米中央軍(CENTCOM)は、4月15日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して18回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は3回で、マーリア市近郊に対して攻撃が行われた。
CENTCOM, April 26, 2016などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ジョン・ケリー米国務長官は、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣に対して、シリア国内での敵対行為停止合意を遵守させるためシリア政府に対して圧力をかけるよう要請した。
ジョン・カービー国務省報道官によると、ケリー国務長官は16日にラブロフ外務大臣と電話で会談し、ロシア側にシリア政府への圧力を要請する一方、米国側も同様に反体制派に対して働きかけを行うと伝えたという。
『ハヤート』(4月17日付)などが伝えた。
AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(4月15日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部のトルコ国境地帯で進軍を続け、ハワール・キリス作戦司令室との戦闘の末、カサージク村を制圧した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アイン・ズィクル村、サフム・ジャウラーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が交戦した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥマイル市一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うスィッディーク旅団などの武装集団が、イスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦した。
AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハナースィル市東部で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)の中心拠点ラッカ市を空爆し、女児1人を含む4人が死亡した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北東部のアブー・シャーマート地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、バーディヤ・セメント社、科学研究センター一帯を制圧した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(4月15日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジャブラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市各所を砲撃、女性、子供を含む複数の住民が死亡した。
AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市北部郊外一帯(ハンダラート・キャンプ一帯)で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、シリア軍がヌスラ戦線側の拠点を空爆した。
この戦闘でシリア軍兵士14人と、ヌスラ戦線側戦闘員20人が死亡したという。
一方、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯でも、シリア軍がヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
他方、ARA News(4月15日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区で、シャーム自由人イスラーム運動、第16師団、ファトフ旅団、「命じられるまま進め」連合、第13旅団、北部師団、ヌールッディーン・ザンキー運動と交戦し、戦闘員10人を殲滅した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市を空爆し、2人が死亡、またシリア軍は同地一帯を砲撃した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団の支配下にあるタフタナーズ航空基地一帯を2度にわたり空爆した。
AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(4月15日付)によると、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、ハラク地区、マアーディー地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、アアザーズ市、ダーラト・イッザ市で「アサドを打倒する隊列の統合」と銘打った反体制デモが実施され、反体制武装集団の統合が呼びかけられた。
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スワイダー県では、クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、シャフバー市で住民数十人が逮捕者釈放を求めるデモを行った。
デモではまた、徴兵制への反対が訴えられたという。
AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。
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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブでシリア政府との会談に次いで、リヤド最高交渉委員会の代表団と会談した。
クッルナー・シュラカー(4月15日付)によると、リヤド最高交渉委員会のアスアド・ズウビー代表団長は会談で、移行期統治機関の設置を通じた政治移行について意見を交わし、移行期プロセスの初期段階からアサド大統領をはじめとする政権幹部を排除するよう改めて強調したという。
また、『ハヤート』(4月17日付)によると、リヤド最高交渉委員会の代表団は、デミストゥラ国連特別代表に対して2ページからなる質問状を新たに提出した。
『ハヤート』(4月17日付)が入手した質問状のコピーによると、このなかでリヤド最高交渉委員会は、国連安保理決議第2254号の履行、とりわけ人道面と政治面での履行に関する質問が列記されており、交渉開始から6ヶ月以内の移行期統治機関の設置の必要を改めて強調しているという。
これに対して、デミストゥラ国連特別代表は、『ハヤート』(4月17日付)によると、アサド大統領による軍事、治安、財務の3部門の副大統領の任命と、「国家支持者(現政権)、それ以外(反体制派)、無所属」からなる政府の樹立を骨子とする新提案を提示し、リヤド最高交渉委員会の「怒り」を買ったという。
このうち「3人の副大統領任命」は、シリア政府代表団が前日のデミストゥラ国連特別代表との会談で、「国家支持者、それ以外の者、無所属」という三者からなる政府の樹立を行う旨通達したことを受けたものと見られる。
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なおリヤド最高交渉委員会に所属するイスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ交渉責任者は早朝に自身のツイッター・アカウントで、「我々がバッシャールや政権の幹部とともに(移行期統治機関に)参加することはあり得ない」と綴っていた。
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一方、「モスクワ・リスト」と呼ばれる反体制派代表団と「カイロ文書グループ」の代表団は13日に、デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談したと発表した。
会談では、政治移行プロセスについて協議がなされ、デミストゥラ国連共同特別代表は、移行期統治機関の設置方法、形態、権能などに関する両代表団の意見を聴取したという。
AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、April 17, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。
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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブでシリア政府代表団との協議(第3ラウンド)を再開した。
シリア政府代表団の代表を務めるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は会談後に記者会見を開き、デミストゥラ国連特別代表との会談が「建設的で有意義だった」と述べた。
ジャアファリー国連シリア代表によると、会談では、デミストゥラ国連特別代表が前回ラウンドで提示した質問状の内容について協議、シリア政府代表団は一部の文言について修正案を提示し、修正を求めたことを明らかにした。
しかし、『ハヤート』(4月17日付)によると、シリア政府代表団は、会談のなかで、デミストゥラ国連特別代表が前回ラウンドで示していた12項目からなる質問状が想定している移行期が「違憲」だとして、その協議に応じないとしたうえで、2012年施行の現行憲法に沿って政治プロセスを行う用意がある旨回答、「国家支持者、その他の者、無所属」からなる拡大内閣の樹立をめざす意向を示したという。

AFP, April 15, 2016、AP, April 15, 2016、ARA News, April 15, 2016、Champress, April 15, 2016、al-Hayat, April 16, 2016、April 17, 2016、Iraqi News, April 15, 2016、Kull-na Shuraka’, April 15, 2016、al-Mada Press, April 15, 2016、Naharnet, April 15, 2016、NNA, April 15, 2016、Reuters, April 15, 2016、SANA, April 15, 2016、UPI, April 15, 2016などをもとに作成。
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