中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権が、トルコの体制のアジェンダに沿って、アレッポ県アレッポ市のシャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区を攻撃したことを批判、連邦制の樹立を改めて主唱した。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ダマスカス県では、内務省(フェイスブック)によると、県の麻薬対策局は、麻薬密輸ネットワークを解体するための治安作戦を実施、そのリーダーとメンバー5人を逮捕、約16万2千錠のカプタゴン錠剤を押収した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団
野菜を積んだトラックの運転手が、ヒムス・タルトゥース高速道路でオートバイに乗った身元不明の武装グループの襲撃を受け、死亡した。
また、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省に所属する兵士が、ジャンダル村北部の鉄道線路上で銃撃を受け、死亡、遺体で発見された。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、タルマーニーン村とダーナー市を結ぶ街道に何者かが設置した検問所で住民が発砲を受け、女性1人が死亡、子供1人が負傷した。
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シリアの外務在外居住者省は、フェイスブックを通じてシリアと日本が関係再開と二国間協力の新たなページの開始を宣言したと伝えた。
在シリア日本大使館もフェイスブックを通じて、大西洋平外務大臣政務官がシリアを訪問したとして以下の通り発表した。
大西外務大臣政務官のシリア・アラブ共和国訪問
12月22日(現地時間、以下同じ)、大西洋平外務大臣政務官は、シリア・アラブ共和国を訪問し、ムハンマド・ヤーセル・バルニーヤ・シリア財務大臣(H.E. Mr. Mohammed Yasser Barnieh, Minister of Finance, Syrian Arab Republic)と会談したほか、外務省関係者(参考)とも会談した。
なお、この訪問には、国際協力機構(JICA)関係者も同行した。概要は以下のとおり。
1 大西政務官は、日本からの要人訪問は約15年ぶりであり、日本としては、歴史的な変化を経験したシリア政府による包摂的、平和的かつ安定した移行を支えていく、今日は日・シリア関係の新たなページの始まりである旨述べた。
2 また、大西政務官から、我が国として、これまでにシリアに対して実施している国際機関やNGO経由の支援に加えて、シリアへの二国間経済協力を随時再開することにした旨及び本年度補正予算において、新たに総額5,300万米ドルの対シリア支援を決定したことを伝達するとともに、これまで培われてきた両国間の人的つながりや日本ならではの知見や経験を活かし、シリアの復興を支援していきたい旨述べた。
3 同行したJICA関係者からは、研修等を通じた人材育成や能力構築に貢献できる、こうした取組を通じて両国間の絆を深めていきたいとの発言があった。
4 これを受け、シリア側からは、大西政務官が、日本のハイレベルとして約15年ぶりにダマスカスを訪問したことを心から歓迎する旨の発言があり、日本がこれまで一貫してシリアの人々に寄り添ってきたことへの謝意が表明されるとともに、二国間経済協力の再開を歓迎するとの発言があった。
5 また、シリア側からは、2024年12月に新政権が発足して以降の安定化に向けた取組について説明があったほか、今後の復興プロセスにおける日本の役割への強い期待が表明された。
6 双方は、往来を活性化させながら引き続き緊密に連携していくことで一致した。
(参考)シリア外務省関係者
ラバービディー・シリア外務省アジア局長(Mr. Zakaria Lababidi, Director of Director of the Afro-Asian and Oceanian Affairs Department, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)、カナアーン同国際協力局長(Mr. Talal Kanaan, Director of International Cooperation, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)及びバルード同国際機関・会議局長(Mr. Saad Baroud, Director of International Organizations and Conferences, Ministry of Foreign Affairs and Expatriates, Syrian Arab Republic)
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SANAによると、ダマスカス郊外県にある外務在外居住者省政治問題総局の庁舎で、ドキュメンタリー映画「侵略抑止」が上映され、アーミル・シャイフ県知事ら要人、宗教関係者、有識者らが観覧した。
