レバノンの動き(2014年12月31日)

ジャディード(12月31日付)によると、シリア当局は24日に北部県アッカール郡アリーダ村沖で拘束した漁師3人を釈放した。

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内務治安軍総局は12月31日付で声明を出し、レバノンに入国・滞在するシリア人に対してビザ取得を義務づけることを発表した。

AFP, December 31, 2014、AP, December 31, 2014、ARA News, December 31, 2014、January 2, 2015、Champress, December 31, 2014、Iraqi News, December 31, 2014、al-Jadid TV, December 31, 2014、Kull-na Shuraka’, December 31, 2014、al-Mada Press, December 31, 2014、Naharnet, December 31, 2014、NNA, December 31, 2014、Reuters, December 31, 2014、SANA, December 31, 2014、UPI, December 31, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国がシリア国民連合メンバーでバッカーラ族長のバシール氏を拘束(2014年12月31日)

ARA News(12月31日付)は、ダイル・ザウル県内で、ダーイシュ(イスラーム国)が12月27日、シリア革命反体制勢力国民連立メンバーでバッカーラ族の族長の一人ナウワーフ・バシール氏を拉致、連行したと報じた。

AFP, December 31, 2014、AP, December 31, 2014、ARA News, December 31, 2014、Champress, December 31, 2014、Iraqi News, December 31, 2014、Kull-na Shuraka’, December 31, 2014、al-Mada Press, December 31, 2014、Naharnet, December 31, 2014、NNA, December 31, 2014、Reuters, December 31, 2014、SANA, December 31, 2014、UPI, December 31, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:シリア軍がラッカを、米軍がハサカを爆撃(2014年12月31日)

ラッカ県では、ARA News(12月31日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているラッカ市各所を複数回にわたり空爆し、数十人が死傷した。

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ハサカ県では、ARA News(12月31日付)によると、米国など有志連合はシャッダーディー市近郊の石油配給施設、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを空爆した。

また、ARA News(1月1日付)によると、シリア軍がタッル・ハミース市一帯を空爆、さらにハサカ市西部郊外では、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、ARA News(1月1日付)によると、シャッダーディー市でダーイシュ(イスラーム国)幹部と地元部族(ジュブール部族)名士が会談し、ダーイシュによるシャッラーラ村、ガウス村の住民拉致など同県における諸問題への対応について協議した。<br>

同会談はダーイシュ公共関係局の呼びかけによって実現したという。

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ヒムス県では、SANA(12月31日付)によると、シャーイル・ガス採掘所周辺で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 31, 2014、AP, December 31, 2014、ARA News, December 31, 2014、January 1, 2015、Champress, December 31, 2014、Iraqi News, December 31, 2014、Kull-na Shuraka’, December 31, 2014、al-Mada Press, December 31, 2014、Naharnet, December 31, 2014、NNA, December 31, 2014、Reuters, December 31, 2014、SANA, December 31, 2014、UPI, December 31, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:反体制武装集団がシリア軍基地の貯水タンクに毒物混入(2014年12月31日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、「統一旗同盟軍」部隊がカタナー市郊外のシリア軍第7師団第78旅団基地の貯水タンクに毒物を混入し、シリア軍兵士数十人を殺害した。

一方、SANA(12月31日付)によると、ハラスター市、アルバイン市、アイン・タルマー村、ザマルカー町、リーハーン農場、アーリヤ農場、ザブディーン村、カーラ市無人地帯、アッサール・ワルド町無人地帯、ザバダーニー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、アッシリア人権監視団によると、アレッポ市スライマーニーヤ地区(シリア政府支配下)のシリア正教司教区施設に迫撃砲弾が着弾した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(12月31日付)によると、タルビーサ市でイーマーン旅団(自由シリア軍)司令官のアブー・ワーイル・ヒムスィー氏が何者かに誘拐された後、殺害された。

遺体はサアン町で発見された。

Kull-na Shuraka', December 31, 2014
Kull-na Shuraka’, December 31, 2014

一方、SANA(12月31日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ラジャム・カスル村、ウンム・ジャーミア村、アイン・フサイン村、アイン・ダナーニール村、ヒブラ村、ムシャイリファ村ラスム・ダブア村、タッルドゥー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(12月31日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月31日付)によると、ウカイリバート、ハッラ村、サルハー村、ラターミナ町、カフルズィーター市、シャイフ・ヒラール村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月31日付)によると、ダルアー市各所、アルマー村、ナーミル村、イブタア町、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(12月31日付)によると、ファルナルク村、スーダー村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月31日付)によると、バシュラームーン村、カルア・ガザール村、シュワイハ村、ビンニシュ市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 31, 2014、AP, December 31, 2014、ARA News, December 31, 2014、Champress, December 31, 2014、Iraqi News, December 31, 2014、Kull-na Shuraka’, December 31, 2014、al-Mada Press, December 31, 2014、Naharnet, December 31, 2014、NNA, December 31, 2014、Reuters, December 31, 2014、SANA, December 31, 2014、UPI, December 31, 2014などをもとに作成。

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アサド大統領がダマスカス県ジャウバル地区を訪問(2014年12月31日)

SANA(12月31日付、1月1日付)は、12月31日深夜、アサド大統領が新年に合わせて、ダマスカス県ジャウバル区を訪問し、シリア軍将兵と面談した、と報じ、写真、映像(https://www.youtube.com/watch?v=eBljx88HAc4)を公開した。

SANA, December 31, 2014
SANA, December 31, 2014

 

アサド大統領は、面談した将兵に対して「新年に家族は集まっているが、あなたたちは家族を残して、国民と祖国を護ろうとしている…。新年はすべての人にとって希望を与えるが、最大の願いとは、我らが武装部隊、そしてテロに対する戦いにおいて我々とともに戦うすべての者の勝利である」と述べたという。

SANA, January 1, 2015
SANA, January 1, 2015

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これに関して、SNNのアーミル・シャーミーを名のる活動家(特派員)は、アサド大統領がジャウバル区を訪問したとする音声と画像のすべてがねつ造で、シリア軍が同地で進軍を遂げていないなか訪問は不可能だと主張した。

AFP, December 31, 2014、AP, December 31, 2014、ARA News, December 31, 2014、Champress, December 31, 2014、Iraqi News, December 31, 2014、Kull-na Shuraka’, December 31, 2014、al-Mada Press, December 31, 2014、Naharnet, December 31, 2014、NNA, December 31, 2014、Reuters, December 31, 2014、SANA, December 31, 2014、January 1, 2015、SNN, January 1, 2015 、UPI, December 31, 2014などをもとに作成。

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