トルコ当局が指名手配中の親政権民兵の代表がシリア国内で暗殺未遂に遭う(2018年9月6日)

シリア軍とともに反体制武装集団に対する人民防衛諸集団の一つ→アサド政権を支持し反体制派との戦闘に参加してきた人民防衛諸集団の一つの

ラタキア県では、アレキサンドレッタ地方解放人民戦線の代表を務めるアリー・カヤーリー氏(別名ミフラチュ・ウラル、トルコのハタイ県出身)が乗った車列がスランファ、近郊の街道を通行中に、道路脇に仕掛けられていた爆弾が爆発し、1人が死亡、2人が負傷した。

複数の消息筋によると、カヤーリー氏本人も軽傷を負ったが、無事だった。

アレキサンドレッタ地方解放人民戦線は、シリア政府を支持し、反体制派との戦闘に参加してきた人民防衛諸集団の一つで、トルコ当局はカヤーリー氏を指名手配している。

al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018

AFP, September 6, 2018、ANHA, September 6, 2018、AP, September 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 7, 2018、Reuters, September 6, 2018、SANA, September 6, 2018、UPI, September 6, 2018などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県でシリア政府と和解した反体制武装集団のメンバー25人が拘束(2018年9月6日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月6日付)によると、ドゥマイル市一帯でシリア政府との和解に応じた反体制武装集団のメンバー25人がシリア軍によって拘束された。

25人はスンナ青年旅団のメンバーだという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月6日付)によると、アトマーン村でダーイシュ(イスラーム国)、ないしは反体制武装集団のメンバーと思われる男性複数人が拘束された。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月6日付)によると、アレッポ市バーブ・ファラジュ地区で、刑事治安局と人民諸委員会が交戦し、刑事治安局のアリー・スライマーン大尉が死亡、双方に4人の負傷者が出た。

AFP, September 6, 2018、ANHA, September 6, 2018、AP, September 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 7, 2018、Reuters, September 6, 2018、SANA, September 6, 2018、UPI, September 6, 2018などをもとに作成。

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YPGおよび「オリーブの怒り」作戦司令室はトルコ実質占領下のアフリーン郡で反体制武装集団メンバーを殺害(2018年9月6日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)に近い「オリーブの怒り」作戦司令室が、トルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン郡シャッラー村でシャーム軍団の司令官1人を殺害したと発表した。

「オリーブの怒り」作戦はまた、アフリーン市とジンディールス町を結ぶ街道でシャーム戦線のメンバー1人を殺害したと発表した。

一方、YPG広報センターも、ディークマダーシュ村でシャーム戦線のメンバー2人を殺害したと発表した。AFP, September 6, 2018、ANHA, September 6, 2018、AP, September 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 7, 2018、Reuters, September 6, 2018、SANA, September 6, 2018、UPI, September 6, 2018などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県、ハマー県への砲撃を続けるなか、イドリブ県で1,000人あまりが戦闘を避け避難(2018年9月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がフワイン村、タマーニア町、ジャルジャナーズ町、マアッル・シャマーリーン村などを砲撃した。

また、シリア軍による砲撃を受けて、180世帯、1,000人あまりが5日以降、反体制派支配地域内を県東部に向かって避難した。

一方、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がタッフ村、タッル・アース村にある反体制武装集団の教練キャンプや拠点を砲撃した。

これに対し、ドゥラル・シャーミーヤ(9月6日付)によると、国民解放戦線がジューリーン軍事基地をグラード・ロケット弾で砲撃した。

このほか、アナトリア通信(9月6日付)によると、戦車などからなるトルコ軍の車列が、キリス市からシリア領内に入った。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村などを砲撃した。

一方、SANA(9月6日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。

AFP, September 6, 2018、Anadolu Ajansı, September 6, 2018、ANHA, September 6, 2018、AP, September 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 7, 2018、Reuters, September 6, 2018、SANA, September 6, 2018、UPI, September 6, 2018などをもとに作成。

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第60回ダマスカス国際博覧会が開幕、48カ国が参加(2018年9月6日)

ダマスカス郊外県マディーナト・マアーリド(エクスポ・シティ)で第60回ダマスカス国際博覧会が開幕し、イマード・ハミース首相がアサド大統領の代理として開会式に出席し、開会の辞を述べた。

