北・東シリア自治局渉外関係委員会はフランスとロシアにダーイシュ・メンバーの家族88人の身柄を引き渡す(2022年10月20日)

ハサカ県では、ANHA(10月20日付)によると、北・東シリア自治局渉外関係委員会がカーミシュリー市でフランス外務省の使節団(ステファン・ロマテ同省危機管理支援局長が代表)と会談し、フランス国籍のダーイシュ(イスラーム国)・メンバーの妻子55人の身柄を引き渡した。

身柄が引き渡されたのは女性15人と子ども40人。

フランス外務省使節団は、19日にカーミシュリー市を訪問し、北・東シリア自治局渉外関係委員会のファナル・カイート共同副委員長、ルービール・バフウ委員、ハーリド・イブラーヒーム委員と会談していた。

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また、北・東シリア自治局渉外関係委員会のハーリド・イブラーヒーム委員が、カーミシュリー市で、ロシア大統領府の子供の権利のための弁務官を務めるマリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ氏と会談し、ロシア国籍のダーイシュ(イスラーム国)・メンバーの子ども38人の身柄を引き渡した。

AFP, October 20, 2022、ANHA, October 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2022、Reuters, October 20, 2022、SANA, October 20, 2022、SOHR, October 20, 2022などをもとに作成。

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「シリア難民・避難民の帰還に関する国際会議」の第5回シリア・ロシア合同会合が4日間の日程を終えて閉幕:西側諸国によるシリアへの違法な一方的制裁、シリアの天然資源の盗奪が、難民とIDPsの帰還を阻害していると非難(2022年10月20日)

10月17日に首都ダマスカスのコンベンション・センター(ウマウィーイーン宮殿)で開幕した「シリア難民・避難民の帰還に関する国際会議」の第5回シリア・ロシア合同会合が4日間の日程を終えて閉幕した。

最終日となる20日には、コンベンション・センターで、ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会の合同会合が開催された。

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フサイン・マフルーフ地方行政環境大臣は、ロシアとの連携のもとに難民、国内避難民(IDPs)の帰還を引きつづき奨励することを確認するとともに、2018年以降500万人以上が西側諸国による一方的制裁などを通じた妨害にもかかわらず帰還を果たしたと成果を強調した。

また、米国がシリアの天然資源や農産物を盗奪し、「分離主義テロ組織」を支援していると非難した。

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ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、今回の会合が難民とIDPsの帰還促進の支えになるとしたうえで、会合に対するロシアの支援を高く評価した。

ミクダード外務大臣は、これまでに2022年法令第7号を含む22の恩赦を実施し、国内での和解、社会復帰、そして難民とIDPsの帰還を促してきたことを強調する一方、一部諸外国がテロ支援などを通じて難民帰還に向けたシリアや友好国の努力を妨害していると批判した。

そのうえで、人権問題に関心を示す国々が、越境(クロスボーダー)支援から境界経由(クロスライン)支援への移行や生活インフラへの早期復旧プロジェクトの実施を定めた国連安保理決議第2642号に沿って支援を行う必要があると述べた。

また、ウクライナ情勢に関して、ロシアの安全保障と安定に対する西側の独断的な敵対行動が主因だと述べた。

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ロシアのアレクサンドル・ラヴレンチエフ・シリア問題担当大統領特使は、ロシアが引きつづき、国民の困難や欧米諸国の制裁を克服しようとするシリア政府の試みと、「テロとの戦い」を続けるシリア軍を支援すると表明するとともに、国際社会にシリアの人道状況を改善するため、実効的な措置を講じるよう呼びかけた。

また、シャーム解放機構によるアレッポ県北部への勢力拡大に関して、トルコがシャーム解放機構を「穏健な反体制派」にしたてようとしていると非難した。

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ロシア国防省のミハイル・ミジンツェフ次官はオンラインで会合に参加し、ロシアの支援のもとにシリアがテロを敗北させたことで、復興と難民・IDPs支援がシリア・ロシア両国にとって共通の優先的な関心事となっているとしたうえで、西側諸国の違法な一方的制裁が国民の苦難と難民帰還阻止の主因となっていると述べた。

