ヨルダン軍総司令部筋によると、13日晩、警告を無視して、シリア領内からヨルダン領内への不法入国を試みた車輌4台とヨルダン国境警備隊が交戦し、車輌4台を破壊した。
『ハヤート』(6月15日付)が報じた。
al-Hayat, June 15, 2014をもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
抵抗への忠誠ブロック(ヒズブッラーが主導する国会会派)に所属するワリード・スッカリーヤ人民議会議員(無所属)は『ジュムフーリーヤ』(6月13日付)に「ヒズブッラーはイラクとは無関係だ…。イラクは党の能力を超えている」と述べ、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢を受けるイラクにヒズブッラーが介入すべきでないと強調した。
しかしスッカリーヤ議員は「ダーイシュという異常な現象を終わらせる時が来た」と付言した。
ナハールネット(6月13日付)によると、レバノン軍は声明を出し、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、アブドゥッラー・アッザーム旅団(シャームの民のヌスラ戦線)のシリア人メンバー5人を逮捕したと発表した。
AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、al-Jumhuriya, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市、ムライハ市一帯、ランクース市郊外およびその周辺を軍が「樽爆弾」などで空爆、また軍、ヒズブッラー戦闘員がムライハ市一帯などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。
またカラムーン地方での軍、ヒズブッラー戦闘員とジハード主義武装集団との戦闘で、ヒズブッラー戦闘員6人が死亡したという。
一方、SANA(6月13日付)によると、ムライハ市およびその周辺、ザバダーニー市、ランクース市郊外、上ハフィール町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、イスラーム旅団、サイフッラー・マスルール大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で軍、ヒズブッラー戦闘員が、ジハード主義武装集団と交戦した。
またクッルナー・シュラカー(6月13日付)によると、イスラーム軍とアジュナード・シャーム・イスラーム連合は、軍が拠点として使用していたジャウバル区内のビルの地下にトンネルを掘り、爆弾を仕掛けて爆発、ビルを全壊させ、40人以上の兵士が死亡した。
一方、SANA(6月13日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
アレッポ県では、マサール・プレス(6月14日付)によると、「革命家」が、軍、ヒズブッラー戦闘員との交戦し、ハーン・トゥーマーン村一帯を奪還した。
反体制武装集団が奪還した地域には戦略的要衝とされるマクラア地区も含まれるという。
この戦闘で軍側に9人、反体制武装集団に5人の死者が出たという。
また、マサール・プレスによると、アザーン山、アレッポ市ザフラー地区でも軍と反体制武装集団が交戦、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、シャッアール地区、バーブ街道地区、タカード村などを軍が空爆し、市民3人が死亡した。
一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市ザフラー地区の空軍情報部周辺で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、ムハージリーン・ワ・アンサール軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。
他方、SANA(6月13日付)によると、アレッポ市フィルドゥース地区、ライラムーン地区、マーリア市、アターリブ市、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アイス村、ハイヤーン町で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アトマーン村南部で軍がジハード主義武装集団の車列を要撃し、戦闘員5人が死亡した。
一方、SANA(6月13日付)によると、フラーク市、アトマーン村、インヒル市、ヌアイマ村、ラジャート高原周辺、ウンム・ハウラーン丘北部、ズィムリーン村北東部、ダルアー市バジャービジャ地区、Syriatel一帯などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カサブ町郊外の第45監視塔周辺で、軍、国防隊、アレキサンドレッタ解放シリア抵抗運動、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム・イスラーム運動、アンサール・シャーム運動、シャーム軍団、カーディスィーヤの民師団、我らがシャーム連合などと交戦した。
一方、SANA(6月13日付)によると、カサブ町・ファルラク村街道に位置する第714高地、第767高地、第803高地を軍が奪還した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、軍がカフルヌブーダ町を「樽爆弾」で空爆した。
一方、SANA(6月13日付)によると、カフルズィーター市、フバイト村、ムーリク市、タッル・シャマー村、ハルダーナー村、アブー・フバイラート村、ウンム・ミール村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(6月13日付)によると、ウンム・サフリージュ村、ラッフーム村、西サラーム村、スルターニーヤ村、アルシューナ村、タッルドゥー市、ラスタン市、サムアリール村、ブルジュ・カーイー村、タラフ村、タッルダハブ村、ウンム・シャルシューフ村、アイン・フサイン村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、SANA(6月13日付)によると、アルバイーン山周辺、マアッルタバイー村、イドリブ市・ハーリム市街道、バシーリーヤ村、ジダール・ビカフルーン村などで、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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SANA(6月13日付)は、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、ダイル・ザウル県、ダルアー県、ラッカ県、イドリブ県、アレッポ県、タルトゥース県で反体制武装集団メンバー257人が当局に投降、その後釈放された、と報じた。
AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Masar Press Agency, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。
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ヒムス県のタラール・バラーズィー県知事は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、ヒムス中央刑務所から50人を釈放したと発表した。
SANA(6月13日付)が伝えた。
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トルコで活動するシリア国民情報センター(サダー、http://www.sada.pro/)は、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、当局がヒムス県、ダルアー県、ダイル・ザウル県で12、13日に205人を釈放したことを確認したと発表した。
AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。
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シャーム自由人イスラーム運動(フルサーン・シャリーア大隊)、シリア自由人旅団、ナスル旅団、シャフバーの剣大隊、リジャールッラー大隊連合、殉教者ムハンマド・ストゥーフ大隊は共同声明を出し、「サダー・シャフバー作戦司令室」の設置を宣言、アレッポ県のニッブル市、ザフラー町への軍事作戦を開始すると表明した。
両村の攻撃は軍によるアレッポ市民への報復が目的で、「民間人のなかに紛れているシーア派民兵とシャッビーハの拠点」を標的とするという。
AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。
