ハマー県北部でシリアのアル=カーイダのシャーム解放機構がイッザ軍に対する攻撃への報復としてシリア軍拠点を攻撃、兵士多数を殺害。シリア人権監視団はシリア軍の停戦違反を示唆するも、トルコは停戦違反を報告せず(2018年11月10日)

ハマー県では、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に近いイバー・ネット(11月10日付)によると、10日のシリア軍によるイッザ軍拠点攻撃への報復として、シャーム解放機構のアサーイブ・ハムラー部隊が県北部のタラービーア村にあるシリア軍の作戦司令室を攻撃し、兵士20人以上を殺害した。

SANA(11月10日付)も、ハスラーヤー村で活動を続ける反体制武装集団が、タッル・ミルフ村一帯に潜入し、シリア軍拠点を攻撃し、シリア軍は武装集団を撃退したが、兵士数人が死傷したと伝えた。

ロシア国防省の発表によると、シリア軍兵士6人が死亡、5人が負傷した。

この戦闘に関して、シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、AFP(11月10日付)に対して、非武装地帯近郊、すなわち同地帯に隣接する反体制派支配地域(緊張緩和地帯)で戦闘が発生し、シリア軍少なくとも8人がシャーム解放機構によって殺害されたと述べ、シリア軍側の停戦違反を示唆した。

だが、ロシア国防省によると、ロシア・トルコ停戦監視委員会のトルコ側監督チームからの緊張緩和地帯での停戦違反についての報告はない。

一方、SANAによると、シリア軍はまた、ザッリーン村およびズラーキーヤート村一帯でイッザ大隊(イッザ軍)との戦闘を続けた。

SANA, November 10, 2018

AFP, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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タス通信はスワイダー県出身者を拉致していたダーイシュに対する特殊作戦にロシア軍が協力していたと伝える(2018年11月10日)

タス通信(11月10日付)は、7月にスワイダー県東部(スィブキー村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)が拉致した女性や子供のうち殺害・解放されていなかった19人全員をシリア軍が8日に無事解放したことに関して、ロシア軍部隊がシリア軍とともに、人質解放作戦に参加していた」と伝えた。

同通信によると、解放のための特殊作戦は、ロシア軍の支援のもとに準備、調整されたという。

AFP, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、TASS, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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スワイダー県シブキー村で、ダーイシュに殺害された人質4人の国葬が行われる(2018年11月10日)

スワイダー県では、SANA(11月10日付)によると、7月にダーイシュ(イスラーム国)によって拉致された住民のうち、解放(8日)を待たずに死亡した4人の国葬がシブキー村で執り行われ、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣がアサド大統領の代理として参列した。

SANA, November 10, 2018
SANA, November 10, 2018

AFP, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから578人、ヨルダンから547人の難民が帰国、避難民298人が帰宅(2018年11月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月10日付)を公開し、11月9日に難民1,125人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは578人(うち女性173人、子供295人)、ヨルダンから帰国したのは547人(うち女性164人、子供279人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は33,708人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者23,836人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者9,872人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 262,988人(うち女性78,902人、子供134,022人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民298人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは34人(うち女性15人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは264人(うち女性78人、子供140人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は165,481人(うち女性50,264人、子供83,418人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,247,843人(うち女性375,262人、子供635,801人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件(アレッポ県4件、ラタキア県1件、ハマー県4件)確認し、シリア軍兵士6人が死亡、5人が負傷したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 10, 2018をもとに作成。

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シリア人権監視団のアブドゥッラフマーン代表は「イラン・イスラーム革命防衛隊とシリア諜報機関が10万4000人の拘置者・逮捕者を殺害した」と喧伝(2018年11月9日)

英国で活動する反体制組織のシリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表は、アラビーヤ・チャンネル(11月9日付)に対して、政権内部から得た情報だとして、シリア軍およびムハーバラート(諜報機関)所轄の拘置所・刑務所で10万4000人の拘置者・逮捕者が死亡したと述べた。

