トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアレッポ県北部での進攻作戦を開始、YPGとシリア軍がこれに応戦(2019年5月4日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月4日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、タナブ村、マルアナーズ村、マンナグ村、ダイル・ジャマール村(いずれもアフリーン郡)への進攻作戦を開始、人民防衛隊(YPG)と交戦した。

進攻作戦は、作戦は、YPGがアアザーズ市近郊にあるトルコ軍基地を砲撃し、トルコ軍士官1人が死亡、アフリーン市とアアザーズ市を結ぶ街道が遮断されたことを受けたもの。

マルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村の制圧を目的としており、トルコ軍の装甲車、兵員輸送車多数からなる増援部隊がアアザーズ市を経由して、北・東シリア自治局とシリア政府が共同統治する地域とトルコ占領地域が接する境界地域に向かい、砲撃により国民軍を後方支援した。

民主統一党(PYD)に近いANHA(5月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、シャワーリガ村、タナブ村、マルアナーズ村、マンナグ村、ダイル・ジャマール村(いずれもアフリーン郡)を砲撃した。

https://www.facebook.com/shrqalforatnews/videos/412080302706344/

国民軍のユースフ・ハンムード報道官(少佐)は、ドゥラル・シャーミーヤ(5月4日付)に対して、この作戦で、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村を制圧したことを明らかにした。

ただし、ハンムード報道官は「我々は完全解放したと宣言はできない。なぜなら、ロシア軍が同地に埋設した地雷が多数残っており、敵の狙撃の射程内にあるからだ」と付言した。

ANHAによると、この進攻作戦を受け、シリア軍はトルコ占領下のマリーミーン村(アフリーン郡)にあるトルコ軍および反体制武装集団の拠点を砲撃した。

この砲撃により、マルアナーズ村に進攻したトルコ軍と反体制武装集団は撤退したという。

ただし、ドゥラル・シャーミーヤによると、マリーミーン村へのYPGの砲撃で女児1人が死亡したという。

なお、アフリーン解放軍団は5日、同地での戦闘で、シャーム戦線の戦闘員ら25人を殺傷したと発表した。

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ラッカ県では、ANHA(5月4日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市でシリア人男性1人を射殺した。

男性は国境に近づいたところを撃たれたという。

 

AFP, May 4, 2019、ANHA, May 4, 2019、May 5, 2019、AP, May 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 4, 2019、al-Hayat, May 5, 2019、Reuters, May 4, 2019、SANA, May 4, 2019、UPI, May 4, 2019などをもとに作成。

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ダルアー県のアラブ部族長・名士ではシリア民主評議会によるシリア部族大会に対抗して、同名の大会を開催(2019年5月4日)

ダルアー県では、SANA(5月4日付)によると、3日に北・東シリア自治局支配下のラッカ県アイン・イーサー市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会がアラブ部族・名士によるシリア部族大会を開催したのに対抗して、東ガーリヤ町で、シリア部族会合が開催され、ダルアー県の部族長や名士のほか、シリア各地、レバノン、ヨルダン、パレスチナの部族長らが参加した。

参加者は「対話を通じて愛国的な選択を行い、智に基づく言葉を優先させること」を支持、
「シリア人の利益、復興、…そしてシリア軍のみによる武力保有に向けて行動」すると表明した。

また「祖国防衛のためにシリア・アラブ軍が捧げた大いなる犠牲」に経緯を評し、「存在と尊厳を守るための戦いを貫徹するため、アサド大統領および軍を後座さえする」と強調した。

AFP, May 4, 2019、ANHA, May 4, 2019、AP, May 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 4, 2019、al-Hayat, May 5, 2019、Reuters, May 4, 2019、SANA, May 4, 2019、UPI, May 4, 2019などをもとに作成。

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反体制派系サイトはシリア軍が精神疾患患者を焼き殺したと主張(2019年5月4日)

反体制派系サイトのバーディヤ24(5月4日付)は、シリア軍がヒムス県マヒーン町で精神疾患を患っている男性を焼き殺したと主張した。

焼き殺されたとされる男性はムハンマド・アブドゥルジャリール・リファーイー氏。

 