このほか、ロシアのオレグ・ゴルシニン・ロシア合同連携センター議長(大佐)、マリア・ルヴォヴァ=ベロヴァ・大統領府子供の権利のための弁務官、ウラジミール・グテネフ下院(ドゥーマ)使節代表、カズベク・タイサエフ下院第1副議長、デニス・グリポフ教育副大臣、ピョートル・パニコフ・ニジニ・ノヴゴロド州知事、シリアのアイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ヤースィル・アフマド社会問題労働省次官、ハーリド・アルカスースィー・シリア・アラブ赤新月社事務総長が演説を行った。

https://www.youtube.com/watch?v=qFnwe34mF3U

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ロシア合同連携センターとシリア国外難民帰還調整委員会の会合の閉会に合わせて声明を発表し、西側諸国によるシリアへの違法な一方的制裁、シリアの天然資源の盗奪といった行為が、国内避難民(IDPs)と難民の帰還を妨げ、数百万におよぶシリア人の苦難をもたらしていると非難、日常生活を回復するためにシリアが講じている措置が、国を強制的に追われた避難民の帰還にふさわしい状況を作り出すと強調した。

声明では、2018年以降に413,527人の難民がシリアへの帰国を果たすとともに、会合開催前日から21日までの間に、ロシア側から170トンの人道支援が提供されるとして両国の連携の成果を強調する一方、米国がシリアでの日産石油生産量の80%にあたる66,000バレルの石油を連日シリア国内から盗奪していると指弾した。

また、越境人道支援が、テロ組織の支援につながっており、シリアの危機を解決することに示唆内と警鐘を鳴らした。

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SANA(10月20日付)が伝えた。

AFP, October 20, 2022、ANHA, October 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2022、Reuters, October 20, 2022、SANA, October 20, 2022、SOHR, October 20, 2022などをもとに作成。

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フール・キャンプに収容されていたイラク人161世帯659人がイラクに移送(2022年10月18日)

シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県のフール・キャンプに収容されていたイラク人161世帯659人が、イラク政府と自治局の連携により、イラクへと移送された。

イラクに移送されるイラク人は当初は162世帯666人を予定していたが、イラク側が1世帯17人の帰国を拒否した。

帰国拒否の理由は不明。

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ANHA(10月19日付)によると、フール・キャンプで2022年8月に行われた統計によると、キャンプには54,390人が今も収容されている。

内訳はイラク人27,816人、シリア人18,483人、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族8,091人。

AFP, October 18, 2022、ANHA, October 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 18, 2022、Reuters, October 18, 2022、SANA, October 18, 2022、SOHR, October 18, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた若い男性6人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年10月17日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた若い男性6人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、スワイダー県に通じる密輸ルートを経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, October 17, 2022、ANHA, October 17, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 17, 2022、Reuters, October 17, 2022、SANA, October 17, 2022、SOHR, October 17, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米国がルクバーン・キャンプへの人道支援を妨害していると非難(2022年10月14日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプへの和解調整センターや国際人道機関による人道支援物資の配給や医療・教育サービスの提供が米軍の妨害を受け、同キャンプの人道状況が依然として深刻な状態にあると発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月14日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 14, 2022をもとに作成。

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トルコ内務副大臣:シリア北部の人口はトルコからの難民帰還で130万人から210万人に倍増(2022年10月13日)

トルコのイスマイル・シャタクル内務副大臣は、トルコからシリア難民52万6000人が新たにシリアに帰国し、シリア北部の反体制派支配地域の人口が130万人から210万人に倍増したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2022、ANHA, October 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 13, 2022、Reuters, October 13, 2022、SANA, October 13, 2022、SOHR, October 13, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた3家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年10月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた3家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

脱出したのはズアイダート部族。

AFP, October 11, 2022、ANHA, October 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 11, 2022、Reuters, October 11, 2022、SANA, October 11, 2022、SOHR, October 11, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年10月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, October 8, 2022、ANHA, October 8, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 8, 2022、Reuters, October 8, 2022、SANA, October 8, 2022、SOHR, October 8, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた26家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年10月5日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた26家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

脱出した家族はバニー・ハーリド部族、アムール部族、ナイーム部族、ファワーイラ部族で、女性3人、若い男性3人が含まれているという。

AFP, October 5, 2022、ANHA, October 5, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 5, 2022、Reuters, October 5, 2022、SANA, October 5, 2022、SOHR, October 5, 2022などをもとに作成。

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タンフ国境通行所の基地内で米軍による革命特殊任務軍司令官交代に抗議するデモを行っていた同軍メンバーらが米軍の決定を受諾(2022年10月4日)

ドゥラル・シャーミーヤ(10月4日付)によると、米軍による革命特殊任務軍のムハンナド・タラーア司令官解任とムハンマド・ファリード・カースィム氏の新司令官任命を拒否し、ヒムス県タンフ国境通行所の米軍(有志連合)基地内で抗議デモを続けていた革命特殊任務軍の一部メンバーとルクバーン・キャンプの国内避難民(IDPs)は、カースィム氏の新司令官任命を受入れ、デモを終了した。

