ダーイシュ・シャーム州ハウラーンは28日にスワイダー県サファー丘でシャルア移行期内閣の国防省部隊の車輌を即席爆弾で攻撃し、「背教者体制の要員7人を殺傷」したと発表(2025年5月29日)

シリア人権監視団AFP X(イドリース・シャーミー)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のシャーム州ハウラーンは声明を出し、28日にスワイダー県サファー丘でシャルア移行期内閣の国防省部隊の車輌を即席爆弾で攻撃し、「背教者体制の要員7人を殺傷」したと発表した。

ダーイシュがシャルア移行期政権の国防省部隊を攻撃したのはこれが初めて。

SITEインテリジェンス・グループによると、この攻撃で、第70師団の1人が死亡、3人が負傷した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

車輌6輌からなるイスラエル軍地上部隊がダルアー県のジャムラ村とスィースーン村を結ぶ街道沿線に一時侵攻(2025年5月29日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、車輌6輌からなるイスラエル軍地上部隊がヤルムーク渓谷のジャムラ村とスィースーン村を結ぶ街道沿線に一時侵攻した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アリーシャ・キャンプに収容されていた46世帯193人がダイル・ザウル県に自発的に帰還(2025年5月29日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の管理下にあるアリーシャ・キャンプに収容されていた46世帯193人がダイル・ザウル県に自発的に帰還した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市の国立病院で、民間人、医師、職員らが、武装集団の病院への侵入とスタッフへの暴行に抗議してデモ(2025年5月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市の国立病院で、民間人、医師、職員らが、武装集団の病院への侵入とスタッフへの暴行に抗議してデモを行った。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ナイーム部族とシリア国民軍所属の「スンナの鷹」の対立が続くラッカ県スルーク町で2日連続となるゼネスト(2025年5月29日)

ラッカ県では、ANHAシリア人権監視団によると、ナイーム部族とシリア国民軍所属の「スンナの鷹」の対立が続くスルーク町で2日連続となるゼネストが行われた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局のウスマーン執行評議会共同議長が欧州連合(EU)の代表団と会談(2025年5月29日) #シリア

ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局のフサイン・ウスマーン執行評議会共同議長は評議会メンバーとともに、ラッカ県アイン・イーサー市で欧州連合(EU)の代表団と会談した。

訪問団には、欧州議会議員で欧州議会内左派グループの共同議長であるマルティン・シェアディオワン氏、同氏の補佐官ノラ・フリース・フィンデンブルク氏、ローザ・ルクセンブルク財団副所長フィリップ・デギンハルト氏らからなる欧州使節団と会談し、アサド政権崩壊後のシリアの現状、自治局の統治経験などについて協議した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア大統領は、スワイダー県の有力者代表団を迎え、県の現状、国民統一の強化、国家機関の権限強化について協議(2025年5月29日)

SANAによると、アフマド・シャルア大統領は、スワイダー県の有力者代表団を迎え、県の現状、国民統一の強化、国家機関の権限強化について協議した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヨルダン国内の難民キャンプからこの1週間で1,100人のシリア人が自発的に帰還(2025年5月29日)

SANAによると、ヨルダン国内の難民キャンプから、この1週間で1,100人のシリア人が自発的に帰還した。

難民帰還に向けた取り組みは、UAEとヨルダンが運営するキャンプにおいて、ヨルダン政府機関との協力のもと、ワクフ・ファラフ財団が主導して行っている。

**

SANAによると、ヨルダンで避難生活を送ってきたシリア難民730人が大型バス13台に分乗し、ダルアー県のナスィーブ国境通行所を通過し、シリア国内に入った。

ヨルダンからのシリア難民帰還の取り組みは、実業家のラヒーフ・ハーキミー氏のワクフ・ファラフ財団が、シリア、ヨルダン、UAEの当局と連携し行っている。

(C)青山弘之 All rights reserved.

エネルギー省と国際企業UCCグループがエネルギー分野における投資促進のための以下一連の覚書に署名(2025年5月29日)

SANAによると、エネルギー省と国際企業UCC(UrbaCon Trading & Contracting)グループがエネルギー分野における投資促進のための以下一連の覚書に署名した。

  • エネルギー省とUCCグループによる、エネルギー分野への投資促進に関する覚書署名
  • エネルギー省とオルバコン社による、エネルギー分野への投資促進に関する覚書署名
  • エネルギー省とパワー・インターナショナル社による、エネルギー分野への投資促進に関する覚書署名
  • エネルギー省とジェンギズ・エネルギー社による、エネルギー分野への投資促進に関する覚書署名
  • エネルギー省とカリヨン・エネルギー社による、エネルギー分野への投資促進に関する覚書署名