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民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、イラクでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、『ハヤート』(6月14日付)に、西クルディスタン移行期民政局とイラク・クルディスタン地域がハサカ県で「はじめて合同作業」を行い、ダーイシュを撃退したことを明らかにした。
ムスリム共同党首は「ダーイシュはモスル市制圧後、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)国境通行所(ハサカ県)を除くイラク・シリア国境を制圧しようとしている。しかし、ペシュメルガ(イラク・クルディスタン地域)と人民防衛隊(西クルディスタン移行期民政局)はタッル・クージャル村から約20キロに位置するサラミーヤ村でダーイシュと戦い、撃退した」と述べた。
その一方で、ムスリム共同党首は、ダーイシュがイラク軍から捕獲した米国製の軍用車輌で、「大量の重火器および弾薬」をダーイシュのハサカ県における拠点であるシャッダーディー市に運び込んでいると述べ、「ダーイシュが他の武装集団との戦闘において質的優位」に立つと懸念を表明した。
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シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、イラクでのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、『ハヤート』(6月14日付)に、ダーイシュがモスル市制圧後、対シリア国境の土塁を破壊、またダイル・ザウル県ブサイラ市からハサカ県シャッダーディー市、ユーフラテス川、ハーブール川に至る地域の「大部分」を制圧したと述べた。
アブドゥッラフマーン代表はまた、ダーイシュが小型船で、ダイル・ザウル県からユーフラテス川を北上し、アレッポ県、ハサカ県に武器を運び込んでいると付言した。
これに関して、ジハード主義武装集団の従軍記者は『ハヤート』(6月14日付)、「ダーイシュはバーブ・サラーマ国境通行所(アレッポ県、対トルコ国境)の7キロの地点まで到達し…、ブーカマール市(ダイル・ザウル県)とトルコ国境にいたる地域(兵站線上)、すなわちダイル・ザウル県郊外、ラッカ県、アレッポ県バーブ市、同マンビジュ市を結ぶ地域に15の検問所を設置、各検問所には4~6人の戦闘員を配置している」と述べた。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘が停止した。
同監視団によると、ダーイシュとヌスラ戦線の間で停戦合意に向けた協議が行われているという。
これに関して、『ハヤート』(6月14日付)は、ジハード主義武装集団の動きをフォローしている某研究者の話として、ヌスラ戦線の指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が、ダーイシュの指導者アブー・バクル・バグダーディー氏に忠誠を誓ったとの極秘情報が流れていると報じた。
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シリア民主主義者連合(シリア革命反体制勢力国民連立)は声明を出し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)のイラクでの攻勢に関して、「公正、自由に基づく国家を求める国民の要求を常に拒否し、人権を侵害し、イランに従属する不正に満ちた宗派的、差別的体制を作った…ヌーリー・マーリキー内閣に責任がある」と非難した。
そのうえで、シリア、イラク両国民の自由、尊厳、平等、公正に向けて、イラク国民に協力の手をさし延べたいと延べた。
サラーフッディーン県ファッルージャ市の説教師ハミード・ムハンマド師は金曜礼拝での説教で、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を「革命家・反乱軍」と位置づけ、「ヌーリー・マーリキー内閣の軍への勝利」を強調した。
マダー・プレス(6月13日付)が伝えた。
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マダー・プレス(6月13日付)は、サラーフッディーン県の治安筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が占拠するティクリート市内の警察署、ビージー市のモスクなどを空爆、ダーイシュ戦闘員と降伏した警察官合わせて70人が死傷したと報じた。
またマダー・プレスは、複数の目撃者の話として、イラク軍と人民諸委員会(自警団)がバラド郡イスハーキー地区でダーイシュを掃討、同地を奪還したと報じた。
さらに、ワースィト県警察筋の話として、ワースィト県の治安部隊と義勇兵からなる「ワースィトの火山連隊」がサーマッラー市に援軍として到着し、ダーイシュと交戦、戦闘員13人を殲滅したと報じた。
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マダー・プレス(6月13日付)はバービル県警察の話として、ジュルフ・サフル地方でイラク軍が特殊作戦を実施し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員15人を殲滅したと報じた。
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マダー・プレス(6月13日付)はディヤーラー県警察筋の話として、軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がバアクーバ市北部のアズィーム地区などで交戦したと報じた。
AFP, June 13, 2014、AP, June 13, 2014、ARA News, June 13, 2014、Champress, June 13, 2014、al-Hayat, June 14, 2014、Kull-na Shuraka’, June 13, 2014、al-Mada Press, June 13, 2014、Naharnet, June 13, 2014、NNA, June 13, 2014、Reuters, June 13, 2014、SANA, June 13, 2014、UPI, June 13, 2014などをもとに作成。
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反体制派系シンクタンクの民主共和制研究センターは「2014年5月末までのシリア政府の犯罪犠牲者に関する包括的統計」(http://drsc-sy.org/wp-content/uploads/sites/11/2014/06/Syrian-Statistics-May-2014.pdf)と題した報告書を発表した。
同報告書によると、2011年3月半ばから2014年5月半ばにかけての1,173日(2万8,152時間)での犠牲者数およびその内訳は以下の通り:
身元確認された死者総数:11万8,863人(うちパレスチナ人2,250人、子供1万2,310人、女性1万1,475人、拷問による死者6,495人)
推計死者総数:23万人(うち80%が民間人。またパレスチナ人2,400人、子供1万5,000人、女性1万4,000人、拷問による死者1万8,500人)
推計負傷者総数:18万7,370人
推計逮捕者総数:25万8,260人以上
推計失踪者総数:9万9,440人
シリア郊外の避難民数:356万6,740人
シリア国内の避難民数:765万人
犠牲者・被害者家族総数:1,562万7,402人
DRSC, June 12, 2014をもとに作成。
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マダー・プレス(6月12日付)は、キルクーク県警察の話として、県西部のマンザラ地区近くでイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とイラク・クルディスタン地域ペシュメルガが交戦、ペシュメルガ戦闘員5人が負傷、従軍記者1人が死亡したと報じた。
またダブス地方では、ペシュメルガ第2連隊のナーディル・アブドゥッラー准将が乗った車の近くでダーイシュが仕掛けた爆弾が爆発し、同乗していた息子が死亡、准将も負傷した。
一方、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガのキルクーク県司令官のシールクー・ファーティフ・シャワーニー准将は、ペシュメルガが警察部隊と連携して、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧していた県南部、東部、西部の要衝を奪還、南東部以外の全域を制圧したと発表した。
