ハサカ市で西クルディスタン人民議会とシリア・クルド国民評議会と統合を求めるデモ(2015年2月3日)

ハサカ県では、ARA News(2月4日付)によると、ハサカ市サーリヒーヤ地区で、西クルディスタン人民議会(民主統一党が主導)とシリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立に参加)の統合を求めるデモが行われ、数百人が参加した。

ARA News, February 4, 2015
ARA News, February 4, 2015

AFP, February 4, 2015、AP, February 4, 2015、ARA News, February 4, 2015、Champress, February 4, 2015、al-Hayat, February 5, 2015、Iraqi News, February 4, 2015、Kull-na Shuraka’, February 4, 2015、al-Mada Press, February 4, 2015、Naharnet, February 4, 2015、NNA, February 4, 2015、Reuters, February 4, 2015、SANA, February 4, 2015、UPI, February 4, 2015などをもとに作成。

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UAE:12月より、シリア領内のダーイシュ(イスラーム国)への爆撃を見合わせ(2月3日)

『ニューヨーク・タイムズ』(2月3日付)は、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆に参加しているアラブ諸国5カ国のうち、UAEが2014年12月以降、空爆への参加を見送っていると報じた。

同紙が、複数の高官の話として伝えたところによると、UAEは、ヨルダン軍パイロットのムアーッズ・カサースィバ中尉がダーイシュに捕捉された直後から空爆への参加を見送る旨、米中央軍に通達していたという。

The New York Timesをもとに作成。

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国連事務総長報道官:「モスクワ1」継続に支持を表明(2015年2月3日)

国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は、1月末にロシアの主催のもとで行われたシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ1」に関して、「このプロセスが長く、困難なものだということを皆が理解しなければならない。我々は対話に向け、真に価値のあるかたちを作り出すためのさらなる努力を求めたい」と支持を表明した。

『ハヤート』(2月4日付)が伝えた。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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レバノンの動き(2015年2月3日)

NNA(2月3日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外複数カ所で、レバノン軍と武装集団が交戦した。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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有志連合、シリア軍、YPGがハサカ県タッル・ハミース、シャッダーディーのイスラーム国(ダーイシュ)に攻勢(2015年2月3日)

ハサカ県では、ARA News(2月3日付)によると、米国など有志連合は、シャッダーディー市東部のグーナ油田近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点、クバイバ油田、クバイバ油田、ティシュリーン油田、フール油田の石油備蓄所および配給所などを空爆した。

またシリア軍も、有志連合の空爆と並行して、タッル・ハミース市一帯のダーイシュ拠点を砲撃した。

一方、ARA News(2月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊は、シリア軍によるタッル・ハミース市一帯への砲撃や有志連合によるシャッダーディー市一帯への空爆と合わせて、同地一帯への進軍の準備を行っているという。

他方、SANA(2月3日付)によると、タッル・ハミース市、ミールビーヤ村一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(2月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)を追撃し、アイン・アラブ市郊外のアウハーン村、カルマラール村、バンダル村、アンザーン村、バスタク村、フーラーキー村、ハラービーサーン村、アイン・バット村を新たに奪還・制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル航空基地北部、ジャフラ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地一帯を空爆・砲撃した。

一方、SANA(2月3日付)によると、ジャブラ村、マリーイーヤ村、マヤーディーン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(2月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)のハイル州(ダイル・ザウル県)のザカート局長を務めるエジプト人アブー・ウバイド氏が、10億シリア・ポンドを横領し、逃走したと伝えた。

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ラッカ県では、SANA(2月3日付)によると、ラッカ市・タッル・アブヤド市街道沿いに位置するハズィーマ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(2月3日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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『ハヤート』(2月4日付)は、イラクのアンバール県の信頼できる複数の消息筋の話として、シリア領内から武装したイスラーム国(戦闘員)数百人がイラク領内に進入した、と伝えた。

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有志連合合同司令部によると、米国など有志連合は、シリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回にわたって空爆を行った。

うち2回はアイン・アラブ市一帯、2回はラッカ市郊外に対して行われたという。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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シャーム戦線がアレッポ市郊外の要衝マイヤーサート高地を奇襲、制圧(2015年2月3日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月3日付)によると、シャーム戦線がシリア軍と交戦の末、アレッポ市北部のブライジュ村郊外のマイヤーサート丘を制圧し、シリア軍兵士を殺傷、10人以上を捕捉し、武器弾薬を捕獲した。