アブドゥッラフマーン代表は、「政権内部から得た情報」の詳細については明らかにしなかったが、死亡した拘置者・逮捕者の約83%が2013年3月から2015年10月にかけて死亡し、30万人がダマスカス郊外県のサイドナーヤー刑務所で収監されていたという。

シリアの拘置所・刑務所は、イラン・イスラーム革命防衛隊とシリアのムハーバラートによって監視され、両組織が拘置者・逮捕者の殺害を黙認、サイドナーヤー刑務所では1日2~3人が病気や飢えで死亡していたのだという。

また、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領も、シリア政府に対する国際世論の批判を回避するために、こうした拘置所・刑務所を監督していたのだという。

アブドゥッラフマーン代表は、イラン・イスラーム革命防衛隊、ジャミール・ハサン少将を長とする空軍情報部をはじめとするムハーバラートの手によって10万4000人が殺されたと断じたうえで、現在も80万人あまりが各地の拘置所・刑務所に収監されており、政府は拘置者・逮捕者がすでに死亡したと、家族に対して伝えていたが、新たな軍事作戦のための条件として彼らの身柄を利用しようとしているのだという。

https://www.facebook.com/syriahro/videos/569806136790851/

syriahr.com, November 9, 2018

AFP, November 11, 2018、ANHA, November 11, 2018、AP, November 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018、al-Hayat, November 12, 2018、Reuters, November 11, 2018、SANA, November 11, 2018、Syriahr.com, November 9, 2018、UPI, November 11, 2018などをもとに作成。

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トルコのアカル国防大臣は、ハマー県北部でのシリア軍とイッザ軍の戦闘に関して「我々は必要な措置を講じた。些細な問題が発生しているが、イドリブ県の現状が維持されることを希望する」と述べる(2018年11月9日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は、訪問先のソマリアの首都モガディシュで、ハマー県北部の非武装地帯でのシリア軍とイッザ軍の交戦に関して「ロシアとトルコは、措置での合意(非武装地帯設置にかかる合意)の要件を遵守している…。我々は必要な措置を講じた。一部些細な問題が発生しているとはいえ、イドリブ県の現状が維持されることを希望している」と述べた。

アナトリア通信(11月10日付)が伝えた。

AFP, November 10, 2018、Anadolu Ajansı, November 10, 2018、ANHA, November 10, 2018、AP, November 10, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 10, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 10, 2018、SANA, November 10, 2018、UPI, November 10, 2018などをもとに作成。

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ハサン空軍情報部長がダルアー県各所を突如訪問し、地元の名士や住民と面談、拘束中の家族の釈放やインフラ改善などについて意見を交わす(2018年11月9日)

ジャミール・ハサン空軍情報部長が、ダルアー県のナワー市、ダーイル町、東カラク村、東ガーリヤ村を突如訪問し、地元の名士や住民と面談、拘束中の家族の釈放やインフラ改善などについて意見を交わしていたという。

『ハヤート』(11月10日付)が伝えた。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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UNHCR中東・北アフリカ局長「ルクバーン・キャンプ内でテロリストや犯罪者が活動を続け、難民を人間の盾として利用している」(2018年11月9日)

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の中東・北アフリカ局のアミーン・アワド局長は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに関して「永遠に設置を続けることはできない…。(シリア)難民が自分達の地域に帰ることができるよう解決策を導出する必要がある…。ルクバーン・キャンプの問題が支援物資の提供を継続する必要があるという点ではなく、帰国させる必要があるという点に約言されていると考えている…。キャンプを解消し、これらの人々全員のために問題を解決しなければならない」と述べた。

アワド局長はまた、「ルクバーン・キャンプ内でテロリストや犯罪者が活動を続けている」と批判、「彼らはキャンプの民間人を人間の盾として利用している」と批判した。

『ハヤート』(11月10日付)が伝えた。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 10, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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首都ダマスカスでBASMA協会主催のマラソン大会にガンを克服した児童らが参加(2018年11月9日)

