トルコのエルドアン大統領:「シリアで多くの武装部隊が既に解体されたのを見ることができる。テロ組織はシリア国内に居場所はないことを理解しなければならない」(2025年2月14日)

アナトリア通信によると、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はパキスタンの首都イスラマバードからの帰国便で記者団に対して、米国がガザ地区を所有し、住民を別の場所に移動させるとしたドナルド・トランプ大統領の提案を「誤算」「受け入れらない」と批判した。

エルドアン大統領はまた、シリア情勢について以下の通り述べた。

シリアのテロ組織に対する対応とそのタイムラインは明確だ。シリアのアフマド・シャルア大統領とテロ組織に対する対応策について情報を交換した。
シリアの統一と安定を確保するためには、シリアの新政権が全国を完全に掌握することが不可欠だ。
我々はシリアで多くの武装部隊が既に解体されたのを見ることができる。テロ組織はシリア国内に居場所はないことを理解しなければならない。そうでなければ、我々は行動を起こし、それを認識させることをためらわない。
我々はテロ組織を一切容認しない。この問題を解決するための必要な行動を開始する際、誰も我々の行動を遅らせたり、時間稼ぎをすることを許さない。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県でシリア民主軍を襲撃(2025年2月14日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがジャズラト・ブーハミード村でシリア民主軍の渉外部門責任者と護衛が乗った車を襲撃、2人を負傷させた。

シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルはまた、ズィーバーン町でシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち、負傷させた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県ファーヒル村とハマー県サラミーヤ市で新政権に対する抗議デモ(2025年2月14日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ファーヒル村の住民数千人が、国防省部隊の兵士へによる住民への暴行・逮捕未遂に抗議してデモを行った。

シリア人権監視団によると、デモに参加した住民らはまた、国防省部隊の司令部に対して戦闘員が村に入るのを禁じるよう求めた。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町で、旧シリア軍第5軍団に所属していた武装勢力が、前政権の軍事治安局に協力していたとして、退去を求める抗議デモが行われた。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市で住民ら数十人が集まり、アフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権による権利侵害に抗議、憲法宣言の発表などを通じて憲政改革と経済改革を実施するよう訴えた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県のラフィード町とルワイヒーナ村に新たに侵攻(2025年2月14日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がラフィード町に新たに侵攻した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊はまた、ルワイヒーナ村に新たに侵攻した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊はその後、ラフィード村から部隊を撤退させた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)とシリア・クルド進歩民主党は共同声明で国民対話大会準備委員会を「シリア国民のすべての社会集団を代表していない偏った委員会」と批判(2025年2月14日)

ANHAによると、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)とシリア・クルド進歩民主党が共同声明を出し、アフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権による国民対話大会準備委員会の設置について「シリア国民のすべての社会集団を代表していない偏った委員会」だと批判した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍、シリア国民軍はハサカ県、アレッポ県、ラッカ県で攻撃を続ける(2025年2月14日)

ハサカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前10時頃、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊のザイディーヤ村を砲撃し、女性1人が死亡、市民2人が負傷した。

**

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍が午前11時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊のシャイハラル・ファウカーニー村、スィッリーン町および周辺を戦闘機で爆撃、また砲撃を加えた。

ANHAによると、トルコ軍は午後1時頃、ティシュリーン・ダム一帯を砲撃した。

ANHAによると、トルコ軍戦闘機複数機が午後6時頃、アイン・アラブ市近郊のズール・マガール村、シュユーフ・タフターニー村を爆撃した。

**

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍が午後10時頃、スルーク町近郊のタルワーズィーヤ村を砲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス県で内務省総合治安局の治安拠点1ヵ所が正体不明の武装グループの発砲を受ける(2025年2月14日)

ヒムス県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)シリア人権監視団によると、13日夜、カブー町にある内務省総合治安局の治安拠点1ヵ所が正体不明の武装グループの発砲を受けた。