上映会は、他県でも同時並行で行われた。
2時間を超える本作は、放送テレビ制作公社が制作したもので、アサド前政権を崩壊へと追い込んだ「侵略抑止」の戦いの舞台裏を初めて明らかにしたもので、作戦実施に至る詳細、アレッポ市、ハマー市、首都ダマスカスの解放といった成果にいたる経過を追ったもので、SANAは「シリア史における偉大な国民的叙事詩」と形容している。
上映会では、シャイフ県知事が演説を行い、映画を絶賛、革命の価値感を定着させ、指導部のもとで結束するため、すべてのシリア人に本作を鑑賞し、子どもたちにも見せるよう呼びかけた。
上映会の最後には、「侵略抑止」の戦いに参加したシャイフ県知事、県内務治安司令官のアフマド・ダラーティー准将、第44師団参謀長のバッシャール・ハサン大佐、政治問題総局のムハンマド・ヤースィル・カハーラ長官が表彰された。

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イスラエル軍は、Xを通じて、以下の通り発表した。
先ほど、ゴラン高原地域において、複数のイスラエル市民が国境を突破し、シリア領内に侵入したとの通報が入った。
イスラエル国防軍部隊は直ちに現場へ急行し、当該市民を発見して安全にイスラエル領内へ戻した。
拘束された容疑者らは、今後の対応のためイスラエル警察に引き渡される予定である。
イスラエル軍は本件を強く非難し、これは市民および同部隊の安全を危険にさらす、刑事犯罪に該当する重大な事件であると強調する。
לפני זמן קצר, התקבל דיווח על מספר אזרחים ישראלים שפרצו את הגבול במרחב רמת הגולן לשטח סוריה.
כוחות צה״ל קפצו לנקודה, איתרו את האזרחים והחזירו אותם בבטחה לשטח מדינת ישראל.
החשודים שנתפסו יועברו להמשך טיפול משטרת ישראל.
צה”ל מגנה בתוקף את האירוע ומדגיש כי מדובר באירוע חמור המהווה עבירה פלילית המסכנת את האזרחים ואת כוחות צה”ל
— צבא ההגנה לישראל (@idfonline) December 22, 2025
マアレヴによると、シリア領内に侵入したのは、「丘の若者たち」を名乗る極右グループの若者7人。
警察が一度拘束したものの、釈放後、再びフェンスを切断してシリア領内に侵入したという。
シリア人権監視団によると、シリア領内に侵入したのは8人。
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クナイトラ県では、SANAによると、ハイラックス車2台と軍用ハンヴィー1台からなるイスラエル軍部隊が、県南部のビイル・アジャム村に侵入し、ブライカ村に到達、同村にある旧シリア軍の連隊基地に向けて発煙弾を発射した。
また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊がウンム・バーティナ村と東サムダーニーヤ村を結ぶ道路上に臨時検問所を設置し、通行人に対して取り調べを行った。
ダルアー県では、SANAシリア人権監視団によると、県西部のマアリーヤ村とアービディーン村の間の地域に侵入し、臨時の検問所を設置した。

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アブー・ズフール航空空港で、23ミリ機関銃の銃弾が爆発、アフマド・シャルア移行期政権の国防省所属の兵士1人が死亡し、1人が負傷した。
爆発は、兵士らが基地内で焚火をしていた際に発生した。
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ダイル・ザウル県では、内務省(フェイスブック)によると、ブーカマール郡の内務治安部隊に、国外への密輸のために住宅内に防空ミサイルが隠されているとの情報が寄せられ、同部隊が家宅捜索を実施され、SAM-7型のミサイルを押収、同部隊は武器密輸業者のメンバーらの追跡を開始した。
一方、シリア人権監視団によると、ブーカマール市で21日深夜、県内務治安部隊が治安作戦を実施し、武器密輸業者を逮捕した。
さらに、SANAによると、ブーカマール市で、オートバイに仕掛けられていた即席爆発装置が爆発し、1人が死亡した。
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ラタキア県では、SANAによると、県内務治安部隊が、ジャブラ市郊外の発電所から電力変圧器を盗んだ容疑で3人を逮捕した。
スワイダー県では、シリア人権監視団によると、マジュダル村とマズラア町の戦線で、未明から夜明け前にかけて、アフマド・シャルア移行期政権の部隊と国民防衛部隊が重機関銃などを使用して交戦した。
シャルア移行期政権の部隊武装した無人航空機数機で攻撃を行ったという。
