トルコ軍が前日に引き続き、ロジャヴァ支配下のラッカ県タッル・アブヤド市一帯を砲撃、女児1人が死亡(2018年11月1日)

ラッカ県では、ANHA(11月1日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市の西7キロに位置するタッル・ファンダル村を砲撃し、女児1人が死亡した。

トルコ軍はまた、同地に近いジャーラクリー村、クール・アリー村、スーサク村を砲撃した。

ANHA, November 1, 2018

AFP, November 1, 2018、ANHA, November 1, 2018、AP, November 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2018、al-Hayat, November 2, 2018、Reuters, November 1, 2018、SANA, November 1, 2018、UPI, November 1, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はポーランド議員団と会談(2018年11月1日)

アサド大統領は、シリアを訪問したポーランド議会のパヴァル・スクチトスキー(Pavel Skutitsky)議員を団長とする使節団と首都ダマスカスで会談した。

SANA(11月1日付)によると、アサド大統領は会談で「欧州諸国の多くが犯した最大の過ちの一つは、現実から乖離したことで、いかなる政権、政府であっても実態を知ることが正しい政策を打つうえで最も重要なステップだ」と述べた。

ポーランドの使節団はまた、ハンムーダ・サッバーグ人民議会議長とも個別に会談した。

SANA, November 1, 2018

AFP, November 1, 2018、ANHA, November 1, 2018、AP, November 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 1, 2018、al-Hayat, November 2, 2018、Reuters, November 1, 2018、SANA, November 1, 2018、UPI, November 1, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから116人、ヨルダンから415人の難民が帰国、避難民278人が帰宅(2018年11月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月1日付)を公開し、10月31日に難民531人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは116人(うち女性32人、子供59人)、ヨルダンから帰国したのは415人(うち女性126人、子供206人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は26,550人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者21,352人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者5,198人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 255,830人(うち女性76,752人、子供130,425人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民278人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは36人(うち女性16人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは242人(うち女性84人、子供113人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は160,452人(うち女性48,622人、子供81,041人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,242,814人(うち女性373,620人、子供633,424人)となった。

SANA, November 1, 2018

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(ラタキア県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 1, 2018をもとに作成。

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