ダマスカス県では、SANA(11月9日付)によると、小児ガン患者とその家族を支援するNGOのバスマ(BASMA)協会の主催のもと、「私たちは笑顔(バスマ)のために走りたい」と銘打ったマラソン大会が開催され、ガンを克服した児童らが、ボランティア活動家とともに5キロの距離を完走した。

BASMA協会のスハイル・ブーラード理事長によると、BASMAはマラソン大会に参加した児童を含む約6,000人の小児ガン患者の治療や支援を行っており、来年4月には、ジャウバル区にあるバイルーニー大学病院のガン治療専用の療養病床を18台から36台に倍増させる予定だという。

SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018
SANA, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍によるイッザ軍攻撃を受けてトルコ軍部隊がイッザ軍とともにハマー県北部のラターミナ町でパトロール活動を開始(2018年11月9日)

ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、シリア軍、ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーによるハマー県ズラーキーヤート村一帯のイッザ軍拠点に対する攻撃を受けて、トルコ軍の使節団が反体制派支配下のハマー県ラターミナ町に入り、イッザ軍とともに町内でパトロール活動を開始した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

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ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、ロシア軍は反体制派支配地域とシリア政府支配地域を結ぶ県北部のムーリク市通行所を閉鎖した。

理由は不明。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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トルコの庇護を受ける国民解放戦線を主導するシャーム自由人イスラーム運動、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は、イッザ軍に対するシリア軍による攻撃に報復するとし臨戦態勢に(2018年11月9日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線に所属するアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動は、シリア軍、ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーによるハマー県ズラーキーヤート村一帯のイッザ軍拠点に対する攻撃を受けて声明を出し、「この攻撃が報復無しでは済まされないと誓約する」と表明した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

またジャービル・アリー・バーシャー総司令官はテレグラムのアカウントを通じて、シリア北部で活動する反体制武装集団に対して、シリア軍との戦闘に備えるよう呼びかけた。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構も声明を出し、「殉教した者のために報復する」と宣言した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

シャーム解放機構はまた、臨戦態勢をとるため、メンバーに対して動員令を発した。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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ハマー県北部の非武装地帯でシリア軍(ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊とヒズブッラー)がイッザ軍を攻撃し拠点複数カ所を制圧(2018年11月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ロシアとトルコの合意で設置された非武装地帯内に位置するズラーキーヤート村一帯でイッザ軍の拠点複数カ所を攻撃し、戦闘員22人が死亡した。

SANA(11月9日付)も、イッザ大隊(イッザ軍)がズラーキーヤート村一帯にあるシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が応戦し、これを殲滅したと伝えた。

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これに関して、イッザ軍のアブドゥッラッザーク・ハサン広報局長は声明を出し、シリア軍部隊が8日晩にロシアとトルコの合意により設置された非武装地帯内に位置するズラーキーヤート村一帯に潜入し、イッザ軍の拠点複数カ所を攻撃、23人が死亡、複数人が負傷したと発表した。

一方、イッザ軍の司令官の1人ムスタファー・バクール大佐は声明を出し、イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーが、ロシア軍の偵察機の支援を受けて潜入し、イッザ軍の複数拠点を攻撃し、占領したと主張した。

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ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、この戦闘でイッザ軍戦闘員23人が死亡、シリア軍兵士(ないしはイラン・イスラーム革命防衛隊とヒズブッラー側)も6人が死亡したという。

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イッザ軍は、トルコの庇護を受ける国民解放戦線には参加せず、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党などとともにシリア軍と戦闘を続けてきた組織で、バラク・オバマ前米政権の支援を受けてきたいわゆる「穏健な反体制派」の一つ。

SANA, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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米主導の有志連合はダイル・ザウル県南東部のハジーン市を爆撃し、住民20人以上を殺害(2018年11月9日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月9日付)によると、米主導の有志連合がハジーン市を爆撃し、住民26人が死亡した。

ダーイシュ(イスラーム国)に近いアアマーク通信(11月9日付)によると、死者は40人にのぼるという。

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ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、シリア民主軍のテロ撲滅部隊が、米主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市内でダーイシュ(イスラーム国)の司令官1人を逮捕した。

