イドリブ県カフルルーヒーン村で、シャーム解放機構および東トルキスタン・イスラーム運動(トルキスタン・イスラーム党)の司令官の1人でウズベク人のアブー・アブドゥッラー・ウズビキーが武装グループによって銃で撃たれて死亡(2025年2月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルルーヒーン村で、ウズベク人のアブー・アブドゥッラー・ウズビキーが自宅を出たところを正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

ロジャヴァ・ポストなどによると、アブー・アブドゥッラー・ウズビキーはシャーム解放機構および東トルキスタン・イスラーム運動(トルキスタン・イスラーム党)の司令官の1人。

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ハサン暫定国内通商消費者大臣が中国の通商使節団と会談し、シリアと中国の貿易関係強化の方途について議論(2025年2月2日)

『ワタン』によると、マーヒル・ハリール・ハサン暫定国内通商消費者大臣が中国の通商使節団と会談し、シリアと中国の貿易関係強化の方途について議論した。

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イスラエル軍の無人航空機1機がクナイトラ県スワイサ村近くでシリア軍事作戦総司令部の車輌1台を狙って攻撃(2025年2月2日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の無人航空機1機がスワイサ村近くで、シリア軍事作戦総司令部の車輌1台を狙って攻撃を行った。

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一方、 イナブ・バラディーによると、シリア領内に侵攻中のイスラエル軍地上部隊が、バアス市(サラーム市)の県庁舎と裁判所から撤退した。

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アレッポ県などでのトルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍の戦闘での死者数は392人に(2025年2月2日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午前11時頃、タッル・リフアト市近郊のカズアリー村を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍はアイン・イーサー市近郊のアブド・ジュムア村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前11時頃、ティシュリーン・ダム一帯を戦闘機複数機で爆撃、またトルコ軍とシリア国民軍が同地を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後3時頃、ティシュリーン・ダム一帯を無人航空機で攻撃した。

ANHAによると、トルコ軍は午後8時頃、ティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、2025年に入って以降、アレッポ県などでのトルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍の戦闘での死者数は392人に達している。

内訳は、民間人(女性、子どもを含む)52人、シリア国民軍戦闘員300人、シリア民主軍兵士40人。

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北・東シリア地域民主自治局はシリア軍事作戦総司令部によるシリア革命勝利宣言大会について、軍司令官しか参加しておらず、シリアの多様な社会成員が求めるものを表現していないと非難(2025年2月2日)

北・東シリア地域民主自治局は声明を出し、シリア軍事作戦総司令部による29日のシリア革命勝利宣言大会について、軍司令官しか参加しておらず、シリアの多様な社会成員が求めるものを表現していないと非難した。

声明の内容は以下の通り。

すべての階層と社会集団を含むシリア国民全体の勝利とみなされるべきバアス体制崩壊後のシリアにおける急速な事態の展開において、そしてまたシリア国民が合意に基づく憲法の起草準備と議会・大統領選挙の実施に向けた包括的なシリア国民会議の開催を待ち望んでいるなか、ダマスカス当局は、シリア武装組織諸派の指導者を招いた大規模な会合を開催し、いくつかの決定を下した。この点について、我々北・東シリア地域民主自治局は、シリアのすべての社会集団・宗派・階層、さらには女性や若者を含むかたちでの全国規模の大会について決定がなされるべきだったと考えている。
我々は、今回の大会の開催自体を批判するとともに、その参加者のなかにテロのブラックリストに掲載された人物が含まれ、シリア国民の血に手を染めた者がいることを強く非難する。なかでも、アブー・ハーティム・シャクラーことアフマド・イフサーン・フィヤード・ハーイスは、シリア未来党のハフリーン・ハラフ書記長を殺害した人物だ。また、アブ・アムシャことムハンマド・ジャーシムは、特にアフリーン地方でシリア国民に対する数々の犯罪を犯してきたことで知られている。こうした大会は違法であり、シリアを構成する社会集団が求めるものを表現していない。
また、我々は、シリア国民大会の枠組みを外れた動きや、政治・革命・人民諸勢力を排除したかたちでの大会は「不完全」でと考える。現在のシリアの不安定な状況を終わらせ、国民を安全な未来へ導くための最善の方法は、すべての勢力や社会集団を排除せずに開催される国民対話会議の実施です。いかなる勢力や社会集団の排除も、シリア国民の革命の目的を達成できなくする要因となり、結果として旧体制と何ら変わらない現状を生み出すことになるだろう。それゆえ、我々は、ダマスカス当局に対し、誤りを正し、シリアのすべての集団と政治勢力を結集させる包括的な国民大会を開催することを求める。そうした大会こそが、国の新たな憲法の起草に向けた準備の場となる。
こうした情勢のなかで、ダマスカス当局は、いかなる勢力や個人に対しても憎悪扇動を許容してはならない。シリア国民の特徴である友愛と共生を損なおうとする試みを阻止し、特定の民族や宗派を標的とする扇動的言動を排除することが不可欠だ。こうした言動は、数日前にダマスカスのウマウィーイーン広場や他の都市で見られたように、一部の活動の中に明確に表れている。こうした行為は、シリア国民の間に分裂と対立を生じさせるだけであり、我々が目指す統一された民主的シリアの建設、法の支配、移行期正義の実現という目標に反するものだ。
改めて、我々北・東シリア地域民主自治局は、愛国的な共通項に基づき、シリアの統合と主権を維持し、シリア国民全体が民主的かつ分権的な基礎のもと、未来のシリアの諸相を共に描くことを呼びかけます。
殉教者たちに哀悼の意を、負傷者たちの1日も早い回復を。

