イスラーム国がヨルダン軍機を撃墜(続報、2014年12月26日)

AFP(12月26日付)によると、ヨルダン軍総司令部高官筋が声明を出し、ラッカ市でヨルダン軍機がダーイシュ(イスラーム国)に撃墜されたとの情報・報道に関して「ヨルダン軍機墜落事故は…ダーイシュによる攻撃によるものでない」と発表、これを否定した。

AFP, December 26, 2014、AP, December 26, 2014、ARA News, December 26, 2014、Champress, December 26, 2014、al-Hayat, December 27, 2014、Iraqi News, December 26, 2014、Kull-na Shuraka’, December 26, 2014、al-Mada Press, December 26, 2014、Naharnet, December 26, 2014、NNA, December 26, 2014、Reuters, December 26, 2014、SANA, December 26, 2014、UPI, December 26, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年12月26日)

NNA(12月26日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、レバノン軍がシリア領から潜入しようとした武装集団を迎撃、戦闘員3人を殺害した。

AFP, December 26, 2014、AP, December 26, 2014、ARA News, December 26, 2014、Champress, December 26, 2014、al-Hayat, December 27, 2014、Iraqi News, December 26, 2014、Kull-na Shuraka’, December 26, 2014、al-Mada Press, December 26, 2014、Naharnet, December 26, 2014、NNA, December 26, 2014、Reuters, December 26, 2014、SANA, December 26, 2014、UPI, December 26, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:米国などがラッカ市を爆撃し、戦闘員40人以上が死亡(2014年12月26日)

ラッカ県では、ロイター通信(12月26日付)によると、米国など有志連合が、ラッカ市のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して無人戦闘機などで16回にわたって空爆を行った。

シリア人権監視団によると、この空爆で、ラッカ市内のダーイシュの集合住宅、爆弾製造工場、マナーヒール軍事基地などが被弾し、戦闘員40人以上が死亡した。

死亡した戦闘員のうち13人がシリア人、それ以外は外国人戦闘員だったという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アイン・アラブ市の文化センター東部、ブーターン地区のヤルムーク学校に近いスーフィヤーン地区東部で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と」交戦した。

ARA News(12月26日付)によると、人民防衛隊は市内の市庁舎、ハンサー女学校をダーイシュから奪還したという。

またダーイシュはアイン・アラブ市各所を砲撃し、迫撃砲弾10発が着弾する一方、米国など有志連合が同地一帯を3度にわたって空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、スバイハーン市で、巡回中のダーイシュ(イスラーム国)ヒスバ(宗教警察)が、男性3人を拘束し、ジャッラーフ・モスク前で処刑した。

一方、SANA(12月26日付)によると、ジャフラ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(12月26日付)によると、シリア軍がカーミシュリー市近郊のタルタブ連隊基地から同市南部郊外に展開するダーイシュ(イスラーム国)に対して砲撃を行った。

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ヒムス県では、SANA(12月26日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ロイター通信(12月26日付)によると、米国など有志連合は、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して15回にわたって空爆を行った。

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シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ユーフラテス州は、新規戦闘員を募集・教化するための加入局を新設したと発表した。

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ARA News(12月26日付)などは、ヒムス県で活動する「シリア革命におけるもっとも著名な活動家の一人」アブドゥルバースィト・サールート氏が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓ったと報じた。

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ヌスラ戦線はデミストゥラ共同特別代表の「戦闘中止」イニシアチブを拒否(2014年12月26日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、「ヌサイリー派とそれに忠誠を示す者への攻撃は止まることなく、また誰にも止められないとシャームの民に言ってきた」としたうえで、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表に対して、「デミストゥラと西側の彼の手先どもに、シャームにおける虐げられた民を守ろうとする我々の道を閉ざすことはできず、我々は勝利するか殉教するまでジハードを続ける」と述べた。

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シリア国内の暴力(2014年12月26日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区のパレスチナ・モスク周辺をシリア軍が2度にわたって空爆した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外などをシリア軍が空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、タッル・ダマーン村各所、アナダーン市、ハンダラート・キャンプ一帯で、をシリア軍が「樽爆弾」で攻撃、またハンダラート・キャンプ一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員がアンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ラーミー村各所、アブー・ズフール町一帯をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、シャフルナーズ村をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ブザーク丘、クルーム丘、ジャッバー村、マスハラ村、ウンム・バーティナ村などで、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(12月26日付)によると、マスハラ村、ブライカ村、マムティナ村、ズバイダ村、ラスム・ハワーリド村、ウンム・バーディン村、タィーハ村、アジュラフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャーム自由人運動、フルカーン旅団、シャームの民のヌスラ戦線、イスラームの暁旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市、ヌアイマ村、フラーク市、ヤードゥーダ村、タファス市をシリア軍が空爆、またブスラー・シャーム市などでシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(12月26日付)によると、イブタア町、シャイフ・マスキーン市などで、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月26日付)によると、ムシャイリファ村、ラスム・タウィール村、マズィール村、ラジュム・カスル村、アブー・ハワーディード村、ヒブラ村、ウンク・ハワー村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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人権団体発表(2014年12月26日)

シリア人権監視団は、シリア軍が過去3日間でシリア各所を474回にわたって空爆し、子供26人を含む115人が死亡した、と発表した。

474回の空爆のうち、267回がシリア軍戦闘機による攻撃、207回が「樽爆弾」投下で、115人のうち、18歳以下の子供が26人、女性が14人、男性が75人、このほか420人が負傷したという。

AFP, December 26, 2014、AP, December 26, 2014、ARA News, December 26, 2014、Champress, December 26, 2014、al-Hayat, December 27, 2014、Iraqi News, December 26, 2014、Kull-na Shuraka’, December 26, 2014、al-Mada Press, December 26, 2014、Naharnet, December 26, 2014、NNA, December 26, 2014、Reuters, December 26, 2014、SANA, December 26, 2014、UPI, December 26, 2014などをもとに作成。

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ヒズブッラー戦闘員とシリア軍(第4師団)が交戦か(2014年12月26日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(12月26日付)によると、ヤブルード市で国防隊とヒズブッラー戦闘員が市内の燃料スタンドの管理をめぐって衝突し、双方の戦闘員4人が負傷した。

この衝突後、第4師団のパトロール部隊がヤブルード市内で国防隊司令官のサアド・ザクザク氏を逮捕したという。

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ダルアー県で武装集団が新たな連合組織を結成(2014年12月26日)

ARA News(12月26日付)によると、ダルアー県で活動する「自由シリア軍」の複数の武装集団がビデオ声明を出し、新たな軍事連合組織「南部の鷹同盟」を結成したと発表した。

「南部の鷹同盟」はヤルムーク軍、ファッルージャト・ハウラーン師団、3月18日師団、スンナの獅子旅団からなるという。

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