世界保健機関(WHO)は国連中央緊急対応基金(CERF)から300万ドルの支援を受け、シリアにおいて緊急の医療支援活動を実施すると発表した。 WHOによれば、この支援により53万人以上が直接的に恩恵を受ける見込みで、約500万人への間接的支援も期待されている。具体的には、130万回分の治療薬の提供、複数の被災県における19の移動型医療チームの展開といった支援が提供されるという。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
世界保健機関(WHO)は国連中央緊急対応基金(CERF)から300万ドルの支援を受け、シリアにおいて緊急の医療支援活動を実施すると発表した。 WHOによれば、この支援により53万人以上が直接的に恩恵を受ける見込みで、約500万人への間接的支援も期待されている。具体的には、130万回分の治療薬の提供、複数の被災県における19の移動型医療チームの展開といった支援が提供されるという。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、ラハー村近くの井戸で警備員1人が遺体で発見された。
また、ダウル村で住民どうしが撃ち合いとなり、若い男性2人が死亡した。
一方、SANAによると、内務省総合治安局は、スワイダー県大スワル村での戦闘で負傷した住民多数を治療のためダルアー県に搬送したが、その途上で、スワイダー軍事評議会を名乗るグループの要撃を受け、隊員2人が死亡、4人が負傷した。
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ダマスカス県では、SANAによると、治安局が前政権下のティシュリーン病院の医師で士官のバッサーム・ユースフ・サルマーン容疑者を逮捕した。
一方、旧市街のブズーリーヤ市場で警官が暴行を受けた。
ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、市場で働く男性が、違法占拠物の撤去キャンペーンの一環として印刷業者への違反切符を作成中だった市職員の帳簿を破り捨てたことがきっかけで、一部の店舗経営者と治安当局(警察)の衝突に発展した。
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ダルアー県では、ダルアー24によると、イズラア中央刑務所内で受刑者による暴動が発生し、看守から武器を奪い、彼らを人質にとるなどした。
これに対して、治安部隊が鎮圧を試み、受刑者多数が負傷した。
シリア人権監視団によると、第40師団の支援を受けた内務省総合治安局の部隊が刑務所を封鎖し、事態の収拾にあたった。
また、サナマイン市で武装グループが男性1人を殺害しようとして銃を乱射、近くにいた子ども1人が巻き添えとなって死亡した。
一方、SANAによると、内務省総合治安局の麻薬撲滅局が県内で麻薬80万錠以上を発見、これを押収した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がヒムス市北の入口に新たに検問所を設置した。
また、車2台に乗った武装グループがバルカサ村を強襲し、アラウィー派の青年1人を銃で撃ち殺害した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がヒムス市の大学病院の医師を逮捕した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がカーティルジー・インターナショナル・グループ社の民兵のメンバーの1人で「アルサーン分所」の責任者だったワリード・アルサーン容疑者を逮捕した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アイン・ジャウラ村の農地で正体不明の武装グループがムルシド派の住民4人を即決処刑した。
また、カルダーハ市近くの湖で、若い男性1人が殺害され、遺体で発見された。
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4月15日に「ハイダラ・アール・ジャアファル」に乗っ取られたシリア・アラブ共和国大統領府のテレグラム・アカウントは名称を「シリア・総合治安機関ニュース」に変更、アレッポ県アレッポ市ラームーサ地区の軍事学校の迫撃砲倉庫近くで戦車が爆発したなとど発表した。
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ムラースィルーン(Syrian Reporters)によると、フランス大統領府は、アフマド・シャルア暫定大統領が7日に首都パリを訪れると発表、その日程を公表した。
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SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、ムハンマド・ニダール・シャッアール経済産業大臣と会談し、経済産業大臣の組織、業務の仕組み、投資事業を促進するための法整備、産業支援策、雇用機会創出などについて議論した。
シャルア暫定大統領はまた、ラーイド・サーリフ緊急事態災害大臣および緊急事態災害省幹部と会合を開き、同省の業務計画およびそのための法規定、早期警戒システムなどについて議論した。
一方、緊急事態災害省では、サーリフ大臣のもとで緊急事態災害国民計画の発展に向けた対話会合が開催され、関係組織の代表らが出席した。
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SANAによると、ムスアブ・アリー保健大臣は、世界保健機関(WHO)シリア事務所のクリスティーナ・ビセンクィ代表を代表とする使節団と、保健分野における協力強化の方策について協議した。
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SANAによると、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣とアナス・ハッターブ内務大臣が会合を開き、治安と社会平和を強化するための共同行動のしくみについて議論した。
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SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、国連のシリア統合戦略評価チームと会談し、人道的および政治的活動における戦略について議論した。
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