これに関して、スワイダー24</aは、国民防衛部隊が新たに停戦に違反し、マズラア町の民家を重機関銃で攻撃、またアティール村の住宅地に、迫撃砲弾3発が着弾したと伝えた。
スワイダー24によると、アティール村の砲撃で1人が死亡し、4人が負傷、またマジュダル村上空では、国民防衛部隊が発射したと見られる爆弾を搭載した無人航空機4機が確認された。
さらに、スワイダー24によると、リーマト・ハーズィム村で、シャルア移行期政権の県内務治安部隊の隊員2人が、国民防衛部隊の砲撃と無人航空機による攻撃で死亡した。
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一方、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、マンスーラ村に展開するシャルア移行期政権の「テロ部隊」が19時15分、迫撃砲でアティール村を砲撃し、国民防衛部隊が応戦したと発表した。
国民防衛部隊はまた、フェイスブックを通じて別の声明を出し、22日深夜から23日未明にかけて、リーマト・ハーズィム村とマンスーラ村からアティール村に対して無差別砲撃があり、2人が死亡、8人が負傷したと発表した。
また、シャルア移行期政権の部隊は、スワイダー市の民間刑務所および輸送軸線に対して砲撃を加えたが、国民防衛部隊が応戦し、23ミリ機関銃を搭載した車輛2台を無力化したほか、迫撃砲発射装置1基を直接攻撃した。
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高等法務委員会広報局は、フェイスブックを通じて、住民に対して、「アンクード」アプリを通じて個人情報を登録するよう呼び掛けた。
呼びかけは、住民の権利を守り、生活上の諸事を把握し、サービスを向上させるためだという。
アレッポ県では、ANHAによると、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区地区とアシュラフィーヤ地区に対するアフマド・シャルア移行期政権の武装勢力の攻撃により、民間人(うち女児1人)が負傷した。
女児とその母親を含む5人に上った。

また、ANHAによると、この攻撃で、女性1人が死亡し、別の民間人1人が負傷した。
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ANHAによると、ハサカ県のカーミシュリー市とアレッポ県のコバネ(アイン・アラブ)市の住民が、シャイフ・マクスード地区地区とアシュラフィーヤ地区の抵抗を支持する抗議デモを行った。


また、ANHAによると、は札建のカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、アームーダー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、マアバダ(カルキールキー)町、ハサカ市でも同様のデモが行われた。

ANHAによると、ラッカ県タブカ市でもアレッポ県アフリーン郡とシャハバー地区からの避難民が抗議デモを行った。

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シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を発表し、同軍がアレッポ市のラーズィー病院を攻撃したとするシャルア移行期政権側の報道について、虚偽のニュースをでっち上げ、流布することで、意図的に露骨な欺瞞工作を行い、事実を捻じ曲げようとしていると否定、これを批判した。
北・東シリア地域民主自治局は、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、移行期政権側の攻撃を非難した。
その後、フェイスブックを通じて別の声明を出し、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がシャルア移行期政権の部隊の攻撃への反撃を停止するよう指示を発出したことを明らかにした。
クネイトラ県では、シリア人権監視団によると、国連兵力引き離し監視隊(UNDOF)がジュバーター・ハシャブ村で住民と会合を行い、同地域の生活状況および治安状況について聞き取りを行った。

アレッポ県では、民主軍(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア移行期政権の国防省とつながりのある諸派が、アレッポ市シーハーン交差点にある北・東シリア地域民主自治局内務治安司令官(アサーイシュ)の検問所を攻撃、これにより隊員2人が負傷した。
これに関して、シリア民主軍は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シャルア移行期政権側の砲撃を非難した。
また、シリア民主軍(フェイスブック)によると、シャルア移行期政権の部隊は、その後も攻撃を続け、アレッポ市のシャイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区に対してロケット弾と戦車砲によって砲撃を行い、57歳の女性1人が死亡、民間人17人が負傷した。
