ダマスカス県治安局がマサーキン・バルザ地区で多数を逮捕、家族らが釈放を求めて抗議デモ(2025年4月13日)

ダマスカス県では、SANAによると、県の治安局が、法律違反者らが立て籠もっていたマザーキン・バルザ地区内の拠点を強襲し、多数の指名手配者を逮捕した。

ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、これに対して逮捕された若者たちの母親が道路を封鎖し、息子らの釈放を要求した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、1ヵ月ほど前に失踪したセメントやセラミックの取引を行うビジネスマンの男性1人がアレッポ市で遺体で発見された。

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内務省総合治安局がアレッポ市シャイフ・マクスード地区の治安を強化することを目的としてアサーイシュとともに同地区への展開を開始(2025年4月13日)

アレッポ県では、SANAによると、内務省総合治安局がアレッポ市シャイフ・マクスード地区の治安を強化することを目的として、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とともに同地区への展開を開始した。

ANHAによると、シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区とアレッポ市の他の地区を隔てていた土塁が撤去され、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とアフマド・シャルア移行期政権の内務省総合治安局の共同検問所が設置された。


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ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の養育教育委員会と、アフマド・シャルア移行期政権の養育教育省による会合が開始され、カリキュラムの連携、標準化などについての調整が行われた。。

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シャルア暫定大統領とシャイバーニー外務在外居住者大臣はUAEを訪問し、ムハンマド・ビン・ザーイド大統領と会談(2025年4月13日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領とアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が、空路でUAEのドバイにあるバティーン空港に到着、アブドゥッラー・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン外務大臣の出迎えを受けた。

シャルア暫定大統領とシャイーバーニー外務在外居住者大臣は、ドバイでムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナフヤーン大統領と会談した。

また、UAE在住のシリア人事業主らと会談した。

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ダイル・ザウル県では、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸から、シャルア移行期政権の支配下にあるマヤーディーン市に向けてロケット弾1発が発射され、スークに着弾(2025年4月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸から、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマヤーディーン市に向けてロケット弾1発が発射され、スークに着弾した。

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ダルアー県ブスラー・シャーム市に展開していた内務省総合治安局が撤退する一方、夜間外出禁止令が発出される(2025年4月12日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、前日にブスラー・シャーム市に展開した内務省総合治安局が市内での巡回を完了し、撤退した。

撤退は、同地の名士と、前政権のシリア軍第5軍団とともに活動する第40師団の司令官との合意に基づくもの。

内務省総合治安局は、その後モスクのミナレットなどから住民らに対して、明日早朝まで外出禁止令が発出されたと発表した。

また、ブスラー・シャーム市で10日にシリア軍第5軍団の兵士らによって撃たれて負傷していた元反体制武装組織司令官のビラール・ダルービー氏が死亡した。

シリア人権監視団は、一部住民が、アフマド・シャルア移行期政権の国防省部隊や内務省総合治安局の駐留を拒否する映像を公開した。

一方、ムザイリーブ町出身の和解男性が何者かによって銃で撃たれて死亡した。

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シリア国民軍の憲兵隊がトルコ占領下のラアス・アイン市にある民家8棟を強襲し、同地からの脱走を試みようとしていたハムザ師団のメンバー3人を逮捕(2025年4月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍の憲兵隊がトルコ占領下のラアス・アイン市にある民家8棟を強襲し、同地からの脱走を試みようとしていたハムザ師団のメンバー3人を逮捕した。

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シリア民主軍のアブディー総司令官:「我々は分権制を望んでおり、そのためにシャルア移行期政権と協議している」(2025年4月12日)

シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官はモニターのインタビューに応じ、そのなかで、分権制を望んでおり、そのためにアフマド・シャルア移行期政権と協議していることを明らかにした。

アブディー総司令官の主な発言は以下の通り。

我々は分権制を望んでおり、そのためにアフマド・シャルア移行期政権と協議している。
一部のクルド政党は連邦制を強く主張している。
クルド諸政党が共通の政治的立場を策定し、シャルア移行期政権との交渉における統一代表団を結成するための会議が開催される予定である。
シャルア移行期政権とアレッポ県のティシュリーン・ダムの運営とその職員を維持し、円滑な運営を継続することで合意した。
シリア民主軍、シリア国民軍はそれぞれティシュリーン・ダム一帯から撤退し、シャルア移行期内閣がその間に入ってバッファーとなる予定だ。

