シリア軍はヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年4月27日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタイフール航空基地近郊の放棄された大隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月27日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, April 27, 2017、AP, April 27, 2017、ARA News, April 27, 2017、Champress, April 27, 2017、al-Hayat, April 28, 2017、Kull-na Shuraka’, April 27, 2017、al-Mada Press, April 27, 2017、Naharnet, April 27, 2017、NNA, April 27, 2017、Reuters, April 27, 2017、SANA, April 27, 2017、UPI, April 27, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末タブカ市(ラッカ県)の2地区を制圧(2017年4月27日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月27日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がタブカ市内でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、市内のワフバ地区とイザーア地区を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、ハズィーマ村で地雷が爆発し、一家3人が死亡、1人が負傷した。

AFP, April 27, 2017、AP, April 27, 2017、ARA News, April 27, 2017、Champress, April 27, 2017、al-Hayat, April 28, 2017、Kull-na Shuraka’, April 27, 2017、al-Mada Press, April 27, 2017、Naharnet, April 27, 2017、NNA, April 27, 2017、Reuters, April 27, 2017、SANA, April 27, 2017、UPI, April 27, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍はイドリブ県のダイル・シャルキー大学病院、マアッルズィーター村医療センターを爆撃(2017年4月27日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月27日付)によると、ロシア軍戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市郊外にあるダイル・シャルキー大学病院、マアッルズィーター村近郊の医療センターを空爆し、11人が死亡、医療施設が被害を受けた。

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフーン市一帯、マアッルズィーター村、ラカーヤー村、シャイフ・ムスタファー村、カンスフラ村、バーラ村、ダイル・シャルキー村を空爆し、子供2人と女性1人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がマサースィナ村一帯でシリア軍と交戦した。

一方、SANA(4月27日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに県北部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月27日付)によると、シリア軍がキースィーン村でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍がフーシュ・ダワーヒラ村一帯でシリア軍、親政権武装勢力の拠点を攻撃し、ヨーグルト工場と周辺の建物群および農場地帯にあるシリア軍拠点複数カ所を制圧した。

これに対して、シリア軍はハラスター市、ウーターヤー町に対して砲撃を加えた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカーブーン区を地対地ミサイルと思われる砲弾で砲撃し、1人が死亡、複数が負傷した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アシュハイブ丘一帯でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(4月27日付)によると、シリア軍が県東部のサーキヤ村、ラジャム・ダウラ村、飼料センターの反体制武装集団拠点に対して砲撃を加えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団、ARA News(4月27日付)によると、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市南部郊外のウワイジル村を空爆し、2人が死亡、また同市西部のザフラー協会地区でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダルアー市ダルアー・バラド地区を10回にわたって空爆した。

一方、SANA(4月27日付)によると、シリア軍がダルアー市難民キャンプ地区、アッバースィーヤ地区、ミスリー交差点、カラク地区、ダム街道地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 27, 2017、AP, April 27, 2017、ARA News, April 27, 2017、Champress, April 27, 2017、al-Hayat, April 28, 2017、Kull-na Shuraka’, April 27, 2017、al-Mada Press, April 27, 2017、Naharnet, April 27, 2017、NNA, April 27, 2017、Reuters, April 27, 2017、SANA, April 27, 2017、UPI, April 27, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月26日、ラッカ県、ダイル・ザウル県で15回の爆撃を実施(2017年4月27日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月26日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は15回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(6回)、ラッカ市近郊(4回)、タブカ市近郊(4回)で実施された。

CENTCOM, April 27, 2017をもとに作成。

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トルコ軍は前日の爆撃に続いて、ハサカ県、アレッポ県のYPG拠点を砲撃(2017年4月26日)

ハサカ県では、ARA News(4月26日付)によると、ダルバースィーヤ市郊外に侵攻したトルコ軍部隊と西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が交戦、砲撃戦を行った。

ARA News, April 26, 2017

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アレッポ県では、ARA News(4月26日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市郊外のカルカルク村、カッラ・バーバー村、ハシュラク橋村一帯に展開する人民防衛隊の拠点に対して砲撃を加えた。

またトルコ軍とその支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はカルカルク村一帯に侵攻し、人民防衛隊主体のシリア民主軍に参加する革命家軍と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるカフルハーシル村、カフルカルビーン村を砲撃する一方、トルコ軍がファルファルク村、カッラ・バーバー村を砲撃した。

