ザマーン・ワスル:ャラア暫定大統領は兄であるマーヒル・シャラア大統領府事務局長とハーズィム・シャラア最高経済開発評議会副議長を公職から解任する決定を下す見通し

ザマーン・ワスル(X)は、匿名情報筋の話として、アフマド・シャラア暫定大統領が、近く兄であるマーヒル・シャラア大統領府事務局長とハーズィム・シャラア最高経済開発評議会副議長の2名を近く公職から解任する決定を下す見通しだと伝えた。

この動きは、権力中枢の側近グループを再編し、縁故主義(ネポティズム)に対する批判を和らげる試みだという。

同情報筋によると、大統領府内では、この件について真剣な議論が行われており、シャルア暫定大統領自身が兄弟を要職に任命したことによる「政治的負担」を自覚しているという。

また、同情報筋によると、複数の指導的地位を兼任することを禁止し、また一親等の親族を主権的・機密性の高いポストに任命することを禁じる法的規制を整備するため、集中的な協議が行われているという。

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シャルア暫定大統領の父で経済学者のフサイン・シャルア氏は移行期政権に自由市場経済への依存を改めるべきと主張

アフマド・シャルア暫定大統領の父で経済学者のフサイン・シャルア氏は、フェイスブックに以下の通り綴り、移行期政権は自由市場経済への依存を改めるべきだと主張した。

シリアの人々は物価上昇を訴えており、それに伴ってシリア通貨の購買力が低下している。これは当然、インフレ指標の上昇を意味する。しかし、消費者である市民にとっては、このような経済用語は重要ではない。問題は「どうすればよいのか?」である。
答えは、市場が監督なしに放置されていることが明らかだという点にある。政府は、理論家たち(彼らが公式であれ宣伝家であれ)が唱える自由市場経済にとらわれている。ここが核心である。
商人と消費者の関係は弁証法的な関係であり、この関係には規制が必要である。どのようにか?
商人には利益率があり、利益を得る権利がある。損失を出すことや無償で働くことを望んでいるわけではない。しかし、強欲による専横や、思いのままの価格引き上げは大きな問題である。なぜなら、多くの口が食べることを必要としているからだ。
それはどのように実現されるのか?
市場に出回るすべての商品やサービスについて価格監視を再導入することである。これは商業省および消費者保護の任務である。ここに二重線を引く、すなわち「消費者保護」である。特に貧しい大多数の国民を守ることが重要である。
また、この省の「積極的介入」を再検討し、消費者が必要とするあらゆるものが揃う複合商業施設を再び設けるべきである。それらが省の管轄下にあれば、価格を統制できる。ただし、過去のように盗みの温床となり、本来の役割を果たさなかった経験を繰り返してはならない。
あるいは、国家の監督下で実効性のある協同組合を設立することも可能である。いずれの方法も実現可能である。
そして、強欲な者や消費者を疲弊させることを狙う者に好き放題させてはならない。これは可能な限り速やかに解決すべき問題である。
最後に、心に病を抱え、一般消費者を抑圧しようとする者たちの思い通りに市場を動かしてはならない。

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シリア人民抵抗:「イスラエルの戦闘機・航空機と西側諸国の治安機関はアサド政権崩壊時にシャルア現暫定大統領のダマスカス入りを支援・警護していた」

シリア人民抵抗は、テレグラムを通じて、「テロ組織」内部の独自消息筋から得た情報として、アサド政権が崩壊した2024年12月8日、イスラエル軍指導部がアフマド・シャラア現暫定大統領に連絡を取り、彼がダマスカスに入る道をイスラエルの戦闘機や情報機関の航空機によって確保、さらに西側諸国の治安部隊が同行し、警護にあたったと主張した。

同消息筋は、過去にもシリア人民抵抗に複数回協力し、情報を提供することで、いくつかの抵抗作戦の成功に貢献してきたという。

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シリア民主軍のアブディー総司令官は、国際母語デーを記念してビデオ声明を発表:「母語が民族の文化的および国民的アイデンティティを守る上で重要である」

ANHAによると、ロジャヴァ(西クルディスタン)各地で、国際母語デーを記念して大規模なデモが行われ、クルド語の保護と教育・文化生活における地位の強化を訴え、クルド語の憲法上の承認およびクルド語による教育の保障を基本的かつ正当な権利だと主張した。

