スワイダー県では、治安悪化の脅威に対処するため、地元の武装勢力がスワイダー軍事評議会を新たに発足(2025年2月23日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、治安悪化の脅威に対処するため、地元の武装勢力がスワイダー軍事評議会を新たに発足させた。

ムハンマド・イブラーヒーム(アブー・ヤフヤー・シャーミー)氏がXで投稿したところによると、スワイダー軍事評議会は、スワイダー県の治安と安定の強化、地元の武装組織諸派との連携、民間人と公的財産の保護、県内のその他の治安当局との関係強化をめざす。

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シリア人権監視団:アサド政権崩壊後に20の集団墓地が発見され、1661人の遺体が回収(2025年2月23日)

シリア人権監視団は、アサド政権崩壊後に20の集団墓地が発見され、1661人の遺体が回収されたと発表した。

県別の内訳は以下の通り。

ダイル・ザウル県:5ヵ所、子ども6人を含む106人の遺体が回収
ダマスカス郊外県:4ヵ所、167人の遺体が回収
ハマー県:3ヵ所、31人の遺体が回収
ヒムス県:4ヵ所、1220人の遺体が回収
ダルアー県:4ヵ所、137人の遺体が回収

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フール・キャンプに収容されていたイラク人167世帯(618人)がイラクに帰国(2025年2月23日)

ハサカ県では、ANHAによると、フール・キャンプに収容されていたイラク人167世帯(618人)が北・東シリア地域民主自治局とイラク国民議会の連携のもと、イラクに帰国した。

なお、フール・キャンプには、ダーイシュ(イスラーム国)のシリア人、イラク人、そしてその他の外国人メンバーの家族37,363人が依然として収容されている。

内訳は、シリア人15,870人、イラク人15,104人、その他の外国人6,389人。

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北・東シリア地域民主自治局のアサーイシュがハサカ県で3人組の誘拐犯グループと2人組の自動車窃盗グループを逮捕(2025年2月23日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)は、3人組の誘拐犯グループの逮捕した。

ANHAによると、アサーイシュはまた、ハサカ市で2人組の自動車窃盗グループを逮捕した。

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アレッポ市とラタキア市の労働者総連合支部前で「恣意的」解雇に抗議するデモ(2025年2月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団ANHAによると、アレッポ市の労働総連合支部前で労働者多数が「恣意的」解雇に抗議し、復職を要求するデモを行った。

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ラタキア県では、シリア人権監視団ANHAによると、ラタキア市でラタキア港、シリア・アラブ航空、関税局の職員らが労働者総連合支部前で「恣意的」解雇するデモを行った。

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北・東シリア地域民主自治局アサーイシュは21日、米主導の有志連合の支援を受け、県北部でダーイシュのスリーパーセルのメンバー1人を逮捕したと発表(2025年2月23日)

ダイル・ザウル県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が21日、米主導の有志連合の支援を受け、県北部でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバー1人を逮捕したと発表した。

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シリア民主軍はティシュリーン・ダムおよびカラ・クーザーク橋などに対するトルコ軍とシリア国民軍の攻撃を阻止、無人航空機を撃墜(2025年2月23日)

アレッポ県ではANHAによると、シリア民主軍がティシュリーン・ダムおよびカラ・クーザーク橋などに対するトルコ軍とシリア国民軍の攻撃を阻止、無人航空機を撃墜した。

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イスラエルのネタニヤフ首相:「ダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県の武装解除、シリアの新政権が同地に入らないことを要求する」(2025年2月23日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は士官学校の修了式で演説し、シリア情勢につて、南部のダルアー県、スワイダー県、クナイトラ県の武装解除を要求、アフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権が同地に入るのを許さないと述べた。

Ynetなどが伝えた。

ネタニヤフ首相は以下の通り述べた。

我々はシャーム解放機構であれ、新シリア軍であれ、首都ダマスカス南方の地域に入ることを許さない。我々は、クナイトラ県、ダルアー県、スワイダー県の武装解除、そして新政府軍が入らないことを要求する。
我々はシリア南部のドゥルーズ派に対するいかなる脅威を許さない。

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スワイダー県では、スワイダー24によると、スワイダー市のカラーマ広場(サイル広場)でネタニヤフ首相の発言に抗議するデモが行われた。

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米主導の有志連合の無人航空機がイドリブ県を爆撃し、フッラース・ディーン機構の幹部の1人でトルコ人のジャアファル・トゥルキー・アブー・フサインを殺害(2025年2月23日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の無人航空機がカッリー町とカフティーン村を結ぶ街道で車1台を狙って爆撃を行い、1月末に解散を宣言したフッラース・ディーン機構の幹部の1人でトルコ人のジャアファル・トゥルキー・アブー・フサインを殺害した。


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シリア人民抵抗はレバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の葬儀に合わせて声明を出し、改めて弔意を示す(2025年2月23日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長、ハーシム・サイフッディーン師の葬儀が首都ベイルート南部郊外で催され、数十万人が参列した。







葬儀では、ヒズブッラーのカースィム・ナイーム書記長がテレビ演説を行ったほか、イランのムジュタバー・ホサイニー師が最高指導者アリー・ハーメネイー師の弔辞を代読した。


また、葬儀には、ナビーフ・ビッリー国民議会議長、ジョセフ・アウン大統領のほか、イランからはモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ国会議長、アッバース・アラーグジー外務大臣らも参列した。

葬儀に合わせて、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン領内を侵犯、ベイルート南部郊外上空を超低空で飛行し、威嚇した。

