シリア国民連合は2021年の大統領選挙を見据えて「国民選挙弁務官事務所」を新たに設置(2020年11月20日)

トルコのイスタンブールを拠点に活動するシリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)は、2021年半ばに予定されている大統領選挙への参加を想定した「国民選挙弁務官事務所」を新たに設置した。

シリア国民連合が発表した声明によると、この事務所は、2012年6月末のジュネーブ1会議での決定、国連安保理決議第2254号の規定に基づき、移行期において、国連監視下で選挙を実施するための安全かつ中立的な環境を確保することをめざす。

AFP, November 22, 2020、ANHA, November 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 22, 2020、Reuters, November 22, 2020、SANA, November 22, 2020、SOHR, November 22, 2020などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌35輌がイラクからシリア領内に新たに進入(2020年11月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約35輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、県内各所に設置されている基地に向かった。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ウマル油田に米軍が違法に設置している基地で、米主導の有志連合、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍、同軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会、北・東シリア自治局傘下のダイル・ザウル民政評議会の代表が会合を開き、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」の進捗、北・東シリア自治局の支配地域のインフラ整備などについて意見を交わした。

会合では、米軍および有志連合が、シリア民主軍への軍事、兵站支援を継続することを確認した。

AFP, November 20, 2020、ANHA, November 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2020、Reuters, November 20, 2020、SANA, November 20, 2020、SOHR, November 20, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県でイスラーム解放党がカリフ制再興とシリアの紛争の平和的解決の拒否を訴えてデモ(2020年11月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るカーフ村で、イスラーム解放党のメンバーおよび支持者数十人がデモを行い、カリフ制再興とシリアの紛争の平和的解決の拒否を訴えた。

AFP, November 20, 2020、ANHA, November 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2020、Reuters, November 20, 2020、SANA, November 20, 2020、SOHR, November 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がアレッポ市北部を砲撃(2020年11月20日)

アレッポ県では、ANHA(11月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、同市近郊のアイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、マルアナーズ村、アルカミーヤ村を砲撃した。

AFP, November 20, 2020、ANHA, November 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2020、Reuters, November 20, 2020、SANA, November 20, 2020、SOHR, November 20, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ラッカ県でシリア民主軍が襲撃を受け兵士死亡(2020年11月20日)

ダイル・ザウル県では、SANA(11月20日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるズィーバーン町でシリア民主軍が正体不明の武装集団の発砲を受け、兵士1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、死亡した兵士は5人。

一方、シリア民主軍は米主導の有志連合のヘリコプターの支援を受けて、フシャーム町、ジュダイド・アカイダート村、アズバ村、マイーズィーラ村で家宅捜査を行い、ダイル・ザウル軍事評議会司令官の兄弟、北・東シリア自治局の職員ら数名を拘束した。

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ラッカ県では、SANA(11月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタブカ市西で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

AFP, November 20, 2020、ANHA, November 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2020、Reuters, November 20, 2020、SANA, November 20, 2020、SOHR, November 20, 2020などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で88人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で307人(2020年11月20日)

保健省は政府支配地域で新たに88人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者62人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、11月20日現在の同地での感染者数は計7,079人、うち死亡したのは368人、回復したのは2,986人となった。

SANA(11月20日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で11月20日に新たに307人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、253人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡2人、イドリブ郡21人、ハーリム郡89人、アリーハー郡7人、アレッポ県スィムアーン山郡46人、ジャラーブルス郡13人、バーブ郡12人、アフリーン郡50人、アアザーズ郡67人。

これにより、同地での感染者数は計13,848人、うち回復したのは5,344人、死亡したのは117人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1447428312128722/

AFP, November 20, 2020、ACU, November 20, 2020、ANHA, November 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2020、Reuters, November 20, 2020、SANA, November 20, 2020、SOHR, November 20, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県バイルーン村に新たな拠点を設置(2020年11月20日)

イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから260日目を迎えた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイルーン村に新たな拠点を設置した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は73カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、サルマーン村(第7監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所、撤退)、アナダーン山(第3監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所、撤退完了)、シール・マガール村(第10監視所、撤退)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点

イドリブ県:マアッル・ハッタート村(撤退)、サラーキブ市(3カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村
アレッポ県:アナダーン市、アレッポ市ラーシディーン地区、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村

トルコ軍はまた、兵站物資を積んだ車輌約20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

一方、トルコの支援を受ける「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカフルルーマー村、ハーッス村を砲撃した。

また、カドゥーラ村一帯ではシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦、シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のザーウィヤ山地方ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村、カフル・ウワイド村、スフーフン村を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を31件(イドリブ県19件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は29件。

一方、トルコ側の監視チームはトルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, November 20, 2020、ANHA, November 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 20, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 20, 2020、Reuters, November 20, 2020、SANA, November 20, 2020、SOHR, November 20, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民163人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は627,391人に(2020年11月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月20日付)を公開し、11月19日に難民163人(うち女性49人、子供83人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民163人(うち女性49人、子供83人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は627,391人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者232,143人(うち女性69,788人、子ども118,125人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,830人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は856,671人(うち女性257,064人、子供436,616人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 20, 2020をもとに作成。

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