ARA News, April 26, 2017

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍参謀本部機動総局長「ロシア軍はフマイミーム航空基地配備の航空機の約半数を撤収した」(2017年4月26日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は、第6回国際モスクワ安全保障防衛会議で、「シリアのテロ集団の数は減少し、これにより我々はフマイミーム航空基地に集結している航空機の約半数を撤収した」と述べた。

スプートニク・ニュース(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、Sputnik News, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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イスラエル軍戦車3輌がシリア領内に一時侵入(2017年4月26日)

クッルナー・シュラカー(4月26日付)は、クナイトラ県の活動家のアブドゥッサラーム・ジャウラーニーを名乗る人物の話として、イスラエル軍戦車3輌がゴラン高原のブルーラインを越え、占領地からシリア領内に侵入したと伝えた。

戦車はブルーラインを越え、クードナ村郊外の農場地帯方面に約200メートル侵入、その後占領地内の拠点に引き返したという。

Kull-na Shuraka’, April 26, 2017

 

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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パン・アラブ民族主義政党であるバアス党の最高意志決定機関にクルド人2人が初めて参画(2017年4月26日)

バアス党シリア地域の最高意思決定機関である中央委員会の拡大会合(22日)で、同委員会の新メンバーに任命されたリヤード・ターウース氏はルダウ・チャンネル(4月25日付)に対して、バアス党結党以来初めて、クルド人党員2人が中央委員会入りしたことを明らかにした。

中央委員会メンバーとなったクルド人党員2人とは、ターウース氏自身とアフマド・カーディリー農業・農業改革大臣で、いずれもハサカ県カーミシュリー郡アームーダ区出身だという。

ターウース氏によると、2人に加えて、地域指導部農民局長兼中央委員会メンバーのハムーダ・サッバーグ氏もアームーダー区出身のキリスト教徒だという。

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、Rudaw, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯でダーイシュとの戦闘を続ける(2017年4月26日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月26日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区、サルダ山一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯、第137旅団基地一帯、理学部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市郊外の避難民キャンプを爆撃(2017年4月26日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月26日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市郊外のマアッラータ村にある避難民キャンプを空爆し、多数が死傷した。

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジスル・シュグール市、マアッラータ村の避難民キャンプ、ジャルジャナーズ町、ムアスラーン村、ヒーシュ村、マアッルズィーター村を空爆した。

Kull-na Shuraka’, April 26, 2017
Kull-na Shuraka’, April 26, 2017

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハラファーヤー市一帯、シャルユート村を砲撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに対して、反体制武装集団はシリア軍に対して反転攻勢をかけ、マサースィナ村を奪還した。

一方、SANA(4月26日付)によると、シリア軍が県北部でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦を続けた。

また、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はカルマス村を砲撃し、女性2人が死亡した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月26日付)によると、シリア軍がヨルダン国境に位置するナスィーブ村を「樽爆弾」で空爆し、シャーム自由人イスラーム運動の幹部の1人(ダルアー地区報道官)ウサーマ・シャリーフ氏が死亡した。

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ダマスカス県では、ARA News(4月26日付)によると、カーブーン区でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦、シリア軍兵士1人が捕捉された。

一方、SANA(4月26日付)によると、首都中心街のアブー・ルンマーナ地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、女性2人が死亡した。

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ダルアー県、SANA(4月26日付)によると、シリア軍がダルアー市ダム街道地区、ハバール地区、アッバースィーヤ地区、郵便局北部一帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、SANA(4月26日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がバアス市を砲撃し、県庁舎が被害を受けた。

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スワイダー県では、SANA(4月26日付)によると、反体制武装集団がクライヤー町で爆弾をしかけた車を爆発させ、1人が死亡した。

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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サウジのジュバイル外相がロシアのラヴロフ外務大臣と会談、アスタナ会議への参加に消極的(2017年4月26日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣はロシアを訪問し、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。

会談後の記者会見で、ラブロフ外務大臣は、シリア情勢をめぐって「乗り越えられない意見の相違はない」と述べる一方、ジュバイル外務大臣は、ヴラジミール・プーチン大統領からサルマーン・ブン・アブドゥルアズィーズ国王のロシア訪問の招待を受けたことを明らかにし、対話継続の重要性を強調した。

