ロシア難民受入移送居住センター:難民322人と国内避難民(IDPs)15人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は668,729人、2019年以降帰還したIDPsは86,858人に(2021年5月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月25日付)を公開し、5月24日に難民322人(うち女性97人、子供164人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民322人(うち女性97人、子供164人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は668,729人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者273,481人(うち女性82,203人、子ども139,201人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,754,006人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は898,009人(うち女性269,479人、子供457,692人)となった。

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一方、国内避難民15人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは15人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,858人(うち女性32,164人、子供31,629人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,454人(うち女性414,728人、子供675,394人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 25, 2021をもとに作成。

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米軍がハサカ県内の穀物サイロから盗奪した小麦をトレーラー46輌に積んでイラク領内に持ち出す(2021年5月24日)

ハサカ県では、SANA(5月24日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、ヤアルビーヤ町近郊のタッル・アルウ村の穀物サイロから盗奪した小麦をトレーラー35輌に積んで、ワリード国境通行所からイラク領内に持ち出した。

またトレーラー11輌からなる別の車列も、タッル・アルウ村の穀物サイロの小麦を積んで、ワリード国境通行所からイラク領内に持ち出した。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市で、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が死亡、7人が負傷(2021年5月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市で、オートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が死亡、7人が負傷した。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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通信技術省とシリア中央銀行はスマートフォンを通じた電子決済システムの運用を開始(2021年5月24日)

通信技術省とシリア中央銀行はスマートフォンを通じた電子決済システムの運用を開始した。

運用開始を発表する式典はダマスカス県のダーマー・ルーズ・ホテルで開かれ、フサイン・アルヌース首相が参列、システム導入の意義を強調した。

SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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シリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会は大統領選挙には関心がないと改めて強調、北・東シリア自治局は政府支配地域とを結ぶ通行所を閉鎖(2021年5月24日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会は声明を出し、5月26日に投票が実施される大統領選挙とは「無関係」と改めて強調した。

シリア民主評議会は声明で次のように主張した。

シリア民主評議会はこれまでにも度々、シリア人の生活、権利、政治的存在などにかかる目的を実現しないいかなる選挙と無関係だと宣言してきた。国連安保理決議第2254号の精神に反するいかなる選挙のファシリテーターとはならない。

ルダウ(5月24日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の執行評議会は決定第129号を発出し、5月24日午後7時から追って通知があるまでの期間、シリア政府支配地域との境界に設置されているすべての通行所を閉鎖することを決定した。
ANHA(5月24日付)が伝えた。

理由は明示しなかったが、5月26日に実施される大統領選挙投票に備えた対策だと思われる。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、Rudaw, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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カルイーイーン部族が声明で大統領選挙への参加を拒否すると表明(2021年5月24日)

ダイル・ザウル24(5月24日付)は、大統領選挙への参加を拒否するとした5月23日付のカルイーイーン部族の声明を掲載した。

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シリア人権監視団によると、ダルアー革命部族諸委員会を名乗る組織が声明を出し、大統領選挙のボイコットを呼びかけた。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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アッザーム大統領府担当国務大臣はアサド大統領の名代としてレバノンでの大統領選挙在外投票者襲撃での犠牲者の遺族に弔意を伝える(2021年5月24日)

マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣は、アサド大統領の名代として、5月20日の駐レバノン・シリア大使館での大統領選挙在外投票に向かっていたバスに対する暴徒の襲撃で死亡したムフスィン・サーリフ・アフマド氏の遺族に電話をかけ、弔意を伝えた。

SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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ダマスカス旧市街の大ウマイヤ・モスクにイスラーム教とキリスト教の宗教関係者や住民団体が集まり、大統領選挙実施への支持を表明(2021年5月24日)

SANA(5月24日付)は、5月16、17、18、19、20、21、22、23日に続いて各地に「愛国テント」が設営され、大統領選挙への参加やシリア軍支持を訴えるデモや集会が実施されたと伝えた。