調印式には、アフマド・シャルア暫定大統領も出席した。

調印式で、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣は以下の通り述べた。

本日、我々はエネルギーと電力分野における歴史的瞬間を迎えており、シリアにおけるこの重要な部門の老朽化したインフラ再建の転換点となる。
覚書は地域的なエネルギー分野の協力と統合を確立し、クリーンかつ再生可能エネルギーのプロジェクトを推進する助けとなる。
投資総額70億ドルで、5000メガワットの発電を目指し、電力供給時間の増加を通じて生活のあらゆる面に良い影響をもたらす。
覚書には、ダイル・ザウル県、ハマー県ムハルダ市、ザイズーン村、ヒウス県のトリーファーウィー村地域に、総発電容量約4000メガワットの複合ガスタービン方式(CCGT)発電所を建設する計画が含まれている。これらは欧米の技術を用い、さらにシリア南部のディヤール・ラビーウに1000メガワットの太陽光発電所を建設する。

オルバコン・ホールディングのラーミズ・ハイヤートCEOは以下の通り述べた。

覚書は、シリアの再建に向けた共同作業の新たな段階であり、持続可能な復興を支える自給体制の実現を目指すものである。
シャルア大統領、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長、ドナルド・トランプ米大統領に、覚書締結に適した条件を整えてくれたことへの感謝を申し上げる。
エネルギー分野における最新設備を導入し、5万人以上の直接雇用と25万人以上の間接雇用を創出することによって、シリア国内の労働市場を支援する。

また、式に参列したトーマス・バラック米シリア担当特使は以下の通り述べた。

このような瞬間は頻繁に訪れるものではなく、米政府のあらゆる努力はシリアの新政権の利益のために注がれている。
トランプ大統領は5月13日、「文明の母シリア」に対する制裁解除という大胆な決断を下した。
トランプ大統領からの祝辞を届けするとともに、新政権への支援に対して同大統領の深く関与することを改めて確認する。

調印式後には、人民宮殿でバシール・エネルギー大臣と、ハイヤートCEOの記者会見が開かれた。



**

マルワーン・ハラビー高等教育大臣が世界保健機関(WHO)シリア代表と会談し、大学附属病院の支援および医療人材への投資に関する協力について協議した。

**

SANAによると、マザフル・ワイス法務大臣は、アムネスティ・インターナショナルのクリスティン・バクリー代表率いる代表団と会談した。

ワイス法務大臣は、国連開発計画(UNDP)のムハンマド・マドウィー氏率いる代表団と会談し、司法制度の支援とインフラ復旧支援のための協力について協議した。

**

SANAによると、ムハンマド・アブー・ハイル・シュクリー宗教関係大臣は、イタリアの首都ローマにおける宗教・教義部門責任者であるヤースィル・アッカード師と会談し、宗教観光分野での協力強化について議論した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

バラック・米シリア担当特使がシリアを初訪問し、米国大使公邸で米国国旗掲揚式を執り行い、シャルア暫定大統領と会談(2025年5月29日)

SANAによると、トーマス・バラック・米シリア担当特使(兼駐トルコ大使)がシリアを初訪問し、首都ダマスカスにある米国大使公邸で米国国旗掲揚式を執り行い、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が立ち会った。

バラック特使は続いて、人民宮殿を訪れ、アフマド・シャルア暫定大統領と会談した。

**

SANAによると、アメリカのシリア特使トーマス・バラックは、シリアにおける投資の道が開かれ、同国に対する国際的な投資がすでに数十億ドル規模で始動していると述べた。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー県で病院を乗せて移動中だった救急車1台が、道路脇に仕掛けらていた即席爆弾の爆発で大破、運転手1人、看護師1人、民間人4人が負傷(2025年5月29日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、アリーカ村とニジュラーン村を結ぶ街道で、病院を乗せて移動中だった救急車1台が、道路脇に仕掛けらていた即席爆弾の爆発で大破、運転手1人、看護師1人、民間人4人が負傷した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市で治安部隊が国防隊の元メンバー1人を逮捕した。

一方、 SANAによると、ムハッラム町一帯地域において、県内務治安司令部が治安作戦を実施し、大量の軽・中火器、弾薬を押収した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カトナー郡の執行評議会の責任者が正体不明の武装グループの要撃を受けて死亡した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、マンビジュ市で住民1人とその息子が正体不明の武装グループによって銃で撃たれて死亡した。

**

SANAによると、ダルアー県では、内務治安部隊がシャイフ・マスキーン市で、無許可の武器を回収し、指名手配者の追跡を目的とした治安作戦を開始した。

内務治安部隊はまた、スハイリーヤ村およびイブタア町にも治安作戦を拡大させた。

(C)青山弘之 All rights reserved.