デモが行われたのは、ハサカ県のハサカ市、カーミシュリー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、ダルバースィーヤ市、タッル・タムル町、アームーダー市、マアバダ(カルキールキー)町。

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シリア民主軍のマズルーム・アブディー総司令官は、国際母語デーを記念してSZKメディアを通じてクルド語によるビデオ声明を発表した。

声明のなかで、アブディー総司令官は、母語が民族の文化的および国民的アイデンティティを守る上で重要であると強調、クルド人が過去に大きな困難に直面したことを指摘し、バアス党政権時代にはクルド語が禁止され、表現の自由や文化遺産の保持に対する障害となっていたと述べた。

また、ロジャヴァ革命の最も重要な成果の一つは、いわゆる「言語の革命」であり、同地域を構成する諸民族が、クルド語をなどの諸語を自由に話すことを可能にした点であると説明、自治行政の文化・教育機関がこの路線を定着させる上で果たしていると評価した。

そのうえで、大統領令(政令)第13号を通じてクルド語が国語として承認されたことは、言語的・文化的アイデンティティを守る重要な一歩で、ロジャヴァにおいて過去数年間に達成された成果の結実であると述べた。

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ハマー市のアースィー広場で露天商らが露店の撤去と市郊外への移転決定に反対する抗議

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市のアースィー広場で露天商数十人が、露店の撤去と市郊外への移転決定に反対する抗議デモが行われた。

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スワイダー県では、ANHAによると、スワイダー市で数十人が安全な通路の開設、拘束者の釈放、集団墓地問題の調査開始、そして自決権の保障を求めて抗議活動を行った。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所が断食明け(イフタール)前に一時閉鎖され、旅行者の間に不満が広がった。

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米主導の有志連合がハサカ県カスラク村に設置している基地からの部隊の撤収を開始

ハサカ県では、NPAによると、米主導の有志連合が県北部のカスラク村に設置している基地からの部隊の撤収を開始した。

カスラク基地は、現在シリア国内にある有志連合の最大の拠点。

同サイトによる、基地からの装備移送作業は数日前に始まり、今後数日間でさらに拡大する見込みで、撤収作業はおよそ1ヵ月かかり、部隊はイラク・クルディスタン地域に向かう予定。

ただし、撤収が全面的なものか部分的なものかは、現時点では明らかになっていないという。

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『ウォールストリート・ジャーナル』:シャルア移行期政権の怠慢によりフール・キャンプから数千人が脱走、イスラーム国とつながりがある20,000人以上の拘束者が所在不明に

『ウォールストリート・ジャーナル』によると、米諜報機関が、アフマド・シャルア移行期政権によるフール・キャンプ掌握を受けて、ハサカ県のフール・キャンプに収容されていた15,000~20,000人がキャンプを離れたと見ていると伝えた。

現在、キャンプに残っているのは、1,000世帯未満で、移行期政権によるキャンプ掌握により、数千人が逃走、米情報機関は、イスラーム国とつながりがある20,000人以上の拘束者が現在シリア国内で所在不明になっていると見込みだという。

米情報機関の評価によると、大量脱走の主因は、移行期政権の怠慢にあるという。

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北・東シリア地域民主自治局の避難民難民局の共同代表を務めるシャイフムース・アフマド氏は、ルダウの取材に応じ、そのなかで自治局が現在も管理を続けているハサカ県のロジュ・キャンプについて、自治局とシリア民主軍が近い将来閉鎖することを決定し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などと調整を行っていると明らかにした。

ロジュ・キャンプには約40ヵ国からのイスラーム国構成員の家族730世帯、イラク人15世帯、シリア人11世帯が収容され、総数は約2,225人に達しているという。

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ダルアー県ブスラー・シャーム市の外出禁止令は解除されるも、同県で殺人などが相次ぐ

ダルアー県では、SANAによると、ブスラー・シャーム市で前日夜に県内務治安司令部によって発出され外出禁止令が終了、同市に平穏が戻った。

一方、ANHAによると、県中部のウスマーン町で、正体不明の武装グループがダルアー市のスポーツ連盟会長を務めていた男性を襲撃し、殺害した。

また、シリア人権監視団によると、ダルアー市郊外で内務治安局の隊員1人が同僚に銃で撃たれて死亡した。

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ヒムス県では、SANAによると、県の内務治安局は、クサイル市近郊で、内務治安要員を装い、シリア・レバノン国境で武装強盗を行っていた犯罪グループを逮捕、武器・弾薬、麻薬などを押収した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県東部出身の青年が何者かによって銃撃され、死亡した。