ダマスカス県では、旧市街の大ウマイヤ・モスクにイスラーム教とキリスト教の宗教関係者や住民団体が集まり、大統領選挙実施への支持を表明した。

集会には、ムハンマド・アブドゥサッタール・サイイド宗教関係大臣らが出席した。
SANA(5月24日付)が伝えた。

デモ・集会が行われたのは、ハマー県のハマー市、ダルアー県のダルアー市、ジャバーブ村、ラタキア県のラタキア市、スワイダー県のスワイダー市、大スワラ村、ヒブラーン村、ヒムス県のヒムス市、ティールマアッラ村、ハスヤー町、アブー・ダーリー村、ジャンダル村、ラブラ町、アイン・ダナーニール村、アイン・アジューズ村、ターリーン村、カーディシュ村、シーン町、バティーサト・ジャルド村、ハディーヤ村、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、ドゥライキーシュ市、ハサカ県のハサカ市、カーミシュリー市、アレッポ県のサフィーラ市など。


AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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イラク、イランの国会議員使節団、米国、カナダなどの在外居住者が大統領選挙投票の監視団としてシリア入り(2021年5月24日)

ハムーダ・サッバーグ人民議会議長は、5月26日の大統領選挙投票を監視するためにシリア入りしたイラクの人民議会議員使節団とイラン・シューラー議会(国会)使節団と相次いで会談した。

SANA(5月24日付)が伝えた。

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バッシャール・ジャアファリー外務在外居住者副大臣は、5月26日の大統領選挙投票を監視するために米国、カナダ、西欧諸国、アフリカ諸国から一時帰国したシリア人在外居住者の使節団と会談した。

SANA(5月24日付)が伝えた。

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イマード・サーラ情報大臣は、情報省内で記者会見を開き、5月26日の大統領選挙投票を取材するための特別メディア・センターを省内に開設したと発表した。

SANA(5月24日付)が伝えた。

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最高司法選挙委員会は声明を出し、総選挙法第58条の規定に基づいて、投票日前日の5月25日午前7時間から一切の選挙活動を停止すると発表した。

SANA(5月24日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で70人、北・東シリア自治局支配地域で113人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で101人(2021年5月24日)

保健省は政府支配地域で新たに70人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者11人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、5月24日現在の同地での感染者数は計24,187人、うち死亡したのは1,740人、回復したのは21,560人となった。

SANA(5月24日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに113人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治したと発表した。

これにより、5月24日現在の同地での感染者数は計17,554人、うち死亡したのは717人、回復したのは1,770人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性64人、女性49人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市14人、カーミシュリー市21人、マーリキーヤ(ダイリーク)市11人、フール・キャンプ11人、ラッカ県のラッカ市49人、ダイル・ザウル県7人。

ANHA(5月24日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月24日に新たに101人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、16人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡5人、ハーリム郡7人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡5人、ジャラーブルス郡13人、バーブ郡32人、アフリーン郡24人、アアザーズ郡15人。

これにより、同地での感染者数は計22,828人、うち回復したのは20,524人、死亡したのは666人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1584581931746692/

AFP, May 24, 2021、ACU, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県、ラタキア県、イドリブ県を砲撃(2021年5月24日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるドゥワイル・アクラード村、クライディーン村、アンカーウィー村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村、フライフィル村、バイニーン村などを砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカッバーナ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村とムザイリーブ町を結ぶ街道で、バアス党のシャジャラ支局指導部メンバーが、正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

また、サイダー町では、シリア軍第5軍団の兵士2人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(イドリブ県20件、ラタキア県11件、アレッポ県2件、ハマー県7件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は34件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 24, 2021、ANHA, May 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 24, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2021、Reuters, May 24, 2021、SANA, May 24, 2021、SOHR, May 24, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民304人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は668,407人に(2021年5月24日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月24日付)を公開し、5月23日に難民304人(うち女性92人、子供155人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民304人(うち女性92人、子供155人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は668,407人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者273,159人(うち女性82,106人、子ども139,037人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,754,006人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は897,687人(うち女性269,382人、子供457,528人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,843人(うち女性32,164人、子供31,629人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,439人(うち女性414,723人、子供675,394人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2021をもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣:シリア国内での大統領選挙は米国の選挙より数千倍優れている…。シリア民主軍は支配地域のシリア市民の自由と民主主義を完全に行使して、選挙実施に専念しなければならない」(2021年5月23日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は最高司法選挙委員会のサーミル・ラムズーク委員長と会談し、5月20日に各国の在外公館で実施された大統領選挙在外投票の結果を手渡した。