このほか、イラク・クルディスタン地域のジャアファル・シャイフ・ムスタファー・ペシュメルガ大臣はキルクーク県西部のペシュメルガの陣地複数カ所を視察した。
視察を終えたムスタファー大臣は、ペシュメルガの部隊がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によって制圧されたイラク軍旅団基地の一つを奪還したと発表した。
なお視察途中で、ムスタファー大臣の乗った車列がダーイシュの襲撃を受け、大臣のボディーガード1人が死亡した。
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マダー・プレス(6月12日付)は、バービル県作戦司令室の話として、ヒッラ市北部のジュルフ・サフル地方ファーディリーヤ地区をイラク軍が砲撃し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員(非イラク人)51人が死亡したと報じた。
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ティグリス作戦司令室は、ディヤラ県アズィーム地方でイラク軍がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュの車輌3台を破壊し、戦闘員7人を殲滅したと発表した。
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マダー・プレス(6月12日付)によると、イラク軍総司令部は、ニナワ県およびその周辺一帯のイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の拠点への空爆を開始し、モスル市南部のガズラーニー軍事基地のダーイシュ拠点などを攻撃したと発表した。
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マダー・プレス(6月12日付)は、内務省の話として、バグダード県南部のルトフィーヤ地区でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と警官隊が交戦し、双方に10人の死者が出たと報じた。
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マダー・プレス(6月13日付)によると、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)はサラーフッディーン県ティクリート市で部族会合を開き、アフマド・アブド・ラシード氏を県知事に選出した。
AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、June 13, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。
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NNA(6月12日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外のワーディー・フマイド地区で、シャームの民のヌスラ戦線がシリア人避難民の野営地を襲撃し、避難民に発砲、1人が死亡、1人が負傷した。
ヌスラ戦線はまたシリア人2人を拉致し、連れ去った。
AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。
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ヒムス県では、SANA(6月12日付)などによると、ヒムス市ワーディー・ザハブ地区の警察官舎交差点近くで爆弾が仕掛けられた車が爆発し、市民7人が死亡、55人が負傷した。
また、ウンム・シャルシューフ村、ガジャル村、ラスタン市、アイン・フサイン村、アーミリーヤ村、キースィーン村、ブルジ・カーイー村、サフリージュ村、ジャッラード村、スルターニーヤ村、西サラーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
一方、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺での11日からの軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員との戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が18人が死亡した。
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ダマスカス県、ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区を軍が砲撃した。
またクッルナー・シュラカー(6月12日付)などは、当局がハジャル・アスワド市で抵抗を続ける反体制武装集団に停戦を受諾させるために、同地区への水道供給を停止した、と報じた。
一方、SANA(6月12日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市を軍が「樽爆弾」などで空爆し、女性2人を含む3人が死亡した。
一方、SANA(6月12日付)によると、ハニータ村、ハキーヤ村、ラスム・アブラ村、アルシューナ村、ムーリク市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がサアドゥッラー・ジャービリー広場(サアドゥッラー・ジャービリー地区)、警察署、裁判所一帯を手製の迫撃砲で攻撃し、多数の市民が負傷した。
また反体制武装集団は、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所に続く軍の兵站路に対しても砲撃を行った。
これに対して、軍はバータブー村、ブルジュ村、バービカ村、カフル・カルミーン村、タカード村、アブザムー町、ハイヤーン町、マーリア市などを空爆し、子供4人と女性4人の合わせて8人が死亡した。
このほかアレッポ市ザフラー地区で、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がヌスラ戦線などと交戦、同地を「樽爆弾」などで砲撃・空爆した。
一方、SANA(6月12日付)によると、シャイフ・サアド村、カフルナーハー村、ハーディル村、ウワイジャ地区、アブティーン村、カフルアービジュ村、アインジャーら村、ハーン・アサル村、フライターン市、シャイフ・ルトフィー村、アレッポ市インザーラート地区、ジュダイダ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市、ザマルカー町周辺、ザバダーニー市、ムライハ市一帯、ランクース市で軍と反体制武装集団が交戦した。
一方、SANA(6月12日付)によると、タッル・クルディー町各所、アーリヤ農場、アッブ農場、ムライハ市および
SANA(6月12日付)によると、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、ダルアー県で124人、ダイル・ザウル県で31人が釈放された。
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外務在外居住者省は国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでシリア大統領選挙が「民主主義、透明性のもとで実施された」と報告、「選挙がシリアの危機の平和的解決実現の障害だとする言説を破綻させた」と主張した。
AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。
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民主的変革諸勢力国民調整委員会は、6月7~8日にかけて開催された執行部会合に関する声明を出し、大統領選挙を「独裁政権の手法継続をもたらす」と非難した。
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自由シリア軍南部戦線を構成する54の武装集団が共同声明を出し、投降者、負傷者、非武装者との戦闘禁止、拘束者の拷問禁止、拉致禁止、裁判なき処罰の禁止などを宣言し、人権擁護、国際法を順守すると誓約した。


AFP, June 12, 2014、AP, June 12, 2014、ARA News, June 12, 2014、Champress, June 12, 2014、al-Hayat, June 13, 2014、Kull-na Shuraka’, June 12, 2014、al-Mada Press, June 12, 2014、Naharnet, June 12, 2014、NNA, June 12, 2014、Reuters, June 12, 2014、SANA, June 12, 2014、UPI, June 12, 2014などをもとに作成。
