トルコ軍はロジャヴァ支配下のラッカ県タッル・アブヤド市を攻撃(2018年11月17日)

ラッカ県では、ANHA(11月17日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるタッル・アブヤド市を中火器で攻撃した。

AFP, November 17, 2018、ANHA, November 17, 2018、AP, November 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2018、al-Hayat, November 18, 2018、Reuters, November 17, 2018、SANA, November 17, 2018、UPI, November 17, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センター:非武装地帯設置合意以降の停戦違反は570件、うちロシア・トルコ両国が確認したシリア軍の停戦違反は21件のみ(2018年11月17日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターは、ロシア・トルコ両首脳が9月17日にイドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯)に非武装地帯を設置することに合意してから17日で2ヶ月が経ったのに合わせて、非武装地帯での停戦違反の実態を明らかにした。

同センターによると、この2ヶ月で非武装地帯での停戦違反は530件を記録し、シリア軍兵士25人が死亡、シリア軍兵士62人と民間人5人が負傷しているという。

なお、ロシア国防省は連日、ロシア、トルコ双方の監視チームが確認した停戦違反件数を発表しているが、そのほとんどがロシア側監視チームが確認した停戦違反、すなわち反体制武装集団側の停戦違反で、トルコ側監視チームが確認した停戦違反、すなわちシリア政府側の停戦違反は21件のみだった。
タス通信(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2018、ANHA, November 17, 2018、AP, November 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2018、al-Hayat, November 18, 2018、Reuters, November 17, 2018、SANA, November 17, 2018、TASS, November 17, 2018、UPI, November 17, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから404人、ヨルダンから1,020人の難民が帰国、避難民207人が帰宅(2018年11月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月17日付)を公開し、11月16日に難民1,424人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは404人(うち女性122人、子供206人)、ヨルダンから帰国したのは1,020人(うち女性306人、子供519人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は41,111人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,911人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者16,200人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 270,391人(うち女性81,122人、子供137,806人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民207人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは29人(うち女性13人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは178人(うち女性58人、子供88人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は167,329人(うち女性50,884人、子供84,296人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,691人(うち女性375,882人、子供636,679人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(アレッポ県3件、ラタキア県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(ラタキア県)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 17, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

UNICEF中東・北アフリカ地域事務所は米主導の有志連合の爆撃に警鐘を鳴らす「シリアでの子供たちに対する戦争は終わりにはほど遠い」(2018年11月16日)

UNICEF(国連児童基金)の中東・北アフリカ地域事務所は、ダイル・ザウル県南東部のシャアファ村に対する米主導の有志連合の爆撃で子供30人が死亡したとの報道が相次いでいるなかで声明を出し、「シリアでの子供たちに対する戦争は終わりにはほど遠い…。子供を保護するという基本的な原則がほぼ8年にわたって完全に無視されている」と警鐘をならした。

UNICEFによると、2018年1月9月までだけでも、870人もの子供の死亡が確認されており、この数値は2011年以降最悪だという。

AFP, November 17, 2018、ANHA, November 17, 2018、AP, November 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 17, 2018、al-Hayat, November 18, 2018、Reuters, November 17, 2018、SANA, November 17, 2018、UPI, November 17, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サファー丘でのダーイシュとの戦闘で第5軍団に従軍する元反体制武装集団戦闘員5人が死亡(2018年11月16日)

ダマスカス郊外県では、スワイダー24(11月16日付)によると、シリア軍第5軍団がスワイダー県東部に隣接するサファー丘の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けた。

この戦闘で第5軍団に従軍している元反体制武装集団戦闘員5人が死亡したという。

AFP, November 16, 2018、ANHA, November 16, 2018、AP, November 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018、al-Hayat, November 17, 2018、Reuters, November 16, 2018、SANA, November 16, 2018、Suwayda 24, November 16, 2018、UPI, November 16, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構とイッザ軍がハマー県、ラタキア県のシリア軍拠点を攻撃(2018年11月16日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月16日付)によると、新興のアル=カーイダ系組織フラース・ディーン機構が主導する「信者を煽れ」作戦司令室が、県北部のサルマーニーヤ村一帯およびフールー村一帯のシリア軍拠点を攻撃した。

攻撃は、特攻自爆戦闘員(インギマースィー)によって行われ、武器、弾薬を捕獲したのち撤退したという。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表も、新興のアル=カーイダ系組織のフッラース・ディーン機構が、非武装地帯の南側に面する県北部のシリア政府支配地域内のシリア軍拠点を攻撃し、シリア軍と交戦し、シリア軍兵士および親政権民兵の戦闘員9人が死亡、フッラース・ディーン機構の戦闘員5人が死亡したと発表した。