ジュバイル外務大臣はまた、「シリアの未来にバッシャール・アサドの役割はあるとは考えていない。彼には50万以上のシリア人を死に至らしめ、1,200万人を難民にした責任があると考えている」と批判した。

その一方、「サウジアラビアはシリアの反体制派とともに停戦、人道支援、政治プロセス始動に向けて行動している…停戦違反はシリア軍側によるもの」だと非難、アスタナ会議への参加の是非をめぐっては「アスタナ会後を経ることで停戦に至ることができる」としつつ、「技術面での協議や参加者の増大によって、参加者の能力は想定以下に低下し、充分協議に集中できなくなるだろう」と消極的な姿勢を示した。

イドリブ県ハーン・シャイフーン市での化学兵器攻撃疑惑については、広範且つ公正な調査の実施を支持しつつ、「シリア政府は2013年に自ら署名した国際法(化学兵器禁止条約)に違反した」と非難した。

これに対して、ラブロフ外務大臣は「国際調査委員会を受け入れる用意がある」としつつ、一部の国が調査実施を妨害していると述べ、欧米諸国を暗に批判した。

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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ヨルダン国王「ヨルダン軍はシリア領内で役割を果たすことなく、国防政策を継続する」(2017年4月26日)

ヨルダン国王アブドゥッラー2世は「ヨルダン軍がシリア領内で役割を果たすことなく、その国防政策を継続する…。シリア領内、そしてシリア南部でヨルダンを脅かすようないかなる事態も許さない」と述べた。

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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シリア外務省、米国防総省はトルコ軍によるシリア・イラクへの越境爆撃をそろって批判(2017年4月26日)

外務在外居住者省高官筋は、トルコ軍によるシリア・イラク領内の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊やクルディスタン労働者党の拠点を狙った越境空爆に関して、SANA(4月26日付)に対して、「エルドアン体制によるシリア領内へのあからさま敵対行為が…国際法、国連憲章、善隣主義に反し、主権、領土の一体性に抵触するとして…最も激しい表現で非難する」と述べた。

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米国防総省のマーク・トナー報道官は、トルコ軍によるシリア・イラク領内の西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、クルディスタン労働者党、イラク・クルディスタン自治政府ペシュメルガの拠点に対する越境空爆に関して、「深い懸念」を表明、「有志連合は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおける我々のパートナーが犠牲となった空爆に同意していない」と批判した。

AFP, April 26, 2017、AP, April 26, 2017、ARA News, April 26, 2017、Champress, April 26, 2017、al-Hayat, April 27, 2017、Kull-na Shuraka’, April 26, 2017、al-Mada Press, April 26, 2017、Naharnet, April 26, 2017、NNA, April 26, 2017、Reuters, April 26, 2017、SANA, April 26, 2017、UPI, April 26, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月25日、ダイル・ザウル県、ラッカ県で19回の爆撃を実施(2017年4月26日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月25日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は14回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(7回)、タブカ市近郊(6回)で実施された。

CENTCOM, April 26, 2017をもとに作成。

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トルコ軍がシリアおよびイラク領内を越境爆撃し、YPG隊員20人、ペシュメルガ隊員5人を殺害(2017年4月25日)

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊総司令部のライドゥール・ハリール報道官によると、トルコ軍が県北東部ダイリーク(マーリキーヤ)市近郊のカラーチューク(カルージューフ)山の人民防衛隊拠点複数カ所を空爆し、隊員20人が死亡、18人が負傷した。

ARA News(4月25日付)によると、空爆はイラク領内のシンジャール山一帯のPKK(クルディスタン労働者党)拠点に対しても行われ、同拠点にいたイラク・クルディスタン自治政府のペシュメルガ部隊の隊員5人が死亡、7人が負傷した。

ARA News, April 25, 2017

この空爆に関して、イラク・クルディスタン自治政府のペシュメルガ省は声明を出し、「受け入れられない」と非難する一方、「PKKはこの地域、そしてクルディスタン地域の住民にとって問題や障害をもたらしている」と批判、シンジャール山一帯からのPKKの撤退を改めて求めた。