シリア人権監視団によると、内務治安局の部隊が県東部で原油積載した車両を焼却した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、イスラーム国と見られる武装グループがラッカ市郊外でアフマド・シャルア移行期政権の国防省の要員2名を銃撃し、殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県北部で、内務治安局の発砲により2人が死亡、3人が負傷した。

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シャルア移行期政権の技術代表団がカーミシュリー国際空港に到着、空港の治安監督任務を引き継ぐ

ハサカ県では、ANHAによると、アフマド・シャルア移行期政権の技術代表団がカーミシュリー国際空港に到着した。

代表団の派遣は包括停戦合意を受けたもので、ハサカ県のマルワン・アリー内務治安部隊司令官、内務治安局幹部のマフムード・ハリール・アリー氏らかなる。

これに関して、内務省(フェイスブック)は、同空港における治安監督の任務を引き継いだと伝えた。

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SANAによると、ハサカ県のヌールッディーン・アフマド知事は、同県におけるサービスおよび行政活動を再活性化するための一連の包括的措置を講じると発表し、安定の強化と各分野における市民の諸手続きの円滑化を目的とする一連の施策を実行していく方針を強調した。

声明の骨子は以下の通り:

・ハサカ市へ通じるすべての道路は、交通の安全および円滑な移動を確保するための必要な措置を完了した後、日曜日に開放される。
・ダマスカスから技術代表団が土曜日に到着する予定で、カーミシュリー国際空港の再稼働を完了する。
・県の専門委員会が、穀物取引製造公社における統合作業を監督し、法的手続きに従って解雇されていた職員の職場復帰を実施した。
・土曜日に県内の受刑者の一部を釈放するよう指示が出された。
・ハサカ県と首都ダマスカスを結ぶ陸路運行が再開され、今後の段階では各種サービス部門を再活性化するためのさらなる実務的措置が取られる予定である。

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SANAによると、大統領府広報局は、シリア民主軍との包括停戦合意を履行し、統合を実現するため、ズィヤード・アーイシュ准将を大統領特使に任命したと発表した。

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ANHAによると、クルド人およびアラブ人部族の長老や有力者の支援と参加のもと、ジャズィーラ地区で51人の受刑者が釈放された。

釈放には、アフマド県知事も立ち合い、演説を行い、現段階は、拘束や排除ではなく、寛容と建設の段階であると強調した。

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シャイバーニー外務在外居住者相はコルドーネ国連特別代表副官と会談

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者相は首都ダマスカスにおいて、クラウディオ・コルドーネ国連特別代表副官と会談し、シリアにおける人道状況の最新動向、国連との協力・調整強化の方途について協議し。

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SANAによると、ダイル・ザウル市、ハマー市、アレッポ市で、シリア軍部隊が、断食明け(イフタール)の時刻の到来を告げる「ラマダーン砲」を発射した。

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イスラエルのドゥルーズ派の最高宗教指導者のタリーフ師:「シリアのドゥルーズ派は依然として包囲されており、人道支援すらは許されていない」

タイムズ・オブ・イスラエルによると、イスラエルのドゥルーズ派の最高宗教指導者であるムワッファク・タリーフ師が北部のジュリス村でAFPのインタビューに応じ、シリアのドゥルーズ派が「依然として包囲されている。完全に取り囲まれている。私たちが届けようとしている支援を含め、いかなる人道支援も持ち込むことが許されていない」との述べ、依然として危機的状況にあるとの認識を示した。

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トランプ米大統領:「シリアの大統領は、本質的には、私がそこに就かせた」

『ザ・ンナショナル』によると、ドナルド・トランプ米大統領は、シリアのアフマド・アシャラア暫定大統領を自らが就任させたと述べた。

シリアにおけるクルド人の扱いに対する米国の対応について問われたトランプ大統領は、次のように語った。

シリアの大統領は、本質的には、私がそこに就かせたが、素晴らしい仕事をしている。彼は荒っぽい人物で、聖歌隊の少年のような人間ではない。だが聖歌隊の少年では務まらなかっただろう。シリアはまとまりつつあり、順調にまとまりつつある。

