諸外国の動き:デミストゥラ共同特別代表、ロシア副外相、トルコ入り(2014年12月7日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、シリアの反体制勢力の指導者らと会談するため、トルコに入った。

共同特別代表付報道官がAFP(12月7日付)に語ったところによると、デミストゥラ氏は近くガズィアンテップ市を訪問し、反体制武装集団の指導者らと会談する予定。

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ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣はトルコのイスタンブールを訪問し、シリア革命反体制勢力国民連立の幹部らと会談した。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き:アッカール郡でシリア人避難民キャンプに放火(2014年12月7日)

NNA(12月7日付)によると、北部県アッカール郡マシュハ村に設置されたシリア人避難民用のテントに何者かが放火した。

死傷者はなかった。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国をめぐる動き:ダイル・ザウル市、アイン・アラブ市で戦闘続く(2014年12月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ県、イラク各地からダイル・ザウル航空基地一帯に援軍を派遣、ダイル・ザウル市工業地区、ラサーファ地区などでシリア軍と交戦し、シリア軍も空爆で対抗した。

シリア人権監視団によると、シリア軍は、ダイル・ザウル航空基地近郊のジャフラ村を空爆、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区などを10回以上にわたって空爆した。

一方、SANA(12月7日付)によると、ダイル・ザウル市労働者住宅地区、旧空港地区、工業地区、フワイジャト・サクル地区、マリーイーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米国など有志連合がアイン・アラブ市南部各所を3回にわたって空爆、また市内各所で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

 

一方、クッルナー・シュラカー(12月8日付)によると、ダーイシュはジャラーブルス市で、男性1人をイスラーム国に対して戦闘を行った罪で処刑した。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、December 8, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力:アレッポ市の史跡スルターニーヤ・モスクが損壊(2014年12月7日)

アレッポ県では、SANA(12月7日付)によると、アレッポ市旧市街のアイユーブ朝時代の史跡スルターニーヤ・モスクで爆発が発生し、損壊した。

シリア軍消息筋によると、シリア軍は、爆発発生後、同モスク一帯に潜入しようとした反体制武装集団を撃退したという。

これに関して、シリア人権監視団は、アレッポ市内のスルターニーヤ・モスク近くで爆発が発生、シリア軍側に複数の死傷者が出たと発表した。

このほか、同監視団によると、ジハード主義武装集団はアレッポ市ザフラー協会地区、県庁周辺、マサーキン・サビール地区、マイサルーン地区、ニール通り、ハミーディーヤ地区を砲撃した。

またアレッポ市シャイフ・サイード地区南方では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らが、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線など・ジハード主義武装集団と交戦、インザーラート地区方面でも、シリア軍がイスラーム戦線と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市郊外で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュ戦闘員9人、シリア軍側兵士13人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ドゥラル・シャーミーヤ(12月7日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線がシャイフ・マスキーン市内のシリア軍士官が住む住宅地で2回にわたって自爆攻撃を行い、兵士ら数十人を殺傷した。

この自爆攻撃後、町内ではシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とヌスラ戦線などが激しく交戦したという。

一方、SANA(12月7日付)によると、シャイフ・マスキーン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、タウヒードの獅子旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月7日付)によると、ヒルバト・バイト・ラーハー村、バイト・ラービア村、ハタムルー村、ズワイバ村、スルターニーヤ村、カフルミード村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月7日付)によると、ムハムバル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Durar al-Shamiya, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き:ムアッリム外相、イラン訪問(2014年12月7日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者省がイランを訪問し、テヘランでモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と会談した。

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イスラエルがシリア領空を侵犯、ダマスカス国際空港周辺を爆撃(2014年12月7日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、7日午後、イスラエル軍戦闘機が、シリア領空を侵犯、ダマスカス郊外県ディーマース町、対レバノン国境地帯、ダマスカス国際空港周辺に対して空爆を行ったと発表した。

この空爆で、一部の施設が被害を受けたが、この空爆による人的被害はなかった、という。

総司令部はまた、イスラエル軍による空爆が「西側諸国および地域諸国とともにシリアのテロを支援し、シャームの民のヌスラ戦線やダーイシュ(イスラーム国)といった組織の士気を高揚しようとしている」と批判した。

SANA(12月7日付)が伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団は、イスラエル軍と思われる戦闘機が2度にわたって空爆を行い、ダマスカス国際空港の輸出入品を保管する倉庫とディーマース町周辺のシリア軍拠点複数カ所が標的となった、と発表した。

同監視団によると、国際空港内の倉庫に武器が収納されていたかどうかは不明だという。

AFP, December 7, 2014、AP, December 7, 2014、ARA News, December 7, 2014、Champress, December 7, 2014、al-Hayat, December 8, 2014、Kull-na Shuraka’, December 7, 2014、al-Mada Press, December 7, 2014、Naharnet, December 7, 2014、NNA, December 7, 2014、Reuters, December 7, 2014、SANA, December 7, 2014、UPI, December 7, 2014などをもとに作成。

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