シャーム自由人イスラーム運動のジャービル・アリー・バーシャー総司令官がビデオ声明でハサン・スーファーン前総司令官派を非難(2020年11月2日)

トルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のジャービル・アリー・バーシャー総司令官がビデオ声明を配信し、ハサン・スーファーン前総司令官を擁立する軍事部門士官らとの内部抗争に関して、自身が長を務める現指導部を「正統」だとしたうえで、スーファーン前総司令官派が「挫折した独裁制」などだと批判した。

https://youtube.com/watch?v=NpRZEMSXRVw

AFP, November 2, 2020、ANHA, November 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2020、Reuters, November 2, 2020、SANA, November 2, 2020、SOHR, November 2, 2020などをもとに作成。

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米国人女性ジャーナリストのリンズィー・シュネル氏はトルコによってアゼルバイジャンに派遣された国民軍所属のスルターン・ムラード師団の司令官がナゴルノ・カラバフ地方での戦闘で死亡したと発表(2020年11月2日)

米国人女性ジャーナリストで、トルコで逮捕歴があるリンズィー・シュネル氏はツイッターのアカウント(https://twitter.com/LindseySnell/)で、トルコによってアゼルバイジャンに派遣された国民軍所属のスルターン・ムラード師団の司令官がナゴルノ・カラバフ地方での戦闘で死亡したことを明らかにした。

シュネル氏の書き込みは以下の通り:

スルターン・ムラードの司令官がアゼルバイジャンで殺害された(前列真ん中のサングラスの男性)。狙撃手。

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シュネル氏はその後、ウマル・ジャラビー・アブー・マーズィン氏の死に弔意弔意を示す国民軍第3軍団第2師団第1旅団・第82歩兵旅団・ハムザ師団特殊部隊の総司令部の声明を転載したが、死亡したというスルターン・ムラード師団司令官との関係は不明。

AFP, November 2, 2020、ANHA, November 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2020、Reuters, November 2, 2020、SANA, November 2, 2020、SOHR, November 2, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県ラアス・アイン市の野菜市場で爆発が発生し、1人死亡(2020年11月2日)

ハサカ県では、ANHA(11月2日付)によると、トルコ占領下のラアス・アイン(スィリー・カーニヤ)市の野菜市場で爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、この爆発で1人が死亡した。

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ラッカ県では、SANA(11月2日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下のアイン・イーサー市一帯を砲撃した。

AFP, November 2, 2020、ANHA, November 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2020、Reuters, November 2, 2020、SANA, November 2, 2020、SOHR, November 2, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で54人、北・東シリア自治局支配地域で130人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で472人(2020年11月2日)

保健省は政府支配地域で新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者40人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、11月2日現在の同地での感染者数は計5,843人、うち死亡したのは295人、回復したのは2,061人となった。

SANA(11月2日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに130人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者12人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、11月2日現在の同地での感染者数は計4,845人、うち死亡したのは130人、回復したのは744人となった。

新規感染者の内訳は、ハサカ県のハサカ市19人、カーミシュリー市13人、マーリキーヤ(ダイリーク)市26人、アームーダー市3人、マアバダ(カルキールキー)町2人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村2人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市14人、マンビジュ市5人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)3人、ラッカ県のラッカ市2人、タブカ市13人、ダイル・ザウル県5人。

ANHA(11月2日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で11月2日に新たに472人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、29人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡164人、ハーリム郡33人、アリーハー郡3人、アレッポ県スィムアーン山郡6人、ジャラーブルス郡17人、バーブ郡12人、アフリーン郡23人、アアザーズ郡19人。

これにより、同地での感染者数は計6,535人、うち回復したのは2,625人、死亡したのは42人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1431339053737648/

AFP, November 2, 2020、ACU, November 2, 2020、ANHA, November 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2020、Reuters, November 2, 2020、SANA, November 2, 2020、SOHR, November 2, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がハマー県ムーリク市の第9監視所からの撤退を完了、シール・マガール村の第10監視所からの撤退を続ける(2020年11月2日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから242日目を迎えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府支配地域内で孤立していたハマー県内のシール・マガール村の監視所(第10監視所)に駐留を続けていたトルコ軍部隊による撤収作業が続き、機材や装備を搬出するための大型車輌の車列が監視所内に入った。

一方、DPA(11月2日付)は、複数の目撃者の話として、トルコ軍がハマー県ムーリク市に設置していた第9監視所からの撤退を完了したと伝えた。

また、SANA(11月2日付)は、10月20日までにトルコ軍が撤退したハマー県ムーリク市の第9監視所の跡地の映像と写真を公開した。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村で、従業員を乗せてオリーブ搾油工場に向かっていたバスが砲撃を受け、1人が死亡、5人が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シリア軍はザーウィヤ山地方のバイルーン村、カンスフラ村を砲撃した。

これに対し、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県11件、ラタキア県10件、アレッポ県6件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は30件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を10件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, November 2, 2020、ANHA, November 2, 2020、DPA, November 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 2, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2020、Reuters, November 2, 2020、SANA, November 2, 2020、SOHR, November 2, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民531人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は622,396人に(2020年11月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月2日付)を公開し、11月1日に難民531人(うち女性160人、子供271人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民531人(うち女性160人、子供271人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は622,396人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者227,148人(うち女性68,288人、子ども115,578人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,721,603人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は851,676人(うち女性255,564人、子供434,069人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2020をもとに作成。

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