シリア人権監視団によると、シュルーフ村の農園で、半日前から行方が不明になっていた若い男性が遺体で発見された。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがフラーク市で内務省総合治安局の隊員1人を銃で撃ち、負傷させた。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がクーリーヤ市で、麻薬密輸グループのリーダーとされるアブドゥルハミード・ルクマーン(通称スマイニー)と交戦、逮捕した。

**

ダマスカス県では、ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、国防省部隊が周辺の山岳地帯で行進を行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

タルトゥース県は前政権時代の軍・治安部門のすべての職員およびバアス党員に対して、15、16、17日に手続きを行うよう呼びかける(2025年2月14日)

SANAによると、地方行政環境省は、シリア革命に参加したとの理由で、前政権によって解任されたすべての職員に対して、復職のための登録を行うよう呼びかけた。

**

タルトゥース県では、SANAによると、県庁が、和解プロセスに依然として応じていない前政権時代の軍・治安部門のすべての職員およびバアス党員に対して、15、16、17日に手続きを行うよう呼びかけた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア中央銀行はロシアで印刷されたシリア・ポンドの紙幣がダマスカス国際空港に到着したとしたうえで、その金額に関して流布されている一部情報はまったく不正確だと主張(2025年2月14日)

SANAによると、シリア中央銀行の広報局は、ロシアで印刷されたシリア・ポンドの紙幣がダマスカス国際空港に到着したことを明らかにしたうえで、その金額に関して流布されている一部情報はまったく不正確だと主張、公式情報に依拠し、噂に流されないよう努めることが必要であると強調した。

**

サウト・アースィマは、シリア中央銀行筋の話として、2009年のロシア・シリア間の協定に基づいて、ロシアで印刷された300億分のシリア・ポンド紙幣がシリアに輸送されたとの一部情報について、根拠がないと報じた。

**

イナブ・バラディーによると、60兆シリア・ポンドが輸送されたとの情報も流れていたという。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ルビオ米上院議員(国務長官):「シリアでより安定した場所を作る機会があるならば、我々はその機会を捉え、この機会が我々をどこに導くのかを見るべきだ」(2025年2月14日)

在シリア米国大使館は、米国が参加を見合わせた「シリアに関するパリ会議」が開催・閉幕したのに合わせて、Xでマルコ・ルビオ上院議員(国務長官)の発言を紹介した。

紹介した発言の内容は以下の通り。

もしシリアで、とりわけアサド体制下でイランとロシアが覇権を握り、ダーイシュ(イスラーム国)が野放しに活動していた時よりも、歴史的により安定した場所を作る機会があるならば、我々はその機会を捉え、この機会が我々をどこに導くのかを見るべきだ。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はミュンヘン安全保障会議(MSC)に出席するため、フランスからドイツに移動移動(2025年2月14日)

SANAによると、「シリアに関するパリ会議」に出席するためにフランスを訪問中のアスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣が在フランス・シリア人と会談した。

**

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ミュンヘン安全保障会議(MSC)に出席するため、フランスからドイツに移動した。

ドイツのミュンヘンに到着した、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、ドイツのハンス=ゲオルグ・エンゲルケ内務省事務次官、ロバート・プティ国際経営研究所(IIIM)所長、ヴォルカー・ターク国連人権高等弁務官、ヒシャーム・ハドラーウィー紛争民間人センター事務局長と相次いで会談した。



(C)青山弘之 All rights reserved.

国防省はすべての軍事機関に対して、いかなるインタビューやメディアでの発言においても事前に国防省内の広報局と調整を行うよう呼びかけるとともに、あらゆる種類の軍事資産の譲渡および売却が国防省決定により禁止されていると発表(2025年2月14日)

国防省は告知第0001号と第0002号を発出した。

第0001号においては、すべての軍事機関に対して、いかなるインタビューやメディアでの発言においても、事前に国防省内の広報局と調整を行うよう呼びかけた。

第0002は、あらゆる種類の軍事資産の譲渡および売却が国防省決定により禁止され、違反者は責任を問われることが告知された。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア暫定大統領はアゼルバイジャンのアリエフ大統領から大統領就任を祝福する書簡を受け取る(2025年2月14日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領がアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領から大統領就任を祝福する書簡を受け取った。

(C)青山弘之 All rights reserved.