AFP, May 4, 2019、ANHA, May 4, 2019、AP, May 4, 2019、al-Badiya 24, May 4, 2019

al-Durar al-Shamiya, May 4, 2019、al-Hayat, May 5, 2019、Reuters, May 4, 2019、SANA, May 4, 2019、UPI, May 4, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はシリアのアル=カーイダの支配下にあるイドリブ県、ハマー県北部、アレッポ県西部を激しく爆撃(2019年5月4日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にあるサラーキブ市一帯に6回、ハーッス村に6回、
ナビー・アイユーブ丘に2回、カルサア村に2回、カフルナブル市一帯に2回、ハザーリーン村に2回の爆撃を行った。

爆撃は、アレッポ市とラタキア市を結ぶ国際幹線道路(M4)一帯を中心に行われた。

またシリア軍戦闘機が、フバイト村を3回、ナール丘を2回、ジャーヌーディーヤ町を2回、カンスフラ村を2回にわたり爆撃するとともに、同軍ヘリコプターが、イフスィム町に「樽爆弾」7発、ダイル・サンバル村に6発、アブディーター村に4発、スフーフン村に3発、バサーミス村に2発、カルサア村に2発、カフル・ウワイド村一帯に2発、ウンム・スィール村に2発を投下した。

この爆撃により、スフーフン村で女性1人が死亡した。

一方、SANA(5月4日付)によると、シリア軍が、ハマー県北部に対する反体制武装集団の攻撃への対抗措置として、ハーッス村、スフーフン村、イフスィム町、ジャーヌーディーヤ町を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にある県北部のアムキーヤ町に3回の爆撃を行った。

またシリア軍戦闘機が、カフルヌブーダ町を7回にわたり爆撃、地上部隊もトゥーバ村各所を砲撃した。

トゥーバ村への砲撃では女性1人が死亡した。

一方、SANA(5月4日付)によると、シリア軍がカフルヌブーダ町一帯、アムキーヤ町にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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アレッポ県では、ロシア軍戦闘機が、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にあるハーン・アサル村、カフルナーハー村にそれぞれ2回の爆撃を行った。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ラタキア県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を6件(アレッポ県3件、イドリブ県1件、ハマー県2件)確認した。

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なお、シリア人権監視団によると、反体制派支配下のイドリブ県、ハマー県、アレッポ県(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するロシア軍の爆撃は32回に及び、ロシア・シリア両軍の攻撃による4月30日以降の死者数は67人にのぼっているという。

また、ANHA(5月4日付)によると、4日だけで住民12人が死亡したという。

AFP, May 4, 2019、ANHA, May 4, 2019、AP, May 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 4, 2019、al-Hayat, May 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 4, 2019、Reuters, May 4, 2019、SANA, May 4, 2019、UPI, May 4, 2019などをもとに作成。

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シリア政府支配下のアレッポ県、ハサカ県でアラブ部族が会合を開き、シリア民主評議会によるシリア部族会合を「反逆」と非難(2019年5月3日)

アレッポ県では、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会が開催したシリア部族会合に対抗して、同県の部族長と名士が会合を開き、米国およびトルコの占領を非難した。

会合に参加したのは、バカーラ部族、ブーライル部族、ドゥライム部族、ブーブナー部族、ブーアジューズ部族、アサースィナ部族など。

参加者は声明で以下の通り表明した。

「アレッポ県および同農村地域の部族は、シリアにおける米国とトルコの駐留、両国の傭兵、手先、テロ組織の存在を非難し、これを拒否する」。

「米占領軍が開催したアイン・イーサー市でのいわゆる会合なるものに出席したすべての者は、祖国、ウルーバ(アラブ性)に対する裏切り者とみなされる。彼らは自分たちすら代表していないである」。

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また、アレッポ県南部の上記のアラブ部族や名士も同様の声明を発表した。

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ハサカ県ジャルマズ村でも、アラブ部族会合が開催され、上記部族の部族長や名士がシリア分割の試みや米国の占領を拒否する姿勢を示した。

会合出席者は声明のなかで、以下の通り表明した。

「我々は、占領者である米国の支援を受ける者たちが吹聴する分離・分割の試みを断固拒否する。我々はこれからも、そして今後もシリアの領土、人民の統一を支持しており、テロおよびその支援者と対峙するシリア・アラブ軍の背後で一つの隊列をなしている」。