自由で民主的、多元的、分権的なシリア万歳。
北・東シリア地域民主自治局
2025年2月2日

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ダフラ村でシリア民主軍傘下の自衛部隊の車輌の通過に合わせて即席爆弾を爆発(2025年2月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダフラ村でシリア民主軍傘下の自衛部隊の車輌の通過に合わせて即席爆弾を爆発させた。

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米軍が基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2025年2月2日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

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内務省総合治安局はシャルア暫定大統領の写真がプリントされたシリア国旗を没収し、売店や露天商にこうした行為に対して責任を問う可能性があると警告(2025年2月2日)

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、内務省総合治安局は、アフマド・シャルア暫定大統領の写真がプリントされたシリア国旗を没収し、売店や露天商に対して、こうした行為に対して責任を問う可能性があると警告した。

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スワイダー市カラーマ広場で法の支配の必要を訴える抗議デモ:タルトゥース市で電力公社による非常勤職員解雇に抗議するデモ(2025年2月2日)

スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市カラーマ広場で、法の支配の必要を訴える抗議デモを行った。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、電力公社タルトゥース支部が臨時職員762人を解雇、一般職員137人に3ヵ月の有給有価を与えたことを受け、決定に抗議する職員らがタルトゥース市の電力公社前で抗議デモを行った。

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ラタキア県で武装グループが麻薬と弾薬が見つかったとの言いがかりをつけ、住民から1000ドルを強奪:ヒムス県ではクルド人一家がシリア軍事作戦総司令部の検問所で暴行を受け、連行される(2025年2月2日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市南部に内務省総合治安局が設置している分所が、1日深夜から2日未明にかけて、正体不明の武装集団どうしの襲撃を受け、激しい戦闘となった。

シリア人権監視団によると、ジャブラ市のファイイド地区で、第25特殊任務師団のスハイル・ハサン准将の配下で活動していた「ジャブラの鷂」を名乗る民兵の司令官が遺体で発見された。

シリア人権監視団によると、シャーミーヤ・マハーリバ村をオートバイ4台に乗った12人の武装グループが襲撃し、民家1棟を捜索、麻薬と弾薬が見つかったとの言いがかりをつけ、1000ドルを強奪した。

一方、SANAによると、内務省総合治安局がラタキア市内で展開を続けた。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、弾薬庫で爆発が発生し、内務省総合治安局の隊員2人が死亡した。

シリア人権監視団によると、軍事情報局の下士官1人が自宅で何ものかによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

一方、では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、内務省総合治安局がカフルスーサ区で軍事情報局大215支部強襲部門長のウサーマ・スフーフ准将を逮捕した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タッルカラフ市近郊の農地で、農業従事者1人が遺体で発見された。

シリア人権監視団によると、1月22日にカニーサ村でシリア軍事作戦総司令部によって逮捕されていた若い男性が、タッル・ナスル村近郊で遺体で発見された。

シリア人権監視団によると、シリア軍事作戦総司令部とつながりがある武装集団の車多数がダビーン村を強襲し、民家を襲撃、若い男性1人を殺害、舅を負傷させた。

シリア人権監視団によると、1月23日にシリア軍事作戦総司令部に所属する武装集団によって逮捕されていたカナーキヤ村出身の技師が死亡し、ヒムス市の病院に遺体が引き渡された。

シリア人権監視団によると、首都ダマスカスでの医療検診を終えて、ハサカ県カーミシュリー市に旅客バスで帰宅しようとしていたクルド人一家が、ダマスカス郊外県とヒムス県の境界に設置されているシリア軍事作戦総司令部の検問所で暴行を受け、男性らは連行された。

暴行は、このクルド人一家の1人が持っていた携帯電話にクルド人コメディアンのバーフィー・タイヤーラ氏の写真が保存されていたのが理由だという。

一方、SANAによると、内務省総合治安局がタッルカラフ市近郊の密輸ルートでレバノンに武器を密輸しようとしていた複数の車輛を取り押さえた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市で男性1人が自宅で何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、バーニヤース市で正体不明の武装集団が、同市とラタキア県のジャブラ市を結ぶ街道の交差点のカフェ近くで民間人に向けて発砲し、元士官1人とカフェの店主を殺害した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人民抵抗が発表した声明によると、タルフィーター村に「ジャウラーニー・テロ一味」が侵入、シリア人民抵抗のムジャーヒディーンを殺害しようとしたが、シリア人民抵抗は応戦し、激しい戦闘となり、「ジャウラーニー・テロ一味」のメンバー8人が死亡した。

