36輌からなる車列が武器や装備を積んでイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内のカスラク村にある米軍基地に向かう(2025年2月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、貨物車輛、冷凍車輌など36輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内のカスラク村にある米軍基地に向かった。

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イスラエル軍戦闘機がレバノンのワーディー・ハーリド町に面するヒムス県の非公式の国境通行所(ワーウィヤート国境通行所)を爆撃し、利用不能に(2025年2月21日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が、ウーファーニヤー村に新たに侵攻した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、レバノンのワーディー・ハーリド町に面する非公式の国境通行所(ワーウィヤート国境通行所)を爆撃し、利用不能とした。

爆撃は、複数の車輛が密輸のためにシリアからレバノンに向かっていたのを狙って行われた。

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フール・キャンプに収容されていたダーイシュ・メンバーの家族複5人がキャンプを脱走(2025年2月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール・キャンプに収容されていたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族複5人がキャンプを脱走した。

脱走者のなかには、イラク人2人も含まれているという。

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アレッポ県ヌッブル市とザフラー町に近い町村の住民数十人が、新政権に対して移行期正義の実現と、前政権関係者の処罰を求めて抗議デモ(2025年2月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ヌッブル市とザフラー町に近いマーヤー村、バヤーヌーン町、ハイヤーン町、ラトヤーン村、マアッルスィッタ村の住民数十人が、新政権に対して移行期正義の実現と、前政権関係者の処罰を求めて抗議デモを行った。

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トルコ軍がアレッポ県スィッリーン町近郊のガサク村の丘陵地帯を爆撃(2025年2月21日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の戦闘機が午後1時頃、スィッリーン町近郊のガサク村の丘陵地帯を爆撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍は過去24時間(20日)に、ティシュリーン・ダム一帯、アイン・アラブ(コバネ)市の10ヵ所と丘陵地帯1ヵ所を爆撃、砲撃、シリア民主軍がこれを迎撃し、シリア国民軍の戦闘員多数を殺傷した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターがアレッポ県などでのトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で、兵士5人が新たに死亡したと発表した。

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米主導の有志連合所属の無人航空機がイドリブ県を爆撃し、フッラース・ディーン機構のメンバー1人を殺害(2025年2月21日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」シリア人権監視団第80監視団アブー・アミーンなどによると、米主導の有志連合所属の航空機が、サルマダー市とタッル・カラーマ村を結ぶ高速道路沿線(ダーナー市)のタイイバ・レストラン近くの車1台を狙って爆撃を行った。

イナブ・バラディーによると、爆撃を行ったのは無人航空機1機。

標的となったのは、1月末に解散を宣言したアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の内務治安責任者でライハーン・レストランのオーナーのタルハト・アブー・ウムラーン・シャーミー(ワスィーム・バイラクダール)。

タルハト・アブー・ウムラーン・シャーミーは、バイラクダール家の出で、イドリブ市に在住。

いわゆる「ダマスカス商人」で、ダマスカス県宗教関係局のサーミル・バイラクダール局長の兄弟。






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シリア・イスラーム評議会のムティーウ・バディーン報道官は、バイラクダール局長に弔意を示した。

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中央監査検査機構は186人の検査官・行政官を3ヶ月間の休職(有給)処分に:民間航空総局がラタキア国際空港の職員をダマスカス国際空港とアレッポ国際空港に異動、あるいは退職させると布告(2025年2月21日)

『ワタン』によると、中央監査検査機構は、公平性と業務の効率性を確保するために、同機構管理部門が行った評価に基づき、186人の検査官・行政官を3ヶ月間の休職(有給)にしたと発表した。

このうち、タルトゥース支部の職員は12人(うち管理官9人、行政官3人)だという。

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シリア人権監視団によると、民間航空総局が、シリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているフマイミーム航空基地が併設されているラタキア国際空港(殉教者バースィル・アサド国際空港)の空港職員を3月1日付でダマスカス国際空港とアレッポ国際空港に異動させると布告を発表した。

布告は、ラタキア国際空港の運用が停止されたことを受けた措置で、空港職員は、ダマスカス国際空港とアレッポ国際空港のいずれかへの異動か、退職を選択することが求められる。

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ヒムス県治安局がシリア軍第25特殊任務師団で住宅地を狙って樽爆弾の投下などを行っていた犯罪者1人を逮捕(2025年2月21日)

ヒムス県では、SANAによると、県治安局がシリア軍第25特殊任務師団で、住宅地を狙って樽爆弾の投下などを行っていた犯罪者1人を逮捕した。

また、シリア人権監視団によると、将来不明の武装グループがウンム・アッザーム村出身の13歳の子ども1人を誘拐した。

さらに、シリア人権監視団によると、覆面姿の3人組がヒムス市サビール地区で若い男性を銃で撃ち殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が前政権の国防隊の隊員と見られる2人をダイル・ザウル市で逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がスカイラビーヤ市一帯で前政権の「残党」の追跡を継続し、ジャルニーヤ村で大規模な治安作戦を実施した。

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国民対話大会準備委員会がダイル・ザウル市で対話会合を開催:SNSを通じて国内外のすべてのシリア人が大会で議論することが見込まれる問題について意見を表明するため、意見聴取を開始(2025年2月21日)

ダイル・ザウル県では、SANAによると、国民対話大会準備委員会がダイル・ザウル市で対話会合を開催した。

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SANAによると、国民対話大会準備委員会は、各県での対話会合を終えたことを受けて記者会見を開いた。

記者会見での発表の骨子は以下の通り。

対話会合は、国民対話の進行について、市民が議論に参加できるようにすることを目的として、さまざまな人物やボランティアチームの参加のもとで開催されます。これらのセッションへの招待はボランティアによって行われ、すべての人に開かれているものの、場合によっては特定の階層層や専門分野ごとに開催されることもある。 我々は、こうした招待が国民対話会合への正式な招待を意味するものではなく、準備委員会の活動を円滑に進めるための準備的な取り組みの一環であることを明確にしておきたい。

『ワタン』によると、ハサン・ダギーム報道官は以下の通り述べた。

国民対話会議の開催日時はまだ決定されておらず、現在議論の対象となっている。 国民対話会議では、経済、移行期司法、憲法の策定が主要な議題となる。 また、制度改革や当局のシリア国民への対応にも焦点が当てられる。 国民対話会議の結果は拘束力を持たないものの、単なる形式的なものにはならない。 会議の結果は勧告というかたちで示され、それを基に大統領が決定を下すことになる。

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『ワタン』によると、国民対話大会準備委員会は、SNSを通じて国内外のすべてのシリア人が大会で議論することが見込まれる問題について意見を表明するため、意見聴取を始めた。

フェイスブック(https://www.facebook.com/profile.php?id=61572965140788)、X(https://x.com/syriandc)、ワッツアップ(https://www.whatsapp.com/channel/0029Vb6aTU7KQuJTXqGBoq2y/)、テレグラム(https://t.me/NationalDialogueConference/)では、以下のような質問が行われた。

国民対話大会でもっとも重要な議題は何だと思いますか、またその理由は?
1. 移行期正義
2. 国の憲法の起草
3. 制度改革
4. 経済改革
5. 社会平和

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シャルア暫定大統領はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに石宏偉駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談(2025年2月21日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、石宏偉駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談した。

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