、「米国は後悔することになるだろう…。イランはシリア政府の政策を支持し、政治支援を続ける。しかし軍事的に介入することはない」と強調した。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はカタールへの公式訪問を終え帰国し、記者団に対して、対シリア、イラク国境地帯に緩衝地帯を設置する意向を明らかにした。

AFP(9月16日付)などが伝えた。

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スタファン・デミストゥラ共同特別代表はフランスを訪問し、ローラン・ファビウス外務大臣ら外務省、大統領府高官と会談した。

また同日晩、パリ滞在中のサウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣とも会談を行った。

『ハヤート』(9月17日付)が伝えた。

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シリアでの人権侵害を調査するための国際調査委員会のパウロ・セルジオ・ピネイロ委員長は国連安保理で、シリアとイラクにおける人道状況についての報告を行った。

報告のなかで、ピネイロ委員長は、イラクとシリアの両国においてダーイシュ(イスラーム国)が行っている殺戮の実態を指摘・非難する一方、アサド政権に関して、「大多数の市民が…殺傷されたことの責任がある」と非難した。

AFP(9月16日付)、ロイター通信(9月16日付)などが伝えた。

AFP, September 16, 2014、AP, September 16, 2014、ARA News, September 16, 2014、Champress, September 16, 2014、al-Hayat, September 17, 2014、Kull-na Shuraka’, September 16, 2014、al-Mada Press, September 16, 2014、Naharnet, September 16, 2014、NNA, September 16, 2014、Reuters, September 16, 2014、SANA, September 16, 2014、UPI, September 16, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:ダーイシュがシリア軍戦闘機を撃墜(2014年9月16日)

ラッカ県では、『ハヤート』(9月17日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍のMiG戦闘機をラッカ市近郊で撃墜した。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ダーイシュによる戦闘機撃墜はイラクのモスル市制圧後初めてだという。

同監視団によると、シリア軍はこの日ラッカ市に対して5度にわたって空爆を行った。

シリア・プレス(9月16日付)によると、撃墜されたMiG戦闘機は、ラッカ市各所をミサイルで攻撃中に撃墜され、ラッカ市郊外のハスィーワ地区の民家に墜落した。

この墜落で住民8人が死亡したという。

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アレッポ県では、クルド人戦線旅団広報局が声明を出し、アイン・アラブ市郊外のマガーラ村、アシマ村間、ハッラーブ・アトウ村、ズール・マガール村で、西クルディスタン移行期文民局人民防衛隊主体のユーフラテスの火山作戦司令室指揮下の部隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュ戦闘員17人を殲滅したと発表した。

しかし、ARA News(9月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュの攻撃を受け、ザイラク村、タアラク村の大部分から撤退した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(9月16日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ムーハサン、マリーイーヤ市、ブーウマル、スィヤーサ橋で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(9月16日付)によると、カーミシュリー市のスエズ運河地区、ザイトゥーニーヤ、アッシリア地区、マイサルーン地区に、ダーイシュ(イスラーム国)が撃った迫撃砲弾が着弾、カーミシュリー国際空港一帯に展開するシリア軍がこれに対して応戦した。

一方、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は声明を出し、タッル・ハミース市郊外の19の村と7つの農村をダーイシュから奪還、制圧したと発表した。

AFP, September 16, 2014、AP, September 16, 2014、ARA News, September 16, 2014、September 17, 2014、Champress, September 16, 2014、al-Hayat, September 17, 2014、Kull-na Shuraka’, September 16, 2014、al-Mada Press, September 16, 2014、Naharnet, September 16, 2014、NNA, September 16, 2014、Reuters, September 16, 2014、SANA, September 16, 2014、Syria Press Agency, September 16, 2014、UPI, September 16, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:アサド大統領がイラク国家安全保障顧問と会談(2014年9月16日)