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ミクダード外務在外居住者大臣は会談後の記者会見で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に求められているのが選挙を円滑に実施することで、彼らもまた投票すべきだと述べた。

ミクダード外務在外居住者大臣は次のように述べた。

46のシリア大使館での在外投票は、円滑且つ自由と民主主義の素晴らしい雰囲気のなかで実施された。

オーストラリアのシドニーから地理に至る世界の隅々で、数百人、数千人、数万人のシリア人が自らの大使館に押し寄せ、自らが祖国とともにあり、選挙権を行使できることを世界に示した…。また、権利行使を阻止しようとする者たちに、シリア人の権利に攻撃を仕掛ける者が敗北するということを示した。

シリアの市民数万人がレバノン全土からベイルートのシリア大使館に向かった。彼らに対する野蛮な襲撃がなければ、投票は2日、3日、4日と続いただろう。

我々は、この事件に対応する責任がレバノン政府にあると考えている…。シリアは、暴徒によってレバノンでの権利行使を阻止されたすべての国民が、シリアに帰国し、権利を行使することを歓迎する。

シリア人の完全で門戸を閉ざし、彼らが選挙権を行使するのを許さなかった国がある。その国の国民、そしてその国に在住するシリア人は、彼ら、そして彼らの国が高らかに謳っている民主主義の嘘を審判すべきだ。なぜなら、それは正しい民主主義ではないからだ。いかなる方法であれ、大使館がシリア・アラブ共和国の領土である限り、そうしたことは決して正当化されない。外交関係に関するウィーン条約によると、国家がこのような抑圧的で、道徳的に容認し得ない行動に訴えることは禁じられている。

シリア国内での大統領選挙は、民衆の参加によって豊かなものとなり、それを歪めようとするプロパガンダと相反して、シリア人の意見が表明される場となるだろう…。それは、米国での選挙の茶番劇よりも数千倍も優れたものになるだろう。

シリア人は今後数時間で改めて、自らが祖国、復興、テロとの戦いに専心していること、自らが、祖国と軍に寄り添い、最終勝利を実現するまで邁進することを証明するだろう。

その後、記者団からの質問に対して、ミクダード外務在外居住者大臣は、北・東シリア自治局の支配地域での投票について以下のように述べた。

自称「シリア民主軍」が選挙を円滑に実施することを求められれば、彼らもまた投票するだろう。

彼らが真のシリア人なら、支配地域のシリア市民の自由と民主主義を完全に行使して、この選挙の実施に専念しなければならない。

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https://www.youtube.com/watch?v=diPSUfYnb7w

SANA(5月23日付)などが伝えた。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団:シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は支配地で「軍事徴兵局」を創設、住民の徴兵に動き出す(2021年5月23日)

シリア人権監視団は、ハマー県北西部のシャフシャブー山地方から逃れてきた国内避難民(IDPs)の’.A氏の話として、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が最近になって、「軍事徴兵局」なる新たな部門を創設し、イドリブ県を中心とする支配地域(反体制派言うところの「解放区」、緊張緩和地帯第1ゾーン)の住民を戦闘員として徴兵する動きを進めていると発表した。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県でオートバイに乗ったダーイシュ・メンバーと思われる2人組が弁護士を殺害(2021年5月23日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカラーマ村近郊で、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる2人組が、弁護士を銃で撃ち殺害した。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年5月23日)

アレッポ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイナ村を砲撃した。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約86輌からなる車列が兵站物資などを積んでシリア領内に新たに進入(2021年5月23日)

ハサカ県では、SANA(5月23日付)によると、米主導の有志連合の車輌約86輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県各所に設置されている基地に向かった。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣は最高司法選挙委員会のラムズーク委員長に大統領選挙在外投票の結果を手渡す(2021年5月23日)