一方、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム統一党首は、トルコの攻撃に関して「常軌を逸した攻撃」と非難したうえで、「有志連合はこうした攻撃に異議を唱える必要がある」と述べた。

ARA News(4月25日付)が伝えた。

なお、ロイター通信(4月25日付)によると、空爆後、人民防衛隊のシリア民主軍を支援する米軍の士官が人民防衛隊とともに現場を訪れ、被害状況を視察し、シリア民主軍と有志連合の協力関係を確認したという。


AFP, April 25, 2017、AP, April 25, 2017、ARA News, April 25, 2017、Champress, April 25, 2017、al-Hayat, April 26, 2017、Kull-na Shuraka’, April 25, 2017、al-Mada Press, April 25, 2017、Naharnet, April 25, 2017、NNA, April 25, 2017、Reuters, April 25, 2017、SANA, April 25, 2017、UPI, April 25, 2017などをもとに作成。

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バアス党新シリア地域指導部が初会合でメンバーの任所を決定(2017年4月25日)

22日のバアス党シリア地域の中央委員会拡大会合で新たに選出されたシリア地域指導部は、第1回会合を開き、メンバーの任所を決定した。

新シリア地域指導部メンバーの任所については「現代東アラブ地域研究ネットワーク」(https://syriaarabspring.info/alsham/syria_ba’th_rc.html#2017_04)を参照。

クッルナー・シュラカー(4月25日付)が伝えた。

AFP, April 25, 2017、AP, April 25, 2017、ARA News, April 25, 2017、Champress, April 25, 2017、al-Hayat, April 26, 2017、Kull-na Shuraka’, April 25, 2017、al-Mada Press, April 25, 2017、Naharnet, April 25, 2017、NNA, April 25, 2017、Reuters, April 25, 2017、SANA, April 25, 2017、UPI, April 25, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯でダーイシュと交戦(2017年4月25日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月25日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月25日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市郊外一帯、タドムル市郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, April 25, 2017、AP, April 25, 2017、ARA News, April 25, 2017、Champress, April 25, 2017、al-Hayat, April 26, 2017、Kull-na Shuraka’, April 25, 2017、al-Mada Press, April 25, 2017、Naharnet, April 25, 2017、NNA, April 25, 2017、Reuters, April 25, 2017、SANA, April 25, 2017、UPI, April 25, 2017などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がイドリブ県カフルタハーリーム町の病院を爆撃で破壊(2017年4月25日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月25日付)、シリア人権監視団によると、戦闘機(クッルナー・シュラカーによるとロシア軍)がカフルタハーリーム町を空爆し、12人が死亡、また町内にある野戦病院が利用不能となった(ロイター通信(4月25日付)によると死者は14人)。

一方、シリア人権監視団によると、カニーヤ村で、シャーム解放機構による同地からの避難民追放に抗議するデモが発生した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力が県北部のズラーキーヤート村周辺の回廊地帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月25日付)によると、シリア軍がティシュリーン地区、カーブーン区などを砲撃、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦し、イスラーム軍の戦闘員3人を捕捉した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダルアー市内各所(マンシヤ地区)を18回にわたり空爆、またシリア軍が地対地ミサイル9発を同地に撃ち込んだ。

一方、SANA(4月25日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区、カラク地区、アルバイーン地区、ダム街道地区、アッバースィーヤ地区、バドウ地区、バジャービジャ地区、ハマーディーン地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 25, 2017、AP, April 25, 2017、ARA News, April 25, 2017、Champress, April 25, 2017、al-Hayat, April 26, 2017、Kull-na Shuraka’, April 25, 2017、al-Mada Press, April 25, 2017、Naharnet, April 25, 2017、NNA, April 25, 2017、Reuters, April 25, 2017、SANA, April 25, 2017、UPI, April 25, 2017などをもとに作成。

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シリア文科省遺跡博物館でパルミラ遺跡群の調査で知られるハーリド・アスアド氏の偉業を後世に伝えるための児童を対象としたワークショップ開催(2017年4月25日)

シリア文化省の遺跡博物館局は、ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡群の調査で知られるハーリド・アスアド氏の功績を讃え、後世に伝えるため、首都ダマスカスでデジタル考古学研究所との共催で、児童を対象としたワークショップ「タドムルへのメッセージ…ダマスカスからアロナへ」を開催した。