アサド大統領は、イラクのハイダル・アバーディー新首相の特使としてダマスカスを訪問したファーリフ・ファイヤード国家安全保障顧問と会談した。

会談でファイヤード顧問は、イラク情勢の近況をアサド大統領に報告し、「テロとの戦い」の分野でイラク・シリアの協力・強調の強化の重要性を訴えた。

これに対して、アサド大統領は、イラクとシリアにおける「テロとの戦い」がテロ支援国への圧力から始められるべきだとの見方を示す一方、イラク・シリアの治安部門での協力に満足の意を示した。

SANA(9月16日付)が伝えた。

SANA, September 16, 2014
SANA, September 16, 2014

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ウムラーン・ズウビー情報大臣はマナール・チャンネル(9月16日付)のインタビューに応じ、パリでの「イラクの平和と安全保障に関する国際会議」に関して、「カタール、サウジアラビア、トルコといったテロ支援国がテロとの戦いに参加すると宣言することは奇異で非論理的だ」と批判した。

AFP, September 16, 2014、AP, September 16, 2014、ARA News, September 16, 2014、Champress, September 16, 2014、al-Hayat, September 17, 2014、Kull-na Shuraka’, September 16, 2014、al-Mada Press, September 16, 2014、Naharnet, September 16, 2014、NNA, September 16, 2014、Qanat al-Manar, September 16, 2014、Reuters, September 16, 2014、SANA, September 16, 2014、UPI, September 16, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き:パリでの国際会議、シリア爆撃について触れず(2014年9月15日)

『ニューヨーク・タイムズ』(9月15日付)は、バラク・オバマ米大統領が、米国のシリア空爆をシリア軍が迎撃した場合、「米軍はアサド政権の防空体制を殲滅することになるだろう…。シリア政府の防空施設の場所は明らかなのでダーイシュ空爆より簡単だ」と述べた、と伝えた。

ダーイシュ掃討のためのイラクやシリアでの軍事作戦に関する米上院議員らとの会談で述べたという。

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パリで「イラクの平和と安全保障に関する国際会議」が開催され、米英仏露中、イラク、サウジアラビアなどアラブ諸国10カ国を含む26カ国首脳・外相、3機関の代表らが参加、ダーイシュをイラクだけでなく国際社会の脅威と位置づけたうえで、イラク政府の要請に基づき、軍事支援を含む必要なすべての措置をとることで一致した。

一方、サウジアラビアのサウード・ファイサル外務大臣は、「ダーイシュは、アサド政権の性格ゆえにシリア領に存在し、同地を訓練、兵站支援、自由な往来の場としている。ダーイシュ打倒のためのいかなる戦略も、彼らが存在するシリア領内を含めることが不可欠だ」と述べた。

しかし、『ハヤート』(9月16日付)によると、会議に参加したほとんどの国、機関は、シリア情勢への対応、とりわけバラク・オバマ米大統領が意思表明したシリアへの空爆についての発言、協議は避けられた。

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イラン最高指導者のアリー・ハーメネイー師は、ダーイシュ(イスラーム国)掃討に向けた米国との協調を改めて拒否した。

『ハヤート』(9月16日付)が伝えた。

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AFP(9月15日付)は、クナイトラ県ゴラン高原の非武装地帯に展開しているUNDOF隊員数百人がイスラエル領内に撤退した、と伝えた。

AFP, September 15, 2014、AP, September 15, 2014、ARA News, September 15, 2014、Champress, September 15, 2014、al-Hayat, September 16, 2014、Kull-na Shuraka’, September 15, 2014、al-Mada Press, September 15, 2014、Naharnet, September 15, 2014、The News York Times, September 15, 2014、NNA, September 15, 2014、Reuters, September 15, 2014、SANA, September 15, 2014、UPI, September 15, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:シリア軍がダイル・ザウルのダーイシュを完全包囲(2014年9月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するダイル・ザウル市の東部(ジャズィーラ地区)と同市西部を結ぶスィヤーサ橋をシリア軍が破壊、ジャズィーラ地区が完全に孤立した。