シリア民主軍は、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、両地区に対するシャルア移行期政権の部隊の砲撃を「国際人道法に対する重大な違反」と非難した。
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一方、内務省(フェイスブック)によると、両地区に展開するシリア民主軍の部隊が、共同検問所から突如撤退し、移行期政権側の県内務治安部隊の要員に向けて発砲、これにより隊員1人と軍兵士1人が負傷、民間防衛機構隊員や民間人にも多数の負傷者が出た。
内務省(フェイスブック)によると、シリア民主軍による無差別砲撃により、子ども1人とその母親が死亡し、女性や子どもなど15人が負傷した。
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国防省・広報連絡局は、SANAの取材に対して、シリア民主軍のメディアが流布している主張は事実無根であると反論、実際には、シリア民主軍が突如として、アシュラフィーヤ地区周辺に展開する県内務治安部隊と軍の拠点を攻撃したと主張した。
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SANAによると、シリア民主軍は、アシュラフィーヤ地区にある拠点から、シーハーン環状交差点およびライラムーン環状交差点付近に配置された件内務治安部隊の拠点を攻撃、これによりガジアンテプ・アレッポ街道が遮断された。
SANAによると、これにより、ライラムーン地区の住民や工業労働者が退避を余儀なくされた。
SANAによると、この攻撃で、民間防衛機構の隊員2人と多数の市民が負傷し市内の病院に搬送された。
SANAによると、シリア民主軍はさらに、迫撃砲および多連装ロケット砲を用いて、キリスト教徒が多く住むアレッポ市のジュマイリーヤ地区、スィルヤーン地区を含む複数の地区を無差別に砲撃した。
SANAによると、これによって、民間人1人が死亡した。
また、SANAによると、これにより、複数の民間人が負傷し、病院に搬送された。
SANAによると、ジュマイリーヤ地区およびシャイフ・ターハー地区では火災が発生した。
SANAによると、シリア民主軍はアレッポ市のラージー病院に対しても砲撃を行った。
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SANAによると、保健省は声明を発表し、ラージー病院一帯への砲撃を「国際人道法と倫理的価値に対する重大な侵害」と非難した。
SANAによると、アレッポ県アッザーム・ガリーブ知事は、キリスト教徒がクリスマスの祝祭を行っている地区に無差別砲撃を行ったとして、民間人の安全と生命に対する直接的な侵害だと非難した。
国防省・広報連絡局は、SANAに対して、シリア民主軍の発砲源の一部を無力化した後、同発砲源への攻撃を停止する命令を出し、交戦範囲を住民から遠ざけるかたちで限定していることを明らかにした。
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シリア人権監視団によると、
アレッポで暫定政府軍と「アサーイシュ」との間で武装衝突が発生
2025年12月22日
アレッポ県では本日、**重火器(「ドゥシュカ」機関銃を含む)**が使用される武装衝突が、暫定政府に属する部隊と、**内務治安部隊「アサーイシュ」**との間で発生した。衝突は、シェイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区にあるジャジーラ交差点周辺で起き、双方による攻撃の応酬が行われたとの情報がある。
その後の展開として、夕刻には、アレッポ市内のシーハーン交差点に設置されていたアサーイシュおよび治安部隊の合同検問所が、暫定政府国防省に属する部隊による武装攻撃を受けた。この攻撃により、内務治安部隊の隊員2名が程度の異なる負傷を負った。
地元情報筋によれば、アサーイシュ部隊は即座に反撃し、同時に地域一帯で大規模な治安警戒態勢が敷かれたが、本記事作成時点では、攻撃側に死傷者が出たかどうかについての確証は得られていない。
現在も地域の緊張状態は続いており、今後の現地情勢の推移が注視されている。
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シリア人権監視団によると、
重火器および迫撃砲弾がシェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区に着弾――衝突が継続
2025年12月22日
アレッポ市のシェイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区では、本日夕方、**暫定政府軍と内務治安部隊「アサーイシュ」**との間で、激しい武装衝突が再燃した。現地では、重火器および迫撃砲が使用される顕著な軍事的エスカレーションが確認されている。
地元筋によると、暫定政府側の部隊は、「ドゥシュカ」重機関銃および迫撃砲を用いて両地区を攻撃し、同時に複数の軸線で直接的な戦闘が行われたことで、民間人の間に深刻な恐怖と混乱が広がった。
また、ラージー病院には負傷者7名が搬送され、その中には民間防衛隊員2名が含まれているという。