ANHA(11月9日付)が伝えた。

一方、ANHAによると、ラッカ市中心街のムウタッズ通りで何者かがしかけた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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トルコが実質占領するアフリーン郡(アレッポ県)の国境に「オリーブの枝」国境税関所が開設される(2018年11月9日)

トルコのルフサル・ペクジャン通商大臣は、実質占領しているアレッポ県アフリーン郡とハタイ県を結ぶ「オリーブの枝」国境税関所を国境に設置、8日付で開通したと国会で、発表した。

アナトリア通信(11月9日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、Anadolu Ajansı, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコの占領下にあるアフリーン郡(アレッポ県)でシャーム軍団とスルターン・ムラード師団の拠点を攻撃(2018年11月9日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGはトルコ占領下のアフリーン郡のジンディールス町近郊のムハンマディーヤ村とアフリーン市で8日、シャーム軍団とスルターン・ムラード師団の拠点を攻撃し、戦闘員8人を殺害、10人を負傷させた。

ANHA(11月9日付)が伝えた。

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はサファー丘(ダマスカス郊外県)の岩石砂漠地帯に潜伏するダーイシュに対する砲撃を再開(2018年11月9日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月9日付)によると、シリア軍(第4機甲師団)が、シリア政府と和解した反体制武装集団、パレスチナ人からなるクドス旅団とともに、スワイダー県東部に隣接するサファー丘の岩石砂漠地帯に潜伏するダーイシュ(イスラーム国)に対する攻撃を再開した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(11月9日付)によると、シリア軍部隊がマヤーディーン市近郊でダーイシュ(イスラーム国)が保有していたミサイル複数発を発見した。

SANA, November 9, 2018

AFP, November 9, 2018、ANHA, November 9, 2018、AP, November 9, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 9, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 9, 2018、SANA, November 9, 2018、UPI, November 9, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから93人、ヨルダンから514人の難民が帰国、避難民294人が帰宅(2018年11月9日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月9日付)を公開し、11月8日に難民607人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは93人(うち女性28人、子供47人)、ヨルダンから帰国したのは514人(うち女性154人、子供262人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は32,358人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者23,258人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者9,325人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 261,863人(うち女性78,565人、子供133,448人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民294人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは32人(うち女性14人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは256人(うち女性81人、子供138人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は165,183人(うち女性50,171人、子供83,270人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,247,545人(うち女性375,169人、子供635,653人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(アレッポ県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 9, 2018をもとに作成。

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トルコの支援を受けるスルターン・ムラード師団が東グータ地方から退去してきたメディア活動家をアフリーン市で拘束(2018年11月8日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月11日付)によると、トルコの占領下にあるアフリーン市で、スルターン・ムラード師団が、シリア政府との和解を拒否し、反体制武装集団とともにダマスカス郊外県東グータ地方から退去していたメディア活動家のビラール・サルユール氏を拘束した。

サルユール氏は拘束された際、アフリーン市のヴィーラート通りで写真を撮影していた。

AFP, November 11, 2018、ANHA, November 11, 2018、AP, November 11, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2018、al-Hayat, November 12, 2018、Reuters, November 11, 2018、SANA, November 11, 2018、UPI, November 11, 2018などをもとに作成。

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ダーイシュはダイル・ザウル県南東部のタンフ油田一帯のシリア民主軍拠点を襲撃、米主導の有志連合がこれに対して爆撃で応戦(2018年11月8日)

ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(11月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が7日晩、タンフ油田に近い西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を襲撃し、戦闘員9人を殺害した。

これを受け、米主導の有志連合が同地一帯を爆撃し、ダーイシュのメンバー20人を殺害した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍は県南東部での戦闘で、イスラーム国戦闘員少なくとも65人を殲滅したという。

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

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アレッポ県北部の反体制派拠点都市で爆弾が爆発(2018年11月8日)

アレッポ県では、ANHA(11月8日付)によると、反体制派の拠点都市である北部のアアザーズ市で、バスに仕掛けられた爆弾が爆発し、住民6人が負傷した。

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

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ドゥルーズ派のジュンブラート議員率いるレバノンの進歩社会主義党機関紙は、シリア軍ではなくロシア軍がダーイシュに拉致されたスワイダー県住民を解放したと主張(2018年11月8日)