一方、SANA(11月16日付)は、シリア軍が、サルマーニーヤ村一帯に潜入しようとした反体制武装集団と交戦、これを撃退した、と伝えた。

この戦闘で、反体制武装集団の戦闘員複数が死傷、シリア軍側にも負傷者が出たという。

また、SANAによると、イッザ大隊(イッザ軍)は、同地のシリア軍拠点を重火器・中火器で砲撃、シリア軍がこれに応戦した。

イッザ大隊はこのほかにも、ムーリク市一帯のシリア軍拠点に対して発砲を行い、シリア軍が応戦した。

SANA, November 16, 2018

**

ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月16日付)によると、新興のフッラース・ディーン機構が主導する「信者を煽れ」作戦司令室が、クルド山のカトフ・ハッスーン地区、ブルカーン丘一帯のシリア軍拠点を攻撃し、兵士18人を殺害した。

al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018

AFP, November 16, 2018、ANHA, November 16, 2018、AP, November 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018、al-Hayat, November 17, 2018、Reuters, November 16, 2018、SANA, November 16, 2018、UPI, November 16, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア合同調整センター:ロシア、イラン、ドイツ、カナダ、英国、カタール、サウジなどによる236の工業事業が進行中(2018年11月16日)

ロシア国防省は国外難民と国内避難民の帰還を支援するための外務省との合同調整センターが、シリアの国外難民帰還調整委員会との合同会合を開催したと発表した。

会議では、難民の帰国、避難民の帰宅の進捗状況が報告されたほか、シリア国内で進行中の工業部門における外国資本の事業についての情報が開示された。

それによると、現在236の事業(資本総額750億シリア・ポンド)が、ロシア、ドイツ、カナダ、インド、中国、インドネシア、香港、北朝鮮、英国、カタール、オマーン、キプロス、オーストラリア、クウェート、エジプト、イラン、レバノン、アルジェリア、イラク、UAE、ヨルダン、サウジアラビア、トルコ、バーレーンといった国によって行われているという。

また、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプの状況に関して、シリア難民5万人のなかに、米国が支援する革命特殊任務軍の戦闘員6,000人が紛れ込み、活動を続けているとの報告がロシア側からなされた。

Ministry of Defence of Russia, November 16, 2018

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 16, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから108人、ヨルダンから1,125人の難民が帰国、避難民284人が帰宅(2018年11月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月16日付)を公開し、11月15日に難民1,233人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは108人(うち女性25人、子供68人)、ヨルダンから帰国したのは1,125人(うち女性361人、子供583人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は39,687人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,507人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者15,180人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 268,967人(うち女性80,694人、子供137,081人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民284人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは28人(うち女性12人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは256人(うち女性75人、子供138人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は167,122人(うち女性50,813人、子供84,200人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,484人(うち女性375,811人、子供636,583人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県5件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも5件の停戦違反(アレッポ県1件、ハマー県4件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 16, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコの庇護を受ける国民解放戦線がアレッポ市西部のシリア軍拠点を攻撃し破壊(2018年11月15日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月16日付)によると、トルコの庇護を受ける国民解放戦線が、アレッポ市西部のラーシディーン地区一帯にあるシリア軍拠点を襲撃し、これを破壊、兵士多数を殺害した。

al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018

AFP, November 16, 2018、ANHA, November 16, 2018、AP, November 16, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 16, 2018、al-Hayat, November 17, 2018、Reuters, November 16, 2018、SANA, November 16, 2018、UPI, November 16, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍特殊部隊がアフリーン市の武装集団の治安活動を教練するため「シリア特殊任務師団」として進駐(2018年11月15日)

アナトリア通信(11月15日付)は、トルコ軍特殊部隊が主導する「シリア特殊任務師団」がアレッポ県アフリーン市に進駐したと伝えた。

「シリア特殊任務師団」は、アンカラ県、ガジアンテップ県、ハタイ県のトルコ軍特殊部隊に所属する12の部隊からなり、アフリーン市の治安を担う反体制武装集団の連合体である国民軍や「憲兵隊」の治安活動の教練を任務とするという。

Anadolu Ajansı, November 16, 2018

AFP, November 15, 2018、Anadolu Ajansı, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー市解放以来初となる親政権デモが行われ、数百人が参加(2018年11月15日)

