ラタキア県ラビーア町近郊の森林地帯で火災発生:緊急事態災害省が国防省、内務省、農業・農業改革省と合同対策室を設置(2025年5月9日)

ラタキア県では、SANAによると、ラビーア町近郊の森林地帯で火災が発生し、緊急事態災害省が国防省、内務省、農業・農業改革省と合同対策室を設置、消火活動にあたった。

消火作業には、シリア軍のヘリコプター複数機が参加した。

また、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣の指示を受け、アリー・ナアサーン参謀総長がラタキア県ラビーア町での火災の消火活動にあたるため、シリア軍部隊の派遣を命令した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

Ynet:UAE仲介の非公式会合で、シャルア政権は国内体制を確立するまでの「時間的猶予」を求めるとともに、シリア領内への爆撃を即時に停止するよう強く要請、イスラエルはドゥルーズ派攻撃に懸念を示す(2025年5月9日)

Ynet(『イェディオト・アハロノト』)は、UAEが仲介したアフマド・シャルア移行期政権とイスラエルの非公式会合の詳細について明らかにした。

それによると、会合には、安全保障関係の経歴を持つイスラエル人の学者らと、シャルア暫定の側近3名が参加、UAE政府の某建物で、3回にわたって実施された。

シリア代表団はイスラエル側に対し、シャルア政権が新しい国内体制を確立するまでの「時間的猶予」を求めるとともに、シリア領内への爆撃を即時に停止するよう強く要請した。

また、「シリアはイスラエルを含む近隣諸国との争いを望んでいない」とするシャルア暫定大統領のメッセージが伝えられた。

これに対して、イスラエル側は、シリア領内のドゥルーズ派に対する攻撃について深い懸念を示す一方、「近隣諸国との争いを望まない」とするシャルア暫定大統領の姿勢に対して、「前向きだが、不十分」との見解を示した。

会合の時期は明言されていないが、最初の会合は、4月13日のシャルア暫定大統領のUAE訪問後に行われたと見られている。

会合では、安全保障分野が中心議題となり、シリア側は「国境地帯からイラン勢力を完全に排除した」ことを強調、今後は経済分野での協力や、医療技術支援、シリア人学生のイスラエル留学などが検討される模様。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ブルース米国務省報道官は、シャルア移行期政権の国防省がアフマド・ハーイス氏を第86師団司令官に任命したことを支持しないと非難(2025年5月9日)

タミー・ブルース米国務省報道官は、記者会見のなかで、アフマド・シャルア移行期政権の国防省がアフマド・ハーイス(ハーティム・アブー・シャクラー)氏を第86師団司令官に任命したことに関して、次のように述べた。

こうした人権侵害の長い履歴を持ち、ダーイシュ(イスラーム国)に対する我々の作戦を妨害してきた人物を公職に任命するという暫定政権(移行期政権)の判断は、重大な誤りであり、米国として支持しない。

また、カタールが月額2,900万ドルの補助金を公務員への給与としてシリアに供与することが決定されたことについて以下の通り述べた。

我々は以前からシリアの安定化に資する支援に関しては、免除メカニズムを適用できる仕組みを整備してきた。
カタールの今回の支援は、新たな承認や新規の免除を必要とせず、すでに存在する枠組みのなかで可能な支援だ。
そのような支援はあくまでシリアの安定化を目的としたものでなければならない。 決してそれ以上の意味があってはならない。

(C)青山弘之 All rights reserved.

燃料やコンテナを積んだ貨物車輛21台からなる米軍の車列がイラクから進入し、ハサカ県ハッラーブ・ジール村にある基地に向かう(2025年5月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、燃料やコンテナを積んだ貨物車輛21台からなる米軍の車列がイラクから進入し、ハッラーブ・ジール村にある基地に向かった。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍部隊がクナイトラ県のルワイヒーナ村、ドナーニーヤ村方面に侵攻(2025年5月9日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍のパトロール部隊が多数の車輛とともにルワイヒーナ村に侵攻した。

イスラエル軍はまた、戦車6輌からなる部隊をクナイトラ市の通行所から侵入させ、同部隊はアドナーニーヤ村方面に向かった。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハマー県、ヒムス県、アレッポ県で正体不明の武装グループによる殺人相次ぐ(2025年5月9日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市の文化センター近くで50歳代の男性が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区の地区長が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のアンサーリー地区で、前政権の共和国護衛隊の隊員1人がオートバイに乗った正体不明の2人組によって銃で撃たれて死亡した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

バシール・エネルギー大臣はトルコのキリス県とアレッポ県を結ぶパイプラインを通じて、シリアに1日あたり600万立方メートルの天然ガスを供給することで合意したと発表(2025年5月9日)

ムハンマド・バシール・エネルギー大臣はXで、アルプ・アルスラン・バイラクダル・エネルギー・天然資源大臣と、トルコのキリス県とアレッポ県を結ぶパイプラインを通じて、シリアに1日あたり600万立方メートルの天然ガスを供給することで合意したと発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.