また、これを受けて、米軍(有志連合)の部隊は基地に対する包囲を解除した。

AFP, October 4, 2022、ANHA, October 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 4, 2022、Reuters, October 4, 2022、SANA, October 4, 2022、SOHR, October 4, 2022などをもとに作成。

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シリア人権監視団:ルクバーン・キャンプのIDPsの大多数は革命特殊任務軍のタラーア司令官らによる犯罪を非難、米軍による解任を支持(2022年10月2日)

シリア人権監視団は、複数筋の情報として、米中央軍(CENTCOM)が9月24日に革命特殊任務軍のハンナド・アフマド・タラーア司令官(大佐)を解任し、ファリード・フサーム・カースィムを新司令官に任命したことに関して、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯(55キロ地帯)にあるルクバーン・キャンプに身を寄せる国内避難民(IDPs)の大多数は、この決定を支持していると発表した。

タンフ国境通行所に設置されている米軍(有志連合)の基地内では、タラーア司令官の解任撤回を求めるルクバーン・キャンプのIDPsが抗議デモを続けている。

だが、IDPsの大多数は、タラーア司令官を筆頭とする革命特殊任務軍の司令官らが、住民の逮捕・拘束、「税」の徴収、家屋の焼き討ち、恐喝などといった犯罪を行っていると非難、抗議デモを行っているIDPsについては、「密輸業者」で革命特殊任務軍の協力者と見ているという。

AFP, October 2, 2022、ANHA, October 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2022、Reuters, October 2, 2022、SANA, October 2, 2022、SOHR, October 2, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年10月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, October 2, 2022、ANHA, October 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2022、Reuters, October 2, 2022、SANA, October 2, 2022、SOHR, October 2, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプのIDPsが革命特殊任務軍司令官の解任取り消しを求めて米軍基地内に進入、米軍は戦闘機を低空飛行させ強制排除を試みる(2022年9月28日)

ヒムス県では、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの自治を担うルクバーン・キャンプ地元評議会によると、タンフ国境通行所の米軍(有志連合)の基地の前で、米国による革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官の解任取り消しを求めて、26日から座り込みデモを続けているキャンプの国内避難民(IDPs)が、基地内に入り込み、抗議行動を続けた。

シリア人権監視団などによると、IDPsらが基地内に入ったことに対処するため、有志連合の戦闘機1機が飛来し、音速で低空飛行し、強制排除を試みたという。

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0NjCUN1AQ8AVaUjhhkyGeEpiRRyjgQPG6nTwFeKCoDPijzgCKGmSirHpQdqCJ7M5Fl

https://www.facebook.com/watch/?v=402800132034763

https://www.facebook.com/watch/?v=1485436865297563

https://www.facebook.com/watch/?v=660464875422600

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0m8UHb9F8wAZXsX2eqUtbTLUtqUXtGAkhmK7B3FqTQoPwyatJVwfjHgBM12oDiVYbl

https://www.facebook.com/Local.Counsil/videos/366770592241530/

https://www.facebook.com/watch/?v=621385813032377

https://www.facebook.com/watch/?v=1165457614324122

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid02DpxgwXzUSuiMWXbusnC1LEgy8mBQYLinuc9CxvknZNMuNnEjhPZBH9hkEMzECEYbl

https://www.facebook.com/watch/?v=3351194331836422

https://www.facebook.com/Local.Counsil/videos/430046732449255/

AFP, September 28, 2022、ANHA, September 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2022、Reuters, September 28, 2022、SANA, September 28, 2022、SOHR, September 28, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの地元評議会代表は米国による革命特殊任務軍司令官解任を拒否(2022年9月27日)

米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの自治を担うルクバーン・キャンプ地元評議会ムハンマド・アフマド・ダルバース・ハーリディー議長は、革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官解任取り消しを駐留米軍に求めるために26日から続けている座り込みデモの現場で声明を出し、キャンプの名士、市民社会の代表、そして地元評議会を代表して、革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官解任を拒否すると表明、その再任命を求めた。

https://www.facebook.com/watch/?v=1250506879058287

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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ヨルダンから強制退去させられた難民が米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに(2022年9月27日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヨルダンで避難生活をしていたシリア人家族と若い男性2人が強制退去を余儀なくされ、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプに移動した。