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)が親政権系のメディアの情報として伝えたところによると、ダルアー市で政府を支持するデモ行進が行われ、数百人が参加した。

政府を支持するデモは、2018年7月にシリア軍がダルアー市を解放して以降初めて。

デモには、ムハンマド・ハーリド・ハンヌース県知事、バアス党ダルアー支部指導部メンバーたちも参加、パノラマ広場からダルアー市中心に位置するティシュリーン広場に向かって行進を行った。

デモ行進は、矯正運動(ハーフィズ・アサド前大統領による政権掌握)記念日(11月16日)に合わせたもので、参加者はシリア国旗、アサド大統領の写真を掲げ、政府支持を訴えた。

 

al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ日刊紙:PYDは学校でのアラビア語の使用、ヒジャーブ着用を禁止(2018年11月15日)

トルコ日刊紙『イェニ・シャファク』(11月15日付)は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)や人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会を主導する民主統一党(PYD)が、支配地域内の学校でのアラビア語使用を禁じるとともに、生徒に征服の着用を義務づけ、女子生徒にはヒジャーブの着用を禁止する告示を発したと伝えた。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018、Yeni Safak, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アリアスOPCW新事務総長「シリアでの毒ガス攻撃の責任者を特定するため、近く専門家10人からなるチームを任命する」(2018年11月15日)

化学兵器禁止機関(OPCW)のフェルナンド・アリアス新事務総長はオランダの外国人記者協会で講演し、そのなかで「シリアでの毒ガス攻撃の責任者を特定するため、近く専門家10人からなるチームを任命する予定だ…目的は化学兵器攻撃という犯罪を行った犯人を特定することにある」と述べた。

アリアス事務総長はしかし「だが、OPCWは法廷ではないし、警察でもない」とし、責任者の処罰については国連に付託することになると付言した。

ANHA(11月15日付)が伝えた。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はアラブ農業技術者連合執行局メンバーと会談(2018年11月15日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のアラブ農業技術者連合執行局メンバーと会談した。

SANA(11月15日付)が伝えた。

SANA, November 15, 2018

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部を爆撃し住民多数が死亡(2018年11月15日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月15日付)によると、米主導の有志連合が県南東部のブーバドラーン村、スーサ町の住宅街を爆撃し、住民23人が死亡した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月15日付)も、有志連合が上バーグーズ村を爆撃し、住民18人(うち子供13人、女性4人)が死亡したと発表した。

**

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月15日付)によると、スワイダー県東部に隣接するサファー丘一帯の岩石砂漠地帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍とイッザ軍がハマー県で交戦(2018年11月15日)

ハマー県では、SANA(11月15日付)によると、ラターミナ町方面からザッリーン村一帯に潜入しようとしたイッザ大隊(イッザ軍)をシリア軍げ撃退した。

**

ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月16日付)によると、「人民抵抗」を名のる反体制武装集団が、ジャースィム市のシリア軍拠点に手榴弾を投げ込み、兵士1人が死亡した。

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、November 16, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから129人、ヨルダンから856人の難民が帰国、避難民245人が帰宅(2018年11月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月15日付)を公開し、11月14日に難民985人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは129人(うち女性39人、子供66人)、ヨルダンから帰国したのは856人(うち女性257人、子供437人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は38,454人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,399人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者14,055人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 267,734人(うち女性80,308人、子供136,430人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民245人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは26人(うち女性8人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは219人(うち女性72人、子供118人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は165,838人(うち女性50,726人、子供84,055人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,200人(うち女性375,724人、子供636,438人)となった。

SANA, November 15, 2018

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「我々の任務は、イランの撤退がシリアだけでなく地域全体の平和、安定、安全を保証する最善の方途であるということを皆に説得することにあり、そのなかにはロシアも含まれている」(2018年11月14日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は、ドナルド・トランプ米政権が数ヶ月以内に、シリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いを決着させる意向だとしたうえで、戦闘終了後も米軍がダーイシュが「復活しないよう保証」するためにシリア駐留を続けると明言した。

一方、イランに関して、ジェフリー特使は「英国は、シリアにおけるイランのプレゼンスが誰の利益にもならないと見ている…。我々の任務は、それ(イランの撤退)がシリアだけでなく地域全体の平和、安定、安全を保証する最善の方途であるということを皆に説得することにあり、そのなかにはロシアも含まれている」と述べた。

そのうで「シリアからのイランの部隊の撤退は…米国の軍事目標ではないが、紛争を終結させるプロセスの結果として生じ、持続的平和に向けた唯一の道でなければならない」と強調した。