「別の隊列に加わり、米国によって指導されているアラブ部族に祖国の庇護のもとに復帰し、シリア・アラブ軍に従軍し、我が領土に対する攻撃、そして米国とトルコをはじめとする占領者を放逐するためにアラブ部族が行う人民抵抗に加わることを呼びかける」。

「シリア・アラブ共和国が招致しない他の旗のもとに開催されている会合、フォーラムに参加するすべての者は、裏切り者、手先である」。

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一方、外務災害居住者省の高官筋は、多くの部族がボイコットしたことで、失敗に終わったとの見方を示した。

同高官筋は以下の通り述べた。

「米国など西側諸国の配下にある武装民兵が支配するシリアのアイン・イーサー市で、シリア部族大会なる会合が開催されたが、ほとんどのアラブ部族がボイコットしたことで失敗に終わり、主催者は「大会」を「会合」に縮小し、それは手先、裏切り者、異存者の集まりにさえならなかった」。

「こうした集まりは、到底受け入れられるものではなく、主催者がいかなる政治的、民族的帰属であろうと反逆行為であり、彼らはシリア社会のいかなる成員も代弁していない…。彼らが何を試みようと…、いかなる外国の支援を受けようと、どれほど米国などに依存しようと、歴史はこうした動きが結実しないことを証明している」。

「シリア・アラブ共和国は、祖国、その利益、その現在、そして未来を理解しているとは到底思えないこうした会合に軽蔑の目を向けつつ、それを陰に陽に支援し、参加する西側諸国に対して、国連安保理の諸決議を日夜遵守するよう呼びかける」。

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SANA(5月3日付)が伝えた。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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パレスチナのガザ地区でゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めたトランプ米大統領の決定に抗議するデモ(2019年5月3日)

パレスチナのガザ地区で「帰還・包囲解除のための国民最高委員会」の呼びかけにより、ゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めたドナルド・トランプ米大統領の決定に抗議するデモが行われ、パレスチナ人数千人が参加した。

デモは「ゴランはシリア・アラブ」と銘打たれ、トランプ大統領の決定に拒否の姿勢を示すとともに、シリア国民との連帯が訴えられた。

SANA(5月3日付)が伝えた。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍総司令官「いかなるかたちであれ、2011年以前の状況に戻ることはあり得ない…。トルコと間接交渉している」(2019年5月3日)

シリア民主軍のマズルーム・ウバイディー(マズルーム・コバネ)総司令官は、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会が開催したシリア部族会合で演説し、「いかなるかたちであれ、2011年以前の状況に戻ることはあり得ない」と述べた。

ウバイディー総司令官は、「我が部隊はシリアの領土統一を信じており、そのために戦っている。我々はこの地域全体の問題を解決するためのシリア人どうしの対話を信じている。だが、はっきりさせておきたいのは、いかなるかたちであれ、2011年以前の状況に戻ることはあり得ないということだ」と述べた。

そのうえで「この地域の問題は和解などの方法では解決し得ないと明言したい。我々はシリア政府、すなわち中央政府と聞き解決に向けて対話する用意はある…。民主的シリアはクルド人の権利を憲法で承認する以外にはあり得ない」と付言した。

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ウバイディー総司令官はまた、トルコとの関係に関して、「シリア民主軍は仲介者を通じてトルコと間接交渉を行っている…。トルコ国家が政治的解決を望んでいるのなら、アフリーンを住民に返さねばならない。アフリーン住民の帰宅、アフリーンの事態正常化がなければ、我々は問題解決に至ることはできない」。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会がラッカ県でシリア部族会合を開催(2019年5月3日)

ラッカ県では、北・東シリア自治局の支配下にあるアイン・イーサー市で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会がシリア部族会合を開催し、同自治局支配地のアラブ部族や名士が出席した。