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ハサカ市でシリア民主軍とシャルア移行期政権の代表による2回目の会合が開かれ、シリア国内での戦闘行為の停止、とりわけアレッポ県のティシュリーン・ダムの中立化の必要が議論(2025年4月12日)

ハサカ県では、ANHASANA(14日付)によると、ハサカ市で、シリア民主軍の司令官とアフマド・シャルア移行期政権の代表による2回目の会合が開かれ、3月10日にマズルーム・アブディー総司令官とシャルア暫定大統領が調印した協定の実施状況、シリア国内での戦闘行為の停止、とりわけアレッポ県のティシュリーン・ダムの中立化の必要が議論された。

会合には、シリア民主軍側からはマズルーム・アブディー総司令官、総司令部のルーフラーン・アフリーン氏、フサイン・サラーマ氏、シャルア移行期政権側からは交渉委員会議長のムハンマド・カナーティリー氏が出席した。

会合では、今後の交渉を担う北・東シリア地域民主自治局の委員会メンバーの氏名が明らかにされた。

ANHAによると、委員会メンバーの氏名、所属などは以下の通り。
ファウザ・ユースフ(民主統一党(PYD)党首評議会メンバー、クルド人)

アブドゥルハミード・ミフバーシュ(シリア・ムスタクバル党党首、北・東シリア地域民主自治局前執行評議会共同議長、アラブ人)

アフマド・ユースフ(北・東シリア地域民主自治局財務委員会共同議長、クルド人)

サンハリーブ・バルスーム(スィルヤーニー連合党共同党首、シリア正教徒)

スーズダール・ハーッジー(女性防衛隊(YPJ)総司令部メンバー、シリア民主軍総司令部メンバー、クルド人)

マリヤム・イブラーヒーム(報道官)(北・東シリア地域民主自治局社会問題勤労者委員会共同議長、アラブ人)

ヤースィル・スライマーン(報道官)(北・東シリア地域民主諸人民議会共同副議長、アラブ人)

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北・東シリア地域民主自治局および同局支配地域の住民が提供した支援物資を積んだ貨物車輛の車列がラッカ県タブカ市に設置されている通行所に到着し、沿岸部に向かう(2025年4月12日)

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局および同局支配地域の住民が提供した支援物資約14,000パック(食料、医薬品)、穀物数トンを積んだ貨物車輛の車列がラッカ県タブカ市に設置されている通行所に到着し、沿岸部に向かった。

車列は11日にハサカ県のカーミシュリー市を出発していた。

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シリア・テレビは独自筋の話として、アサド前大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が3月の沿岸部での内務省総合治安局に対する一斉要撃に資金を供与していたと伝える(2025年4月12日)

トルコを拠点とするシリア・テレビは独自筋の話として、アサド前大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が、3月の沿岸部での内務省総合治安局に対する一斉要撃に資金を供与していたと伝えた。

独自筋によると、マフルーフ氏とレバノンに居住し、前政権とつながりがある複数の人物が、イランから直接の支援を受けて、「アラウィー派政体」を樹立するために資金援助を行ったという。

独自筋の素性、情報の真偽は不明。

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ラタキア県カルダーハ市で、イスに縛られ、口に袋を詰められ、鋭利な刃物で首を切られたアラウィー派の男性が遺体で発見される(2025年4月12日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、カルダーハ市で、イスに縛られ、口に袋を詰められ、鋭利な刃物で首を切られたアラウィー派の男性が遺体で発見された。

