抗議デモが発生したラッカ県大スワイディーヤ村をアサーイシュが封鎖、40人を拘束、住民は避難(2022年1月10日)

ラッカ県では、シリア人権監視団やSANA(1月10日付)によると、前日に住民が抗議デモを行った北・東シリア自治局の共同支配下にある大スワイディーヤ村に、内務治安部隊(アサーイシュ)が部隊を派遣し、村を封鎖、住民40人あまりを拘束した。

これを受けて住民数十世帯が、村から避難した。

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍戦闘機がラッカ県ラサーファ砂漠でダーイシュに対して4回の爆撃を実施(2022年1月10日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がラサーファ砂漠でダーイシュ(イスラーム国)に対して4回の爆撃を実施した。

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃(2022年1月10日)

ハサカ県では、ANHA(1月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村を砲撃した。

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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スィーマルカー国境通行所前でイラク・クルディスタン民主党の部隊に殺害されたカリーラー部隊の若者の遺体の引き渡しを求める座り込みデモに遺族らが参加、政治組織が共同声明で通行所再開を求める(2021年1月10日)

ハサカ県では、ANHA(1月10日付)によると、イラク・クルディスタン民主党の部隊によって殺害されたクルディスタン労働者党(PKK)の民兵組織である人民防衛部隊(HPG)所属のカリーラー(カレラ)部隊のメンバー5人の遺体引き渡しを求めて、北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の殉教者遺族機構がスィーマルカー国境通行所前の広場にテントを設置して続けている座り込みデモに、遺族らが、政治組織、市民社会組織、人権団体のメンバーらとともに参加、テント前で抗議行動を行った。

遺族らは、遺体引き渡しに応じないことは、この地域に対する陰謀に他ならないなどとして、イラク・クルディスタン民主党の姿勢に拒否の意思を示した。

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また、この訪問に合わせて、北・東シリア自治局で活動する16の政治組織が「シリアの愛国的政党・勢力」の名で共同声明を出し、スィーマルカー国境通行所が、とりわけコロナ禍において深刻な人道危機を招くと警鐘を鳴ら、イラク・クルディスタン自治政府にその再開を求めた。

共同声明に参加した組織は以下の通り:

  • 国民調整委員会・民主変革運動
  • シリア改革運動
  • クルド・シリア民主党
  • シリア改革潮流
  • シリア革命左派潮流
  • アラブ愛国委員会
  • シリア・クルディスタン刷新運動
  • シリア・クルド民主ロジュ党
  • クルディスタン民主変革等
  • 保守党
  • シリア正教連合党
  • シリア・クルディスタン民主パールティ
  • クルド・シリア民主合意党
  • ムスタクバル・シリア党
  • クルディスタン緑の党
  • クルディスタン・ムスタクバル潮流

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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シュマイティーヤ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続く(2022年1月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月10日付)によると、1月4日にシュマイティーヤ町に設置された和解センターで指名手配者、脱走兵、兵役忌避者の大規模社会復帰手続きが続けられた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府が県東部のサブハ町に和解センターを新たに設置した。

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県西部のシリア軍拠点を地対地ミサイルで攻撃し、兵士複数が死傷(2022年1月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がバスラトゥーン村近郊に設置されているシリア軍の拠点を地対地ミサイルで攻撃し、兵士複数が死傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、スフーフン村、カンスフラ村一帯、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にあるダール・カビーラ村一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原で砲撃戦を行った。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で軍事情報局のメンバー2人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、ジッリーン村のリビア工場の近くで、住民2人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

さらに、ダルアー市のダム街道地区では、軍事情報局の協力者が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反6件(イドリブ県2件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3134026866840048

AFP, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で25人、北・東シリア自治局支配地域で5人、アル=カーイダとトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で2人(2022年1月10日)

保健省は政府支配地域で新たに25人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者120人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、1月10日現在のシリア国内での感染者数は計50,527人、うち死亡したのは2,930人、回復したのは33,718人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/227701049537879

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに5人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。

これにより、1月10日現在のシリア国内での感染者数は計37,266人、うち死亡したのは1,514人、回復したのは2,516人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性4人、女性1人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市1人、カーミシュリー市3人、ラッカ県のラッカ市1人。

https://www.facebook.com/smensyria/posts/1764862073703722

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月10日に新たに2人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、91人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡0人、ハーリム郡0人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡0人。

これにより、同地での感染者数は計93,010人、うち死亡したのは2,342人、回復したのは68,494人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/posts/1750057245199159

AFP, January 10, 2022、ACU, January 10, 2022、ANHA, January 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2022、Reuters, January 10, 2022、SANA, January 10, 2022、SOHR, January 10, 2022などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民298人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は740,266人に(2022年1月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、1月9日に難民298人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民291人(うち女性88人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは7人(うち女性2人、子供4人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は740,266人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者343,087人(うち女性103,105人、子ども174,683人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者397,179人(うち女性119,203人、子ども202,568人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,824,091人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は969,546人(うち女性290,966人、子供494,173人)となった。

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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。

2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は105,659人(うち女性41,390人、子供34,075人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,374,255人(うち女性423,949人、子供677,841人)。

https://www.facebook.com/mod.mil.rus/posts/3134026016840133

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 10, 2022をもとに作成。

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