Category Archives: レバノンの動き

レバノンのハリーリー首相は「シリア難民を帰国させることが我々にとっての最終解決だ」と述べ、バースィール外務大臣に同調(2018年6月12日)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は、ミーラーイ・ジラールUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)レバノン代表とフィリップ・ラッザーリーニー国連レバノン問題担当特別副調整官会談し、シリア難民への対応について意見を交わした。 … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「シリアは抵抗の枢軸の中核国家であり、その存在をかけた「テロとの戦い」に勝利した」(2018年6月8日)

レバノンのヒズブッラー書記長を務めるハサン・ナスルッラー氏は、世界エルサレムの日に合わせて、マナール・チャンネル(6月8日付)を通じてテレビ演説を行い、シリアに関して「抵抗の枢軸の中核国家」だと称賛、「7年にわたって、そ … Read More

レバノンのビッリー国民議会議長「シリアの解放と領土統一がイランとヒズブッラーのシリアからの撤退の唯一の条件」(2018年6月6日)

レバノンのナビーフ・ビッリー国民議会議長はスプートニク・ニュース(6月6日付)のインタビューに応じ、そのなかでイラン・イスラーム革命防衛隊やその支援を受ける民兵、そしてレバノンのヒズブッラーのシリア南部からの撤退を求める … Read More

レバノンのアルサール村長「シリア難民約3,000人が西カラムーン地方への帰国を希望している」(2018年6月2日)

レバノンのベカーア県バアルベック・ヘルメル郡アルサール村のバースィル・フジャイリー村長は『ハヤート』(6月3日付)に対して、同地の難民キャンプに身を寄せているシリア人約3,000人が、ダマスカス郊外県西カラムーン地方の自 … Read More

イスラエルの複数メディアはイスラエル軍戦闘機がヒムス県のヒズブッラーの拠点を爆撃、これに対してロシア軍戦闘機がレバノン上空でイスラエル軍機を迎撃したと伝える(2018年5月29日)

イスラエルの複数メディアやアナトリア通信(5月29日付)は、イスラエル軍戦闘機が28日午前2時頃、レバノン国境に近いヒムス県西部にあるヒズブッラーの拠点複数カ所を爆撃し、複数人が死傷したと伝えた。 同サイトによると、イス … Read More

レバノンのバースィール外務大臣は法律第10号に関して「一部の難民の帰還しかもたらさない」との懸念をムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣と国連のグテーレス事務総長に書簡で伝える(2018年5月26日)

レバノンのジュブラーン・バースィール外務大臣(自由国民潮流)は、3年半ばに施行された法律第10号に関して、シリアのワリード・ムアッリム副首相兼外務在外居住者大臣および国連のアントニオ・グテーレス事務総長に、「レバノンは、 … Read More

レバノンのハサン・ナスルッラー書記長「米英仏のシリア攻撃はOPCWが真実を明かす前に敢行された」(2018年4月15日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、13日に続いてテレビ演説を行い、14日の米英仏のシリア攻撃に関して、化学兵器禁止機関(OPCW)の専門家チームがダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市に到着し、真実 … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「ドゥーマー市の事件は「劇場」だ。トランプの脅迫でシリア、イラン、ロシア、地域の住民は恐れない」(2018年4月13日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ベイルート郊外のダーヒヤ地区で開催された「約束の忠誠」祭りに合わせてテレビ演説を行い、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として … Read More

武装したイスラエル軍無人航空機がレバノン領内に墜落する一方、SANAはダルアー県に対するイスラエル軍の爆撃に関する報道を否定(2018年3月31日)

『ハヤート』(4月1日付)などによると、31日深夜から1日未明にかけて、レバノンの南部県ビント・ジュバイル郡のバイト・ヤーフーン村に飛来したイスラエル軍の無人航空機2機のうち1機が操縦不能となり墜落、もう1機は空中で爆発 … Read More

クウェート日刊紙はアサド大統領がヒズブッラーに7県からの部隊撤退を要請(2018年3月13日)

クウェート日刊紙『ラアユ』(3月13日付)は、複数の匿名消息筋の話として、アサド大統領がヒズブッラーに対して、レバノン防衛やイスラエルとの闘争と直接関係がある地域を除いて、戦闘員を撤退させるよう要請した、と伝えた。 アサ … Read More