第60回ダマスカス国際博覧会にはアラブ諸国を含む48カ国が参加している。

SANA, September 6, 2018

AFP, September 6, 2018、ANHA, September 6, 2018、AP, September 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 7, 2018、Reuters, September 6, 2018、SANA, September 6, 2018、UPI, September 6, 2018などをもとに作成。

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国連安保理でシリアでの化学兵器保有・開発にかかる会合開催、米仏とロシア・シリアが非難の応酬(2018年9月6日)

国連安保理は、イドリブ県でのシリア軍の攻撃が激しさを増すなか、シリアでの化学兵器保有・開発にかかる会合を開催した。

会合では、軍縮担当上級代表の中満泉氏が、シリア国内の化学兵器関連施設27カ所の廃棄を確認したとしたうえで、シリアでの化学兵器使用に関する調査を行う国連および化学兵器禁止機関(OPCW)の合同査察機構(Joint Investigation Mechanism、JIM)が活動を停止したことに伴う化学兵器再使用の危険について指摘した。

フランスのフランソワ・デラトレ国連代表は、イドリブ県での化学兵器使用の可能性について、使用された場合「シリアの長い悲劇の歴史の新たな一章が幕開けする」と懸念を表明した。

米国のニッキー・ヘイリー国連大使も、シリア政府がイドリブ県で再び化学兵器を使用していると主張した。

これに対して、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は、OPCWがシリアでの化学兵器廃絶を確認しているとしたうえで、欧米諸国がシリア政府に使用の嫌疑をかけ続けいていると批判した。

シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表も「シリアには化学兵器はもう存在しない」と共同、一部諸国が、シリア国内の化学兵器関連施設が廃棄されたとの報告に耳を傾けようとしない、と批判し、「我々は戦争に勝利しつつあり、化学兵器を使用する必要はない…。シリアが、テロリストではなくて、女性や子供に対して武器を使用する理由がどこにあるのか!」と強調した。

『ハヤート』(9月7日付)などが伝えた。

AFP, September 6, 2018、ANHA, September 6, 2018、AP, September 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 7, 2018、Reuters, September 6, 2018、SANA, September 6, 2018、UPI, September 6, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:9月5日に難民960人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は11,572人に(2018年9月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月6日付)を公開し、9月5日に難民960人(うち女性288人、子供490人)が新たに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は11,572人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者11,254人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万6,358人(うち女性209万5,907人、子供356万3,043人)。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月6日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を26件(アレッポ県10件、ハマー県1件、ラタキア県15件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 6, 2018をもとに作成。

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ハイダル国民和解担当国務大臣「ロジャヴァ支配地域、クルド人を特別扱いはしない」(2018年9月5日)

アリー・ハイダル国民和解担当国務大臣はスプートニク・ニュース(9月6日付)のインタビューに応じ、そのなかで西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配地域を特別扱いはせず、他の地域と同じように対処すると述べた。

ハイダル大臣は「我々はシリアのどの県に対しても、他の県と異なった特権を与えることはできないし、シリアのどのエスニック集団にも、ほかのエスニック集団と異なった特権を与えることはできない…。そうすれば、シリアが統一国家で一つの社会だという発想が打ち崩されるからだ」としたうえで、「米国が関与しているクルド人勢力にかかる現下の問題を解決するには、こうした対処に背を向けさせ、シリアという国家の方を向かせる」必要があると述べた。

al-Hayat, September 6, 2018

 

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、Sputnik News, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダーイシュ支配下のダイル・ザウル県東部で住人に退避を呼びかけるビラを散布(2018年9月5日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)が活動を続ける県東部のハジーン市およびその周辺地域にヘリコプターでビラを散布し、住民に同地から退避するよう呼びかけ、総攻撃が近いことを知らせた。

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「ロシア、イラン、トルコの三カ国首脳会談を通じてイドリブ県攻撃が回避されることを希望している…。会談は良い結果をもたらすだろう」(2018年9月5日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、公式訪問先のキルギスタンからの帰国途中の機内で記者団に対して、イドリブ県の情勢について「トルコにとって極めて重要だ。そこでは厳しい作戦が行われており…、深刻な虐殺がなされようとしている」と語った。

エルドアン大統領はまた、近く予定されているロシア、イラン、トルコの三カ国首脳会談に関して「トルコはこの首脳会談を通じてイドリブ県への攻撃が回避されることを希望している…。この首脳会談は良い結果をもたらすだろう」と述べた。