一方、SANAによると、内務省総合治安局の麻薬撲滅課が、前政権の第4師団が保有していたラタキア市内の倉庫に隠されていた大量のカプタゴンの錠剤を発見、これを押収した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、マフワルタ村出身の若い男性が国境地帯できょうだいとともにレバノンに入国しようとしていたところ、内務省総合治安局に拘束され、金品を没収された後に、銃で撃たれて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マアッル・シャマーリーン村出身の若い男性2人とアレッポ県マーリア市出身の男性1人が、ジスル・シュグール市近郊で何者かに殺害され、遺体で発見された。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市近郊のバルラヒーン村で2日前に若い男性を拉致し、身代金を要求していた内務省総合治安局の隊員を名乗る2人を、シリア国民軍が殺害した。

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シャルア暫定大統領は第4回アンタルヤ外交フォーラムへの参加を光栄だとしたうえで、トルコのエルドアン大統領に謝意(2025年4月12日)

SANAは、第4回アンタルヤ外交フォーラムへの参加を光栄だとしたうえで、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領に謝意を示すアフマド・シャルア暫定大統領の声明を転載した。

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シリア国民軍スルターン・ムラード師団総司令官だったファヒーム・イーサー氏が国防副大臣に任命される(2025年4月12日)

国防省は、工兵部隊がシリアの各県で地雷や不発弾の撤去作業を継続しているとするムルハフ・アブー・カスラ国防大臣の声明を発表した。

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ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、ファヒーム・イーサー氏(アブー・アフマド、スルターン・ムラード師団総司令官、解放のための革命家機構司令官、シリア国民軍第2軍団司令官)が国防副大臣兼北部地区司令官に任命された。

また、マフムード・アフマド・ムハンマドが第1機甲旅団の司令官に任命された。

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イスラエル軍地上部隊がクナイトラ県のハドル村・トゥルナジャ村街道、ハムル丘、ムサイフィラ町に展開(2025年4月11日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊がハドル村・トゥルナジャ村街道に検問所を設置し、住民の移動を制限した。

イスラエル軍は同地に数時間とどまったのち、撤退した。

また、ハムル丘に、戦車5輌と兵士100人が集結した。

イスラエル軍地上部隊はさらにムサイフラ町内の四差路にも展開した。

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アレッポ県のアレッポ市、ダマスカス郊外県のアルバイン村でガザ地区に対するイスラエル軍の攻撃を停止するよう求める抗議デモ(2025年4月11日)

SANAによると、アレッポ県のアレッポ市、ダマスカス郊外県のアルバイン村でガザ地区に対するイスラエル軍の攻撃を停止するよう求める抗議デモが行われた。

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SANAによると、アラブ連盟は米国に対してシリアに対するイスラエルの攻撃を停止するよう求めた。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ジャルズィー村で男性1人を銃で撃ち殺害(2025年4月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがジャルズィー村で男性1人を銃で撃ち殺害した。

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パリの検察庁は、シャルア暫定大統領、アブー・カスラ国防大臣、ハッターブ内務大臣、ムハンマド・ジャースィムら5人に対する訴訟を受理:容疑は沿岸部でのジェノサイド、民族浄化、人道に対する罪(2025年4月11日)

シリア人権監視団によると、フランスの首都パリの検察庁は、アフマド・シャルア暫定大統領、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、アナス・ハッターブ内務大臣、新シリア軍(国防軍部隊)第25師団のムハンマド・ジャースィム司令官(シリア民主軍スルターン・マリク・シャー師団司令官)ら5人に対する訴訟を受理した。

訴訟は、フランス・アラウィー派連合の代理人であるペドロ・アンドゥロハル弁護士が提出、3月に沿岸部で発生した内務省総合治安局と国防省部隊によるアラウィー派住民らの殺害、略奪、破壊に対し、ジェノサイド、民族浄化、人道に対する罪などの容疑がかけられている。

主な起訴内容は以下の通り:
アラウィー派市民を中心に、少なくとも2,500人の民間人が死亡した50件以上の虐殺の実行
強姦、殺害、住宅の焼き討ち、死亡証明書の発行拒否
学校や私有財産への攻撃
宗派的・民族的な人口構成を変更することを目的とした強制移住

訴訟ではまた、フランスおよび国際当局に対して以下のような要請も盛り込まれている。

すべての敵対行為の即時停止
沿岸地域からの武装勢力の撤退
特にアラウィー派住民を中心とした拘束者の解放
国際的かつ中立的な調査の開始と、人道に対する罪としての分類
被害地域への国際監視団および独立した人権専門家の派遣