レバノンのドゥルーズ派の指導者の一人タイムール・ジュンブラート議員(ワリード・ジュンブラート前議員の息子)が党首を務める進歩社会主義党の機関紙『アンバー』(11月8日付)は、スワイダー県東部でダーイシュ(イスラーム国)に拉致された女性・子供をシリア軍が解放したとのSANAなどの報道に関して、人質を解放したのは、シリア軍ではなくロシア軍だとしたうえで、「またしても、シリアのメディアは現実から回避した話を作っている」と批判した。

al-Anba’, November 8, 2018

AFP, November 8, 2018、al-Anba’, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュが拘束していたスワイダー県東部の女性・子供全員の救出に成功(2018年11月8日)

SANA(11月8日付)は、7月にスワイダー県東部(スィブキー村一帯)でダーイシュ(イスラーム国)が拉致した女性や子供のうち殺害・解放されていなかった19人全員をシリア軍が解放することに成功したと伝えた。

拉致されていた女性と子供は、ダーイシュが活動を続けるヒムス県南東部のハミーマ砂漠地帯で拘束されていたが、シリア軍がこの拘束場所に突入し、全員を解放した。

突入に際して、ダーイシュ戦闘員と交戦、これを殲滅したという。

SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018

 

https://youtu.be/7f-UVhV_MpY

https://youtu.be/TWVulSOZsDA

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前線司令官がSANA(11月9日付)に明らかにしたところによると、救出作戦では、ダーイシュ・メンバー8人(一部は外国人)を殲滅、車輌多数を破壊、3台を捕獲、シリア軍側に死傷者はなかったという。

SANA, November 9, 2018

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、November 9, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

 

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから124人、ヨルダンから592人の難民が帰国、避難民276人が帰宅(2018年11月8日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月8日付)を公開し、11月7日に難民716人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは124人(うち女性38人、子供64人)、ヨルダンから帰国したのは592人(うち女性178人、子供302人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は31,976人となった。

SANA, November 8, 2018
SANA, November 8, 2018

内訳は、レバノンからの帰国者23,165人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者8,811人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 261,256人(うち女性78,383人、子供132,139人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,643,618人(うち女性1,993,085人、子供3,321,809人)。

一方、国内避難民276人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは31人(うち女性11人、子供8人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは245人(うち女性88人、子供121人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は164,889人(うち女性50,076人、子供83,124人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,247,251人(うち女性375,074人、子供635,507人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、ロシア側監督チームが過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ハマー県1件、アレッポ県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 8, 2018をもとに作成。

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米国は、革命特殊任務軍が安全を確保したことでUNHCRとシリア赤新月社によるルクバーン・キャンプへの人道支援が完了したと発表(2018年11月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、UNHCRとシリア赤新月社の支援チームによるヨルダン北東部のルクバーン・キャンプへの人道支援が、革命特殊任務軍が同地への物資搬入の安全を確保したことで成功裏に終了したと発表した。

ルクバーン・キャンプは、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)の南部に位置している。

CENTCOM, November 8, 2018をもとに作成。

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ヒズブッラーはレバノン国内でシリア人兵役忌避者を摘発し、シリア当局に引き渡す(2018年11月7日)

反体制派系サイトのユーフラテス・ポスト(11月8日付)は、ヒズブッラーが7日、レバノン領内でシリア人兵役忌避者訳15人を拘束し、シリア当局に引き渡したと伝えた。

AFP, November 8, 2018、ANHA, November 8, 2018、AP, November 8, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 8, 2018、Euphrates Post, November 8, 2018、al-Hayat, November 9, 2018、Reuters, November 8, 2018、SANA, November 8, 2018、UPI, November 8, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構傘下の石油会社がイドリブ県の燃料を独占し、価格が急騰(2018年11月7日)