ANHA(5月3日付)によると、「シリア部族はシリア社会を守り、社会契約を維持する」とのスローガンが掲げられた会合には、バカーラ部族など約70の部族、市民団体代表、シリア民主軍幹部(マズルーム・ウバイディー総司令官)、シリア民主評議会幹部(イルハーム・アフマド執行委員会議長)、北・東シリア自治局幹部(ビーリーファーン・ハーリド共同議長、アブドゥルハーミド・ミフバーシュ共同議長ら)などが出席した。

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出席者は声明を出し、以下の通り表明した。

「我々は、歴史上、そして現在、未来においてシリアの文化になじまないテロに対するシリア民主軍の偉大なる勝利をたたえたい…。同時に、テロの脅威が続いていることを認識している…。それゆえ、我々は部族長、名士として…、社会平和に向けた自らの責任を果たし、シリア民主軍を支援し続けねばならない…。我々は、テロが根絶され、安定が確立し、シリア危機が民主的に解決するまで自治局、民政局に所属する必要があると考えている」。

「シリア危機は…、シリア社会やシリアの部族などからなる社会勢力に対する内政干渉者やダマスカスの中央政府の誤ったアプローチによって危険な状態に陥った。シリア政府は…、社会の防衛や活性化に貢献する社会のもっとも重要な柱である部族の真のありように反してきた…。シリアの部族は…、社会平和を強化し、民族間の友愛関係を維持する…ための役割を果たす能力がある…。政治的解決以外にシリア危機の解決策はなく、軍事的決着はさらなる破壊をもたらす」。

「我々出席者は以下のことを確認する:シリアの領土と人民の統合、独立…、被占領地(アフリーン、ジャラーブルス、アアザーズ、バーブ、ゴラン)回復に向けた権利を放棄を認めないこと。シリア危機解決と和平実現に対する共同責任を追っていると認識すること…。分権国家、安定的な民主政体のもとで、モザイクをなすすべての人々が暮らす新たなシリアを樹立する決意。すべての社会勢力を代表した合意に基づくシリア憲法…。テロとの戦いの継続…。危機解決の一環としてのシリア民主軍によるテロとの戦いの支援継続。北・東シリア自治局支援。シリアの民主的変革と持続的開発を実現するための勢力統合に向けた行動…。民族・宗教差拒否…。国内避難民と難民の安全な帰還…。アフリーンでのトルコによる分離壁建設を阻止するよう、国際社会、国連、安保理に呼びかけること。トルコによる占領停止と被占領地への住民の帰宅。テロから解放された地域の復興に向け、国際社会が責任を果たし、早急を果たすこと」。


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なお、ANHA(5月3日付)によると、当初の予定では数千人が参加する予定だった。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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EUはイドリブ県・ハマー県で激化しているロシア・シリア両軍の攻撃に警鐘(2019年5月3日)

欧州連合(EU)は報道官声明を出し、イドリブ県・ハマー県で激化しているロシア・シリア両軍の攻撃に関して、2018年9月のロシアのソチでの非武装地帯にかかる合意を遵守するよう呼びかけた。

報道官は声明で「この合意は尊重されなければならない。なぜなら、イドリブ県での軍事攻撃激化は300万以上におよぶこの地域の市民を危険に曝し、人道危機を悪化させ、シリア、そして地域の安定を揺るがし続ける危険が増すからだ…。攻撃は住宅街、住居、病院、避難民収容センターが標的となっており、民間人に多くの死傷者が出ている」と警鐘をならしたうえで、「すべての当事者にイドリブ県住民の保護、民間人への人道支援の安全かつ持続的な提供を保障するよう呼びかける」と強調している。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はアレッポ県北部への砲撃を続ける(2019年5月3日)

アレッポ県では、ANHA(5月3日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスムーカ村、シャフバー・ダムを砲撃した。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構がハマー県北部でシリア軍と激しく交戦するなか、ロシア・シリア両軍は同地を爆撃(2019年5月3日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、カルアト・マディーク町一帯で、シャーム解放機構とシリア軍および親政権民兵が激しく交戦した。

戦闘はシリア軍が同地への進軍を試み、攻撃を激化させたことで発生、シリア軍戦闘機が6度にわたる空爆を実施、ヘリコプターが「樽爆弾」10発をカルアト・マディーク町に投下した。