『ヒュッリイイェト』(9月5日付)が伝えた。

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Hurriyet, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県のジスル・シュグール市でイドリブ県に対するロシアやシリア政府の情報戦、風評に対処するためのセミナー開催(2018年9月5日)

ドゥラル・シャーミーヤ(9月5日付)は、イドリブ県のジスル・シュグール市で、ジスル・シュグール広報センターが、「市民社会諸組織会合」の名でセミナーを開き、イドリブ県に対するロシアやシリア政府の情報戦、風評に対処するための講習を行ったと伝えた。

セミナーには、ジスル・シュグール市および同市一帯の地元評議会、政治評議会、ホワイト・ヘルメット、教育機関の代表が参加したという。

al-Durar al-Shamiya, September 5, 2018
al-Durar al-Shamiya, September 5, 2018

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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マティス米国防長官「イドリブ県の反体制派が化学兵器による攻撃を行う能力を有しているとのいかなる情報も持っていない」(2018年9月5日)

ジェームズ・マティス米国防長官は報道向け声明を出し、「我々は、イドリブ県の反体制派が化学兵器による攻撃を行う能力を有しているとのいかなる情報も持っていない」と述べた。

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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イスラエルのネタニヤフ首相「イスラエルはイランとその手先がシリア国内に基地を建設するのを阻止しようとしている」(2018年9月5日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は閣議で、4日にイスラエル軍がタルトゥース県、ハマー県で行ったとされるミサイル攻撃に関連して「シリア国内で高性能兵器製造の試みを阻止するべく行動しなければならない…。イスラエルはイランとその手先がシリア国内に基地を建設するのを阻止しようとしている。我々はこの試みを阻止する」と述べた。

チャンネル10(9月5日付)が伝えた。

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、Channel 10, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコの実質占領下にあるアフリーン郡(アレッポ県)で北部旅団を要撃(2018年9月5日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターが、トルコの実質占領下にあるアフリーン郡のマリーミーン村で北部旅団を要撃し、4人を殺害した。

一方、県北東部のジャラーブルス市では、爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発し、6人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、ANHA(9月5日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のダイル・ザウル県文民評議会の内務治安部隊が、ヒマール・アリー地区にある同評議会宗教施設前で爆弾を爆発させようとした男性2人を殺害した。

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県への砲撃を続ける一方、反体制武装集団は同県内の橋を破壊(2018年9月5日)

ハマー県では、SANA(9月5日付)によると、反体制武装集団がカルアト・マディーク町西のトゥワイナ橋を破壊した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月5日付)によると、シリア軍がヒーシュ村、ザルズール村、ウンム・ハラーヒール村などを砲撃した。

これに対して、国民解放戦線は、ジューリーン軍事基地に展開するシリア軍に反撃したという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(9月5日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、スワイダー県東部に接するサファー丘でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討戦を続けた。

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は4日にイドリブ県にあるシャーム解放機構の無人航空機工場を爆撃したと発表(2018年9月5日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は報道向け声明を出し、4日にイドリブ県にあるシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)の工場1カ所に対して、ロシア空軍のSu-34戦闘機2機による爆撃を実施したと発表した。

この工場で製造された無人航空機複数機が、ラタキア県にあるフマイミーム航空基地への攻撃を試みてきたことへの対抗措置で、標的となった地域には民間人はいなかったという。

コナシェンコフ報道官は、このほかにもSu-35戦闘機1機が、対空システムを開発していたとされる弾薬庫を爆撃したと付言した。

さらに4機の戦闘機が出撃し、ハマー県、アレッポ県、イドリブ県を爆撃したという。

al-Durar al-Shamiya, September 5, 2018

AFP, September 5, 2018、ANHA, September 5, 2018、AP, September 5, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 5, 2018、SANA, September 5, 2018、UPI, September 5, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:9月4日に難民259人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は10,612人に(2018年9月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月5日付)を公開し、9月4日に難民259人(うち女性77人、子供128人)が新たに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は10,612人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者10,294人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万6,358人(うち女性209万5,907人、子供356万3,043人)。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月5日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(アレッポ県10件、ハマー県1件、ラタキア県13件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 5, 2018をもとに作成。

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アブハジア共和国のハジムバ大統領がシリアを初訪問し、アサド大統領と会談、友好協力条約に調印(2018年9月4日)