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アクス・サイル(6月11日付)は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)バラカ州(シリアのハサカ県のこと)が、イラク・シリア国境を隔てる土塁をブルドーザなどで破壊し、イラク領内の「ハーリシー軍」(イラク軍。ハーリシーはヌーリー・マーリキー首相の蔑称)の拠点を占拠したとして、その写真を公開した。
写真はバラカ・ニュースが配信したもので、日付は6月10日となっている。













‘Aks al-Sayr, June 11, 2014などをもとに作成。
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レバノン日刊紙『アフバール』(6月11日付)は、アサド大統領に単独インタビューを行った。
インタビューでのアサド大統領の主な発言は以下の通り:
「対話、対話の文化、他者との対話に人々を慣れさせることが次の段階のテーマとなった…。(ヒムス市旧市街での停戦合意は)国防隊と武装集団の対話の結果だ。彼らは互いを知っており、各地区で対話をしている。だから和解は成功した」。
「ロシアのプーチン大統領とはシリアの姿勢を支持し続けている。なぜなら彼は、シリアが曝されている現状が国民の怒りによるものでなく、シリアの役割を打ち砕こうとする諸外国によるものだと理解しているからだ」。

「同盟国イランは、シリアに対する戦争がイランを標的としていることを知っている。なぜならその戦争はレジスタンスとその支援国すべてを標的としているからだ…」。
「テロは彼ら(欧米諸国)の国内で始まった。シリア領内で自爆した米国人もいる…。だた米国は、あらゆる陰謀に与してはいるが、フランスよりも理性的だ。フランスが過激なのはサウジなどとの(武器)契約に起因しているのだと思う」。
「カタールは依然として武装集団に資金援助をしているが、イランに接近したいと考えるようになっている」。
(レバノン大統領選挙に関して)「我々はアラブのいかなる国の内政にも干渉しない。しかし、ミシェル・アウン元将軍(自由国民潮流代表)が大統領に選出されれば歓迎する。それはレバノンの国益、さらには両国関係にも視するためだ。我々は彼が愛国的であり、宗派主義的でなく、レジスタンスとウルーバ(アラブ性)を信奉していることを知っている」。
al-Akhbar, June 11, 2014をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
バラク・オバマ米大統領が駐カタール大使に指名したダナー・シェル・スミス女史(国務省顧問)は、シリアの穏健な反体制勢力への軍事教練を認めるため上院の法案をオバマ政権が支持するだろうと述べた。
『ハヤート』(6月11日付)が伝えた。
AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。
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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(6月11日付)が、複数の目撃者の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がイラク国内で捕獲したイラク軍の車輌や装備多数をハサカ県のヤアルビーヤ国境通行所を経由してシリア国内に搬入していると報じた。

目撃者らによると、弾薬を積んだイラク軍車輌3輌がタッル・ハミース町で目撃され、ダーイシュに近い複数のインターネットサイトでは、武器搬入を指導するアブー・ウマル・シーシャーニー氏の写真が公開された。
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マダー・プレス(6月11日付)は、信頼できる消息筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がサラーフッディーン県のティクリート市、同市東部のダウラ郡を「無血開城」し制圧した。
同消息筋によると、ティクリート市に本部を置いていたイラク軍第4師団司令部は南部のアウジャ村に撤退した。
だが、合同作戦司令部筋によると、アウジャ村でのダーイシュとの戦闘で、イラク軍第4師団のナズィール・アースィム司令官を含む6人が殺害された。
一方、ミシュアーン・ジャッブーリー前国民議会議員(インサーフ戦線)はフェイスブックで、ティクリート市を制圧したダーイシュ戦闘員は、「アッラーの他に神なし」と書かれた黒旗ではなく、イラク・バアス党のイッザト・イブラーヒーム・ドゥーリー書記長の写真を掲げたと綴った。
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AFP(6月11日付)によると、モスル市を制圧したダーイシュは同市のトルコ領事館を占拠し、オズトゥルク・ユルマズ領事と同領事館職員20人を拉致した。
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マダー・プレス(6月11日付)は、治安高官筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)がキルクーク県のリヤード地区にある検問所複数を襲撃し、任務を放棄し逃走しようとした治安部隊隊員6人を含む隊員10人を処刑したと報じた。
またダーイシュはターリキーヤ検問所を襲撃し、イラク軍兵士3人、覚醒評議会メンバー2人を殺害した。
このほか、フワイジャ郡、アッバースィー地区、ザーブ地区、ラシャード地区の政府関連施設を焼き討った。
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イラーキーヤ・チャンネル(6月11日付)は、イラク軍戦闘機がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が制圧していたバグダード・アズィーム街道を空爆し、複数の戦闘員を殺害した。
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ヌーリー・マーリキー首相は週次定例声明でニナワ県、キルクーク県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、志願者からなる予備軍を設置すると発表、各県の部族、市民、政党に対して志願を呼びかけた。
AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、al-Iraqiya Channel, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村周辺で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が爆弾を積んだ自動車を爆発させるともに、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。
これに対して、軍は同地一帯を空爆・砲撃し、ヌスラ戦線などの戦闘員7人が死亡、軍側にも多数の死傷者が出た。
一方、SANA(6月11日付)によると、ラスタン市、カルヤタイン市南部、スルターニーヤ村、シャンダーヒーヤ村、タドムル市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市各所、カフルルーマー村、タッルマナス村を軍が「樽爆弾」などで空爆し、タッル
外務在外居住者省は声明を出し、イラクのニナワ県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、「イラクが直面しているものは、シリアが直面している、外国が支援するテロそのものである」と非難したうえで「すべての国にテロの源泉を枯渇させ…、資金、武器、テロリスト教練、イラクとシリアへの潜入支援を停止するため真摯な行動をとるよう求める」と発表し、国連安保理にテロ行為を非難し、その支援国に対処するための決議の採択を呼びかけた。
また声明では「テロとの戦い」を継続し、「シリア国民の防衛を続ける意思」を強調するとともに、「両国共通の敵であるテロに立ち向かうため、イラクを支援する用意がある」と述べた。
SANA(6月11日付)が伝えた。
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ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、化学兵器禁止機関・国連合同派遣団特別調整官のスィグリッド・カーグ国連事務次長補と会談し、化学兵器廃棄プロセスの進捗について意見を交わした。
SANA(6月11日付)によると、会談でミクダード副大臣は「みなにとって周知の一部の国がシリアが(廃棄に関する)誓約履行を妨害するために、武装テロ集団にあらゆる支援を行っている」と述べ、廃棄プロセス延滞の責任は欧米諸国にあると批判した。