『ハヤート』(11月7日付)は、複数の活動家と地元消息筋の話として、反体制派の支配下にあるイドリブ県で燃料の価格が急騰し、住民が購入できなくなっていると伝えた。

同紙によると、ガソリン代は1バレル40,000シリア・ポンド(100米ドル)から60,000シリア・ポンド(150米ドル)にまで上昇、また市場で入手できる燃料も現象しているという。

その理由として、複数の地元消息筋は、シリア北東部の国境地帯でトルコ軍と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の戦闘が近いとする報道を受けて、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に所属するワタド石油社が、アレッポ県アフリーン郡を経由してイドリブ県北部への燃料の輸送便を掌握し、貯蔵する動きに出ているためだとみている。

ワタド石油社はまた、シャーム解放機構やそれに近い商人を通じて、イドリブ市に輸送される燃料を買い占め、市場への燃料の供給を制限しているために、価格高騰が生じているという。

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AFP, November 6, 2018、ANHA, November 6, 2018、AP, November 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 6, 2018、al-Hayat, November 7, 2018、Reuters, November 6, 2018、SANA, November 6, 2018、UPI, November 6, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が大規模軍事演習(2018年11月7日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は、インターネットを通じて精鋭部隊が大規模軍事演習を行ったと発表、その写真を公開した。

演習が行われた日時、場所は不明。

al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018
al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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反体制派系サイトによると、シリア軍とロジャヴァはダイル・ザウル県の村々で住民を拉致し、首都ダマスカスに連行(2018年11月7日)

反体制派系のジュスール・フラート・ネットワーク(11月7日付)は、シリア政府が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と協力して、ダイル・ザウル県内の村々で住民を拉致し、首都ダマスカスの軍当局に連行している、と伝えた。

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ダルアー県では、ハウラーン自由人連合によると、ダーイル町の住民が、シリア政府と和解した反体制武装集団のメンバーのガーニム・ハマディー・ジャームース氏の遺体を発見したと伝えた。

ジャームース氏の遺体には拷問によると思われる傷が見られたという。

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、November 8, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、Shabakat Jusur al-Furat, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「YPG支援へのトルコの懸念に対応することで、ダーイシュに対する作戦が遅れている」(2018年11月7日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は、報道向け声明を出し、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がシリア北東部のユーフラテス川以東の国境地帯で米主導の有志連合と西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が合同パトロールを開始したことを「受け入れられない」と述べたことに関して「米国は、クルド人戦闘員を支援することへのトルコの懸念を真摯に捉え、シリア民主軍への支援を軽火器に限定しているが、それによってダーイシュ(イスラーム国)に対する作戦に遅れが生じてしまっている」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)が伝えた。

AFP, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はシリア北東部の国境地帯への越境攻撃を続け、YPG戦闘員複数が死傷、キリスト教会が被弾(2018年11月7日)

ハサカ県では、アナトリア通信(11月7日付)によると、10月28日以降越境攻撃を続けるトルコ軍は、ラアス・アイン市近郊のジーラーン村に向けて発砲、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の戦闘員複数が死傷した。

また、ANHA(11月7日付)によると、トルコ軍はカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェフ)市近郊のタッル・ジーハーン村を再び攻撃した。

タッル・ジーハーン村は、クルド人、シリア正教徒、アラブ人が暮らしており、トルコ軍は教会に向かって発砲、壁に弾痕が残った。

ANHA, November 7, 2018

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ラッカ県では、ANHA(11月7日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市西のスーサク村を攻撃した。

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アレッポ県では、ANHA(11月7日付)によると、トルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市東のジャーガルリー村、サリーブ・カッラーン村を攻撃した。

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ハーブール(11月7日付)は、トルコ軍が越境攻撃を強めたのを受け、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員約130人が脱走したと伝えた。
AFP, November 7, 2018、Anadolu Ajansı, November 7, 2018、ANHA, November 7, 2018、AP, November 7, 2018、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2018、al-Hayat, November 8, 2018、al-Khabur, November 7, 2018、Reuters, November 7, 2018、SANA, November 7, 2018、UPI, November 7, 2018などをもとに作成。

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