諸外国の動き:ロシア副外相がシリア国家建設潮流副代表とベイルートで会談(2014年12月6日)

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣は訪問先のレバノンの首都ベイルートで、シリア国家建設潮流の副代表を務めるムナー・ガーニム女史と会談した。

『ハヤート』(12月8日付)が伝えた。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年12月6日)

NNA(12月6日付)によると、レバノン軍はベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、武装集団拠点複数カ所を砲撃した。

AFP, December 6, 2014、AP, December 6, 2014、ARA News, December 6, 2014、Champress, December 6, 2014、al-Hayat, December 7, 2014、Kull-na Shuraka’, December 6, 2014、al-Mada Press, December 6, 2014、Naharnet, December 6, 2014、NNA, December 6, 2014、Reuters, December 6, 2014、SANA, December 6, 2014、UPI, December 6, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:シリア軍がダイル・ザウル軍事飛行場に侵攻するダーイシュを撃退(2014年12月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地への突入を試みたが、シリア軍の反撃を受け、後退を余儀なくされ、ダイル・ザウル市を見下ろすことができる丘陵地帯からも撤退した。

ダーイシュは基地突入に際して、正面玄関で自爆攻撃を行い、基地内の軍拠点を砲撃、基地南部のミサイル大隊基地を一時制圧したが、シリア軍の空爆などを受け、撤退したという。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市のジスル・スィヤーサ地区、ハミーディーヤ地区、フワイジャト・サクル地区、旧空港地区のダーイシュに対して空爆を行い、旧空港地区では住民2人が死亡した。

3日に本格化したダーイシュのダイル・ザウル航空基地襲撃により、ダーイシュ戦闘員121人、軍兵士51人が死亡しているという。

なお、シリア人権監視団は、シリア軍がダイル・ザウル航空基地へのダーイシュの進軍を食い止めるため、塩素ガスを使用したと発表した。

一方、駐シリア米大使館はツイッターで、米国など有志連合がダイル・ザウル市近郊のダーイシュ拠点を複数回にわたって空爆し、車輌3輌、教練キャンプを破壊したとつぶやいた。

他方、SANA(12月6日付)によると、シリア軍は、ダイル・ザウル航空基地への突入を試みたダーイシュ(イスラーム国)を撃退、ダイル・ザウル市労働者住宅地区、フワイジャト・サクル地区、労働者住宅地区に面する高地、フワイジャト・マリーイーヤ地区、フワイジャト・サクル地区、工業地区、シャイフ・ヤースィーン地区で、ダーイシュを追撃、複数の戦闘員を殺傷、装備、拠点を破壊した。

Kull-na Shuraka', December 6, 2014
Kull-na Shuraka’, December 6, 2014

 

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・アラブ市ブーターン地区(ムシュタ・ヌール高地)のダーイシュ(イスラーム国)拠点複数カ所を攻撃し、ダーイシュ戦闘員17人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(12月6日付)によると、ズワイバ村、スルターニーヤ村、西サラーム村、アブー・アラーヤー村、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 6, 2014、AP, December 6, 2014、ARA News, December 6, 2014、Champress, December 6, 2014、al-Hayat, December 7, 2014、Kull-na Shuraka’, December 6, 2014、al-Mada Press, December 6, 2014、Naharnet, December 6, 2014、NNA, December 6, 2014、Reuters, December 6, 2014、SANA, December 6, 2014、UPI, December 6, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:ダルアー、アレッポでシリア軍とヌスラ戦線らが交戦(2014年12月6日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャイフ・マスキーン市で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦し、武装集団戦闘員2人が死亡した。

一方、SANA(12月6日付)によると、シャイフ・マスキーン市、アトマーン村、カルファーン村、ナワー市、ヌアイマ村、イブタア町、ダルアー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒードの獅子大隊、ジャイドゥール・ハウラーン旅団、サービリーン旅団、南部タウヒード旅団、ハムザ指弾、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市スィルヤーン・ジュダイダ地区、アシュラフィーヤ地区に対して、バドル殉教者旅団(ハーリド・ヒヤーニー氏)が砲撃を行い、複数の住民が負傷した。

またアレッポ市バニー・ザイド地区、ザフラー協会地区、アレッポ中央刑務所南部ブライジュ村および製材所(ブライジュ村)一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人民兵が、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方無人地帯のシリア軍拠点に対して、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団が砲撃を行った。

一方、SANA(12月6日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(12月6日付)によると、ガジャル村、キースィーン村、シャイフ・イブラーヒーム・ハキーム農場、ラスタン市およびその周辺、ハラーリーヤ村、ウンム・シャルシューフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月6日付)によると、ハッルーズ村、上ハルシュ村、下ハルシュ村、カフルシャラーヤー村、サルマーニーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(12月7日付)によると、スワイダー県の国防隊が、ダルアー県の反体制武装集団(自由シリア軍)と捕虜交換を行った。

同報道によると、反体制武装集団は拘束中のキリスト教徒2人を釈放、これに対して国防隊は、活動家遺体を含む複数名を解放した。

AFP, December 6, 2014、AP, December 6, 2014、ARA News, December 6, 2014、Champress, December 6, 2014、al-Hayat, December 7, 2014、Kull-na Shuraka’, December 6, 2014、December 7, 2014、al-Mada Press, December 6, 2014、Naharnet, December 6, 2014、NNA, December 6, 2014、Reuters, December 6, 2014、SANA, December 6, 2014、UPI, December 6, 2014などをもとに作成。

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