この家族は、ヒムス県ヒムス市ワアル地区出身、また2人の若い男性はダルアー県ダルアー市出身だという。

AFP, September 27, 2022、ANHA, September 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 27, 2022、Reuters, September 27, 2022、SANA, September 27, 2022、SOHR, September 27, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプのIDPsが米国による革命特殊任務軍司令官解任の取り消しを求めて、米軍基地前で座り込みデモを開始(2022年9月26日)

米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地域)内にあるルクバーン・キャンプの自治を担うルクバーン・キャンプ地元評議会は、フェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/Local.Counsil/)などを通じて、タンフ国境通行所の基地前で、キャンプの危機的状況を根本的に解消する策の実施と革命特殊任務軍のムハンナド・アフマド・タラーア司令官解任取り消しを駐留米軍に求めるための座り込みデモを実施していると発表した。

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0BtNCjokzjHxuUWrEMC7biXo5U2CRYp4RTy1FYH4CP9NF3dZLT3P7sfD4HNX9aB9ql

https://www.facebook.com/watch/?v=1264787064353932

https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0KdDi4miiLBPRTsFSK6e2LDNA3Z7SQhkoao1uNrf7fCifmiSNBT9pPQqkN3mDzbLol

AFP, September 26, 2022、ANHA, September 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 26, 2022、Reuters, September 26, 2022、SANA, September 26, 2022、SOHR, September 26, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年9月25日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, September 25, 2022、ANHA, September 25, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 25, 2022、Reuters, September 25, 2022、SANA, September 25, 2022、SOHR, September 25, 2022などをもとに作成。

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タルトゥース県エルワード島近くのシリアの領海内で難民を乗せたボートが沈没、36人死亡(2022年9月22日)

シリア人権監視団によると、タルトゥース県エルワード島近くのシリアの領海内で、レバノンのタラーブルス港からキプロスに向かって航行していたボートが沈没した。

ボートには、欧州に逃れようとしていたシリア人、レバノン人など120~150人ほどが乗船していた。

シリアの救援チームが漁船の支援を受けて、子どもと女性15人を含む20人を救出し、タルトゥース市内の病院に移送される一方、36人が遺体で発見された。

タルトゥース港に駐留しているロシア軍は捜索には参加しなかった。

午後4時頃に最初の遺体が発見されてから6時間が経ち、シリア軍のヘリコプター1機が事故現場上空で、生存者の捜索を行ったが、その後、捜索は打ち切られた。

AFP, September 22, 2022、ANHA, September 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 22, 2022、Reuters, September 22, 2022、SANA, September 22, 2022、SOHR, September 22, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年9月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, September 21, 2022、ANHA, September 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2022、Reuters, September 21, 2022、SANA, September 21, 2022、SOHR, September 21, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年9月18日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, September 18, 2022、ANHA, September 18, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 18, 2022、Reuters, September 18, 2022、SANA, September 18, 2022、SOHR, September 18, 2022などをもとに作成。

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バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)に欧州への移住を希望して約290人が殺到、入国を拒否されて、「平和のキャラバン」と称して再度出国を求めたが、シャーム解放機構の治安要員の暴行を受けて阻止(2022年9月12日)

イドリブ県では、アラビー・ジャディード(9月12日付)、シリア人権監視団によると、トルコとの国境に面するバーブ・ハワー国境通行所に、トルコ経由での欧州への移住を希望して約290人が殺到したが、出国を拒否された。

これを不服する数十人が「平和のキャラバン」と称して再度出国を求めようとしたが、同地に駐留するシャーム解放機構の治安要員が暴行を加えてこれを阻止した。

シャーム解放機構の治安要員はまた、同行していたメディア活動家のカメラを没収した。

https://twitter.com/hareth003/status/1569258970111688707

https://www.facebook.com/watch/?v=613201146855742

https://www.facebook.com/watch/?v=618613126314756

https://www.facebook.com/watch/?v=472893474746906

AFP, September 12, 2022、ANHA, September 12, 2022、al-‘Arabi al-Jadid, September 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2022、Reuters, September 12, 2022、SANA, September 12, 2022、SOHR, September 12, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア自治局支配下のハサカ県のワーシューカーニー・キャンプでオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、子ども3人死亡(2022年9月12日)

ハサカ県では、SANA(9月12日付)、ANHA(9月12日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市の西に位置する北・東シリア自治局支配下のトゥワイナ村の国内避難民(IDPs)キャンプ(ワーシューカーニー・キャンプ)でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、子ども3人が死亡、複数が負傷した。