ロイター通信(11月15日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018

AFP, November 15, 2018、ANHA, November 15, 2018、AP, November 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 15, 2018、al-Hayat, November 16, 2018、Reuters, November 15, 2018、SANA, November 15, 2018、UPI, November 15, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコで暮らしていたシリア難民の7%以上がトルコによって解放(占領された)シリア北部に移住か?(2018年11月14日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は首都アンカラで記者会見を行い、トルコ国内にいたシリア難民のうち26万人以上を、同国が実質占領するアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域(ジャラーブルス市、バーブ市、アアザーズ市一帯)と「オリーブの枝」地域(アフリーン郡)に帰国させたことを明らかにした。

チャヴシュオール外務大臣は「シリア難民26万人以上が、今日までに「ユーフラテスの盾」作戦と「オリーブの枝」作戦を通じて解放されたシリア国内の地域にトルコから戻った」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月14日付)が伝えた。

なお、UNHCRに登録したシリア難民は、2018年11月12日現在で5,637,050人、うちトルコでの登録人数は3,594,232人(https://data2.unhcr.org/en/situations/syria)。

チャヴシュオール外務大臣の発言が事実であれば、トルコで暮らしていたシリア難民の72%が、シリア北部に移住したことになる。

al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018

AFP, November 14, 2018、ANHA, November 14, 2018、AP, November 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018、al-Hayat, November 15, 2018、Reuters, November 14, 2018、SANA, November 14, 2018、UPI, November 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

サウジアラビアのサルマーン国王救援人道支援センターの支援チームがアレッポ県北西部、ハマー県北部の反体制派支配地域に農業関連物資や生活物資の支援を行う(2018年11月14日)

SPA(11月14日付)は、サルマーン国王救援人道支援センターの支援チームが、シリア国内で支援を必要としている人々を対象とした農業関連物資や生活物資の支援を行ったと伝えた。

同通信社によると、サルマーン国王救援人道支援センターの技術チームは14日、アレッポ県北西部アアザーズ市近郊のシャイフ・アリー村、カフル・ハラブ村、カフル・ヌーラーン村、ニヤーラ村、タリール・シャーム村、ターティーヤ村、シャマーリフ村、サッジュー村、ファイラズィーヤ村、シャマーリーン村、カルジャブリー村、ハマー県カルアト・マディーク町近郊のハワーシュ村で支援を必要としている住民に対して、肥料、小麦の種子、飼料を配給した。

支援チームはまた、家畜の管理や、冬季の小麦栽培などにかかる農業技術の教練を行うための現地視察活動を行った。

SPA, November 14, 2018
SPA, November 14, 2018
SPA, November 14, 2018

AFP, November 14, 2018、ANHA, November 14, 2018、AP, November 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018、al-Hayat, November 15, 2018、Reuters, November 14, 2018、SANA, November 14, 2018、SPA, November 14, 2018、UPI, November 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

YPG主体のシリア民主軍はダーイシュの司令官1人をラッカ市で拘束(2018年11月14日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍がラッカ市で、バシール・フワイディー氏暗殺に関与したと思われるダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を拘束した。

ANHA(11月14日付)が伝えた。

AFP, November 14, 2018、ANHA, November 14, 2018、AP, November 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018、al-Hayat, November 15, 2018、Reuters, November 14, 2018、SANA, November 14, 2018、UPI, November 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部を白リン弾で爆撃し、多数の住民が死傷(2018年11月14日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月14日付)が複数の住民からの情報として伝えたところによると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」と称して、ハジーン市、シャフア村を白リン弾で爆撃し、多数の住民が死傷、住居などに甚大な被害が出た。

SANA, November 14, 2018

AFP, November 14, 2018、ANHA, November 14, 2018、AP, November 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018、al-Hayat, November 15, 2018、Reuters, November 14, 2018、SANA, November 14, 2018、UPI, November 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県でシリア軍と反体制武装集団が交戦(2018年11月14日)

ハマー県では、SANA(11月14日付)によると、シリア軍が、雨天に乗じてラターミナ町からハマー市北部のシリア軍拠点複数カ所に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。