ドゥラル・シャーミーヤ(2月3日付)によると、武装集団はマイヤーサート丘を奇襲し、制圧したという。

またインターネット上には、「虎の男たち」と書かれた腕章をつけた捕捉されたシリア軍兵士の写真、映像が公開された。

「虎」とはシリア軍のスハイル・ハサン大佐のこと。

Kull-na Shuraka', February 3, 2015
Kull-na Shuraka’, February 3, 2015

マイヤーサート丘は、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、アレッポ中央刑務所、サイファート村、ハンダラート・キャンプを結ぶシリア軍の兵站路を見下ろす要衝。

シャーム戦線は、2014年12月25日に結成された組織で、「命じられるままに進め連合」、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、アサーラ・ワ・タンミヤ運動、イスラーム戦線などからなる。

これに関して、シリア革命反体制勢力国民連立は「自由シリア軍がマイヤーサート丘を完全制圧した」と主張した。

一方、シリア人権監視団によると、マイヤーサート丘一帯、製材所(ブライジュ村)一帯で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、クドス旅団、イラン人・アフガン人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線といったジハード主義武装集団と交戦した。

これに対して、シリア軍は、マイヤーサート丘一帯、ハンダラート・キャンプ一帯、アレッポ市インザーラート地区、ハナーヌー地区などを「樽爆弾」で攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、アジュナード・シャーム・イスラーム連合に所属するシャーム大隊のアブー・ナイーム・ヤアクーブ司令官(シャイフ・アルバイン)がアルバイン市で暗殺未遂にあった。

これに関して、アジュナード・シャーム・イスラーム連合は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線が暗殺を企てたと批判し、暗殺計画に関与したメンバーの引き渡しを求めるとともに、東グータ地方で活動する武装集団に対して、事件に対する姿勢を明示するよう求めた。

Kull-na Shuraka', February 3, 2015
Kull-na Shuraka’, February 3, 2015

シリア人権監視団によると、ハラスター市一帯、ザバダーニー市一帯、ドゥーマー市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆、アルバイン市などでジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(2月3日付)によると、カラムーン地方郊外無人地帯、ドゥーマー市、ザマルカー町一帯、ザバダーニー市東部山岳地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、イスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を空爆、国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ラターミナ町、カフルズィーター市、アイドゥーン村をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(2月3日付)によると、ジャッルーフ村、アドラ村、ルワイダ村、ミンタール村、ハマーディー・ウマル村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、スカイラビーヤ市に着弾した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッラト・ヌウマーン市、タルマナス町をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(2月3日付)によると、アブー・ズフール町一帯、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、ハーン・シャイフーン市、マアッルディブサ村一帯、バヤーアート村、クマイナース村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(2月3日付)によると、ムシャイリファ村、ウンム・リーシュ村、マスアダ村、ウンム・サフリージュ村、ウンク・ハワー村、アブー・ジャリース村、タフハ村、マヌーフ村、アブー・タルハ村、アブー・サナースィル丘、フーシュ・ジャッブーリーン村、ハラーリーヤ村、ワアラ村、ガントゥー市、キースィーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(2月3日付)によると、サルマー町、マルジュ・ハウジャ村、マジュダル・ヒーハー村、キンサッバー町北部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Durar al-Shamiya, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍がダマスカスを攻撃すると再び脅迫(2015年2月3日)

イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官はツイッターを通じて、「2月3日をもって首都ダマスカスを軍事作戦が展開される軍事区域とする」と発表、住民に対してシリア軍、治安機関の拠点などから退避するよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', February 3, 2015
Kull-na Shuraka’, February 3, 2015

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ダマスカス郊外県東グータ地方で活動するウンム・クラー旅団は2月2日付で声明を出し、ラフマーン軍団に合流すると発表した。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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「自由シリア軍」がイラン人捕虜と女性の「捕虜交換」をめざす(2015年2月3日)

ロイター通信(2月3日付)は、自由シリア軍南部戦線に所属するシャーム統一戦線の「アブー・アフマド」を名のる司令官の話として、ダルアー県で活動する反体制武装集団が、2014年12月に拘束したイラン人戦闘員と、シリア国内の拘置所に収監されている女性たちとの「捕虜交換」をめざしている、と伝えた。

AFP, February 3, 2015、AP, February 3, 2015、ARA News, February 3, 2015、Champress, February 3, 2015、al-Hayat, February 4, 2015、Iraqi News, February 3, 2015、Kull-na Shuraka’, February 3, 2015、al-Mada Press, February 3, 2015、Naharnet, February 3, 2015、NNA, February 3, 2015、Reuters, February 3, 2015、SANA, February 3, 2015、UPI, February 3, 2015などをもとに作成。

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