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リョサ UNHCR在シリア代表:ハフール・キャンプに収容されていたイラク人191人の本国への帰還を支援した

ゴンサロ・バルガス・リョサ 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)在シリア代表はXを通じて、19日にハサカ県のフール・キャンプに収容されていたイラク人191人の本国への帰還を支援したと発表した。

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シリア人民抵抗は「シリア革命」がシオニズム、帝国主義、ワッハーブ主義の過激思想のアジェンダのために「母なるシリア」を破壊することのみを目的とした陰謀だと主張

シリア人民抵抗は、テレグラムを通じて声明を発表した。

司令官ハーリド少佐の名のもとに発表された声明は、ドナルド・トランプ米大統領が、フォックス・ニュースとのインタビューで「シリアの大統領は、基本的には私が任命した人物だが、素晴らしい仕事をしている!」と述べたことがあると主張、これにより、いわゆる「シリア革命」が、独立国家としてのシリアを打倒し、シオニズム、帝国主義、ワッハーブ主義の過激思想のアジェンダのために「母なるシリア」を破壊することのみを目的とした陰謀であったが改めて証明されたと非難した。

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ハサカ県カーミシュリー市にあるアサーイシュの検問所に何者かが手榴弾を投げ込む

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市で、北・東シリア地域民主自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の検問所に何者かが手榴弾を投げ込んだ。

これを受けて、アサーイシュは捜索・掃討作戦を実施し2人を逮捕した。

また、シリア人権監視団によると、ダルバースィーヤ市南のカルカウィーヤ村の橋の下で、若者が遺体で発見された。

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ダイル・ザウル県ズィーバーン町で生活状況の悪化に抗議するデモが行われ、道路が封鎖

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ズィーバーン町で、生活状況の悪化に抗議するデモが行われ、道路が封鎖された。

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シリア人権監視団によると、各地で歯科医師らが、近年の卒業生の大幅増加と、公私両部門における雇用機会の現象に抗議し、医学部への学生の新規受け入れを求めて抗議デモを行った。

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ダルアー県ブスラー・シャーム市で旧シリア軍第8旅団のアフマド・アアウダ元司令官の農場周辺で銃撃戦が発生し、1人死亡、1人負傷


ダルアー県では、イナブ・バラディーによると、ブスラー・シャーム市で、アサド前政権下でロシアの支援を受けていた旧シリア軍第8旅団の元司令官アフマド・アアウダ氏の農場周辺で銃撃戦が発生し、1人が死亡、1人が負傷した。

第8旅団の元幹部(匿名)によると、アウダ氏の護衛部隊が襲撃者と交戦し、サイフ・ミクダード氏が死亡、またアフマド・シャルア移行期政権の国防省に所属するバハー・ミクダード氏が負傷した。

同サイトによると、死亡したミクダード氏とアウダ氏は個人的に対立しており、今回の襲撃は報復的動機によるものである可能性が高い。

活動家によると、ミクダード氏の兄は2023年に第8師団の構成員から「虚偽の容疑」をかけられ前政権に引き渡され、同氏の母親と姉妹が暴行を受けていた。

また、同年には、ミクダード氏本人も2度にわたって第8旅団の構成員による襲撃を受け、最初の襲撃で家族が重傷を負い、2ヵ月後の2度目の襲撃では兄が殺害されたとしていた。

なお、第8師団は2025年4月14日に解散を発表し、すべての人的・軍事的資源をアフマド・シャルア移行期政権の国防省へ引き渡している。

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これに関して、SANAは、事件を受けて、ブスラー・シャーム市内で夜間外出禁止令が出され、内務治安局の部隊が展開した。

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一方、シリア人権監視団によると、ダーイル市の内務治安局の隊員1人がタフス市へ向かう途中、正体不明の武装グループにより銃撃され重傷を負った。

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ダイル・ザウル市の歩行者用の橋が崩落

ダイル・ザウル県では、SANAによると、ダイル・ザウル市内の東ハウィーカ地区とアアルディー地区を結ぶ歩行者用のムハンマド・ドゥッラ橋が崩落し、複数名が負傷した。

シリア人権監視団によると、これにより子どもを含む3人が負傷した。

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シリア軍は、首都ダマスカスの無名戦士広場で日没の礼拝(マグリブ)の時刻を告げる「ラマダーン砲」発射行事を実施