AFP, September 12, 2022、ANHA, September 12, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2022、Reuters, September 12, 2022、SANA, September 12, 2022、SOHR, September 12, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年9月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, September 11, 2022、ANHA, September 11, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 11, 2022、Reuters, September 11, 2022、SANA, September 11, 2022、SOHR, September 11, 2022などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の支配地で避難生活を送っていたイドリブ県の住民23世帯が、アレッポ県マンビジュ市南西に設置されているターイハト・トゥワイマート村(ターイハ村)の通行所を経由して、政府支配下の村に帰還(2022年9月10日)

イドリブ県では、SANA(9月10日付)によると、北・東シリア自治局の支配地で避難生活を送っていたイドリブ県の住民23世帯が、アレッポ県マンビジュ市南西に設置されているターイハト・トゥワイマート村(ターイハ村)の通行所を経由して、車に家財道具を積んで、シリア政府支配下の県東部の村に帰還した。

兵役を忌避した住民も、イドリブ県のハーン・シャイフーン市に先週設置された和解センターで社会復帰手続きを済ませる予定だという。

これに関して、シリア人権監視団は9日、帰還したのはほとんどが高齢者が、シリア政府に財産を没収されるのを恐れての帰還だと主張した。




AFP, September 10, 2022、ANHA, September 10, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 10, 2022、Reuters, September 10, 2022、SANA, September 10, 2022、SOHR, September 10, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた6家族38人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、政府の支配地に脱出(2022年9月9日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた6家族38人が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

6家族のうち3家族はバニー・ハーリド部族、3家族はアムール部族。

AFP, September 9, 2022、ANHA, September 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2022、Reuters, September 9, 2022、SANA, September 9, 2022、SOHR, September 9, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年9月4日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた4家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

4家族のうち2家族はヒムス県カルヤタイン市出身者、1家族はアムール部族、1家族はナイーム部族。

AFP, September 4, 2022、ANHA, September 4, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2022、Reuters, September 4, 2022、SANA, September 4, 2022、SOHR, September 4, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県タッル・アブヤド市などから1,470人が北・東シリア自治局支配地域への強制退去を余儀なくされる(2022年9月3日)

ANHA(9月3日付)は、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域に居住していた国内避難民(IDPs)1,470人が、新たに北・東シリア自治局ギレ・スピ(タッル・アブヤド)地区の支配下にあるラッカ県のアイン・イーサー市一帯地域への強制退去を余儀なくされたと伝えた。

ANHAによると、強制退去させられたIDPsは、アレッポ県、ダマスカス郊外県東グータ地方、ダイル・ザウル県、イドリブ県の出身者。

トルコ占領下のタッル・アブヤド市、スルーク町、ハマーム・トゥルクマーン村などから強制的に退去させられた。

8月にも4回にわたって4,181人のIDPsがトルコ占領地から北・東シリア自治局支配地へと強制退去させられているという。

AFP, September 3, 2022、ANHA, September 3, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2022、Reuters, September 3, 2022、SANA, September 3, 2022、SOHR, September 3, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族、若い男性多数と女性3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境や健康不良を理由に、政府の支配地に脱出する一方、有志連合使節団がキャンプを初めて視察(2022年9月2日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていたバニー・ハーリド部族の2家族、若い男性多数と女性3人が、キャンプ内の劣悪な生活環境や健康不良を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

一方、米主導の有志連合の使節団がルクバーン・キャンプを初めて訪問し、キャンプ内の状況を視察した。

なお、革命特殊任務軍は9月1日、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/MaghaweirThowra/)で同軍と有志連合がルクバーン・キャンプの病人たちを受入れ、診察、投薬を行ったと宣伝していた。

AFP, September 2, 2022、ANHA, September 2, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2022、Reuters, September 2, 2022、SANA, September 2, 2022、SOHR, September 2, 2022などをもとに作成。

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アズラク難民キャンプで避難生活を送っていたシリア人がナスィーブ国境通行所(ジャービル国境通行所)を経由して新たに帰国(2022年8月31日)

SANA(8月31日付)によると、ヨルダンのアズラク難民キャンプで避難生活を送っていたシリア人が、シリア側の関係当局が用意したバスに乗って、ダルアー県のナスィーブ国境通行所(ヨルダン側はジャービル国境通行所)を経由して新たに帰国した。

今回帰還したのは、ダマスカス県、ダイル・ザウル県から避難していた難民。

AFP, August 31, 2022、ANHA, August 31, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2022、Reuters, August 31, 2022、SANA, August 31, 2022、SOHR, August 31, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年8月30日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

AFP, August 30, 2022、ANHA, August 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2022、Reuters, August 30, 2022、SANA, August 30, 2022、SOHR, August 30, 2022などをもとに作成。

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