ワークショップはイタリアのアロナ市に開設される「ハーリド・アスアド美術館」の開館式で展示するため、児童たちがパルミラ遺跡群の絵画を模写したほか、タドムル市の映像が公開された。

SANA(4月25日付)が伝えた。

ハーリド・アスアド氏は2015年8月、タドムル市でダーイシュ(イスラーム国)によって捉えられ、殺害されている。

SANA, April 25, 2017

AFP, April 25, 2017、AP, April 25, 2017、ARA News, April 25, 2017、Champress, April 25, 2017、al-Hayat, April 26, 2017、Kull-na Shuraka’, April 25, 2017、al-Mada Press, April 25, 2017、Naharnet, April 25, 2017、NNA, April 25, 2017、Reuters, April 25, 2017、SANA, April 25, 2017、UPI, April 25, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月24日、ダイル・ザウル県、ラッカ県で19回の爆撃を実施(2017年4月25日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月24日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して35回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は19回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(9回)、タブカ市近郊(7回)で実施された。

CENTCOM, April 25, 2017をもとに作成。

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ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の司令官が死亡(2017年4月24日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(4月25日付)によると、ヤルムーク川流域での反体制武装集団との戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の司令官の一人アブー・ムハンマド・ティラーウィー氏が死亡した。

AFP, April 25, 2017、AP, April 25, 2017、ARA News, April 25, 2017、Champress, April 25, 2017、al-Hayat, April 26, 2017、Kull-na Shuraka’, April 25, 2017、al-Mada Press, April 25, 2017、Naharnet, April 25, 2017、NNA, April 25, 2017、Reuters, April 25, 2017、SANA, April 25, 2017、UPI, April 25, 2017などをもとに作成。

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イスラエル前国防大臣「ダーイシュは過去に1度だけイスラエルに「誤射」、即座に「謝罪」してきた」(2017年4月24日)

モシェ・ヤアロン前国防大臣は、ダーイシュ(イスラーム国)が過去に一度だけイスラエル占領下のゴラン高原を誤って砲撃、イスラエル側に謝罪したことがあると暴露した。

イスラエルのチャンネル10(4月24日付)が伝えた。

ヤアロン国防大臣は、4月21日にイスラエル占領下のゴラン高原にシリア領内から発射された迫撃砲弾3発が着弾したことに関してコメントし、そのなかで「ほとんどの砲撃が、シリア軍支配下の地域から行われている…。しかし、最近になって一度だけ、ダーイシュが誤って砲撃したケースがあり、彼らは即座に謝罪してきた」と述べた。

Press TV, April 24, 2017

 

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、Channel 10, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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米財務省は化学兵器開発に関与したとしてシリア科学調査研究センター職員271人に制裁発動(2017年4月24日)

米財務省は、化学兵器開発に関与したとして、シリア科学調査研究センターの職員271人を資産凍結、入国規制などの制裁対象に追加登録したと発表した。

ARA News(4月24日付)が伝えた。

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はタブカ市内のダーイシュの複数拠点を制圧(2017年4月24日)

ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(4月24日付)は、「ユーフラテスの怒り」作戦第4段階を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、タブカ市内南西部(アラフ交差点)、南部(ワフブ地区の一部)、北西部(ジャズィーラト・マフミーヤ地区)の拠点複数カ所を制圧した。

Kull-na Shuraka’, April 24, 2017

また、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタブカ市一帯を空爆した。

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室がヒムス県マハッサ山一帯でダーイシュと交戦(2017年4月24日)

ヒムス県では、SNN(4月24日付)によると、「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室が、県南東部の砂漠地帯マハッサー山一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して激しい攻撃を加えた。

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍とダーイシュはヒムス県東部で戦闘を続ける(2017年4月24日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市郊外のアブタル山一帯、穀物サイロ地区一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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ヨルダン、トルコ・イスタンブールのシリア大使館がビザ更新手続きを停止(2017年4月24日)

クッルナー・シュラカー(4月24日付)によると、ヨルダンの首都アンマンにあるシリア大使館領事部とトルコのイスタンブールにあるシリア領事館は、4月24日付で在留シリア人に対するビザ更新事務を停止したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, April 24, 2017

 

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍は化学兵器攻撃疑惑事件が起こったハーン・シャイフーン市(イドリブ県)の野菜市場を燃料気化爆弾(2017年4月24日)