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SANA(6月11日付)によると、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、サイドナーヤー中央刑務所から恩赦実施の第一弾として274人が釈放された。
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人民議会通常会で議長選挙が行われ、ムハンマド・ジハード・ラッハーム議長(バアス党)が173票を得て議長に再選された。
通常会には213人の議員が出席、ラッハーム議長のほか、マーリヤー・サアーダ議員(無所属)が20票を獲得、19票が白票、1票が無効票だった。
また副議長には、ファフミー・ハサン副議長(無所属)が195票を得て再選された(206議員が投票し、白票は9票、無効票は2票だった。
SANA(6月11日付)が伝えた。
AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。
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自由シリア軍最高軍事評議会(参謀委員会)は、イラクのニナワ県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢を受けるかたちでインターネットを通じて声明を出し、「サウジアラビア、トルコ、カタール、UAE、ヨルダンを筆頭とする友好国に対して、テロリスト・ダーイシュに対抗するためにダイル・ザウル県で活動する武装大隊・旅団を支援することを求める」と発表した。
また声明で、最高軍事評議会は、「ダイル・ザウル県で活動する武装大隊・旅団がアサドの悪党とテロリスト・ダーイシュに対抗する一致団結して対抗する必要」があると訴えた。
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UP(6月11日付)は、ツイッターからの情報として、シャームの民の合同作戦司令室、イスラーム戦線、シャームの民のヌスラ戦線が、アレッポ県マンビジュ市、バーブ市などからイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を放逐するための新たな作戦の開始を発表した、と報じた。
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シリア革命反体制勢力国民連立のムハンマド・ハイイル・ワズィール氏(政治委員会メンバー)は、イラクのニナワ県、サラーフッディーン県でのイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の攻勢に関して、「マーリキー政権は、シリア国民に戦争を行うアサド政権の基本的パートナーだ」としたうえで、マーリキー政権が「シリアに展開しているダーイシュの残党がイラク領に入ることを戦略的に保障している」と断じた。
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クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、ダマスカス郊外県カラムーン地方のレバノン国境に近い無人地域で活動する反体制武装集団がビデオ声明を出し、「カラムーンの男たち」と称する新たな武装集団を結成した。
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クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、ダマスカス県南部のカダム区、タダームン区、ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市で活動する「自由シリア軍」の武装集団とゴラン・トルクメン旅団が「トルキスターン・イスラーム党」を結成した。
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クッルナー・シュラカー(6月11日付)によると、シリア国内で反体制活動を続けるマイス・クライディー女史(スワイダー県出身、ドゥルーズ派)が、レバノン民主党(3月8日勢力)のタラール・アルスラーン党首とハルダ村(レバノン山地県アレイ郡)のアルスラーン邸で会談し、対イスラエル闘争、占領地解放などについて意見を交わした。
会談には同じく国内で活動する反体制活動家のニダール・サブア氏も同席した。
クライディー女史は5月に国内で反体制組織「国民行動救済戦線」の発足メンバー。
AFP, June 11, 2014、AP, June 11, 2014、ARA News, June 11, 2014、Champress, June 11, 2014、al-Hayat, June 12, 2014、Kull-na Shuraka’, June 11, 2014、al-Mada Press, June 11, 2014、Naharnet, June 11, 2014、NNA, June 11, 2014、Reuters, June 11, 2014、SANA, June 11, 2014、UPI, June 11, 2014などをもとに作成。
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マダー・プレス(6月10日付)は、ニナワ県治安筋の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)は治安部隊と交戦の末、モスル市の国際空港、ガズラーニー軍事基地を制圧、またイラク軍部隊の撤退を受けモスル市南部のカイヤーラ空軍基地を制圧した。
またダーイシュは、テロ容疑でモスル市内の刑務所・拘置所に3カ所を制圧し、収監・拘置されていた約3,000人を解放した。
一方、ドーアン・ニュース(6月10日付)は、トルコ高官の話として、モスル市でトルコ人貨物車輌運転手28人がダーイシュに拉致されたと報じた。
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キルクーク県スライマーン・ベク地区のムハンマド・バヤーティー地区長はマダー・プレス(6月10日付)に、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の戦闘員数十人が同地区に潜入し、警察官数名を殺害、同地区を制圧したことを明らかにした。
またキルクーク県警察によると、フワイジャ郡、ザーブ地区、リヤード地区、アッバースィー地区、ラシャード地区などから治安部隊が撤退し、ダーイシュが同地を制圧したほか、シャルカート郡のクナイトラ村、フマイサート村、シャイフ・ハマド村、カンウース村、マシュハド村、スライマーン村も制圧した。
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マダー・プレス(6月10日付)は、サラーフッディーン県軍消息筋の話として、ダウル郡にあるイラク軍兵舎をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が襲撃し、士官1人と兵士1人が殺害されたと報じた。
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マダー・プレス(6月10日付)は、内務省筋の話として、首都バグダード西部のアブー・グライブ郡ザイダーン村で軍とイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が交戦したと報じた。
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ジェニファー・サキ米国務省報道官は、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)によるモスル市の制圧に関して「深刻な懸念を感じている」と述べ、イラク政府への支援を行うとの意思を示した。
AFP, June 10, 2014、AP, June 10, 2014、ARA News, June 10, 2014、Champress, June 10, 2014、Dogan Haber Ajansi, June 10, 2014、al-Hayat, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 10, 2014、al-Mada Press, June 10, 2014、Naharnet, June 10, 2014、NNA, June 10, 2014、Reuters, June 10, 2014、SANA, June 10, 2014、UPI, June 10, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
LBCI(6月10日付)によると、ベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック市郊外で、シャームの民のヌスラ戦線の武装集団が、シリア人、レバノン人労働者10人を拉致した。