さらに、ガズィアンテプ-アレッポ間道路は、リールムーン交差点方面で封鎖された。これは、シリア民主軍(QSD)に属する狙撃兵がシーハーン交差点周辺を狙撃したことによるものであり、地域では治安部隊の展開と警戒態勢が強化されている。
監視団の情報によれば、以下の主要道路も閉鎖された。
• アレッポ市内-リールムーン
• リールムーン-工業都市
• スルヤーン-アシュラフィーヤ
• 工業都市-ジャンドゥール
また、衝突が続く中で道路が遮断されていることから、住民に対し現時点でハンダラート難民キャンプ方面へ向かわないよう警告が出されている。
記事作成時点でも、砲撃と衝突は継続中であり、今後さらなる拡大と死傷者数の増加が懸念されている。
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シリア人権監視団によると、
シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤで民間人9人負傷(うち少女1人)――負傷者数は計16人に増加
2025年12月22日
シリア人権監視団の情報によれば、アレッポ市のシェイフ・マクスード地区およびアシュラフィーヤ地区で続く相互砲撃および武装衝突により、少女1人を含む民間人9人が負傷した。
砲撃は現在も継続しており、重火器の使用によって、住民の間には深刻な恐怖と動揺が広がっている。
これに関連して、ハルディーヤ地区、アル=ハラク地区、ブスタン・アル=バシャー地区では、戦闘拡大への懸念から、住民がより安全な地域へと避難する動きが確認されている。
現時点では、物的被害の正確な規模は把握されていないが、治安警戒態勢は続いており、情勢が悪化すれば、負傷者数がさらに増加する可能性がある。
なお、ラージー病院に搬送された7人の負傷者(うち民間防衛隊員2名)を含め、負傷者の総数は16人に達した。
監視団はまた、先ほど、暫定政府軍とアサーイシュ部隊との間で、両地区において重火器と迫撃砲を用いた激しい衝突が再発したことを伝えている。
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シリア人権監視団によると、
激しい砲撃と通信遮断――シェイフ・マクスードで政府側増援と同時進行
(2025年12月22日公開)
アレッポ県において、監視団の情報筋は、暫定政府に属する戦車、軍用車輛、重火器がシェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区の周辺に到着したことを確認した。両地区は集中的な砲撃を受け、人道状況が悪化している。
同時に、シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区で通信・サービスが完全に遮断された。砲撃の継続と治安当局の警戒態勢の中、今後数時間で状況がさらに悪化する恐れがある。
本稿作成直前、相互砲撃と継続する衝突により、少女1人を含む民間人9人が負傷したとの報告があった。重火器の使用が続いており、住民の間では恐怖と混乱が拡大している。
また、ハルディーヤ、アル=ハラク、ブスタン・アル=バシャーの各地区では、衝突拡大への懸念から、より安全な地域への避難が発生している。物的被害の正確な規模は未把握だが、警戒態勢は継続中で、負傷者数が増える可能性がある。
さらに、ラージー病院に負傷者7人(うち民間防衛隊員2人)が搬送されたことで、負傷者総数は16人に達した。
直近では、暫定政府軍と内務治安部隊「アサーイシュ」の間で、シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区において重火器と迫撃砲を用いた激しい衝突が再燃した。地元筋によれば、暫定政府側は迫撃砲および「ドゥシュカ」重機関銃で両地区を攻撃し、複数軸線で直接戦闘が生起、民間人に強い恐怖をもたらした。
同時に、ガズィアンテプ―アレッポ間道路は、シリア民主軍(QSD)所属の狙撃兵がシーハーン交差点周辺を狙撃したことを受け、リールムーン交差点側で封鎖された。市内では以下の主要道路も閉鎖された。
• アレッポ市内―リールムーン
• リールムーン―工業都市
• スルヤーン―アシュラフィーヤ
• 工業都市―ジャンドゥール
地元筋は、現時点でハンダラート難民キャンプ方面へ向かわないよう住民に警告している。砲撃と衝突は本稿作成時点でも継続しており、更なるエスカレーションと死傷者増加が懸念される。
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シリア人権監視団によると、
民間人の新たな負傷7人(少女1人含む)――総数23人に増加
(2025年12月22日公開)
監視団の情報筋は、シェイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区での相互砲撃と継続する衝突により、新たに民間人7人(少女1人を含む)が負傷したと伝えた。これに先立ち、重傷を負っていた女性1人が死亡しており、負傷者総数は23人に達している。衝突が続いているため、今後さらに増加する可能性がある。