シリア軍はまた、ザカート村、アルバイーン村を砲撃した。

また、ロシア軍戦闘機もブワイブ村を5度、シュールリーン村を2度にわたり爆撃した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(5月3日付)によると、トルコの支援を受ける国民解放戦線が、県西部のブルハーン丘一帯に進攻したシリア軍を撃退したと発表した。

これに対して、SANA(5月3日付)は、シリア軍がバーブ・ターカ村、サルマーニーヤ村にある反体制武装集団の拠点を砲撃したと伝えた。

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イドリブ県では、SANA(5月3日付)によると、シリア軍がフバイト村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のハッダーダ村一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県2件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を13件(ハマー県5件、イドリブ県1件、アレッポ県4件、ラタキア県3件)確認した。

AFP, May 3, 2019、ANHA, May 3, 2019、AP, May 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 3, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 3, 2019、Reuters, May 3, 2019、SANA, May 3, 2019、UPI, May 3, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから419人、ヨルダンから799人の難民が帰国、避難民1,836人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者1,836人)が帰宅(2019年5月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月3日付)を公開し、5月2日に難民1,218人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは419人(うち女性125人、子供214人)、ヨルダンから帰国したのは799人(うち女性195人、子供332人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は209,764人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者73,955人(うち女性21,873人、子ども36,854人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者135,809人(うち女性40,308人、子ども68,466人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 439,044人(うち女性131,057人、子供222,613人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民1,836人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは15人(うち女性3人、子供5人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは1,821人(うち女性637人、子供827人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は27,409人(うち女性3,838人、子供4,747人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,296,005人(うち女性386,397人、子供648,513人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した1,821人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1,821人(うち女性637人、子供827人)だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 3, 2019をもとに作成。

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アル・モニター:米国はトルコにユーフラテス川以東地域への監視部隊の進駐の見返りとしてアフリーンから撤退することを提案(2019年5月2日)

アル・モニター(5月2日付)は、米国がトルコに対して、アレッポ県北西部のアフリーン郡からのトルコ軍と反体制武装集団(国民軍)の撤退させることの見返りとして、北・東シリア自治局の支配下にあるシリア北東部(ユーフラテス川以東)へのトルコ軍監視部隊を駐留させることを提案したと伝えた。

同サイトによると、この提案は、ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使が先週、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のマズルーム・コバネ総司令官と会談した際に示され、たという。

提案に対して、コバネ総司令官は、トルコ軍と国民軍が撤退した場合の状況の変化を精査すると約束したという。

AFP, May 2, 2019、ANHA, May 2, 2019、AP, May 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、al-Monitor, May 2, 2019、Reuters, May 2, 2019、SANA, May 2, 2019、UPI, May 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃を避け住民数十世帯がトルコ国境に避難(2019年5月2日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月2日付)によると、ハマー県北部やイドリブ県南部に対するロシア・シリア軍の激しい爆撃・砲撃を受けて非難した住民数十世帯が、トルコ国境に近いアティマ村に到着したと伝え、その写真を公開した。

AFP, May 2, 2019、ANHA, May 2, 2019、AP, May 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 2, 2019、SANA, May 2, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 2, 2019、UPI, May 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア国防省はロシア軍兵士4人を殺害したとする親トルコ武装集団の発表を否定(2019年5月2日)

ロシア国防省は声明を出し、トルコの支援を受ける国民解放戦線が5月1日の声明で、ハマー県ブライディージュ村にあるシリア軍基地を120ミリ迫撃砲で砲撃し、ロシア軍兵士4人を殺害したと発表したことに関して、「最近になってシリア領内でいかなるロシア軍兵士も死亡していない」と否定した。

スプートニク・ニュース(5月2日付)が伝えた。

AFP, May 2, 2019、ANHA, May 2, 2019、AP, May 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 2, 2019、SANA, May 2, 2019、Sputnik News, May 2, 2019、UPI, May 2, 2019などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県の反体制派支配地域へのロシア・シリア軍の爆撃・砲撃が続くなか、シリアのアル=カーイダはロシア軍司令部のあるラタキア県フマイミーム基地一帯を攻撃(2019年5月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカンスフラ村一帯を4回にわたり爆撃し、4人が死亡した。

