ハサカ県アブタフ村近くでアサーイシュの隊員がダーイシュに銃撃され死亡(2025年8月25日)

ハサカ県では、ANHAによると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるハサカ市で、2日前に誘拐されていた2人の若い男性が遺体で発見された。

また、シリア人権監視団によると、タッル・ハミース市とタッル・ブラーク町を結ぶ街道沿線のアブタフ村近くで、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルによって銃撃され、遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が各地で麻薬の取引および販売容疑で4人を逮捕した。

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トルコ軍の無人航空機が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるティシュリーン・ダム周辺の2ヵ所を爆撃:シリア民主軍もシリア国民軍諸派の支配地への潜入を試みる(2025年8月25日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の無人航空機が北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるティシュリーン・ダム周辺の2ヵ所を爆撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア民主軍の部隊が、県南東部のシリアテル丘一帯に展開するシリア国民軍諸派の拠点に潜入を試みたが、トルコ軍の激しい砲撃により撃退された。

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ハマー県で正体不明の武装グループがアラウィー派の若い男性の自宅に押し入り、この男性を銃で撃ち殺害(2025年8月25日)

ダマスカス県では、SANAによると、県の内務治安部隊がカシオン山で2人の若い男性を銃撃した犯人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、マハッジャ町に住む20代の若い男性が、自宅を狙った正体不明の武装グループによる銃撃で死亡した。

また、シリア人権監視団によると、イブタア町で県の内部治安部隊が男性1人を銃で撃ち、殺害した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、アースィー川河畔地域で、正体不明の武装グループがアラウィー派の若い男性の自宅に押し入り、この男性を銃で撃ち殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市のフルカーン地区で、正体不明の武装グループが旧シリア軍第4師団の司令官と関係があったとされる男性1人を殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安部隊がバクラス村で旧シリア軍の軍事情報部士官1人を含む3人を逮捕した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダイル・アリー町の検問所で、第44師団の兵士らが若い男性に暴行を加えたのち、銃で撃ち殺した。

また、内務省によると、県の麻薬対策局は、ザバダーニー市近郊で国境警備局と協力し、レバノン領から搬入される予定だった大量の麻薬密輸を押収した。

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ドゥルーズ派最大の武装組織である尊厳の男たち運動が国民防衛部隊に合流:ヒジュリー師は「分離地域」の宣言に向けて、国際社会や自由な諸国民にドゥルーズ派を支持するよう呼びかける(2025年8月25日)

国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、スワイダー県(山岳地帯)の武装勢力の同部隊への統合を継続したと発表した。

声明によると、25日にはカナワート市にあるドゥルーズ派の最高宗教指導者であるヒクマト・ヒジュリー師の邸宅に以下の部隊が集結した。
・尊厳の男たち運動
・タウヒード人民抵抗
・南部の盾部隊
・山岳の盾部隊
・山岳の獅子部隊
・トウヒードの盾所属の23個大隊
・サフワト・フドル・ミーマース・タッル・ラウズの盾
・ラジャーの男たち
・カフルの男たち

スワイダー24によると、このうちスワイダー県最大の武装勢力である尊厳の男たち運動は、アブー・ズィヤーブ・マズィード・ハッダージュ司令官が率いる大規模な代表団がカナワート市を訪れた。

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スワイダー24によると、ヒジュリー師は、尊厳の男たちの代表者らを前に、ドゥルーズ派住民を持続的に保護するための「分離地域」の宣言に向けて、国際社会や自由な諸国民に対してドゥルーズ派を支持するよう呼びかけた。

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スワイダー24によると、アフマド・シャルア移行期政権のスワイダー県への侵攻から40日目を迎えたのに合わせて、シャフバー町では住民が追悼集会を行った。

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シリア人権監視団によると、:世界食糧計画(WFP)から提供された新たな支援物資を積んだ貨物車輛11台からなる車列が、ダルアー県東部のブスル・ハリール市を経由してスワイダー県に到着した。車列は食料品や基本的な生活物資を積んだ11台の貨物車輛で構成されている。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣がサウジアラビアでのイスラーム協力機構(OIC)緊急閣僚会議に出席、サウジ、トルコの外務大臣と個別に会談(2025年8月25日)

外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、イスラーム協力機構(OIC)緊急閣僚会議に出席するために前日にサウジアラビアのジェッダ市入りしたアスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣がサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン・ビン・アブドゥッラー外務大臣と会談、パレスチナ情勢やイスラエルの攻撃への対応、およびアラブ・イスラーム諸国の協調行動の必要性、地域の安定と安全保障の強化、二国間関係の発展のための協力の道筋についても協議した、と発表した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣がトルコのハカン・フィダン外務大臣と会談、イスラエルによるパレスチナへの継続的な攻撃への対応、および地域の安定と協調行動の強化、シリア・トルコ関係の改善と協力の可能性についても意見を交わした、と発表した。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて、シャイバーニー外務在外居住者大臣が、イスラーム協力機構(OIC)緊急閣僚会議で、イスラエル占領が1974年の兵力引き離し協定や国連決議に違反し、シリア領内に情報拠点や軍事拠点を設置しており、これはシリアの統一を狙う拡張・分割プロジェクトの一環であると強調、OICに対し、占領の合法化を試みるいかなる行為も拒否するよう呼びかけた、と発表した。