この状況は民間人の恐怖を一層深め、ハルディーヤ、アル=ハラク、ブスタン・アル=バシャーでは、安全な地域への避難が続いている。物的被害の規模は未確定で、警戒態勢は継続中である。
直近でも、暫定政府軍と内務治安部隊「アサーイシュ」の間で、重火器と迫撃砲を用いた激しい衝突が再燃した。地元筋によれば、暫定政府側は迫撃砲および「ドゥシュカ」重機関銃で両地区を攻撃し、複数の軸線で直接戦闘が起きた。
同時に、ラージー病院に負傷者7人(民間防衛隊員2人を含む)が搬送された。さらに、QSD所属の狙撃兵がシーハーン交差点周辺を狙撃したことを受け、ガズィアンテプ―アレッポ間道路(リールムーン側)が封鎖され、市内の主要道路も閉鎖された。住民にはハンダラート難民キャンプ方面への移動を控えるよう警告が出されている。
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大統領府(フェイスブック)などによると、トルコのハカン・フィダン外務大臣、ヤシャル・ギュレル国防大臣、イブラヒム・カルン国家情報機関(MiT)長官からなるトルコ代表団がシリアを訪れ、アフマド・シャルア暫定大統領が首都ダマスカスの人民宮殿で彼らを迎えた。
会談では、両国間の二国間関係について協議が行われるとともに、最新の地域情勢について意見交換がなされた。
会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣、ムルハフ・アブー・カスラ国防大臣、フサイン・サラーマ国家諜報機関長官が同席した。
イスラエルのモサドは、Xで、シリアの外務在外居住者省がフェイスブックなどで公開したインフォグラフィックスに描かれているシリアの地図について以下の通り発表した。
史上初めて、シリアの新たな外務省は、ゴラン高原を含まない公式のシリア地図を公開した。
For the first time, Syria’s new Ministry of Foreign Affairs has published an official map of Syria that does not include the Golan Heights.
Source: @DocumentIsraelStay connected, follow, subscribe @MOSSADilpic.twitter.com/s0qqLpi9VZ
— Mossad Commentary (@MOSSADil) December 20, 2025
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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊が、総合諜報機関と連携し、ダーライヤー郡でダーイシュ(イスラーム国)のテロ細胞のアジトに対する治安作戦を実施し、セルのリーダーを含む6人を逮捕、武器および弾薬が押収、セルを解体した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アンジャーラ村の住宅の壁にダーイシュ(イスラーム国)の存在を誇示する落書きが書かれているのが発見された。
落書きには、「イスラーム国が戻って来る」「イスラーム国アンジャーラ州」などと書かれていた。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ジュナイナ村の検問所付近で男性の遺体が発見された。遺体はアル=フラート病院に搬送されたが、すでに死亡していた。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市東の砂漠地帯に設置された内務治安部隊の検問所で、ハサカ県カーミシュリー市出身のクルド人2人が拘束された。
2人はクウェート人とヨルダン人らからなる狩猟グループに同行し、観光ガイドを務めていたという。
また、シリア人権監視団によると、アレッポ県ヌッブル市出身のシーア派男性1人が、レバノン領内に入ろうとしたところを、アフマド・シャルア移行期政権の国防隊兵士によって撃たれて死亡した。
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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、刑事捜査局がタッル郡の内務治安部隊と連携して、誘拐犯2人を逮捕した。
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マヤーディーン、ムラースィルーンなどによると、シーザー・シリア市民保護法(シーザー法)の撤廃を盛り込んだ2026会計年度の国防権限法(NDAA)がドナルド・トランプ米大統領によって署名されたのを受けて、マーレン・ストゥツマン下院議員(共和党、インディアナ州)およびジョシュ・ブレシーン下院議員(共和党、オクラホマ州)が主導し、134人の共和党議員が、シリアに対する米国の監視強化を求める声明を発表した。
NDAAは、今後4年間にわたり、180日ごとにシリア情勢を定期的に評価することを米政府に義務づけている。この評価は、以下の項目に基づいて行われる。
●米国と協力して「イスラーム国(IS)」を根絶し、その復活を防止すること。