また、南部県スール市近郊を爆撃、これによりシリア人の少女1人が負傷、住宅複数棟が損害を受けた。

一方、シリア人民抵抗は声明を出し、ナスルッラー書記長に改めて弔意を示した。

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ヒムス県、ハマー県、ラタキア県などで殺人が相次ぐ(2025年2月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがカブー町近郊のアウスィーヤ農場で、23歳の男性を銃で撃って殺害した。

シリア人権監視団によると、県西部の農村地帯での前政権の「残党」との戦闘で負傷していた国防省部隊の兵士1人が死亡した。

ヒムス県は、フェイスブックで、内務省総合治安局がレバノンに武器を密輸しようとしていた2人組を逮捕したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市とヒムス県のヒムス市を結ぶ高速道路(M5高速道路)で、正体不明の武装グループが市民1人を殺害した。

シリア人権監視団によると、ムーサー・ハウラ村で正体不明の武装グループが若い男性の首をはねて殺害した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市の交通課裏の公園に何者かが手りゅう弾を投げ込んだ。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、何者かがラタキア市のジュムフーリーヤ(共和国)通り近くえ国防省部隊の車輌を狙って発砲、兵士1人が死亡、子ども複数人を含む民間人が負傷した。

シリア人権監視団によると、27日に襲撃を受けて重傷を負っていた兵士1人が死亡した。

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ダマスカス県では、SANAによると、アブドゥッラフマーン・ダッバーグ治安局長が、アフィーフ地区で前日に発生した宝石職人の殺人事件への捜査を開始し、犯人を逮捕したと発表した。

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SANAによると、イドリブ県の警察部長が、内務省が同県において、無差別な発砲事件を抑えるために部隊を展開させ、2月以降100以上の事件に対応したと発表した。

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SANAによると、税関パトロール部隊が各県の主要幹線道路に展開を開始した。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は在外シリア人医療連盟(SEMA)と使節団と会談(2025年2月23日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、在外シリア人医療連盟(SEMA)と使節団と会談し、医療分野での支援の方途について議論した。

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シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はカタールを訪れ、ムハンマド首相兼外務大臣、ハリーフィー外務担当国務大臣と会談(2025年2月23日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はカタールの首都ドーハを訪れ、ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・ビン・ジャースィム・アール・サーニー首相兼外務大臣、ムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ハリーフィー外務担当国務大臣と会談した。

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国民対話大会準備委員会は情報省本舎で記者会見を行い、対話会合の成果にかかる声明を発表(2025年2月23日)

SANAによると、国民対話大会準備委員会は情報省本舎で記者会見を行い、対話会合の成果にかかる声明を発表した。

委員の1人であるフダー・アタースィー氏によって読み上げられた声明の内容は以下の通り。

国民対話大会に向けた準備の一環として、シリア国内のすべての県で30回以上の会合が行われ、シリア社会の多様な構成主体が代表されることを保証した。
移行期間に相応しい暫定憲法宣言の発表、同期間に適した経済計画の策定、政府機関の再構築、市民の機関運営への参加、治安と安定の強化の必要が再三にわたって求められた。
意見の相違はあったものの、多様性がシリア人が対話し、共存する能力を示す健全な兆候とみなされ、旧体制が押し付けようとしたものとは異なり、多様性こそがシリア人の力の源であるとの念を強めた。
対話は単なる大会や過渡的な取り組みではなく、国民的課題を段階的かつ責任を持って解決する持続的なアプローチであり、我々は、会合を通じて、シリアのさまざまなエリートの中で、高度で責任感のある愛国的な精神があり、それが国民対話大会の意義と準備作業を支持していると明確に感じ取った。
大会は実務的な性格を有し、それは、本委員会が様々な社会階層と行った会合から抽出された問題を扱う活動や専門的な作業部会を含むことになる。各部会には専門家や関心を持つ人々が参加し、深い議論を行い、実現可能な解決策を見つけることになる。
この大会は、長い国民的な道のりの第一歩であり、そこでは、シリアの新しい国民アイデンティティを構築するための継続的な行動が求められ、国民の平和を守り、シリア国民の犠牲に相応しい未来への期待が実現される。
会合を通じて、我々は、シリア人の間に広範な合意が形成され、それによって委員会の作業が円滑になり、移行正義、憲法制定、制度改革、経済改革、シリアの領土の一体性、基本的な自由、個人の自由、政治的自由が優先事項であることを感じ取った。
約4000人の男性・女性が会合に参加し、さまざまな意見を聴くため、多くの対話を行った。委員会はそこで、2200以上の意見に耳を傾け、700を超える書面での意見を受け取った。
この努力に貢献し参加したすべての人々に謝意を示し、シリアとその未来のためにすべてのシリア人がこの過程に参加することを呼びかける。


また、記者会見のなかで、ハサン・ダギーム報道官は以下の通り述べた。

本日より、シリア国内外の大会参加者への招待が始められ、その後、会議の開催地が決定される。 国民対話(大会)の勧告は、単なる助言や形式にとどまらず、憲法宣言、経済アイデンティティ、制度改革計画の策定の基盤となる。 委員会は批判を踏まえて、そのプログラムを修正した。会合はさまざまな階層、とりわけ東部地域の階層を含むかたちで開催され、犠牲者の遺族、富所素は、逮捕者をも代表することになる。 移行政府の樹立は、国民対話の過程とは必ずしも同時並行で行われる必要はないが、国民対話(大会)開催後に行われ、会合で提案された内容を有効に活用できるようになる。


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