レバノン軍の追跡によりうち6人は釈放されたが、残る4人は依然拘束中だという。
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レバノンの声(6月10日付)は、シリア軍戦闘機がレバノン領内に進入し、ベカーア県東レバノン山地の反体制武装集団拠点を空爆したと報じた。
AFP, June 10, 2014、AP, June 10, 2014、ARA News, June 10, 2014、Champress, June 10, 2014、al-Hayat, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 10, 2014、LBCI, June 10, 2014、al-Mada Press, June 10, 2014、Naharnet, June 10, 2014、NNA, June 10, 2014、Reuters, June 10, 2014、SANA, June 10, 2014、UPI, June 10, 2014、Voice of Lebanon, June 10, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
赤十字国際委員会のラルフ・ハーッジ報道官はアレッポ県でAFP(6月10日付)に対して、赤十字国際委員会とシリア赤新月社が、シリア政府の許可を得て、アウラム地方で反体制武装集団の支配地域で人道支援物資や日用雑貨品の配給を行ったと発表した。
『ハヤート』(6月11日付)によると、シリア政府が何体性武装集団の支配地域での人道支援物資配給を許可するのは異例。
ハーッジ報道官によると、人道支援物資(約3万人分)は7台の貨物車輌によって反体制武装集団支配地域に運び込まれたという。
また、シリア人権監視団によると、アレッポ市アシュラフィーヤ地区を軍が空爆する一方、ジャラーブルス市、ラーイー町周辺、ハズワーン村、タッル・バッタール村、アブラ村でイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が、シャームの民のヌスラ戦線およびクルド人戦線旅団と交戦した。
これ関連して、ARA News(6月10日付)は、クルド人戦線旅団、使徒末裔旅団、アムジャード・シャーム旅団、ジュンド・ハラマイン旅団などがスースィヤーン村、ハズワーン村、サンドラ村などでイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ダーイシュ戦闘員36人を殲滅、同地を制圧したと報じた。
一方、SANA(6月10日付)によると、アレッポ市ハラク地区、カーディー・アスカル地区、ブスターン・バーシャー地区、マルジャ地区、バッラース地区、ハナーヌー地区、シャイフ・ルトフィー村、ハーディル村、アブティーン村、フライターン市、アナダーン市、マンスーラ村、マーリア市、ナアナーイー村、自由貿易地区、ハンダラート・キャンプ、タッル・ムサイビーン村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ダーラト・イッザ市、シュワイフナ村、ハーン・トゥーマーン村、アルバイド村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市、ザアラーナ検問所一帯、フバイト町を軍が空爆した。
一方、SANA(6月10日付)によると、サラーキブ市、ラーミー村、マアッルバリート村、クマイナース村、ムスィーリーン村、ジュッブ・アフマル村、アルバイーン山周辺、ファイルーン村西部、バシーリーヤ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市およびその一帯、ダーライヤー市、シャイフーニーヤ農場、ミスラーバー市、ハラスター市、ドゥーマー市、ジスリーン町を軍が空爆するとともに、軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、武装集団戦闘員5人、子供8人、女性3を含む30人以上が死亡した。
一方、SANA(6月10日付)によると、ムライハ市、ジスリーン町郊外、ナシャービーヤ農場、アーリヤ農場、アッブ農場、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ラフマーン軍団、シャバーブ・フダイフィー大隊、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(6月10日付)によると、ラスタン市、ジャッブーリーン村、スルターニーヤ村、西サラーム村、ラッフーム村、ヒルバト・ジャッラード村、ヒルバト・サフリージュ村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(6月10日付)によると、インヒル市周辺、サイダー町、ムサイカ村、タッル・サイフ村近郊、ダルアー市各所で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラタキア県では、SANA(6月10日付)によると、ダグマシュリーヤ村、ズワイク村、サーキヤト・カルト村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人の戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。
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クナイトラ県では、SANA(6月10日付)によると、アイン・バーシャー村の軍検問所に潜入しようとした反体制武装集団を軍部隊が撃退した。
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ダイル・ザウル県では、ヌスラ戦線が声明を出し、マヤーディーン市で「ヌサイリー体制のスパイ幹部」2人を処刑したと発表した。
AFP, June 10, 2014、AP, June 10, 2014、ARA News, June 10, 2014、Champress, June 10, 2014、al-Hayat, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 10, 2014、June 11, 2014、al-Mada Press, June 10, 2014、Naharnet, June 10, 2014、NNA, June 10, 2014、Reuters, June 10, 2014、SANA, June 10, 2014、UPI, June 10, 2014などをもとに作成。
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アサド大統領は、大統領選挙を戦ったハッサーン・アブドゥッラー・ヌーリー元国務大臣と会談した。
会談でヌーリー元国務大臣は、大統領選挙が透明性と公正性を伴ったもので、民主主義の原則を確立するための重要なステップとなったと改めて表明した。

これに対してアサド大統領は、大統領選挙での投票率の高さがシリア国民の力と自由意思を示すものだと高く評価した、という。
SANA(6月10日付)が伝えた。
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アサド大統領はまた、同じく大統領選挙を戦ったマーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員と会談した。
会談で、ハッジャール議員は、シリア国民によるアサド大統領信任が「テロとの戦い」への意思を示すものだと述べた。

これに対して、アサド大統領は、複数候補が立候補した初めての大統領選挙を「シリア国民が民主主義を実践する意識と文化を示している」と述べた。
SANA(6月10日付)が伝えた。
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反体制活動家のアンワル・ブンニー弁護士(シリア研究法律相談研究センター代表)は、AFP(6月10日付)に、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)を受けて、当局が9日から逮捕者の釈放を開始したことを確認していると述べた。
ブンニー弁護士によると、ダマスカス郊外県のアドラー中央刑務所から数十人がすでに釈放されており、政治犯のマーズィン・ダルウィーシュ氏、フサイン・ガリール氏、ハーニー・ザイターニー氏、作家のアドナーン・ズィラーイー氏、芸術家のザキー・クールディールー氏、医師のジャラール・ヌーファル氏、民主的諸勢力国民調整委員会幹部のアブドゥルアズィーズ・ハイイル氏らの釈放が見込まれているという。