ハマー県では、SANA(4月24日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにハマー県北部でのシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する掃討作戦を続行し、マサースィナ村、ズール・ヒーサ村、ズール・タイバ村を制圧し、治安と安定を回復した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがマアルカバ村を「樽爆弾」で空爆する一方、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はブワイダ村周辺の回廊地帯を砲撃した。

シリア軍戦闘機はまた、カフルズィーター市、ラターミナ町を空爆し、ロシア軍戦闘機もハラファーヤー市一帯を空爆した

ARA News(4月24日付)も、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、マサースィナ村、ズラーキーヤート村を激しく空爆したと伝えた。

また、クッルナー・シュラカー(4月24日付)、シリア人権監視団によると、シリア軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の反撃を受け、前日に制圧したザリーン村、ズラーキーヤト村一帯から撤退したと伝えた。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月24日付)によると、シリア軍戦闘機がハーン・シャイフーン市中心街の野菜市場などを燃料気化爆弾で爆撃し、3人が死亡した(シリア人権監視団によると、子供1人を含む5人が死亡)。

Kull-na Shuraka’, April 24, 2017

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がシャニーヤ村を砲撃した。

クッルナー・シュラカー(4月24日付)によると、シャーム解放機構の特殊部隊がハウラ地方のカナーフィーヤ・アウスィーヤ検問所を攻撃し、シリア軍兵士数十人を殺害、同地を一時制圧した。

これに対して、シリア軍戦闘機はハウラ地方各所を空爆した。

クッルナー・シュラカー(4月25日付)によると、これにより、7人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がジャウバル区、カーブーン区を空爆・砲撃し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

また中心街のジスル・ライース近く、アブー・ルンマーナ地区、バラームカ地区、ティシュリーン競技場に迫撃砲弾複数発が着弾した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市ダルアー・バラド地区を「樽爆弾」などで空爆した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月24日付)によると、インヒル市とジャースィム市を結ぶ街道でハムザ旅団司令官のハサン・ラーフィー氏が乗った車が何者かの襲撃を受け、ラーフィー氏を含む2人が死亡した。

また、ヒルバト・ガザーラ町と西ガーリヤ村を結ぶ街道に仕掛けられた爆弾が爆発し、スンナ青年師団の戦闘員3人が死亡した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカッバーナ村とサルマーニーヤ村を結ぶ回廊地帯を空爆した。

一方、SANA(4月24日付)によると、シリア軍が県北部のトゥッファーヒィーヤ村一帯の回廊地帯でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、装備を破壊した。

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、April 25, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区から7度目となる反体制武装集団戦闘員および家族の退去が実施される(2017年4月24日)

ヒムス県では、SANA(4月24日付)によると、ロシアの仲介によるシリア軍と反体制武装集団の停戦合意に基づき、ヒムス市ワアル地区から7度目となる戦闘員および家族の退去が実施された。

シリア軍への投降を拒否する戦闘員260人とその家族は、シリア政府が準備した大型旅客バス41人に分乗し、トルコ軍およびその支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるアレッポ県ラジャーブルス市方面に移動した。

SANA, April 24, 2017

AFP, April 24, 2017、AP, April 24, 2017、ARA News, April 24, 2017、Champress, April 24, 2017、al-Hayat, April 25, 2017、Kull-na Shuraka’, April 24, 2017、al-Mada Press, April 24, 2017、Naharnet, April 24, 2017、NNA, April 24, 2017、Reuters, April 24, 2017、SANA, April 24, 2017、UPI, April 24, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は4月21日~4月23日の3日間でラッカ県、ダイル・ザウル県各所を爆撃(2017年4月24日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月21日~4月23日の3日間のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

4月21日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して45回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は37回で、ブーカマール市近郊(10回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(15回)、タブカ市近郊(8回)に対して行われた。

4月22日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して36回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は24回で、ブーカマール市近郊(2回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)、ラッカ市近郊(10回)、タブカ市近郊(8回)に対して攻撃が行われた。

4月23日はシリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対して31回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は24回で、ダイル・ザウル市近郊(3回)、タドムル市近郊(2回)、ラッカ市近郊(7回)、タブカ市近郊(12回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 24, 2017をもとに作成。

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