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内務省総合治安局がイドリブ県タマーニア町で治安作戦を実施し、社会復帰手続きを拒否した指名手配者の摘発(2025年4月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がタマーニア町で治安作戦を実施し、社会復帰手続きを拒否した指名手配者の摘発を行った。

また、アラウィー派の男性1人とその妻がシャニーヤ村の自宅で正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のウライリーヤート地区で車に乗った正体不明の武装グループが銃を発砲、前政権の国防隊のメンバー1人が死亡、4人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ市郊外のワーハ街道で、覆面をした武装グループが同市のシャリーア学校の元経営者を殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アラウィー派の男性1人とその妻がシャニーヤ村の自宅で正体不明の武装グループの襲撃を受けて死亡した。

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UNHCR:アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、トルコなどの近隣諸国からシリアに約40万人の難民が帰国(2025年4月11日)

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のセリーヌ・シュミット報道官は、アサド政権が崩壊した2024年12月8日以降、トルコなどの近隣諸国からシリアに約40万人の難民が帰国していると発表した。

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内務省総合治安局の部隊が、ダルアー県ブスラー・シャーム市の名士との合意を受けるかたちで、法律違反者の身柄の身柄の確保、治安と安定維持のために展開(2025年4月11日)

ダルアー県では、SANAによると、内務省総合治安局の部隊が、ブスラー・シャーム市の名士との合意を受けるかたちで、法律違反者の身柄の身柄の確保、治安と安定維持のためにに展開した。

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シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市方面からサウワ村に展開、またジーザ町にも総合治安局の車列が入り、武器の引き渡しが呼びかけられた。


これを受け、ジャバーブ村で、旧シリア軍第5軍団の兵士らが武器の引き渡しに応じた。

また、内務省総合治安局がブスラー・シャーム市に展開し、武器回収を開始した。

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一方、スワイダー24によると、サイダー町でも拡声器を通じて、旧シリア軍第5軍団第8旅団の将兵らに対して武器を引き渡すよう呼びかけられた。

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シリア人権監視団によると、ブスラー・シャーム市のシャイフや識者は声明を出し、シリアの統合を固辞し、あらゆる暴力と混乱を断固拒否するとしたうえで、内務省総合治安局、国防軍部隊への支持を表明した。

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このほか、シリア人権監視団によると、ジーザ町で、若者どうしが衝突、撃ち合いとなり、1人が死亡した。

また、市民1人がウンム・マヤーズィン町の自宅前で車2台に乗った武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

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カバワート社会問題労働大臣が、スウェーデン外務省のスヴェールドストロム 中東・北アフリカ局長代理兼副局長と会談(2025年4月11日)

SANAによると、ヒンド・カバワート社会問題労働大臣が、スウェーデン外務省のイェシカ・スヴェールドストロム 中東・北アフリカ局長代理兼副局長と会談し、両国の協力関係の展望について協議した。

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シャルア暫定大統領とシャイバーニー外務在外居住者大臣がアンタルヤ外交フォーラムに参加するため、トルコのアンタルヤを訪問(2025年4月11日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領とアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣がアンタルヤ外交フォーラムに参加するため、トルコのアンタルヤを訪問した。

会合に先だって、シャルア暫定大統領とシャイバーニー外務在外居住者は、コソボ共和国のヴィヨサ・オスマニ大統領、アゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領、カタールのムハンマド・ビナブドゥッラフマーン・アール・サーニー首相兼務外務大臣、リビアのアブドゥルハミード・ブバイバ首相、イラク・クルディスタン地域のネチルヴァン・バールザーニ大統領と個別に会談したほか、フォーラム開催国であるトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、ハカン・フィダン外務大臣と会談した。






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TRTハベルによると、エルドアン大統領はフォーラムで演説し、14年にわたるシリアでの紛争と不安定の影響をもっとも大きく受け、その代償を払ってきた国の一つがトルコであるとしたうえで、次の通り述べた。