●外国人戦闘員を政府および治安機関の要職から排除すること。
●宗教的・民族的少数派を保護し、公平な政治的代表を保障すること。
●近隣諸国に対して不当な軍事行動を行わないこと。
●2025年3月10日にシリア民主軍と締結した合意を履行し、治安および政治面での措置を実施すること。
●資金洗浄、テロ資金供与、ならびに拡散活動を防止すること。
●2024年12月8日(アサド政権崩壊日)以降に行われた重大な人権侵害について、責任者を訴追すること。
●カプタゴンを含む麻薬の生産および密輸の停止に向け、検証可能な措置を講じること。
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外務在外居住者省は、フェイスブックを通じて声明を発表した。
声明の内容は以下の通り:
シリア・アラブ共和国は、先週パルミラ(ヒムス県タドムル市)およびシリア北部で発生したテロ攻撃により死亡したシリアおよび米国の治安要員の犠牲者家族に対し、深甚なる哀悼の意を表する。
この損失は、テロ対策における国際協力を強化する必要性を改めて浮き彫りにするものである。
またシリアは、ダーイシュ(イスラーム国)と闘い、同組織にシリア領内でいかなる安全な隠れ家も与えないという確固たる決意を改めて確認する。
シリアは、同組織が脅威を及ぼすすべての地域において、軍事作戦を一層強化し続ける。
さらに、シリア・アラブ共和国は、民間人の保護と地域の安全および安定の回復に資するよう、米国および有志連合加盟国に対し、テロ対策におけるシリアの取り組みを支持するために参加するよう呼びかける。
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米中央軍(CENTCOM)は、公式サイトを通じて声明(20251219-02号)を出し、シリアでダーイシュ(イスラーム国)に対する「鷹の目打撃作戦」を開始したと発表した。
— U.S. Central Command (@CENTCOM) December 20, 2025
声明の内容は以下の通り。
先週土曜日に発生した米国および協力部隊に対する攻撃を受け、CENTCOMは、最高司令官の指示により、12月19日午後4時(米東部時間)にシリアにおいて、ダーイシュを標的とした「鷹の目打撃作戦」を開始した。
CENTCOM部隊は、戦闘機、攻撃ヘリコプター、砲兵部隊を用い、シリア中部の複数地点において70ヵ所以上の目標を攻撃した。ヨルダン軍も戦闘機による支援を行った。
本作戦では、既知のダーイシュのインフラおよび武器関連拠点を標的として、100発以上の精密誘導弾薬が使用された。
CENTCOM司令官ブラッド・クーパー海軍大将は次のように述べた。
「本作戦は、ダーイシュが米国本土に対するテロ計画や攻撃を扇動することを防ぐうえで極めて重要である。我々は、米国および地域のパートナーに危害を加えようとするテロリストを、今後も容赦なく追撃し続ける」。
12月13日に発生した米国およびシリア人要員に対する攻撃以降、米国および協力部隊は、シリアおよびイラクにおいて10件の作戦を実施し、23人のテロリスト要員を殺害または拘束した。
また、過去6ヵ月間で、シリアに展開する米国および協力部隊は、米国および地域の安全に対する直接的脅威となるテロリストを排除するため、80件以上の作戦を実施してきた。
— U.S. Central Command (@CENTCOM) December 20, 2025
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ドナルド・トランプ米大統領は、トゥルース・ソーシャルを通じて以下の通り発表した。
シリアにおいて、勇敢な米国の愛国者たちがダーイシュによって残虐に殺害されたことを受け、私はここに、約束どおり、責任のある殺人テロリストに対して、米国が極めて重大な報復を加えていることを発表する。私は今週初め、非常に厳粛な式典において、彼らの美しい魂を米国の地へと迎え入れた。我々は、シリアにおけるダーイシュの拠点に対して、非常に強力な攻撃を実施している。シリアは血に染まった地であり、多くの問題を抱えているが、ISISを根絶できれば、明るい未来を持つ場所である。シリア政府は、シリアに再び「偉大さ」を取り戻すために非常に懸命に取り組んでいる人物に率いられており、本件について全面的に支持している。米国人を攻撃するほど邪悪なすべてのテロリストに警告する――もしも、いかなる形であれ、米国を攻撃、あるいは脅迫するならば、これまで経験したことのないほど強烈な打撃を受けることになる。
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シリア人権監視団によると、米軍による爆撃は、ラッカ県東部、ダイル・ザウル県西部、ハサカ県シャッダーディー区にあるダーイシュの拠点を狙ったもの。
これによりユーフラテス川東岸に向けて無人航空機を発射させていたダーイシュのセルの指導者とそのメンバーら少なくとも5人が死亡、ダーイシュのインフラ施設や武器庫を標的となった。
攻撃の多くは、シリア民主軍から提供された諜報情報および報告に基づいて実施された。