シリア政府の支配下に復帰したダマスカス郊外県バイト・ジン村に500世帯の住民が帰宅(2018年1月13日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月13日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団がイドリブ県およびダルアー県に退去し、シリア政府の支配下に復帰したバイト・ジン村および同地周辺の農場地帯の住民500世帯以上が避 … Read More

2017年にシリアで戦死したヒズブッラー戦闘員は172人(2018年1月4日)

イラン・イスラーム革命防衛隊に近いディファーア・プレス(1月4日付)は、2017年のシリア国内での戦闘で死亡したヒズブッラーの戦闘員・司令官の数が172人にのぼったを発表し、その写真を掲載した。 ドゥラル・シャーミーヤ( … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「シリアでの戦争は1、2年で終わる。ヒズブッラーのシリアからの撤退は戦争の結果にかかわっている…。イランの抗議デモは数日中に終息する」(2018年1月3日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長はマヤーディーン・チャンネル(1月3日付)の独占インタビューに応じ、「シリアでの戦争は1年、ないしは長くて2年で終わるだろう。ヒズブッラーの戦闘員のシリアからの退去は、戦 … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「抵抗枢軸はパレスチナを再び最優先事項とする」(2017年12月11日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、マナール・チャンネル(12月11日付)を通じて「アッラーはパレスチナが解放すると評価した:エルサレムはパレスチナの首都」と題したテレビ演説を行い、「抵抗枢軸」がパレスチナ問題に … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長はエルサレムをイスラエルの首都として承認したトランプ米大統領の決定を拒否、アラブ・イスラーム諸国に対立を解消し、インティファーダを行うよう呼びかける(2017年12月7日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は「愛すべきパレスチナは解放される」と題してテレビ演説を行い、ドナルド・トランプ米大統領が6日にエルサレムをイスラエルの首都として承認したことを非難し、「パレスチナのための新たなイ … Read More

レバノンのアウン大統領とハリーリー首相はともにエルサレムをイスラエルの首都として承認したトランプ米大統領の決定を拒否(2017年12月6日)

レバノンのミシェル・アウン大統領とサアド・ハリーリー首相は、ドナルド・トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として承認したと発表したことを批判した。 アウン大統領はツイッターを通じて「地域における和平プロセスのス … Read More

レバノンのハリーリー首相は辞意を正式に撤回(2017年12月5日)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は、サウジアラビア訪問中の11月4日に突如表明した辞意を撤回すると正式に表明した。 撤回発表は、緊急閣議(ミシェル・アウン大統領が議長)での決定を受けたもの。 ハリーリー首相は、記者団を前 … Read More

アサド大統領はハリーリー首相が任命したザヒーヤー・レバノン新大使と会談(2017年11月23日)

アサド大統領は、ヨルダンのサアド・ハリーリー首相が10月29日に駐シリア・レバノン大使に任命し、首都ダマスカスに着任したサアド・ザヒーヤー氏(前外務省事務財務局長)の信任状捧呈式に出席、その後同氏と面談した。 式にはワリ … Read More

アウン大統領はハリーリー首相と会談し、辞職受理を固辞(2017年11月22日)

21日に帰国したサアド・ハリーリー首相は、大統領宮殿でミシェル・アウン大統領と会談し、自らの辞意表明に対する説明を行った。 会談後、ハリーリー首相は「大統領と私の辞職について協議した。大統領は私の辞職を受理する前に…協議 … Read More

ハリーリー首相が3週間ぶりにレバノンに帰国、エジプトのスィースィー大統領とサウジアラビアとイランの緊張関係から距離を置く必要があることを確認(2017年11月21日)

サウジアラビア訪問中の11月4日に突如辞意を表明し、一時は首都リヤドに軟禁されていると報じられたサアド・ハリーリー首相が、フランスを発ち、エジプトとキプロスを経て、21日晩にベイルートのラフィーク・ハリーリー国際空港に到 … Read More