SANA(5月23日付)は、5月16、17、18、19、20、21、22日に続いて各地に「愛国テント」が設営され、大統領選挙への参加やシリア軍支持を訴えるデモや集会が実施されたと伝えた。

ダマスカス県、アレッポ県、ハマー県、ラタキア県では、大学生数千人が参加して、大統領選挙を支持する集会や行進が行われた。

このうち、ダマスカス県では、殉教者バースィル・アサド大学寮からマッザ区のオートストラードを経て、ウマウィーイーン広場に向けて行進を行った。

また、ハマー県では、ハマー市のシャイフ・マフムード・ハーミド・アクバル・モスクにイスラーム教の宗教関係者や住民団体が集まり、大統領選挙実施への支持を表明した。

集会には、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣も出席した。

さらに、アレッポ県では、アレッポ市サアドゥッラー・ジャービリー広場で大規模集会が開催された。

このほか、ハサカ県のバジャーリーヤ村、ハサカ市、ラタキア県のラタキア市各所、カラーイア村、フワイズ村、ヒムス県のヒムス市各所、クサイル市、タドムル市、サーイド町、バードゥー村、フーズ村、シーン町、ワリーダ村、ハフル村、東ジャディーダ村、ヒルバト・ハマーム村、バルカサ村、東ダミーナ村、スワイダー県のスワイダー市各所、アリーカ村、タルトゥース県のタルトゥース市各所、カウカブ・ハワー村、アナーザ町、ドゥライキーシュ市、ジュッブ・アムラス村、バイト・アフマド村、ヌース村、ドゥワイル・タリーイー村、ビウムラ村、ハクル・シャイフ・イスマーイール村、ハクル・ザヒーヤ村、ナシール村、マトバト村、スーミア村、ヤーズィディーヤ村、ジャウラト・シャンブール村、マンダラ村、ブマスキス村、マルジュ・ディヤーブ村、カシュファ村、サルサターン村、ダフル・マトン村、ハッダーダ村、ダルアー県のダルアー市、ハマー県のハマー市各所、ムハルダ市、シャトハ町、ラトミーン村、クナイトラ県のクーム村、ダマスカス県各所、ダマスカス郊外県のクドスィーヤー市、ダーヒヤト・アサド町、アイン・タルマー村、ダーライヤー市、ダルハビーヤ村、シャイフーニーヤ村、サアサア町、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプ、マアッラト・サイドナーヤー村、サイドナーヤー町、クタイファ市、ルハイバ市、ジャイルード市、ナースィリーヤ村でもデモや集会が実施された。

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SANA(5月23日付)は、最高司法選挙委員会のイドリブ県とラッカ県の小委員会の委員長が、5月26日の大統領選挙の投票に向けた準備を完了したと発表した、と伝えた。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で65人、北・東シリア自治局支配地域で78人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で86人(2021年5月23日)

保健省は政府支配地域で新たに65人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者15人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、5月23日現在の同地での感染者数は計24,117人、うち死亡したのは1,734人、回復したのは21,549人となった。

SANA(5月23日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに78人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、5月23日現在の同地での感染者数は計17,441人、うち死亡したのは717人、回復したのは1,766人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性49人、女性29人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市6人、カーミシュリー市12人、マーリキーヤ(ダイリーク)市1人、ダルバースィーヤ市2人、フール・キャンプ2人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市6人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、マンビジュ市4人、ラッカ県のラッカ市24人、タブカ市19人。

ANHA(5月23日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月23日に新たに86人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、29人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡9人、ハーリム郡8人、アリーハー郡5人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡36人、アフリーン郡19人、アアザーズ郡3人。

これにより、同地での感染者数は計22,727人、うち回復したのは20,508人、死亡したのは666人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1583931708478381/