ロシア軍戦闘機はまた、マアッラト・ハルマ村各所を5回、ナキール村一帯を2回、ハーッス村一帯の灌木地帯を3回、ハルーバ村一帯を複数回にわたって爆撃した。

一方、シリア軍もヘリコプターでフバイト村を「樽爆弾」で爆撃するとともに、同地を激しく砲撃した。

https://www.youtube.com/watch?v=6KpcRMgoqXU

シャーム解放機構に近いシャーム・ネット(5月3日付)は、シャーム解放機構がブライディージュ村にあるシリア軍拠点をフィール・ロケット弾で攻撃し、いわゆる「虎部隊」(スハイル・ハサン准将の部隊)の兵士18人以上を殺害、23人を負傷させたと伝えた。

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ラタキア県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(5月2日付)によると、シャーム解放機構が県北部トルコマン山地方のナブア・ムッル村近郊でシリア軍第11中隊(国境警備隊)の兵士4人を殺害した。

殺害は、イドリブ県を中心とする反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)に対するロシア・シリア軍の攻撃に対する報復を目的とする「信者の民の胸を癒やす」作戦の一環で、シャーム解放機構はこの作戦ですでにシリア軍兵士30人以上を殺害しているという。

シャーム解放機構はまた、「信者の民の胸を癒やす」作戦の一環として、シリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地をグラッド地対地ミサイルで攻撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月2日付)によると、シャーム解放機構が撃った30発以上のミサイルのうち、6発が基地の敷地内に着弾し、この砲撃で、ロシア軍兵士3人が死亡、11人が負傷、航空機1機が大破、車輌2台が炎上したという。

これに関して、SANA(5月2日付)は、緊張緩和地帯第1ゾーンで活動を続ける反体制武装集団が、県北部から地中海岸のジャブラ市郊外のブハドラムー村を砲撃し、住民1人が死亡、4人が負傷したと伝えた。

一方、ロシア当事者和解調整センターは、ハマー県北部のカルアト・マディーク町一帯で活動を続ける反体制武装集団が、シリア駐留ロシア軍司令部のあるラタキア県のフマイミーム航空基地に対して爆撃を試みた無人航空機(ドローン)複数機を撃破したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がアンカーウィー村を複数回にわたって爆撃した。

シリア軍がヘリコプターでカフルヌブーダ町を「樽爆弾」で爆撃するとともに、同地一帯を激しく砲撃した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月2日付)によると、これに対して、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室がムガイル村とブライディージュ村間の街道に仕掛けた爆弾を爆破し、シリア軍の車輌1台を破壊、兵士多数を殺傷した。

また、トルコの支援を受ける国民解放戦線が、カフルヌブーダ町一帯に進攻しようとしたシリア軍を撃退した。

一方、SANA(5月2日付)によると、県北部で活動を続ける反体制武装集団が、シリア政府支配下のムハルダ市一帯やムハルダ火力発電所を砲撃し、物的被害が出た。

これに対して、シリア軍は、フワイズ村、タッル・フワーシュ村、カフルヌブーダ町、シャリーア村にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を21件(アレッポ県1件、イドリブ県3件、ハマー県16件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, May 2, 2019、ANHA, May 2, 2019、AP, May 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 2, 2019、Reuters, May 2, 2019、SANA, May 2, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, May 3, 2019、UPI, May 2, 2019などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団はアレッポ県北部各所を砲撃(2019年5月2日)

アレッポ県では、ANHA(5月2日付)によると、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・ジージャーン村、タッル・マディーク村をトルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が砲撃した。

トルコ軍と反体制武装集団はまた、アフリーン郡シーラーワー町近郊のスーガーニカ村、バイナ村を砲撃した。

AFP, May 2, 2019、ANHA, May 2, 2019、AP, May 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 2, 2019、SANA, May 2, 2019、UPI, May 2, 2019などをもとに作成。

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米占領下のタンフ国境通行所に近いルクバーン・キャンプから数百人がシリア政府支配地域に帰国(2019年5月2日)

SANA(5月2日付)は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプに身を寄せていたシリア難民数百人が、新たにスフナ市南部のジュライギーム通行所を通過し、シリアに帰国したと伝え、写真と映像を公開した。