アブハジア共和国のラウリ・ハジムバ大統領がシリアを公式訪問し、アサド大統領らシリア政府首脳と会談した。

SANA(9月4日付)によると、アブハジアの国家元首がシリアを訪問するのは、これが初めて。

アサド大統領とハシムバ大統領は首都ダマスカスで会談を行い、両国の経済・社会・文化関係の活性化や強化について意見を交わし、友好協力条約に調印した。

SANA, September 4, 2018

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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ドゥラル・シャーミーヤ:ハマー県で親政権民兵が口論の末、ロシア軍兵士3人を殺害(2018年9月4日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月4日付)が独自筋の話として、ガーブ平野のジャイイド村で、親政権民兵(バースィム・ムハンマド氏が率いる「シャッビーハ」)とロシア軍兵士が口論となり、民兵がロシア軍兵士3人を殺害したと伝えた。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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ドイツのマス外務大臣「我が国は可能なあらゆる努力を通じて、イドリブ県での人道被害発生を阻止する」(2018年9月4日)

ドイツのハイコ・マース外務大臣は記者会見で、イドリブ県情勢に関して、「我が国は可能なあらゆる努力を通じて、同県での人道被害発生を阻止する」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月4日付)が伝えた。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県でシリア政府との和解に応じたスンナ青年旅団の指導者、ハウラーン自由人連合報道官はシリア軍によるイドリブ県解放作戦への参加を否定(2018年9月4日)

ダルアー県でシリア政府との和解に応じたスンナ青年旅団の指導者アフマド・アウダ氏は、SNSで拡散されたビデオのなかで、シリア軍によるイドリブ県解放戦に参加しないと暗示した。

アウダ氏は「我々は今も昔も自由なシリア人で、今も昔も不正や攻撃に満足していない。我々はこうしたことを今も昔も受け入れてはいない…。我々の武器は、傭兵、テロ組織など国外からの敵から民を守るためだけのものだ」と述べた。

また、ハウラーン自由人連合のアブー・ムハンマド・ハウラーニー報道官は、ダルアー県でシリア政府と和解した反体制武装集団の戦闘員約1,100人が第1陣としてイドリブ県に向かったとの情報を否定した。

しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(9月4日付)によると、シリア政府と和解したダルアー県の反体制武装集団の戦闘員約500人がすでにイドリブ県に派遣されており、今後その数は1,100人に増加する見込みだという。

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一方、ハウラーン自由人連合のアブー・マフムード・ハウラーニー報道官は、ドゥラル・シャーミーヤ(9月4日付)の取材に対して、シリア軍当局が、和解に応じ、第5軍団に合流した反体制武装集団の戦闘員約340人と、イドリブ県での戦闘に向けて契約書を交わしていることを明らかにし、契約書の画像を公開した。

契約書には、2年間兵役に服すかたちで従軍すること、この帰還を終えた後は従軍を求められない旨記載されている。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍がイドリブ県、ハマー県を20回以上にわたり爆撃(2018年9月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が22日ぶりに反体制派支配地域各所を爆撃した。

ロシア軍が爆撃したのはムハムバル村で、反体制武装集団の戦闘員6人が負傷した。

ドゥラル・シャーミーヤ(9月4日付)によると、ロシア軍による爆撃は20回以上に及び、イドリブ県西部郊外からハマー県ガーブ平原にいたる地域、具体的なブサンクール村、アナブ村、ガーニー村、ルージュ平原、ムハムバル村、バシュラームーン村が標的となった。

なお、シリア人権監視団によると、ロシア軍の爆撃とは対称的に、シリア軍による砲撃は激しく行われなかった。

ARA News, September 4, 2018

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月4日付)によると、ロシア軍戦闘機がイドリブ県に近いジャーヌーディーヤ町、ジャドラーヤー村、カルクール村を爆撃した。

なお、シリア人権監視団によると、ロシア軍の爆撃とは対称的に、シリア軍による砲撃は激しく行われなかった。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がスワイダー県との県境一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県東部を爆撃し、ダーイシュの幹部ら4人を殺害(2018年9月4日)