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マンスール中央監査検査機構副長官:「前政権時代に人々の生活に直接関わる複数の戦略的セクターで組織的な汚職が蔓延し、その財政的影響が初期調査の時点で数億米ドル規模に達していたことが明らかになった」(2025年8月25日)

SANAによると、中央監査検査機構のワスィーム・マンスール副長官は、同機構の調査により、前政権時代に人々の生活に直接関わる複数の戦略的セクターで組織的な汚職が蔓延し、その財政的影響が初期調査の時点で数億米ドル規模に達していたことが明らかになったと述べた。

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イスラエル軍部隊が、ダマスカス郊外県バイト・ジン村一帯に侵入、首都ダマスカスから20キロの地点に軍事拠点を設置(2025年8月25日)

SANAによると、イスラエル軍部隊が、ダマスカス郊外県とクナイトラ県の複数の地域に侵入した。

SANA特派員によると、11台の車輛と60人以上の兵士からなる部隊が、ダマスカス郊外県のバイト・ジン村と同村の農場の間の地域に侵入し、ヘルモン山(シャイフ山)の麓に位置するバート・ワルダ丘を占拠した。

その際、住民に向けて発砲があったが、負傷者は報告されていない。

イスラエル軍はまたクナイトラ県のジュバータ・ハシャブ村、トゥルナジャ村、ラフィード町、スワイサ村、ブライカ村、ビイル・アジャム村、クードナ村、アイン・ザイワーン村、アイン・アブド村に侵入し、複数の住宅を家宅捜索した後、撤退した。

シリア人権監視団によると、数十台の車輛と兵士からなるイスラエル軍部隊が、ジュバター・ハシャブ村、トゥルナジャ村に侵入を行い、民家複数棟を急襲した後、ハムーリーヤ市方面(ハムーリーヤ丘方面)に撤退した。

また、11台の軍用車輛と兵士らからなる別の部隊はバイト・ジン村近くのルバート丘の高地に展開した。

また、シリア人権監視団によると、バイト・ジン村一帯に侵入した同部隊は、民間人に向けて直接発砲を行った。

さらに、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊はヘルモン山に位置するラフラ村に軍事拠点を設置した。

同地は、首都ダマスカスから20キロ、レバノンのバアルベック市から50キロ、首都ベイルートから60キロの地点に位置している。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を出し、イスラエルによるシリア領への度重なる侵略行為を強く非難し、これらの行為がシリアの主権と領土保全を侵害し、国際法や国連決議に明確に違反していると指摘した。

また。国際社会と国連安全保障理事会に対し、イスラエルの侵略行為を直ちに阻止するための実効的かつ断固とした行動を取るよう要請した。

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シャルア暫定大統領は2025年政令第148号を発令し、最高教育評議会の設立を決定(2025年8月25日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は2025年政令第148号を発令し、最高教育評議会の設立を決定した。

評議会は、教育に関わる諸機関の統合と調整、開発・労働市場・デジタル化の要請に応じた教育政策の策定、現代的かつ先進的な教育カリキュラムの採用などをめざす。

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米国財務省OFACはシリア制裁規則を連邦規則集(CFR)から削除するための改正を行ったと発表(2025年8月25日)

米国財務省の外国資産管理局(OFAC)は、声明を出し、2025年6月30日付の大統領令第14312号に従い、シリア制裁規則を連邦規則集(CFR)から削除するための改正を行ったと発表した。

この規制改正は現在、連邦官報において一般公開されており、2025年8月26日に連邦官報に正式に掲載され次第、発効するという。

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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を出し、米財務省がシリアに対して課されていた制裁リストを連邦法規集(CFR)から正式に削除する決定を下したことに歓迎の意を示した。

外務在外居住者省は、この措置について「正しい方向への前向きな一歩」としたうえで、シリア国民の人道的・経済的状況に直接的な好影響を及ぼし、貿易・金融取引の円滑化や米国からシリアへの輸出規制緩和につながると強調、国民の苦難を和らげ、両国間の経済・貿易協力の新たな展望を開くことになると表明した。

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バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使が率いる米議員らの代表団がシャルア暫定大統領、シリア民主軍のアブディー総司令官と相次いで会談(2025年8月25日)

Xによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使が率い、ジーン・シャヒーン上院議員(民主党)とジョー・ウィルソン下院議員(共和党)ら高官からなる米代表団と首都ダマスカスで会談、シリアおよび地域情勢の最新の展開に加え、安全と安定の実現に資する対話と協力の強化の方策について協議が行われた。

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ANHAによると、トーマス・バッラク在トルコ米大使兼務シリア担当特使が率い、ジーン・シャヒーン上院議員(民主党)とジョー・ウィルソン下院議員(共和党)ら高官からなる米代表団は、首都ダマスカス訪問とシャルア暫定大統領との会談に先立って、シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官とも会談を行った。

ANHAが26日に伝えたところによると、会談はヨルダンの首都アンマンで行われ、米国側はシリア民主軍への支援を継続することを改めて表明した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍輸送機がハッラーブ・ジール村に設置されている米主導の有志連合の基地にラマイラン北部ハサカ郊外のハラーブ・アルジール基地に弾薬・兵器・軍事および兵站装備を輸送した。

また、シリア人権監視団によると、25台の貨物車輛からなる車列がワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)を経由してイラク・クルディスタン地域からシリア領内に入り、カスラク村の基地に精密兵器や兵站物資などを輸送した。

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