AFP, May 2, 2019、ANHA, May 2, 2019、AP, May 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 2, 2019、al-Hayat, May 3, 2019、Reuters, May 2, 2019、SANA, May 2, 2019、UPI, May 2, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから387人、ヨルダンから742人の難民が帰国、避難民1,394人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者1,394人)が帰宅(2019年5月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月2日付)を公開し、5月1日に難民1,129人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは387人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは742人(うち女性259人、子供441人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は208,546人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者73,536人(うち女性21,873人、子ども36,854人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者135,010人(うち女性40,308人、子ども68,466人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 437,826人(うち女性131,057人、子供222,613人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民1,394人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは8人(うち女性4人、子供1人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは7人(うち女性3人、子供4人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは1,379人(うち女性344人、子供827人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は25,573人(うち女性8,008人、子供11,756人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,294,169人(うち女性386,397人、子供648,513人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した1,379人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は1,379人(うち女性344人、子供827人)だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 2, 2019をもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を激しく砲撃(2019年5月1日)

アレッポ県では、ANHA(5月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、マルアナーズ村、スムーカ村、シャフアー・ダム一帯を砲撃した。

トルコ軍と反体制武装集団が発射した砲弾の数は30発以上に達したという。

トルコ軍はまた、ファーフィーン村近郊のハリーサ村に対しても砲撃を加えた。

これに対して、アフリーン解放軍団は精鋭を出し、トルコの占領下にあるアフリーン郡シャッラー村近郊のカトマ村でトルコ軍部隊を3度にわたり攻撃し、トルコ軍兵士9人を殺害、14人を負傷させたと発表した。

一方、トルコ占領下のジャラーブルス市では、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住人複数が死傷した。

また、北・東シリア自治局の支配下にあるマンビジュ市の路上で爆弾が爆発し、住人2人が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(5月1日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるラッカ市内の公園に仕掛けらていた爆弾が爆発した。

死傷者はなかった。

AFP, May 1, 2019、ANHA, May 1, 2019、AP, May 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, May 1, 2019、SANA, May 1, 2019、UPI, May 1, 2019などをもとに作成。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表はシャーム解放機構がシリア軍拠点や民間人を攻撃していると指摘、トルコとロシアに停戦を遵守するよう呼びかける(2019年5月1日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンに対するロシア・シリア軍の攻撃と、反体制武装集団との戦闘が激化していることに関して、シリアのアル=カーイダと目され、同地の軍事・治安権限を握るシャーム解放機構がシリア軍の拠点や民間人に対する攻撃を行うなかで、シリア軍がこうした攻撃への対抗措置を講じていると指摘、「トルコとロシアに停戦規定を遵守し続けることを呼びかける」と発表した。

一方、アスタナ12会議で審議された制憲委員会設置に関して、ペデルセン氏は今年の夏までにメンバーの選定が完了するとの見込みを示した。

ペデルセン氏は、制憲委員会メンバー150人のうち、市民社会から選ばれる代表メンバー50人のうち、6人が削除される必要があるとしたうえで、メンバーの選定が「善意と若干の妥協」で実現するだろうと述べた。

なお150人のうち50人はシリア政府、50人は反体制派が選定することになっており、この100人ついてはすでの合意されているという。

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他方、UNOCHA(国際連合人道問題調整事務所)のシリア危機事務所(在アンマン)のデヴィッド・スワンソン報道官は、ロシア・シリア軍のイドリブ県に対する攻撃で、病院・医療センター3カ所が利用不能になったことに関して、「こうした暴力は決して受け入れられない」と非難した。

AFP, May 1, 2019、ANHA, May 1, 2019、AP, May 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, May 1, 2019、SANA, May 1, 2019、UPI, May 1, 2019などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは4月に反体制武装集団がフマイミーム航空基地に対し12機の無人航空機で8回の爆撃を試みたと発表(2019年5月1日)

ロシア当事者和解調整センターのヴィクトール・クプチシン(Viktor Kupchishin)司令官(少将)は、イドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンで活動を続ける反体制武装集団が4月の1ヶ月間で、シリア駐留ロシア軍司令部のあるラタキア県フマイミーム航空基地および同地一帯のシリア軍拠点に対して12機の無人航空機(ドローン)を使用して8回の攻撃を試みていたことを明らかにした。