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ハマー県では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、内務省総合治安局が「シャッビーハ」のアリー・アッブード・アブー・マアッラーを逮捕した。

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イッザ軍の司令官の1人バックール離反大佐が国防省の使節団を伴い、ドゥルーズ派最高位の宗教指導者であるヒジュリー師と会談し、県の軍事情勢、国防省との連携のありようについて議論(2025年2月2日)

スワイダー県では、SANAスワイダー24によると、イッザ軍の司令官の1人ムスタファー・バックール離反大佐が、国防省の使節団を伴い、ドゥルーズ派最高位の宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師と会談し、県の軍事情勢、国防省との連携のありようについて議論した。

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ディブス女性問題局長がスノー英シリア担当特使と会談し、女性のエンパワーメントや支援の方途について議論(2025年2月2日)

SANAによると、アーイシャ・ディブス女性問題局長が、アン・スノウ英シリア担当特使と会談し、女性のエンパワーメントや支援の方途について議論した。

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シリア航空の旅客機がダイル・ザウル空港の運用準備状況を確認するための初の試験飛行(2025年2月2日)

ダイル・ザウル県では、SANAによると、シリア航空の旅客機がダイル・ザウル空港の運用準備状況を確認するための初の試験飛行を行い、同空港に着陸した。

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アブー・カスラ暫定国防大臣は、複数の士官らと会談し、軍事情勢の進展、国防省への統合プロセスの進捗について協議(2025年2月2日)

国防省によると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣は、複数の士官らと会談し、軍事情勢の進展、国防省への統合プロセスの進捗について協議した。

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シャルア暫定大統領が政権掌握後初めて外国を訪問、サウジアラビアでムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談:兄のハーズィム・シャルア氏も同行(2025年2月2日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領がアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣大臣とともに、政権掌握後初となる外遊としてサウジアラビアの首都リヤドを訪れた。

シャルア暫定大統領ら一行は、ヤマーマ宮殿を訪れ、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子と会談した。

ムハンマド皇太子との会談後、シャルア暫定大統領は以下の声明を出した。

サウジアラビア王国のムハンマド・ビン・サルマーン皇太子殿下の温かい歓迎とご厚意に対し、心より感謝申し上げる。 本日、長時間にわたる会談を行い、シリアの未来の建設を支援したいという真摯な意志を直接感じ、また耳にすることができた。また、シリア国民の意思を尊重し、その領土の一体性と安全を確保することへの強い関心が示されました。 今日の会談ではまた、あらゆる分野において広範な議論と意見交換を行った。特に人道的および経済的分野において、あらゆるレベルでの連絡と協力のレベル引き上げに取り組んだ。エネルギー、技術、教育、医療といった分野での広範な将来の計画を協議し、ともに真のパートナーシップを築くことで、地域全体の平和と安定を確保し、シリア国民の経済状況を改善することを目指している。さらに、アラブおよび国際的な問題においてシリアの立場を強化するため、政治・外交面での協力を継続していく。特に、先月のサウジアラビアの首都リヤドで行われた協議を踏まえ、引き続き連携を深めていく。
アフマド・シャルア
シリア・アラブ共和国大統領

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シリア・テレビによると、アフマド・シャルア暫定大統領に同行した使節団には、兄のハーズィム・シャルア氏が参加した。

ハーズィム・シャルア氏は、ムハンマド皇太子との会談において、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣に次ぐ席に付き、皇太子への代表団紹介の際には最前列に立っており、高い地位についていることが伺われるという。

ハーズィム・シャルア氏は、1975年生まれ、経済専門家のフサイン・シャルア氏の次男。ダマスカス大学で法学を学び、2007年に弁護士組合に入会、炭酸飲料メーカーのジュード社で務めていた。イラクのアルビール市に長らく居住し、シャルア大統領とともに活動している様子は、アサド前政権崩壊前後のいずれにおいても確認されていないという。

ハーズィム・シャルア氏は、ユーロニュース(アラビア語版)が、2024年12月に新政権の高官に任命されたと伝えていたが、公の場に姿を表したのは、今回が初めて。

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また、イナブ・バラディーによると、シャームの民のヌスラ戦線の司令官(アミール)としてアレッポ市での戦闘などを指揮し、シャーム解放機構ではウマル・ブン・ハッターブ旅団を指揮していたアブドゥッラフマーン・サラーマ(アブー・イブラーヒーム)も同行した。

サラーマの役職は不明だが、シリア北部の投資事業などを統括していたことから、経済部門にを担当しているものと見られる。

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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、ソマリア大統領から暫定大統領就任を祝福する書簡を受け取った。

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