レバノンのアウン大統領「ハリーリー首相はサウジで拘束されている」、バハー・ハリーリー氏「ヒズブッラーがレバノンを支配しようとしている」(2017年11月15日)

レバノンのミシェル・アウン大統領は、4日に訪問先のサウジアラビアで突如として辞意を表明したサアド・ハリーリー首相に関して、サウジアラビアで拘束されていると判断せざるを得ないとの見方を示した。 アウン大統領は、帰国の意思を … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「ハリーリー首相辞任の理由はサウジ国内にある」(2017年11月5日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、マナール・チャンネル(11月5日付)を通じて演説を行い、4日に滞在先のサウジアラビアで辞意を表明したサアド・ハリーリー首相に関して、「ハリーリー首相を辞任に追いやるような理由は … Read More

レバノンのサアド・ハリーリー首相は滞在先のサウジアラビアでイランを批判し辞意を表明(2017年11月4日)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は滞在先のサウジアラビアからアラビーヤ・チャンネル(11月4日付)を通じて声明を出し、辞意を表明した。 ハリーリー首相は声明のなかで「イランがレバノン、シリア、イラク、バーレーン、イエメン … Read More

レバノンのハリーリー首相、「化学兵器を使用したアサド政権」支配下のシリア駐在大使を新たに任命(2017年10月29日)

レバノンのサアド・ハリーリー首相は、サアド・ザヒーヤー氏(外務省事務財務局長)を駐シリア・レバノン大使に新たに任命し、シリア政府にその旨通知した。 駐シリア大使は、ミシェル・フーリー氏が務めていた。 この人事に関して、ア … Read More

イラク人民動員隊代表団がドゥルーズ派の研究センターを訪問(2017年9月5日)

イラクの人民動員隊の一つヌジャバー運動の代表団が、ダマスカス郊外県ジャルマーナー市を訪問し、タウヒード(ドゥルーズ)研究調査センターのラビーア・ザフルッディーン所長と会談した。 クッルナー・シュラカー(9月5日付)による … Read More

ヒズブッラーのナスルッラー書記長「シリア・レバノン国境地帯でのダーイシュ掃討はシリアとの協力に基づく第2の解放で、米国とイスラエルは自らの計画の失敗に憤慨している」(2017年8月31日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、レバノンの首都ベイルート郊外ダーヒヤで催された「第2の解放記念祭」でビデオ・メッセージを発し、レバノン・シリア国境からダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構(旧ヌスラ戦線 … Read More

イラクのアバーディー首相は、戦闘員退去を骨子とするヒズブッラーとダーイシュの停戦合意を「受け入れられない」と非難(2017年8月29日)

イラクのハイダル・アバーディー首相は、毎週定例のプレス向けのブリーフィングで、シリアのダマスカス郊外県西カラムーン地方およびレバノンのベカーア県バアルベック郡で活動を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員と家族のダ … Read More

ヒズブッラー、シリア軍との停戦合意に従い、シリア・レバノン国境から退去したダーイシュ戦闘員とその家族がダイル・ザウル県に到着(2017年8月29日)

ヒズブッラーの中央戦争広報局は、28日にレバノンのベカーア県バアルベック郡ラアス・バアルベック村無人地帯とシリアのダマスカス郊外県西カラムーン地方カーラ市無人地帯で活動を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)戦闘員とその家 … Read More

シリア・レバノン国境地帯で活動を続けてきたダーイシュ戦闘員とその家族がシリア軍、レバノン軍、ヒズブッラーとの停戦合意を受けてダイル・ザウル県方面に退去(2017年8月28日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月28日付)によると、シリア軍とヒズブッラーが西カラムーン地方のカーラ市無人地帯で活動を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)と停戦に合意したことを受け、ダーイシュ戦闘員とその家族合わせて … Read More

シリア軍とヒズブッラーはダマスカス郊外県西カラムーン地方のダーイシュ戦闘員を退去させることでダーイシュと停戦、レバノン軍もベカーア県バアルベック郡で同様の合意に向けて戦闘を停止(2017年8月27日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月27日付)がシリア軍消息筋の話として、ヒズブッラーや予備部隊とともに西カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続してきたシリア軍が、ダーイシュと戦闘員を同地からシ … Read More