クプチシン少将によると、これらの攻撃による被害はなく、ロシア・シリア両軍は12機すべてを撃破したという。

AFP, May 1, 2019、ANHA, May 1, 2019、AP, May 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Reuters, May 1, 2019、SANA, May 1, 2019、UPI, May 1, 2019などをもとに作成。

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シリア軍はシリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配下にあるハマー県、イドリブ県を「樽爆弾」で爆撃(2019年5月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるカルアト・マディーク町、フワイズ村を爆撃した。

またシリア軍ヘリコプターも、カフルヌブーダ町、バーナ村に「樽爆弾」4発を投下した。

同監視団によると、シリア軍が4月30日以降に投下した「樽爆弾」は84発にのぼるという。

さらにシリア軍地上部隊も、カフルズィーター市、ラターミナ町、カフルヌブーダ町を激しく砲撃した。

これに対して、反体制武装集団がシリア政府支配下のムハルダ市を砲撃、トルコの支援を受ける国民解放戦線が声明を出し、ブライディージュ村にあるシリア軍基地を120ミリ迫撃砲で砲撃し、ロシア軍兵士4人を殺害したと発表した。

また、新興のアル=カーイダ系組織フッラース・ディーン機構、アンサール・ディーン戦線、アンサール・タウヒード、アンサール・イスラーム集団からなる「信者を煽れ」作戦司令室も声明を出し、ブライディージュ村とムガイル村間でシリア軍の車輌を攻撃し、兵士多数を殺害したと発表した。

一方、SANA(5月2日付)によると、ラターミナ町で活動を続ける反体制武装集団がシリア政府支配下のムハルダ市を砲撃した。

これに対して、シリア軍はカルアト・マディーク町、ザカート村、アンカーウィー村、ジャアータ村、カッサービーヤ村一帯にあるシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、イッザ大隊(イッザ軍)の拠点を砲撃した。
https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2019/05/04-660×330.jpg

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ドゥラル・シャーミーヤ(5月1日付)によると、シリア軍はアービディーン村近郊を避難民を乗せて移動していた車に「樽爆弾」を投下、3人が死亡、複数が負傷した。

またこのほかにも、シリア軍の爆撃で2人が死亡したという。

同サイトによると、ロシア・シリア両軍の爆撃を受けて、ハマー県ガーブ平原などの住民数千人が避難したという。

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機もシャーム解放機構の支配下にあるマアッルシューリーン村、ムシャイリファ村を爆撃した。

またシリア軍がフバイト村、アービディーン村、ムスタリーハ村を激しく砲撃した。

一方、SANA(5月2日付)によると、シリア軍がトゥラムラー村一帯にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、ミンタール村、ハッターブ丘にあるトルキスタン・イスラーム党の拠点を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県1件、ハマー県1件、アレッポ県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を20件(アレッポ県8件、イドリブ県3件、ハマー県8件、ラタキア県1件)確認した。

AFP, May 1, 2019、ANHA, May 1, 2019、AP, May 1, 2019、al-Durar al-Shamiya, May 1, 2019、al-Hayat, May 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 1, 2019、Reuters, May 1, 2019、SANA, May 1, 2019、UPI, May 1, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから410人、ヨルダンから789人の難民が帰国、避難民35人(うちラクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年5月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月1日付)を公開し、4月30日に難民1,199人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは410人(うち女性98人、子供165人)、ヨルダンから帰国したのは789人(うち女性259人、子供441人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は207,417人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者73,149人(うち女性21,873人、子ども36,854人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者134,268人(うち女性40,308人、子ども68,466人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 436,697人(うち女性131,057人、子供222,613人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,659,752人(うち女性1,997,926人、子供3,396,474人)。

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一方、国内避難民35人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは12人(うち女性3人、子供4人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは23人(うち女性4人、子供14人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は24,179人(うち女性3,820人、子供4,724人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,291,775人(うち女性386,397人、子供648,490人)となった。

なお、グラーブ山通行所を経由して帰還した23人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 1, 2019をもとに作成。

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