シリア軍はダイル・ザウル市西部のアイヤーシュ検問所、南部のパノラマ検問所、東部のハラービシュ検問所も制圧しており、ジャズィーラ地区のダーイシュへの兵站、住民への支援物資の陸路での搬入は不可能となった。

シリア軍はダーイシュ包囲と並行して、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、工業地区を空爆、またジュバイラ地区、ラシュディーヤ地区、マヤーディーン市のダーイシュシャリーア法廷でダーイシュと交戦した。

一方、ダーイシュは、シャフア村のモスクでの会合で、住民に対して武器と、ダーイシュの旗を引き下ろした犯人の引き渡しを求めるとともに、家宅捜査を行い犯人が見つかった場合、その家を爆破すると脅迫した。

他方、SANA(9月15日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ジュバイラ地区、ナズラト・ラディーサート地区、マヤーディーン市、ムーハサン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

Twitter, September 15, 2014
Twitter, September 15, 2014

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ハミース市一帯で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、14日に制圧した村と合わせて14の村と農場を奪還した。

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アレッポ県では、ARA News(9月15日付)によると、スィッリーン町一帯で、ユーフラテスの火山合同作戦司令室指揮下の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、「自由シリア軍」がダーイシュ(イスラーム国)と砲撃戦を行った。

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西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区執行評議会は声明を出し、ハサカ県カーミシュリー南部で住民約50人の遺体が発見された事件に関して、ダーイシュ(イスラーム国)の犯行だと主張、人民防衛隊による「虐殺」だとする一部活動家による主張を否定した。

AFP, September 15, 2014、AP, September 15, 2014、ARA News, September 15, 2014、Champress, September 15, 2014、al-Hayat, September 16, 2014、Kull-na Shuraka’, September 15, 2014、al-Mada Press, September 15, 2014、Naharnet, September 15, 2014、NNA, September 15, 2014、Reuters, September 15, 2014、SANA, September 15, 2014、UPI, September 15, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:YPG、シリア軍がハサカで攻勢(2014年9月14日)

ハサカ県では、ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・ハミース市郊外のラヒーヤ村、ハージヤ村、クバイブ村、ハーリカ村、アブー・ハザフ村およびその一帯を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

この戦闘で、ダーイシュ戦闘員15人が死亡した。

また同監視団によると、ダーイシュが占拠するタッル・ハミース市郊外のハージヤ村、タッル・ハリール村で少なくとも19人が死亡した。

これに関して、アリー・ハーリスを名乗る活動家らは、ダーイシュと交戦を続ける人民防衛隊と「シャッビーハ」がカーミシュリー市南部のタッル・ハリール村、ワカーア村、タッル・ハミース市郊外のハージヤ村で女性、子供を含む42人を処刑したと指摘している。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャダーディー市南部一帯にあるダーイシュ拠点を空爆した。

またハサカ市グワイラーン地区東部で、シリア軍、国防隊が、ダーイシュに共鳴する反体制武装集団との戦闘を続けた。

このほか、ARA News(9月15日付)によると、カーミシュリー市各所にダーイシュが撃った迫撃砲弾が着弾し、住民3人が死傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって制圧されているティブニー軍事基地内にあるダーイシュの宿舎を空爆し、戦闘員17人と子供1人が死亡した。

死亡した子供は、宿舎の親戚を訪問中に空爆に巻き込まれたのだという。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(9月14日付)が、12日にシリア革命家戦線によって拘束された自爆未遂犯4人に関して、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員だったことを明らかにしたうえで、同戦線がそのうちの2人を処刑したと報じ、遺体の写真を転載した。

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シリア革命家戦線、イスラーム軍はそれぞれ声明を出し、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市でダーイシュ(イスラーム国)と停戦合意を交わしたとの報道を否定した。