AFP, May 23, 2021、ACU, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がイドリブ県ファターティラ村一帯砲撃し、シリア軍兵士3人死亡(2021年5月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるファターティラ村一帯を「決戦」作戦司令室が砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダーイル町南西に設置されている空軍情報部の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を53件(イドリブ県24件、ラタキア県10件、アレッポ県9件、ハマー県10件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は48件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を32件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民277人と国内避難民(IDPs)59人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は668,103人、2019年以降帰還したIDPsは86,843人に(2021年5月23日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月23日付)を公開し、5月22日に難民277人(うち女性83人、子供142人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民277人(うち女性83人、子供142人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は668,103人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者272,855人(うち女性82,104人、子ども138,882人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,754,006人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は897,383人(うち女性269,290人、子供457,373人)となった。

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一方、国内避難民59人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは57人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は2人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,843人(うち女性32,164人、子供31,629人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,439人(うち女性414,723人、子供675,394人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2021をもとに作成。

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PYDに近い反体制組織のシリア国民民主同盟は大統領選挙への支持を表明(2021年5月22日)

反体制組織の一つで民主統一党(PYD)に近いシリア国民民主同盟は「シリアの希望」と題した声明を出し、5月26日に投票が実施される大統領選挙に支持を表明した。

https://www.facebook.com/twds.info/posts/3030723837150739

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シリア国民民主同盟は2014年に結成された反体制組織。

「多元的・民主的シリア向かって」をスローガンする。

結成には、クルド・シリア民主党、シリア共産党、アフリーン立法機構、PYD、ヤズィード協会、アレッポ県のキリスト教会の代表、北部在住チェルケス人代表らが参加、シャフバー地区運営評議会、シャフバー地区名士シャイフ評議会、スワイダー・シリア自由・人道的正義同盟、「シリア第一」党、シリア革命左派潮流が参加した。

AFP, May 25, 2021、ANHA, May 25, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 25, 2021、Reuters, May 25, 2021、SANA, May 25, 2021、SOHR, May 25, 2021などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で所属不明の無人航空機が「イランの民兵」の車を攻撃、2人を殺害(2021年5月22日)

ダイル・ザウル県では、ナダー・フラート(5月23日付)によると、所属不明の無人航空機(ドローン)1機が、ユーフラテス川西岸のイラク国境地帯を移動中の「イランの民兵」の車を攻撃、2人が死亡した。

狙われた「イランの民兵」はイラク人民動員隊に所属するヒズブッラー大隊だという。

AFP, May 23, 2021、ANHA, May 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2021、Nida’ al-Furat, May 23, 2021、Reuters, May 23, 2021、SANA, May 23, 2021、SOHR, May 23, 2021などをもとに作成。

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トルコ占領地の通行所で足止めを食っていたクナイトラ県の指名手配者と家族30世帯がアル=カーイダ支配下のイドリブ県に移動(2021年5月22日)

5月1日にシリア政府の支配下にあるジャッバー村近郊で発生したシリア軍拠点に対する襲撃事件で指名手配となっていたウンム・バーティナ村の住民とその家族30世帯(約150人)が、通過を拒否されていたアレッポ県のアブー・ザンディーン村に設置されているトルコ占領地側の通行所から、シリア政府が用意した大型バスで再び政府支配地に戻り、シリア政府支配地域とシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る支配地を隔てるアレッポ県のガザーウィーヤ村に移動、同地に設置されている通行所からシャーム解放機構支配地に入った。

移動は、シャーム解放機構が自治を委託しているシリア救国内閣が受け入れの意思を示す声明を出したのを受けたもの。

複数の消息筋によると、指名手配者とその家族30世帯は、イドリブ県のダイル・ハッサーン村に定住する予定だという。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月22日付)が伝えた。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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外務在外居住者省は声明でフランス外務省報道官の声明を厳しく非難(2021年5月22日)

外務在外居住者省は声明を出し、「アサド体制が国内外で実施する選挙は、実施に必要な基準と条件を満たしていない」としたフランス外務省のアグネス・ヴォン=デル=ミュール報道官の21日の声明を厳しく非難、「大統領選挙はシリア国内の主権に関わる問題であり、いかなる外国勢力も介入する権利などない」と反論した。
SANA(5月22日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/2998804950406612

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコ占領地で活動するシリア国民軍にダーイシュの元司令官4人がいることを新たに確認(2021年5月22日)