ダイル・ザウル県では、『ハヤート』(9月5日付)によると、米主導の有志連合が県東部のハジーン市近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点を爆撃し、幹部の1人で治安調査局のアミール(局長)を務めていたアブー・サイヤーフ・イラーキー氏ほか4人を殺害した。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコの実質占領下のアフリーン郡でシャーム軍団、第23師団と交戦し、戦闘員15人を殺害(2018年9月4日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターは声明を出し、9月3日にトルコの実質占領下にあるアレッポ県アフリーン市近郊のハーリタ村およびシーラーワー町一帯でシャーム軍団、第23師団と交戦し、戦闘員15人を殺害したと発表した。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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レバノンから難民数約人が新たにシリアに帰国(2018年9月4日)

レバノンで避難生活を送っていたシリア難民数百人が、タルトゥース県ダブースィーヤ国境通行所とダマスカス郊外県ジュダイダト・ヤーブース国境通行所を経由して、シリアに帰国した。

新たに帰国したのは、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県の住民。

SANA(9月4日付)が伝えた。

SANA, September 9, 2018

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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ロシア大統領府のペスコフ報道官「我々はシリア軍がイドリブ県でのテロ問題を解決する準備をしていることを承知している」(2018年9月4日)

これに対して、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は「間違いなく、イドリブ県にテロが存在するという問題を解決する必要がある。我々はシリア軍がこの問題を解決する準備をしていることを承知している」と述べた。

ペスコフ報道官は「イドリブ県の状況が孕む大きな脅威を考慮せずに警告を発するだけというが、完璧で包括的な方法だとは思えない…。イドリブ県のテロリストは…シリアにおける我が軍の暫定的な拠点に対する具体的な脅威となっている。周知の通り、さまざまな無人航空機がそこ(イドリブ県)から飛来している我が軍の拠点に対する脅威となっている」と述べた。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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トランプ米大統領「アサド大統領はイドリブ県攻撃という無謀なことをしてはならない。ロシアとイランは人道的悲劇に加担するという深刻な人道的過ちを犯すことになろう」(2018年9月4日)

ドナルド・トランプ米大統領は、シリア情勢、とりわけイドリブ県の情勢に関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/realDonaldTrump)で「シリアのバッシャール・アサド大統領はイドリブ県攻撃という無謀なことをしてはならない。ロシアとイランは、これから行われようとしている人道的悲劇に加担するという深刻な人道的過ちを犯すことになろう。数十万という人々が殺されるかもしれない。こんなことを起こさせてはならない。」と綴った。

 

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1036740691211284480

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一方、米ホワイト・ハウスのサラ・サンダーズ報道官は、ロシア軍の爆撃再開に関して「はっきりさせたい。バッシャール・アサド大統領の政権が再びかがくへいきを使用したときの我が国の姿勢は確固たるものだということを」と述べた。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:9月3日に難民266人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は10,353人に(2018年9月4日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月4日付)を公開し、9月3日に難民266人(うち女性80人、子供136人)が新たに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は10,353人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者10,035人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万6,358人(うち女性209万5,907人、子供356万3,043人)。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(9月4日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(アレッポ県7件、ハマー県3件、ラタキア県14件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも2件(ハマー県)の停戦違反を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, September 4, 2018をもとに作成。

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ダマスカス国際博覧会の準備のためヨルダン商業会議所副議長を団長とする代表団がシリアを公式訪問(2018年9月4日)

ヨルダン商業会議所のガッサーン・ハラファーン第一副議長を団長とするヨルダン経済代表団が、ダマスカス商業会議所連合の招待を受け、シリアを公式訪問した。

訪問は、6日に開幕するダマスカス国際博覧会の準備の一環で、代表団はシリア政府高官や経済界の代表らと会談した。

『ハヤート』(9月5日付)が伝えた。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表「シリア政府はイドリブ県での戦闘開始に先立って、9月10日まで猶予期間を定めた」(2018年9月4日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスのジュネーブでの記者会見で、イドリブ県の状況に関して、「我々は、シリア政府がイドリブ県攻撃実施に先立って、9月10日までの猶予期間を定めたと複数のメディアで聞いている」と述べた。

デミストゥラ氏はまた、ロシア軍による爆撃再開に関して「ロシアとトルコの協議が進展していないことを示すもんだろう」との見方を示した。

そのうえで「イドリブ県内で市民200万人に混じって1万人ものテロリストがいる問題を解決しなければならない」と強調した。

AFP, September 4, 2018、ANHA, September 4, 2018、AP, September 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2018、al-Hayat, September 5, 2018、Reuters, September 4, 2018、SANA, September 4, 2018、UPI, September 4, 2018などをもとに作成。

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