AFP, September 14, 2014、AP, September 14, 2014、ARA News, September 14, 2014、September 15, 2014、Champress, September 14, 2014、al-Hayat, September 15, 2014、Kull-na Shuraka’, September 14, 2014、al-Mada Press, September 14, 2014、Naharnet, September 14, 2014、NNA, September 14, 2014、Reuters, September 14, 2014、SANA, September 14, 2014、UPI, September 14, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がクーリーヤ市郊外、マヤーディーン市のスーフィー聖者廟複数カ所を爆破・破壊した。

一方、SANA(9月13日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、アルディー地区、ティブニー町、ムーハサン市、マリーイーヤ村で、シリア軍がダーイシュの追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(9月13日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区での反体制武装集団との戦闘で、シリア軍の大尉1人を含む4人が死亡した。

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アナトリア通信(9月13日付)などによると、米国によるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)掃討のための空爆を恐れ、アレッポ県バーブ市などダーイシュが占拠する地域の住民が避難している、と報じた。

AFP, September 13, 2014、Anadolu Ajansı, September 13, 2014、AP, September 13, 2014、ARA News, September 13, 2014、Champress, September 13, 2014、al-Hayat, September 14, 2014、Kull-na Shuraka’, September 13, 2014、al-Mada Press, September 13, 2014、Naharnet, September 13, 2014、NNA, September 13, 2014、Reuters, September 13, 2014、SANA, September 13, 2014、UPI, September 13, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:テロとの戦いは、主権、独立の尊重が前提(2014年9月13日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、米国によるシリア空爆の可能性に関して、『ビナー』(9月13日付)に対し、「テロに対する勝利は、独立、主権、そして当該国政府との協調がなければ成功し得ない」と述べた。

AFP, September 13, 2014、AP, September 13, 2014、ARA News, September 13, 2014、al-Bina’, September 13, 2014、Champress, September 13, 2014、al-Hayat, September 14, 2014、Kull-na Shuraka’, September 13, 2014、al-Mada Press, September 13, 2014、Naharnet, September 13, 2014、NNA, September 13, 2014、Reuters, September 13, 2014、SANA, September 13, 2014、UPI, September 13, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市西方にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が砲撃、これに対してダーイシュもダクルマーン村、タアラク村、ブーザール村を、ダーイシュ(イスラーム国)が砲撃した。

両者の戦闘は11日にマフムーディーヤ村一帯でも発生し、アイン・アラブ市東部のカイズ村が砲撃を受けていた。

またシリア軍はダーイシュが占拠するバーブ市のファーティマ・モスク近郊を空爆し、住民4人が死亡した。

さらにARA News(9月13日付)によると、シリア軍はアイン・アラブ市南部のクーザーク村にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を空爆した。

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ラッカ県では、SANA(9月12日付)によると、ラッカ市カッラ・クーザーク橋近くのダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所をシリア軍が攻撃、破壊し、外国人戦闘員を殺傷した。

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ダイル・ザウル県では、現地活動家によると、シリア軍がタリーフ村の製塩工場にあるダーイシュ(イスラーム国)拠点をシリア軍が空爆し、ダーイシュ戦闘員5人が死亡、20人以上が負傷した。

AFP, September 12, 2014、AP, September 12, 2014、ARA News, September 12, 2014、September 13, 2014、Champress, September 12, 2014、al-Hayat, September 13, 2014、Kull-na Shuraka’, September 12, 2014、September 13, 2014、al-Mada Press, September 12, 2014、Naharnet, September 12, 2014、NNA, September 12, 2014、Reuters, September 12, 2014、SANA, September 12, 2014、UPI, September 12, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:リフアト・アサド前副大統領の息子に対する粛清(2014年9月12日)

アラビー21(2014年9月12日付)によると、ラタキア県ラタキア市、ジャブラ市にあるリーバール・アサド氏名義の不動産物件(マンションなど)に対して、空軍情報部などからなる治安部隊が強制捜査を行い、守衛らを追放、同物件を違法建築だとして接収、破壊した。