シリア人権監視団は、トルコの占領下にある「平和の泉」地域(ラッカ県タッル・アブヤド市一帯、ハサカ県ラアス・アイン市一帯)で活動するシリア国民軍の戦闘員のなかに、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官(アミール)4人が参加していることが新たに確認されたと発表した。

4人はアレッポ県やダイル・ザウル県で司令官を務めていたという。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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ラッカ県とダイル・ザウル県でダーイシュによると思われる爆発と襲撃で親政権民兵3人、シリア民主軍兵士2人が死亡(2021年5月22日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるマアダーン町近郊の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が仕掛けたと思われる爆弾が爆発し、親政権民兵3人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市でオートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる2人組が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に発砲し、兵士2人が死亡した。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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米軍がワリード国境通行所から小麦をトレーラー15輌に積んで、イラク領内に持ち出す(2021年5月22日)

ハサカ県では、SANA(5月22日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が、ワリード国境通行所から小麦をトレーラー15輌に積んで、イラク領内に持ち出した。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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アレッポ市にイラン領事館が開設(2021年5月22日)

アレッポ県では、SANA(5月22日付)によると、アレッポ市でイラン領事館の開設式が行われ、ファイサル・ミクダード外務在外居住者省大臣、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣がオンライン演説を行い、祝辞を述べた。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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各地で大統領選挙を支持するデモや集会が続く(2021年5月22日)

SANA(5月22日付)は、5月16、17、18、19、20、21日に続いて各地に「愛国テント」が設営され、大統領選挙への参加やシリア軍支持を訴えるデモや集会が実施されたと伝えた。

ダマスカス県では、各県のアスリート約7,000人が集まり、シリア国旗を手にジャラー・スポート・サロンからマッザ区のオートストラードを経由してウマウィーイーン広場まで行進した。

また、ヒムス県では、ヒムス市のハーリド・ブン・ワリード・モスクにイスラーム教とキリスト教の宗教関係者や住民団体が集まり、大統領選挙実施への支持を表明した。

集会には、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教関係大臣も出席した。

このほか、ダマスカス県各所、ダマスカス郊外県のガズラーニーヤ町、ナブク市、サクバー市、アシュラフィーヤト・サフナーヤー市、ナジュハー村、ナジュハー村、アイン・フィージャ町、バスィーマ村、アイン・ハドラー村、アシュラフィーヤト・ワーディー村、ジュダイダト・シャイバーニー村、ジュダイダト・アルトゥーズ町、クドスィーヤー市、ハラスター市、スバイナ町、ヒムス県のヒムス市各所、ファーヒル村、シンシャール村、タッルカター村、シャーマ村、ハルカル村、トゥライズ村、クサイル市、ムハッラム町、マシュラファ村、カフルナーン村、サンカリー村、ファイルーザ村、ナーイム村、シャイーラート村、ハッザ村、ヒルバト・ガーズィー村、アイン・ハドラー村、スワイダー県のスワイダー市各所)、ルバイン村、クナイトラ県のハドル村、ハマー県のハマー市各所、サラミーヤ市、ハラファーヤー市、ミスヤーフ市、シャイザル町、カフルフード村、シャイフ・ハディード村、ムハルダ市、サアン町、アイン・クルーム村、ハサカ県のアーミリーヤ村、ダルアー県のマスミヤ町、ラタキア県のハシュハーシャ村、東バスィーカ村、ビフワーラ村、タルトゥース県のドゥライキーシュ市、バクウー村、ビムナ村、バイト・ビドア村、クライア村、ジャウラト・ジャワーミース村、ウワイニーヤ村、ムジャイディル村、バーニヤース市、ダイル・ザウル県のジャフラ村、アレッポ県のアレッポ市各所。

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SANA(5月22日付)は、最高司法選挙委員会のダルアー県とハサカ県の小委員会の委員長が、5月26日の大統領選挙の投票に向けた準備を完了したと発表した、と伝えた。

AFP, May 22, 2021、ANHA, May 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2021、Reuters, May 22, 2021、SANA, May 22, 2021、SOHR, May 22, 2021などをもとに作成。

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