ダイル・ザウル県に対する攻撃では、ダイル・ザウル航空基地周辺や、ダーイシュの元メンバーを多く擁する東部自由人運動の指導者だったアフマド・ハーイス(ハーティム・アブー・シャクラ)氏が率いる部隊(第86師団司令官)の拠点付近が攻撃対象となった。
ヒムス県農村部では、シリア軍の拠点から約2キロメートル離れたアムール山にあるダーイシュの拠点が攻撃された。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるユーフラテス川東岸のバーグーズ村でオートバイに乗った2人組が市民2人を銃で撃ち殺害した。
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ハマー県では、SANAによると、県東部のサブーラ町で、オートバイに乗った正体不明の武装グループによる無差別発砲事件が発生し、2人が死亡、3人が負傷した。
シリア人権監視団によると、住民らは、襲撃者がアフマド・シャルア移行期政権の部隊のメンバーで、宗派主義的動機によって犯行に及んだと非難しているという。
一方、内務省(フェイスブック)によると、県麻薬対策局が、ハマー市にある長距離バスターミナルで、サウジアラビアへ密輸される予定であった約2万6千錠のカプタゴン錠剤を発見、これを押収した。未然に阻止した。
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ダマスカス郊外県では、内務省(フェイスブック)によると、クドスィーヤー郡で内務治安部隊が治安作戦を実施し、スワイダー県およびシリア民主軍の支配地域に対する武器密輸に関与し、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがあるセルのメンバーを5人を逮捕、無人航空機1機、TNT爆薬重量1.5トンなどを押収した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県北部のフーラ市出身の若者2人が何者かによって殺害された。
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クナイトラ県では、SANA、シリア人権監視団によると、7両の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊が、西アフマル丘からクードナ村の道路を通過してアイン・ザイワーン村に侵入し、村の中心に臨時検問所を設置、その後撤退した。
また、ハマー型装甲車3両とハイラックス型車輛1両で構成される別の占領軍部隊が、県中部のアジュラフ村に侵入し、村内に臨時検問所を設置、その後撤退した。
さらに、SANAによると、5両の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊が、アドナーニーヤ村から侵入し、マンタラ・ダム沿いの道路を進んで、県北部のサアーイダ村に到達した。
一方、シリア人権監視団によると、軍用車輛4両から成るイスラエル軍部隊が、県中部のウンム・アザーム村、ムシャイリファ村方面へ侵入した。
また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍部隊が西アフマル丘の前哨基地に隣接するファトヤーン農場に侵入し、民家の捜索を行った。
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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、Xを通じて以下の通り発表した。
#عاجل في عملية ليلية: قوات لواء 474 تقبض على مشبوه يتم تحريكه من قبل داعش في الجنوب السوري
⭕️أنجزت كتيبة 52 التابعة للواء 474 خلال نهاية الأسبوع عملية ليلية في منطقة الرفيد في الجنوب السوري، وفي إطارها قبضت على شخص يشتبه بتورطه بالعمل الإرهابي ويتم تحريكه من قبل داعش.
⭕️تم… pic.twitter.com/JqL0qlByks
— افيخاي ادرعي (@AvichayAdraee) December 20, 2025
#速報 第474旅団の部隊はシリア南部での夜間作戦において、ダーイシュ(イスラーム国)によって操られているとみられる容疑者を拘束した。
第474旅団所属第52大隊は、週末にかけてシリア南部(クナイトラ県)のラフィード町地域で夜間作戦を実施し、テロ活動への関与が疑われ、ダーイシュによって動かされているとみられる人物を拘束した。
この作戦は、部隊504の現地捜査官の参加のもと実施され、容疑者は国内での取り調べのため引き渡された。
さらに、作戦の過程で戦闘手段(武器類)が発見され、押収された。
第210師団の部隊は、イスラエル国家の市民、特にゴラン高原の住民の安全を守るため、引き続き当該地域に展開している。
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