ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表:「3月1日までに包括的な新政府が発足すれば西側諸国の経済制裁の軽減に資するだろう」(2025年2月20日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、AP通信のインタビューに応じ、そのなかでアフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権が3月1日までに包括的な新政府を発足させると誓約しているとしたうえで、これが実現すればシリアに対する西側諸国の経済制裁の軽減に資するだろう、と述べた。

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シリア・クルド国民評議会報道官は国民対話大会準備委員会による対話会合をクルド人政治運動が不在だと非難(2025年2月20日)

イナブ・バラディーによると、シリア・クルド国民評議会のファイサル・ユースフ報道官は声明を出し、国民対話大会準備委員会による対話会合が、北・東シリア地域民主自治局の支配地を除くかたちで行われていることに関して、クルド人政治運動が不在だとしたうえで、「国民的パートナーシップの原則を損ない、長年にわたり差別と排除の政策に苦しみ、歴代政権の下で正当な権利を奪われてきたシリア国民の主要な構成要素の役割を無視するものだ」と非難した。

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シリア正教会のヒムス・ハマー・タルトゥース教区総主教区はヒムス県ザイダル村にあるキリスト教徒の墓地が破壊行為に遭ったと発表(2025年2月20日)

シリア正教会のヒムス・ハマー・タルトゥース教区総主教区は声明を出し、ヒムス県のザイダル村にあるキリスト教徒の墓地が破壊行為に遭ったと発表、道徳的価値に反する行為と批判した。
ANHAが伝えた。

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シリア民主軍はラッカ市でダーイシュのスリーパーセルのメンバー3人を逮捕(2025年2月20日)

ラッカ県では、ANHAによると、シリア民主軍広報センターが、同軍軍事作戦師団(TOL)がラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー3人を逮捕したと発表した。

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トルコ軍、シリア国民軍とシリア民主軍がアレッポ県で交戦(2025年2月20日)

アレッポ県では、ANHAによると、 トルコ軍の戦闘機が午後4時頃、アイン・アラブ(コバネ)市近郊の複数の村を爆撃した。

 

ANHAによると、トルコ軍は午後6時頃、有人・無人航空機でティシュリーン・ダム一帯を爆撃した。

ANHAによると、シリア地域民主自治局は、ティシュリーン・ダム一帯、カラ・クーザーク橋一帯、ダイル・ハーフィル市一帯での戦闘で、トルコ軍の無人航空機2機を撃墜したと発表した。

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内務省総合治安局がイドリブ県サルキーン市の裁判所を批判したビデオをSNSで拡散した「革命家」のジャマール・アブー・ザキーを逮捕(2025年2月20日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、サルキーン市の裁判所を批判したビデオをSNSで拡散した「革命家」のジャマール・アブー・ザキーが内務省総合治安局によって逮捕された。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジュダイダト・ヤーブース村の住民がアフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権に対して、レバノンのヒズブッラーが同地一帯でのプレゼンスを強めているとして、介入を呼びかけた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市西で、何者かによって拉致されていたアレッポ県出身とハサカ県出身の男性2人が処刑され、遺体で発見された。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がヒムス中央刑務所に収監していた元軍関係者数十人を釈放した。

シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがウンム・アマド村で60歳代の市民を自宅で逮捕し、連行、この男性は処刑され、死亡した。

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ダルアー県では、SANAによると、県治安局がハーッラ市に展開し、前政権の「残党」を追跡、武器の回収を行った。

一方、シリア人権監視団によると、イズラア市で正体不明の武装グループが若い男性1人を銃で撃ち、殺害した。

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イドリブ県では、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)によると、ナイラブ村の民家で戦争残存物が爆発し、子ども3人と女性2人を含む8人が死亡が死亡、子ども1人が負傷したと発表した。

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ダマスカス県では、SANAによると、警察学校の修了式が執り行われ、アリー・カッダ暫定内務大臣が参列した。

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国民対話大会準備委員会が首都ダマスカスで、ハサカ県、ラッカ県、ダマスカス郊外県、ダマスカス県の住民らと対話会合(2025年2月20日)

SANAによると、国民対話大会準備委員会が、首都ダマスカスでハサカ県住民との対話会合を開催した。


委員会はまた、首都ダマスカスでラッカ県住民との対話会合を開催した。

会合に参加したラッカ県の代表らは、移行期正義の実施と憲法宣言の早期発出を求めた。

委員会はさらに、首都ダマスカスのカフルスーサ区でダマスカス郊外県住民との対話会合を開催した。

 

委員会はこのほかにも、ダマスカス県の代表らとも対話会合を開催した。

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UN-Habitatの林博史シリア事務所所長らがイドリブ県のアブドゥッラフマーン知事と会談(2025年2月20日)

SANAによると、イドリブ県のムハンマド・アブドゥッラフマーン知事は、国連人間居住計画(UN-Habitat)の高林博史シリア事務所所長、マルワーン・カンジュー同副所長らからなる使節団とイドリブ市で会談し、県の人道状況、とりわけ国内避難民(IDPs)キャンプの状況について議論、住民へのサービス提供に向けた連携と協業の必要を確認した。

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シャルア暫定大統領が乗馬する映像がSNSで拡散され話題に(2025年2月20日)

UAEのナスル・ニュース、トルコを拠点とするシリア・テレビ、英国のスカイ・ニュース・アラビア語版、米国のフッラ・チャンネル、カタールのジャズィーラ・チャンネルなどは、アフマド・シャルア暫定大統領が乗馬する映像がSNSで拡散され、話題となっていると伝えた。

映像は、首都ダマスカスの乗馬場で撮影されたもの。

撮影日時は不明だが、映像にはシャルア暫定大統領は黒い皮服を纏って乗馬する映像や画像が収められている。

映像を最初に投稿したのは、メディア活動家のムーサー・ウマル氏。

 

 

シャルア暫定大統領が乗っていたのは、純血のアラブ馬で、アサド前大統領の弟のマーヒル・アサド准将とマナール・ジャドナーン夫人の娘で、シリア・アラブ乗馬連合の名誉会長を務めていたシャーム・アサドが所有していたもの。

SNS上では、シャルア暫定大統領の乗馬技術を称賛するコメントや、アラブの伝統文化に近づこうとしているといったコメント、前政権の汚職と特権の象徴にまみえたことへの批判的なコメントが多数寄せられた。

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シャルア暫定大統領はキプロスのコンボス外務大臣と、アブー・カスラ暫定国防大臣はUNDOF使節団と、ハルフ暫定経済大臣が欧州連合(EU)の使節団とそれぞれ会談(2025年2月20日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、コンスタンディノス・コンボス外務大臣を代表とするキプロスの上級使節団と会談した。

SANAによると、キプロスの上級使節団は、国際社会へのシリアの統合を支援すると表明した。

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国防省によると、ムルハフ・アブー・カスラ暫定国防大臣は、イスラエル占領下のゴラン高原と兵力引き離し地域(AOS)で活動する国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の使節団と会談した。

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SANAによると、アブドゥッサラーム・ハルフ暫定経済大臣が欧州連合(EU)の使節団と会談し、シリアに対する制裁解除について議論した。

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