SANAによると、シリア軍は、首都ダマスカスの無名戦士広場で日没の礼拝(マグリブ)の時刻を告げる「ラマダーン砲」発射行事を実施、披露した。

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SANAによると、内務省は、イドリブ県の内務治司令部に最新型車両117台を引き渡した。

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国民防衛部隊は19日に発生した尊厳の男たち運動元指導者のヤフヤー・ハッジャール氏の拉致事件への関与を認める

国民防衛部隊は、19日に発生した尊厳の男たち運動元指導者のヤフヤー・ハッジャール氏の拉致事件に関して、フェイスブックを通じて声明を発表した。

声明によると、同氏を拘束したグループが国民防衛部隊本部に彼を連行すると、山(ドゥルーズ山)の安全と安定を脅かそうと狙う一部の者たちが騒動を煽り、同部隊による誘拐だとする虚偽の噂を流布した。

だが、国民防衛部隊は、ハッジャール氏が指名手配を受けておらず、令状も発行されていなかったため、直ちに釈放したという。

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内務省省は決定第144号を発出し、クルド系市民にシリア国籍を付与することを規定した2026年法律第13号の規定を実施するための執行規則を定める

内務省(テレグラム)によると、同省は決定第144号を発出し、クルド系市民にシリア国籍を付与することを規定した2026年法律第13号の規定を実施するための執行規則を定めた。

決定は、2026年法律第13号の対象となる者のうちシリア国籍の取得を希望する者に対し、申請受付センターをダマスカス県、アレッポ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県の各県に1ヵ所、ハサカ県に5ヵ所設置されるセンターへ正式な個人申請、ないしは世帯申請を提出することを義務付けている。

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サイイダ・ザイナブ町を訪れていたアレッポ県ザフラー町出身のシーア派のイマームが令状なしで逮捕・連行

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、サイイダ・ザイナブ町を訪れていたアレッポ県ザフラー町出身のシーア派でモスクのイマームを務めるイブラーヒーム・アドナーン・カッサーブ氏が令状なしで逮捕され、連行された。

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イスラーム国は16日のダイル・ザウル県でのシャルア移行期政権の治安要員襲撃への関与を認める

ダイル・ザウル県では、ロイター通信によると、県東部のラギーブ村でアフマド・シャルア移行期政権の治安要員1人が死亡、1人が負傷した16日の襲撃事件に関して、イスラーム国がアアマーク通信、『ナブア』を通じて犯行を認める声明を発表した。

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シリア人民抵抗は声明で「大叙事詩の始まりが近づいている」と発表

シリア人民抵抗は、テレグラムにを通じて以下の通り発表した。

大叙事詩の始まりが近づいている。それは、真実の炎の下で蜃気楼が消えるように、シオニスト・ワッハーブ・米欧同盟をも消滅させるだろう!

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スワイダー県を脱出したハサン・ヤフヤー・アトラシュ氏は声明で「山(ドゥルーズ山)を守るための決断」だったと表明

ドゥルーズ派の名家であるアトラシュ家の指導者の1人でイラー宮殿の当主(アミーラ)であるハサン・ヤフヤー・アトラシュ氏はフェイスブックを通じて声明を発表した。

声明のなかで、アトラシュ氏は16日にスワイダー県からアフマド・シャルア移行期政権の支配地に脱出したことについて、「山(ドゥルーズ山)を守るための決断であり、誰かを正当化するものでも、誰かに屈するものでも、誰かの尊厳を取引するものでもない…。私は流血を止めるために出た…。密かに画策され、私と家族の排除を狙っていた内乱を防ぐために出た」と述べた。

また、「アトラシュ家には誰も誇張できない歴史がある」としたうえで、自身は「宗教はアッラーに、祖国はすべての人に」というスルターン・バーシャー・アトラシュの遺訓に忠実であると強調、「アトラシュ家は裏切りの家ではなく、立場を売ることもない」と主張した。

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尊厳の男たち運動元指導者のヤフヤー・ハッジャール氏が正体不明の武装グループによって一時拉致される

