トルコのアカル国防大臣「3月15日にM4高速道路沿線でロシアとの合同パトロールを開始することを計画している」(2020年3月11日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は報道向け声明を出し、「トルコは3月15日にM4高速道路沿線でロシアとの合同パトロールを開始することを計画している」と発表した。

発表は、トルコの首都アンカラでの、ロシア・トルコの軍・治安・外交関係高官会合を受けたもの。

アカル国防大臣はこの会合について「建設的で前向きなものだった」と述べた。

アナトリア通信(3月11日付)が伝えた。

AFP, March 11, 2020、Anadolu Ajansı, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア国防省:トルコが発表したイドリブ県での戦果は「現実に即していない誇張」(2020年3月11日)

ロシア国防省は声明を出し、シリア北西部へのトルコの侵攻(「春の盾」作戦)でのトルコ側の戦果発表について「誇張されており、現実に即していない」と否定した。

ロシア国防省は「エルドアン大統領はトルコ製の無人航空機(ドローン)が、シリア軍のパーンツィリS1防空システム(8基)を破壊したと発表したが、これは現実に即しておらず、誇張である」と主張した。

RT(3月11日付)が伝えた。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、RT, March 11, 2010、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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トルコで活動する暫定内閣保健省所轄の医師組合が新型コロナウイルスの感染を阻止するため、シリア政府地域に接する通行所を閉鎖するよう要請(2020年3月11日)

トルコのガジアンテップで活動するシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)傘下の暫定内閣の保健省が所轄する北部医師組合は声明を出し、シリア政府支配地域からの新型コロナウイルスの感染を阻止するため、同地域とトルコ占領地(「ユーフラテスの盾」、「オリーブの枝」地域)をつなぐアレッポ県のすべての通行所を閉鎖する措置を講じるよう要請した。

北部医師組合はまた「国境通行所が早急に閉鎖されなければ、シリア北部はこの病気(新型コロナウイルス)の脅威に脅かされ、同地域の医療安全に悲劇が起きる」と警鐘を鳴らした。

なお、3月11日現在、トルコ占領地が接するトルコ、シリア政府支配地域のいずれもにおいても、新型コロナウイルス感染者は確認されていない。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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シリア民主軍は声明を出し、ラッカ県での戦闘でトルコ軍兵士3人を殺害したと発表(2020年3月11日)

ラッカ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が声明を出し、7日にM4高速道路沿線の村々でトルコ軍およびその支援を受ける国民軍と激しく交戦し、トルコ軍兵士3人を殺害、4人を負傷させたと発表した。

この戦闘では、シリア民主軍兵士1人も死亡した。

アフリーン解放戦線によると9人の戦闘で死亡したのは、ズィナール・アフマド氏。

シリア民主軍はまた5日にトルコ軍の無人航空機(ドローン)をアイン・イーサー市近郊で撃墜したと合わせて発表した。

ANHA(3月11日付)が伝えた。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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第3期人民議会選挙立候補届期間が終わり、受付件数は8,735件に達する(2020年3月11日)

高等司法選挙委員会(選挙管理委員会)は声明を出し、4月13日に投票が予定されている第3期人民議会選挙の立候補届受付期間が終了し、受付件数が8,735件に達したと発表した。

最終日の11日に受け付けられた立候補届は2,117件。

立候補届8,735件の内訳は、ダマスカス県841件、ダマスカス郊外県778件、ダルアー県431件、スワイダー県148件、ヒムス県891件、ハマー県835件、イドリブ県346件、ラッカ県276件、ダイル・ザウル県332件、ハサカ県427件、タルトゥース県610件、ラタキア県612件、アレッポ市950件、アレッポ県諸地域1,063件、クナイトラ県195件。

立候補届受付は3月5日から行われていた。

SANA(3月12日付)が伝えた。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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ヤーズジー保健大臣はレバノン国境で新型コロナウイルス感染(防止)対策の現場を視察(2020年3月11日)

ニザール・ワフバ・ヤーズジー保健大臣は、レバノンに面するタルトゥース県のアリーダ国境通行所、ヒムス県のジュースィーヤ国境通行所を訪れ、新型コロナウイルス感染(防止)対策の現場を視察した。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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タルトゥース県でロシア軍車輌とセルヴィスが衝突、シリア人女性2人とロシア軍兵士1人が死亡(2020年3月11日)

タルトゥース県では、SANA(3月11日付)によると、バーニヤース市とカドムース町を結ぶ街道(バールマーヤー村)で旅客用のワゴンカー(セルヴィス)とロシア軍の車輌が衝突し、シリア人女性2人とロシア軍兵士1人が死亡、シリア人5人とロシア軍兵士7人が負傷した。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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停戦発効から6日目もシリア、ロシア、トルコ軍の爆撃は確認されず(2020年3月11日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(5日深夜)してから6日目となる3月11日、シリア・ロシア軍、トルコ軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍、「決戦」作戦司令室による若干の停戦違反が確認された。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県2件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のサルマーニーヤ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が戦車、装甲車など約70輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている通行所からシリア領内に進入させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市サーフール地区の橋の下でシリア軍兵士1人の遺体が発見された。

AFP, March 11, 2020、ANHA, March 11, 2020、AP, March 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 11, 2020、Reuters, March 11, 2020、SANA, March 11, 2020、SOHR, March 11, 2020、UPI, March 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民761人と国内避難民(IDPs)1人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は574,197人、2019年以降帰還したIDPsは63,555人に(2020年3月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月11日付)を公開し、3月10日に難民761人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは203人(うち女性61人、子供103人)、ヨルダンから帰国したのは558人(うち女性167人、子供285人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は574,197人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者181,175人(うち女性54,751人、子ども92,696人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者393,022人(うち女性117,950人、子ども200,434人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,580,101人(うち女性1,974,030人、子供3,355,852人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は803,477人(うち女性241,359人、子供410,052人)となった。

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一方、国内避難民1人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは1人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した1人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は63,555人(うち女性21,954人、子供26,172人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,332,151人(うち女性404,513人、子供669,938人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 11, 2020をもとに作成。

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