AFP, June 10, 2014、AP, June 10, 2014、ARA News, June 10, 2014、Champress, June 10, 2014、al-Hayat, June 11, 2014、Kull-na Shuraka’, June 10, 2014、al-Mada Press, June 10, 2014、Naharnet, June 10, 2014、NNA, June 10, 2014、Reuters, June 10, 2014、SANA, June 10, 2014、UPI, June 10, 2014などをもとに作成。
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西クルディスタン移行期民政局の人民防衛隊総司令部は声明を出し、イラクのモスル市をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が事実上制圧したことを批判、「部隊派遣などを通じてイラク・クルディスタン地域のペシュメルガ部隊を全面支援する用意がある」と発表した。
また、人民防衛隊報道官はフェイスブックの公式ページを通じて別の声明を出し、イラクのモスル市をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が事実上制圧を受けて、人民防衛隊がハサカ県の対イラク国境に位置するヤアルビーヤ国境通行所からイラク領内に展開したとの一部情報を否定した。
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クッルナー・シュラカー(6月10日付)は、3月9~10日にシリア・レバノン国境で行われたシリア政府とシャームの民のヌスラ戦線との捕虜交換(https://syriaarabspring.info/wp/?p=5182)で、シリア政府当局が釈放した女性のなかに、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)の指導者アブー・ムハンマド・バグダーディー氏の妻サジャー・ドゥライミー氏が含まれていたと報じた。
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イスラーミーユーン(6月10日付)は、シリア・ムスリム同胞団のアリー・サドルッディーン・バヤーヌーニー前最高監督者が、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長がエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領就任に祝辞を送ったことに抗議し、連立を脱会したと報じ、辞表全文を公開した。
辞表のなかでバヤーヌーニー前最高監督者は「私以外の多くの人々と同様、私は(シリア革命反体制勢力国民)連立の代表である議長が、エジプトの反革命に祝辞を送り、エジプト国民の革命を瓦解させたクーデタ分子を祝福していることに驚いている」とジャルバー議長による祝辞を酷評した。
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自由シリア軍参謀委員会のアブドゥルイラーフ・バシール参謀長はロイター通信(6月10日付)に対して、米国が現地の反体制武装集団に直接武器を供与し、制御できない勢力を作り出してしまっていると批判した。
バシール参謀長は、「米国は北部戦線、南部戦線で武器供与を行っており、我々はこの責任を担うことを要求している…。武装集団に個別に支援を行うことで、その司令官らは軍閥化し、将来制御が難しくなってしまう」と述べ、シリアが「アフガニスタン化」「ソマリア化」すると警鐘を鳴らした。
そのうえで、バシール参謀長は米国に、自由シリア軍参謀委員会への対空兵器の供与を改めて求めた。
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リフアト・アサド前副大統領(アサド大統領の叔父)の息子でシリア在住のドゥライド・アサド弁護士はフェイスブックで大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)に関して「シリアの街は早晩殺人犯であふれかえる」と非難した。
ドゥライド・アサド弁護士は、リフアト・アサド前副大統領一家のなかで唯一シリア国内にとどまっている。
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シリア革命反体制勢力国民連立法務委員会のヒシャーム・ムルーワ氏は声明を出し、大統領当選を記念してアサド大統領が発令した恩赦(2014年政令第22号)について「かけ声」「死産」と批判した。
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シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県で4月30日から本格化したイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)とシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団との戦闘での犠牲者数が634人に達したと発表した。
同監視団によると、犠牲者のうち39人が民間人(うち子供5人)、ヌスラ戦線戦闘員が354人、ダーイシュ戦闘員が241人だという。
またこの戦闘で住民13万人以上が避難を余儀なくされたという。
AFP, June 10, 2014、AP, June 10, 2014、ARA News, June 10, 2014、Champress, June 10, 2014、al-Hayat, June 11, 2014、Islamion, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 10, 2014、al-Mada Press, June 10, 2014、Naharnet, June 10, 2014、NNA, June 10, 2014、Reuters, June 10, 2014、SANA, June 10, 2014、UPI, June 10, 2014などをもとに作成。
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イランのハサン・ロウハーニー大統領はトルコを訪問し、アンカラでアブドゥッラ・ギュル大統領と会談した。
会談後の記者会見で、ギュル大統領は「我々は地域の苦難をともに終わらせたいと願い、そうすべく決心した。トルコとイランはこの点で多大な貢献を行うべくともに努力できる」と述べた。
またロウハーニー大統領は「イランとトルコという地域の二大国は、過激主義やテロと断固として戦う…。二国には安定と治安を実現でき、両国国民の投票は尊重され、戦争、流血、同胞同士の殺し合いを止めることが重要だ」と述べた。
『ハヤート』(6月10日付)が伝えた。
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イランのハサン・ロウハーニー大統領はシリア大統領選挙でのアサド大統領の当選に祝電を打ち、「選挙結果はシリア国民がアサド大統領を信任し、安定、治安、国民合意に向かって前進する決意をしたことを示している」と高く評価した。
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カタールのアブドゥッラー・ビン・ナースィル首相は、ドーハで開催された第11回米イスラーム世界フォーラムで、「国際社会、とりわけ安保理は、シリア国民の保護と…地域の安定のために(シリアでの)発砲停止のための決議採択にむけて至急そして断固として行動する義務がある」と述べた。
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米国のアン・パターソン国務次官補は、カタールで開催された第11回米イスラーム世界フォーラムで、アサド大統領が「選挙によっていかなる正統性も得ることはない」と述べる一方、「レバノンのヒズブッラー、苛革命防衛隊の支援のもと」国民を弾圧し、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)を利用していると主張した。
AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。
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マダー・プレス(6月9日付)は、ニナワ県警察の話として、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が治安部隊と交戦の末、モスル市のニナワ県庁舎、スーラ騎兵旅団第3連隊基地を制圧したと報じた。
AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。
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ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、6月9日に予定していた大統領選出(第2回投票)のための臨時会が、定足数に達しなかったことを受け、6月18に臨時会を改めて(7度目)召集すると発表した。