スワイダー24によると、ムジャイミル村近くで大きな爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、爆発は車で発生し、乗っていた1人が死亡した。

また、スワイダー24によると、正体不明の武装グループが尊厳の男たち運動の元指導者(2017~18年)であるヤフヤー・ハッジャール氏(アブー・ハサン)をシュナイラ村にある彼の農場で拉致した。

スワイダー24によると、その後、尊厳の男たち運動のメンバーらが、国民防衛部隊の司令部が設置されている第15師団基地近くで解放作戦を実施し、ハッジャール氏の解放に成功した。

一方、スワイダー24によると、拉致事件を受けるかたちで、尊厳の男たち運動は、スワイダー市中心部で警戒態勢を宣言した。

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シリア人権監視団:2026年大統領令(政令)第39号による恩赦は恣意的に適用されている

ムラースィルーンによると、18日に公布された2026年大統領令(政令)第39号による恩赦に基づき、イドリブ刑務所から第1陣の受刑者が出所した。

また、ムラースィルーンによると、ハマー中央刑務所からも受刑者が出所した。

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シリア人権監視団は、18日に公布された2026年大統領令(政令)第39号による恩赦について、ダマスカス郊外県アドラー刑務所の収監者への適用が恣意的に行われていると断じた。

同監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権を支持しているとされる受刑者や麻薬取引など重大刑事事件の受刑者が釈放される一方、アサド政権崩壊時にシリア・イラク国境で投降した軍人104人は、刑事上の理由ではなく、治安上の理由で依然として拘束されている。

また、恩赦の対象となっていない収監者の多くがアラウィー派である一方、昨年3月の沿岸部でのアラウィー派に対する虐殺に関与したとして拘束されたシリア人と外国人受刑者の釈放が記録しているという。

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ラッカ県では、イナブ・バラディーによると、ラッカ市のアクターン刑務所から、司法調査を終えた46人の拘束者が釈放された。

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2026年大統領令(政令)第39号による恩赦に基づき、アブー・ドゥジャーナ・トゥルキスターニーが釈放

シリア人権監視団などは、アブー・ドゥジャーナ・トゥルキスターニーが出所後、SNSで活動を再開したとして、その画像を転載した。

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アラビー21によると、トゥルキスターニーは数ヵ月前に拘束されていた。

トゥルキスターニーは釈放後、自宅内から撮影された動画に登場し、自身が利用していたSNSのアカウントにアクセスできなくなったと語った。

トゥルキスターニーは拘束前、TikTokとInstagramのアカウントで数千人のフォロワーを有していた。

昨年10月には、アジア系の別の戦闘員とともに刑務所内にいるトゥルキスターニーの写真がSNSで拡散されたが、彼らに対してどのような容疑がかけられているかは明らかにされなかった。

アブー・ドゥジャーナは中国のウイグル系ムスリムで、トルキスタン・イスラーム党のメンバー。

シリアにおける著名な外国人戦闘員の1人。

一方、RTによると、トゥルキスターニーの釈放は、18日に公布された2026年大統領令(政令)第39号による恩赦に基づくもの。

彼は10月に拘束され、イドリブ県の刑務所に収監されていた。

シャームFMはトゥルキスターニーが「沿岸部での虐殺」(昨年3月のアラウィー派への虐殺)への関与を背景に拘束されていたと伝えた。

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ヒムス市でアラウィー派のカップルが正体不明の武装グループの銃撃を受けて殺害される

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市アクラム・ジャディーダ(新ジャディーダ)地区にあるナーズィム・アトラシュ学校近で正体不明の武装グループがアラウィー派の男女に向けて実弾を発砲した。

撃たれたのは婚約中のカップルで、男性は死亡、女性が重傷を負った。

殺害された男性は、糖尿病を患っており、父親は2014年に拉致され、現在まで消息不明、また母親は約6ヵ月前に癌で死亡していた。

また、シリア人権監視団によると、重傷を負っていた女性もその後死亡した。

アラウィー山脈(X)によると、殺害されたのは、フドル・カラーキートとナダー・サーリムさんの2人。

ロンドン在住のデジタルクリエーターのハウラ・ガーズィー氏のフェイスブックによると、事件が起きたのは17日。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、県の内務治安局はルワイシド村にある簡易精製施設を急襲、操業を停止させ、一部設備を押収した。

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