リーバール・アサドは、リフアト・アサド前大統領の息子(アサド大統領のいとこ)で、英国で反体制活動を指導している。

AFP, September 12, 2014、AP, September 12, 2014、ARA News, September 12, 2014、Arabi21, September 12, 2014、Champress, September 12, 2014、al-Hayat, September 13, 2014、Kull-na Shuraka’, September 12, 2014、al-Mada Press, September 12, 2014、Naharnet, September 12, 2014、NNA, September 12, 2014、Reuters, September 12, 2014、SANA, September 12, 2014、UPI, September 12, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き:イスラーム過激派(自由シリア軍)とダーイシュがダマスカスで初の停戦(2014年9月11日追記)

シリア人権監視団は、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で潜伏・活動するダーイシュ(イスラーム国)と反体制ジハード主義武装集団が11日、停戦合意を結んだと発表した。

停戦合意は、①戦闘の停止、②民間人、戦闘員双方への背教宣告の禁止、③「ヌサイリー・ラーフィディーン(シーア派)政権」を根本的な敵とみなす、ことなどを骨子とするという。

停戦合意に署名したのはガーブの鷹司令官のアブー・アブドゥッラフマーン氏とアブー・ファフド氏、シリア革命家戦線司令官のアブー・フィダー氏、アブー・ハサン氏、アブー・マーズィン氏、アブー・アラブ大尉、ダーイシュのハジャル・アスワド地区指導者のアブー・ヒシャーム。

Kull-na Shuraka', September 12, 2014
Kull-na Shuraka’, September 12, 2014

 

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アレッポ県では、ユーフラテスの火山合同作戦司令室が声明を出し、アイン・アラブ市南部のクーザーク村橋の近くで、初となるダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦を実施し、ダーイシュ戦闘員15人を殲滅したと発表した。

ユーフラテスの火山合同作戦司令室は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とアイン・アラブ市で活動する「自由シリア軍」からなる組織。

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アレッポ県では、SLN(9月12日付)によると、クワイリス航空基地近くでシリア軍ヘリコプターが墜落し、ダーイシュ(イスラーム国)がパイロットのマティーア・アッバース氏を捕捉した。

Kull-na Shuraka’, September 12, 2014、SLN, September 12, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:国際的同盟がテロ撲滅を目的とするのであれば参加する(2014年9月11日追記)

ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官はマヤーディーン(9月12日付)に、ダーイシュ(イスラーム国)掃討を目指す米国の動きを「テロ撲滅ではなく、「再問題化」で…バラク・オバマ米大統領の戦略には曖昧な点が多い」と批判した。

そのうえで、「シリアは、テロ撲滅を目的とするのであれば、あらゆる国際的な同盟に参加する用意がある」と強調した。

Qanat al-Mayadin, September 11, 2014をもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が制圧するバーブ市に対して、シリア軍が6回にわたり空爆を行い、標的となった市場などで住民11人が死亡、17人が負傷した。

同監視団によると、バーブ市では数日前に、ダーイシュがシリア軍の空爆に備えて、住民に避難勧告を行っていたという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市のハウィーカ地区、ジュバイラ地区、タバンイー町のダーイシュ(イスラーム国)本部・拠点などに対して、シリア軍が3度にわたって空爆を行い、ダーイシュ戦闘員複数名が死傷した。

またブーカマール市で住民ら多数が「何者か」に逮捕された。

この摘発活動は、ブーカマール市を占拠するダーイシュ戦闘員を標的とした襲撃事件が頻発することに対処するため、ダーイシュ「ユーフラテス州」がパトロール活動を強化したことと時を一にしているという。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に協力的なグワイラーン自由人大隊などの武装集団が潜伏するハサカ県グワイラーン地区で、シリア軍、国防隊が同武装集団と交戦し、同地区西部(西グワイラーン地区)の複数カ所を制圧した。