NNA(6月9日付)が報じた。
AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、スマート・ニュース(6月9日付)によると、ムジャーヒディーン・シューラー評議会がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦し、ハッラータ油田地帯を奪還した。
この戦闘でダーイシュ戦闘員多数とムジャーヒディーン・シューラー評議会戦闘員5人が死亡した。
またアイヤーシュ村周辺、ハリージー村、フシャーム町で、ダーイシュがシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、ハリージー村とフシャーム町を制圧する一方、ヌスラ戦線はタービヤ村・ジャズィーラ村・フシャーム町間でダーイシュを要撃、10人の戦闘員を殺害した。
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ラッカ県では、ARA News(6月9日付)によると、タッル・アブヤド市郊外のカッズ・アリー村の民家をイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が迫撃砲で攻撃し、子供1人が死亡、3人が負傷した。
また、ラッカ革命家旅団のアブー・イーサー司令官によると、同旅団とダーイシュが捕虜交換を行い、ダーイシュ戦闘員3人と旅団戦闘員13人が解放された。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、カッサーア地区、タダームンt区に迫撃砲弾複数発が着弾し、市民4人が死亡、またヤルムーク区で男性1人が軍の拘置所で拷問を受け死亡した。
一方、SANA(6月9日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(6月9日付)によると、アイン・タルマー渓谷、カラム農場、ハラスター市、アドラー市ウンマーリーヤ地区、ダーライヤー市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、ラフマーン軍団、イスラーム戦線、フダー青年大隊の戦闘員らを殺傷、拠点・装備、地下トンネルを破壊した。
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アレッポ県では、SANA(6月9日付)によると、アレッポ市ハナーヌー地区、ジャンドゥール地区、ライラムーン地区、シャイフ・サイード地区、ラーシディーン地区、ザフラー地区、カーディー・アスカル地区、カルム・マイサル地区、マルジャ地区、ブスターン・カスル地区、ブスターン・バーシャー地区、ジュダイダ地区、マーリア市、タッル・カッラーフ村、フライターン市、ハンダラート・キャンプ、マンスーラ村、ハーン・アサル村、ラスム・アッブード村、クワイリス村、タッル・リフアト市、ハイヤーン町、ダーラト・イッザ市、タッル・ジャビーン村、バービース村、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ムスリミーヤ村、ダフラト・アブドゥラッブフ地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、SANA(6月9日付)によると、タッル・アフマル村、アトマーン村、ズィムリーン村・サムリーン村間、ダワーヤ村、ダルアー市ジャバービジャ地区、カラク村、タッル・マヒード、ハッジャ・ダム周辺で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(6月9日付)によると、アイン・フサイン村、タッルドゥー市、ラスタン近郊、マスアダ村、ラッフーム村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、SMART News, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。
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アサド大統領は2014年政令第22号(6月9日)を発令し、6月9日以前の犯罪に対する恩赦を決定した。
恩赦の内容は以下の通り:
1. 死刑の無期懲役刑への減刑。
2. 無期懲役刑の20年の懲役刑への減刑。
3. 無期禁固刑の20年の禁固刑への減刑。
4. 負傷者・病人、60歳以上の有期懲役・禁固刑の全免。
5. 刑法(1949年政令第148号)第285条、第286条、第293条A項、第295条、第303条、第305条A項、第306条A項にかかる犯罪の全免。
6. テロ撲滅法(2012年法律第19号)第3条(テロ組織への加入)、第7条2項、第8条、第10条にかかる犯罪の全免。
7. テロ撲滅法第5条1項にかかる犯罪の刑期の4分の1への減刑。
8. 本政令施行後1ヶ月以内に自主的に投降した外国人への免罪。
9. 2012年法律第20号(公務員のテロへの関与にかかる法律)第1条にかかる犯罪の全免。
2011年政令第1号による刑法第556条修正条項、2012年法律第21号(誘拐罪の処罰に関する法律)、1974年政令第13号にかかる犯罪の全免。ただし武器・麻薬密輸にかかる犯罪については刑期を4分の1に減刑。
10. 2001年政令第51条第40条にかかる犯罪の刑期の4分の1への減刑。
11. 1993年法律第2号第43号にかかる犯罪の全免。
12. そのほか経済犯、軽犯罪などへの減刑。
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ナジュム・アフマド法務大臣は、アサド大統領による恩赦に関してシリア・アラブ・テレビ(6月9日付)に「社会的寛容、国民統合、共生…の枠組みのなかで行われ、シリア・アラブ軍がすべての戦場において実現している勝利を背景している」と述べた。
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アサド大統領は新たに着任したWang Qi Jian中国大使とJang Myong Ho北朝鮮大使とそれぞれ面談し、信任状を受け取った。
SANA(6月9日付)が伝えた。
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アレッポ市の活動家アキール・フサイン氏はフェイスブックで、シリア革命反体制勢力国民連立アフマド・トゥウマ暫定内閣がアレッポ市内で活動する消防団の殉職者家族に対して何ら補償しないことに抗議して消防団隊員が座り込みデモを行ったと発表、その写真を公開した。

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シリア人権監視団は、ダマスカス郊外県各所にあるシリア軍の拘置所で、拷問による死者数が20人に上ったと発表した。
同監視団は、ダマスカス郊外県ヤブルード市の拘置所で13人、ラアス・マアッラ町で5人、ナブク市で1人、上ハフィール町で1人死亡した、と主張している。
これに関してナブク市広報センター報道官を名乗る活動家のアミール・ナバキー氏はクッルナー・シュラカー(6月9日付)に、ナブク市で軍部隊が8日に20人を無差別に逮捕し、そのうちの17人が処刑された可能性が高い、と述べ、その氏名を公表した。
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無所属の反体制活動家でシリア革命反体制勢力国民連立前議長のアフマド・ムアーッズ・ハティーブ氏は声明を出し、アサド政権と反体制勢力双方に対して、「シリアを災難から救済するため国際会議を待つことなく、直接交渉」に臨むよう呼びかけた。
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シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長は、エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー氏の大統領就任に祝辞を送り、エジプト政府に対してシリア国民支援を求めた。
AFP, June 9, 2014、AP, June 9, 2014、ARA News, June 9, 2014、Champress, June 9, 2014、al-Hayat, June 10, 2014、Kull-na Shuraka’, June 9, 2014、al-Mada Press, June 9, 2014、Naharnet, June 9, 2014、NNA, June 9, 2014、Reuters, June 9, 2014、SANA, June 9, 2014、UPI, June 9, 2014などをもとに作成。
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