12月8日の革命(アサド政権崩壊)後に得られたこの機会を無駄にしてはならない。
特に強調しておきたいのは、我々が911キロにわたる国境を接している隣国シリアの領土保全、安定、安全を、自国の問題から切り離して考えることはできないという点だ。

なお、フォーラムは4月13日まで開催され、シリアを含む140ヵ国から約450人の代表団と、国際機関の上級代表約60名が参加予定で、20人以上の国家元首および政府首脳、70人以上の閣僚(うち50人以上が外務大臣)、そして全体で4,000人以上の来場者が集うと見込まれている。

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米軍の車輛32輌からなる車列が、イラクとの国境に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入、ハッラーブ・ジール村の米軍(有志連合)の基地に向かう(2025年4月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍の車輛32輌からなる車列が、イラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入、ハッラーブ・ジール村の米軍(有志連合)の基地に向かった。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県アブー・ハマーム市内にあるシリア民主軍の検問所を迫撃砲や機関銃で攻撃(2025年4月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがアブー・ハマーム市内にあるシリア民主軍の検問所を迫撃砲や機関銃で攻撃した。

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国連安保理は最近のイスラエルによるシリアへの軍事侵攻などについて協議するための緊急会合を開催(2025年4月10日)

国連安保理は、最近のイスラエルによるシリアへの軍事侵攻などについて協議するための緊急会合を開催した。

UN Newsによると、会合では、ハーリド・ヒヤーリー政治・平和構築担当事務次長補(チュニジア人)がアサド政権崩壊後、イスラエルがシリア領内に対して数百回の爆撃を行っていると指摘、「イスラエルによる最近の軍事行動は、シリアの政治移行を損ない、両国間の新たな安全保障協定の可能性を脅かしている」と警告した。

また、ジャン=ピエール・ラクロワ国連平和活動局長は、イスラエル側に対して1974年の兵力引き離し合意を遵守するよう求めた。

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イスラエルの治安筋「ゴラン高原の国境でトルコ軍を目にしたくない」、「シリアでの自国への脅威となる部隊には決して沈黙はしない」:トルコとイスラエルの技術使節団がアゼルバイジャンでシリアでの緊張緩和に向けて会合(2025年4月10日)

スカイ・ニュース(アラビア語版)は、イスラエルの治安筋が「ゴラン高原の国境でトルコ軍を目にしたくない」、「シリアでの自国への脅威となる部隊には決して沈黙はしない」と述べたと伝えた。

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NTVによると、トルコとイスラエルの技術使節団がアゼルバイジャンでシリアでの緊張緩和の仕組みを構築するための会合を開いた。

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トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のハサカ県ラアス・アイン市に展開していたシリア国民軍諸派がラッカ県タッル・アブヤド市を経由してトルコ領内に撤退(2025年4月10日)

シリア人権監視団は複数の活動家らの情報として、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のハサカ県ラアス・アイン市に展開していたシリア国民軍所属の東部自由人連合、ハムザ師団、スルターン・ムラード師団、スルターン・マリク・シャー師団の戦闘員が複数回に分けて、ラッカ県のタッル・アブヤド市に移動、そこからトルコ領内に撤退していると発表した。

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内務省総合治安局が移行期政権への参加を拒否した第8旅団の兵士らを攻撃し、司令官だった男性を含む3人が負傷(2025年4月10日)

ダルアー県では、シリア人権監視団ムラースィルーン(Syrian Reporters)などによると、ブスラー・シャーム市で、内務省総合治安局が第8旅団の兵士らのグループを攻撃し、司令官だった男性を含む3人が負傷した。

住民らは、前政権のシリア軍第5軍団に所属していた第8旅団の将兵らが、国防省部隊に参加した兵士らを暗殺、拘束しようとして衝突に発展したと見ているという。

第8旅団は、アフマド・シャルア移行期政権への参加を拒否している。

スワイダー24が11日に伝えたところによると、戦闘は、アフマド・アウダ氏が率いる旧シリア軍第5軍団第8旅団傘下の地元の武装グループが逮捕したことがきっかけ。

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