シリア人権監視団によると、戦闘で軍、国防隊側に28人の戦死者が出るとともに、住民数万人が避難した。

AFP, September 11, 2014、AP, September 11, 2014、ARA News, September 11, 2014、Champress, September 11, 2014、al-Hayat, September 12, 2014、Kull-na Shuraka’, September 11, 2014、al-Mada Press, September 11, 2014、Naharnet, September 11, 2014、NNA, September 11, 2014、Reuters, September 11, 2014、SANA, September 11, 2014、UPI, September 11, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:米国によるシリア爆撃は敵対行為(2014年9月11日)

アサド大統領はダマスカス訪問中のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表と会談した。

アサド大統領は会談で、シリアおよび中東地域の現状のなかでテロとの戦いが最優先課題になったと指摘し、テロがシリア人どうしの対話を通じた国民和解への支援を脅かしているとの見方を示した。

一方、デミストゥラ共同特別代表は、テロとの戦い、国民和解の推進と並行して、政治プロセスを通じたシリア国内外のすべての当事者による紛争の平和的解決にむけた行動への努力への意思が表明された。

会合には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣らが同席した。

SANA(9月11日付)が伝えた。

会談後の記者会見で、デミストゥラ共同特別代表は、「テロ組織に対抗しなければならない。このことは明白だ。国際社会は次第にこの分野において互いに接近しつつある…。軋轢はなく、治安措置、そして迅速で、効率的で、集団的な政治的トラックを統合することを通じたテロとの戦いがあるのみで、それがテロリストを国民から孤立させるのに資する」と述べた。

また「政治的解決に至るためシリア人を支援する」との意思を示した。

SANA, September 11, 2014
SANA, September 11, 2014

 

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アリー・ハイダル国民和解問題担当国務大臣は、10日のバラク・オバマ米大統領の演説に関して「シリア政府の同意を得ていないいかなる行為もシリアに対する敵対行為だ…。国際法に従うと、シリアとの協力、協調、同意が、軍事的であれ、非軍事的であれいかなる活動においても不可欠だ」と述べた。

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表との会談後、記者団の質問に答えたハイダル国務大臣はしかし「シリアに対する敵対行為にシリアが報復するか否かは、その時になってみなければ話すことはできない」とも述べた。

AFP, September 11, 2014、AP, September 11, 2014、ARA News, September 11, 2014、Champress, September 11, 2014、al-Hayat, September 12, 2014、Kull-na Shuraka’, September 11, 2014、al-Mada Press, September 11, 2014、Naharnet, September 11, 2014、NNA, September 11, 2014、Reuters, September 11, 2014、SANA, September 11, 2014、UPI, September 11, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月10日)

ダイル・ザウル県では、マサール・プレス(9月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地周辺でシリア軍と戦闘の末、軍の哨所複数カ所を制圧し、空港への包囲を強めた。

この戦闘でシリア軍兵士8人、ダーイシュ戦闘員5人が死亡したという。

またダイル・ザウル市アルディー地区では、シリア軍がダーイシュ掃討のために空爆を行い、8人が死亡した。

一方、SANA(9月10日付)によると、ダイル・ザウル市ウルフィー地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、マヤーディーン市、ムーハサン市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。

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アレッポ県では、『クドス・アラビー』(9月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマンビジュ市でクルド人約50人を逮捕し、財産を没収した。

AFP, September 10, 2014、AP, September 10, 2014、ARA News, September 10, 2014、Champress, September 10, 2014、al-Hayat, September 11, 2014、Kull-na Shuraka’, September 10, 2014、al-Mada Press, September 10, 2014、Naharnet, September 10, 2014、NNA, September 10, 2014、al-Quds al-‘Arabi, September 10, 2014、Reuters, September 10, 2014、SANA, September 10, 2014、UPI, September 10, 2014などをもとに作成。

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