ロシア軍がハサカ県M4高速道路で「撤退協定」に違反した米軍の車列の進行を阻止したと発表(2021年5月13日)

ラタキア県フマイミーム航空基地に設置されているロシア当事者和解調整センターのアレクサンドル・カルポフ(Alexander Karpov)副センター長(海軍少将)は声明を出し、ロシア軍憲兵隊がハサカ県内のM4高速道路を「撤退協定」に違反して走行していた米軍の車列を停止させ、引き返させたと発表した。

米軍の車列は6輌の輸送防護車MRAPからなり、「撤退協定」が定めるロシア軍との連携を行わずに移動していたという。

シリア人権監視団によると、ロシア軍と米軍が対峙したのはタッル・タムル町近郊で、ロシア側の発表とは異なり、米軍の車列は引き返すことなく移動を続けたという。

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ハサカ県では、SANA(5月13日付)によると、米主導の有志連合の車輌55輌からなる車列が、兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県ルマイラーン町方面に向かった。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市南のザンダー村で国防隊のメンバーどうしが撃ち合いとなり、2人が死亡、複数が負傷した。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021、May 14, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機がハマー県とラッカ県の砂漠地帯でダーイシュを狙って爆撃を実施(2021年5月13日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハマー県とラッカ県の砂漠地帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を狙って爆撃を実施した。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍報道官はレバノンからロケット弾が領内に発射されたと書き込む(2021年5月13日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、ツイッターの公式アカウント(https://twitter.com/AvichayAdraee/)に、レバノンから領内にロケット弾3発が発射されたと書き込んだ。

内容は以下の通り:

緊急 先ほど、レバノン領内からガリラヤ地方沖の海上に向けて3発のロケットが発射されたことを捕捉した。

規定の方針に沿って、警戒令は発出されなかった。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年5月13日)

アレッポ県では、ANHA(5月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村、カールーティーヤ村、ブルジュ・カース村を砲撃した。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領がダマスカス旧市街の大ウマイヤ・モスクでイード・アル=フィトルを祝うための集団礼拝に参加(2021年5月13日)

ダマスカス県では、アサド大統領が旧市街の大ウマイヤ・モスクでイード・アル=フィトルを祝うための集団礼拝に参加した。

ダマスカス県イスラーム・ファトフ学院(ビラード・シャーム法学大学)の総監督のフサームッディーン・ファルフール氏を導師、として行われた集団礼拝には、アサド大統領の他、ムハンマド・アブドゥッサッタール・サイイド宗教大臣、共和国ムフティーのアフマド・バドルッディーン・ハッスーン師、政府高官、人民議会議員、バアス党幹部、イスラーム教法曹総関係者、そして多数の住民が参加した。


SANA(5月13日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4204048676305599

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で52人、北・東シリア自治局支配地域で83人(2021年5月13日)

保健省は政府支配地域で新たに52人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者298人が完治し、6人が死亡したと発表した。

これにより、5月13日現在の同地での感染者数は計23,595人、うち死亡したのは1,682人、回復したのは19,908人となった。

SANA(5月13日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに83人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者3人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、5月13日現在の同地での感染者数は計16,911人、うち死亡したのは694人、回復したのは1,739人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性41人、女性42人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市16人、カーミシュリー市11人、マーリキーヤ(ダイリーク)市5人、フール・キャンプ6人、ナウルーズ・キャンプ1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市3人、マンビジュ市2人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)1人、ラッカ県のラッカ市8人、タブカ市17人、ダイル・ザウル県13人。

ANHA(5月13日付)が伝えた。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021などをもとに作成。

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トルコのソイル内務大臣はイドリブ県に不法入国し、建設中のIDPsキャンプを視察(2021年5月13日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣は、イドリブ県に不法入国し、避難民(IDPs)キャンプ3カ所を建設に携わるAFAD(内務省災害緊急事態対策庁)などの関係者とともに、視察し、住民にレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領のメッセージを伝えるとともに、子供たちにプレゼントを配った。

イェニ・シャファク(5月13日付)が伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市で、クファイル村出身の戦闘員1人が、バズィート村出身の戦闘員複数人と撃ち合いとなり、バズィート村の戦闘員1人が死亡、1人が負傷した。

これを受け、両村の戦闘員どうしの緊張が高まったが、シャーム解放機構が介入し、事態を収束させた。

他方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるカフルナブル市などを砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町で、5月26日に投票が予定されている大統領選挙のボイコットを訴える張り紙が発見された。

張り紙には、「占領国イランの手先を選出するな」、「シリアの人口の半分を強制移住させた者を選出するな」などと書かれていたという。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を66件(イドリブ県39件、ラタキア県17件、アレッポ県3件、ハマー県7件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は58件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を46件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 13, 2021、ANHA, May 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 13, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2021、Reuters, May 13, 2021、SANA, May 13, 2021、SOHR, May 13, 2021、Yeni Safak, May 13, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民291人と国内避難民(IDPs)61人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は665,070人、2019年以降帰還したIDPsは86,104人に(2021年5月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月13日付)を公開し、5月12日に難民291人(うち女性88人、子供148人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供148人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は665,070人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者269,822人(うち女性81,104人、子ども137,335人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,749,518人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は894,350人(うち女性268,380人、子供455,826人)となった。

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一方、国内避難民61人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは61人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,104人(うち女性31,955人、子供31,461人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,354,700人(うち女性414,514人、子供675,227人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 13, 2021をもとに作成。

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