AFP, November 14, 2018、ANHA, November 14, 2018、AP, November 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2018、al-Hayat, November 15, 2018、Reuters, November 14, 2018、SANA, November 14, 2018、UPI, November 14, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから116人、ヨルダンから905人の難民が帰国、避難民236人が帰宅(2018年11月14日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月14日付)を公開し、11月13日に難民1,021人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは116人(うち女性35人、子供59人)、ヨルダンから帰国したのは905人(うち女性272人、子供462人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は37,469人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,270人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者13,119人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 266,749人(うち女性80,012人、子供135,927人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民236人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは35人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは201人(うち女性69人、子供100人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は166,593人(うち女性50,646人、子供83,930人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,248,955人(うち女性375,644人、子供636,313人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 14, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の爆撃でダーイシュ・メンバーの家族22人を含む28人が死亡(2018年11月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合が県南東部を爆撃し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーの家族22人を含む28人が死亡した。

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 14, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構はイドリブ県東部でダーイシュ・メンバー12人を拘束(2018年11月13日)

イドリブ県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月13日付)によると、シャーム解放機構の治安部隊が県東部で9日、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー12人を拘束、彼らが仕掛けた爆発物の撤去・押収作業を行った。

Shabaka al-Iba’ al-Ikhbariya, November 13, 2018

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領はダーイシュによって拉致されていたスワイダー県住民と面談(2018年11月13日)

アサド大統領は、ダーイシュ(イスラーム国)によって7月に拉致され、3ヶ月にわたって人質として拘束された末、8日にシリア軍によって解放されたスワイダー県東部出身の住民を首都ダマスカスに迎え、彼らと懇談した。

SANA(11月13日付)によると、アサド大統領は、解放された女性、子供とその家族に祝意を述べ、「拉致されていたみなさん、そしてその御家族の忍耐と力…、そして彼らを解放するために一部犠牲となった軍の英雄たちの決意、これらは愛国心、そして愛国的行為の教訓となる…。愛国心とは言葉だけでなく、行動を通じて表明される。最高の愛国心とは祖国防衛だ。この義務を果たさなかった者は、シリアに対する「テロとの戦い」の被害の責任を負うことになる。この戦いにおける痛ましい一幕が、ダーイシュ(イスラーム国)によるスワイダー県東部農村への攻撃だった」と述べた。

これに対して、拉致されていた住民とその家族は大統領に祝意を述べた。

SANA, November 13, 2018

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合はハサカ県北東部で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ・メンバー3人を連行(2018年11月13日)

SANA(11月13日付)は、複数の住民筋およびメディア筋の話として、米主導の有志連合が、11月10日、ヘリコプター複数機を投入してハサカ県北東部のスワイディーヤ町で空挺作戦を敢行し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと思われる3人を連れ去った、と伝えた。

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はアル=カーイダ(シャーム解放機構)やイッザ軍とハマー県、イドリブ県で交戦(2018年11月13日)

ハマー県では、SANA(11月13日付)によると、ブライディージュ村の軍事基地一帯に展開するシリア軍がジャナービラ村一帯から潜入を試みた反体制武装集団に対して砲撃を加え、複数の戦闘員を殺傷した。

シリア軍はまた、タッル・サフル村一帯で活動を続けるイッザ大隊(イッザ軍)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(11月13日付)は、ブライディージュ村の軍事基地一帯に展開するシリア軍部隊が、シリア政府支配地域と反体制派支配地域の境界地帯で地雷・爆発物を撤去するため進軍を試みたが、進軍直後に地雷に触れ、多数の兵士が死傷、撤退したと伝えた。

SANA, November 13, 2018

**

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月13日付)がシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構からの情報として伝えたところによると、タッル・トゥーカーン村に進軍を試みたシリア軍部隊をシャーム解放機構が迎撃し、兵士10人を殺害した。

**

ヒムス県では、SANA(11月13日付)によると、ヒムス市ザフラー地区で、セルヴィス内に持ち込まれた手榴弾が誤って爆発し、乗客6人が負傷した。

AFP, November 13, 2018、ANHA, November 13, 2018、AP, November 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2018、al-Hayat, November 13, 2018、Reuters, November 13, 2018、SANA, November 13, 2018、UPI, November 13, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから128人、ヨルダンから798人の難民が帰国、避難民287人が帰宅(2018年11月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月13日付)を公開し、11月12日に難民926人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは128人(うち女性42人、子供55人)、ヨルダンから帰国したのは798人(うち女性217人、子供404人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は36,448人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者24,154人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者12,294人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 265,728人(うち女性79,705人、子供135,406人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民287人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは34人(うち女性9人、子供13人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは253人(うち女性82人、子供128人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は166,357人(うち女性50,566人、子供83,821人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,248,719人(うち女性375,564人、子供636,204人)となった。

**

ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県3件、イドリブ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 13, 2018をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.