Monthly Archives: 9月 2019

反体制派が支配するイドリブ県、アレッポ県北部で制憲委員会(憲法委員会)の設置を拒否するデモが発生(2019年9月27日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(9月27日付)によると、イドリブ市、マアッラト・ヌウマーン市、サルマダー市、カフルタハーリーム町、カッリー町、ミシュミシャーン村で金曜日の集団礼拝後に政権打倒やロシアやイランの排除 … Read More

ダイル・ザウル県でYPG主体のシリア民主軍の退去、体制打倒を求めるデモが発生(2019年9月27日)

ダイル・ザウル県では、SANA(9月27日付)によると、県南東部ユーフラテス川東岸のジュダイダト・バカーラ村で住民が抗議デモを行い、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の退去を求めた。 デモは、シリア民主軍が有志連合を … Read More

シャーム解放機構が支配するイドリブ県東部で政府支配地域への住民の避難を認めるよう求める抗議デモ(2019年9月27日)

イドリブ県では、SANA(9月27日付)によると、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が、アブー・ズフール町に設置されている「人道回廊」を経由して反体制派支配地域からシリア政府支配地域に避難しようとする住民に … Read More

シリア問題にかかる小グループ外相は声明で政治プロセスを加速させるよう求める(2019年9月27日)

国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問中の米国、英国、フランス、ドイツ、エジプト、ヨルダン、サウジアラビアの外務大臣(シリア問題にかかる小グループ)は、シリア情勢への対応を協議するための会合を開き、23日に制憲委員 … Read More

ルクバーン・キャンプ総務政治関係委員会は国連・シリア赤新月社との会談を拒否(2019年9月27日)

米国の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)によってシリア政府支配地域と隔てられているヨルダン北東部のルクバーン・キャンプの総務政治関係委員会は声明を出し、人道支援のためにキャンプに入った国連および … Read More

イドリブ県での戦闘収束を受けて国内避難民5,467人が県南部に帰村(2019年9月27日)

反体制組織のシリア対応調整者は声明を出し、8月31日にシリア・ロシア両軍が一方的停戦を発効し、反体制派支配地域に対する爆撃や攻撃が減少したのを受けて、国内避難民(IDPs)36,903人がイドリブ県南部に帰村したと発表し … Read More

ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「YPG主体のシリア民主軍のメンバーも制憲委員会(憲法委員会)に参加している(2019年9月27日)

ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は国連総会が開催されいている米ニューヨークで記者らの質問に応え、23日に設置が発表された制憲委員会(憲法委員会)のメンバーのなかに人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のメ … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣らシリア政府代表団がアラブ連盟のアブー・ガイト事務総長と偶然出くわし、握手と抱擁を交わす(2019年9月27日)

国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)とシリア政府代表団は、国連本部内でアラブ連盟のアフマド・アブー・ガイト事務総長と偶然出くわし、握手と抱擁を交わした。 その … Read More

ムアッリム外務在外居住者大臣「5月にシリア軍が塩素を使用したとのポンペオ米国務長官の発言は大嘘」(2019年9月27日)

ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、国連総会に出席するために訪問中の米ニューヨークで、スプートニク・ニュース(9月27日付)の取材に応じ、マイク・ポンペオ米国務長官が、5月25日のイドリブ県ハーン・シャ … Read More

イドリブ県、アレッポ県、ハマー県、ラタキア県でシリア軍と反体制武装集団の散発的戦闘続く(2019年9月27日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから27日目(爆撃を激化させてか … Read More

ポンペオ米国務長官「5月の戦闘でアサド体制が塩素ガスを使用したことを確認したが…、塩素が使われたのでこれまでとは違う」(2019年9月26日)

マイク・ポンペオ米国務長官は、ニューヨークでの記者会見で、イドリブ県ハーン・シャイフーン市での今年5月の戦闘でシリア軍が塩素ガスを使用したことを確認したと述べた。 ポンペオ国務長官は「数えられない残虐行為の責任はアサド体 … Read More

YPG主体のシリア民主軍が抗議デモの波及を阻止するためシリア政府支配地域の近くに部隊を派遣(2019年9月26日)

ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(9月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府支配下のフサイニーヤ町、ハトラ村、サーリヒーヤ村、タービヤト・ジャズィーラ村に面する地域に部隊を派遣した … Read More

ダーイシュがダイル・ザウル県でシリア軍拠点を襲撃(2019年9月26日)

ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(9月26日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がマヤーディーン市近郊、クーリーヤ市近郊、スバイハーン市近郊、アシャーラ市近郊、フライビシャ町近郊の砂漠地帯でシリア軍の拠点複数 … Read More

反体制派支配下のイドリブ県から住民多数が避難(2019年9月26日)

SANA(9月26日付)は、シリアのアル=カーイダと目されているシャーム解放機構などの反体制派の支配下にあるイドリブ県から住民が逃走し、ムーリク市に設置されている「人道回廊」を経由して、シリア政府支配地域に避難したと伝え … Read More

ダイル・ザウル県など北・東シリア自治区各所でYPG主体のシリア民主軍と米主導の有志連合が市民多数を拘束・連行(2019年9月26日)

ダイル・ザウル県では、ジュルフ・ニュース(9月26日付)によると、有志連合ヘリコプターが25日深夜から26日未明にかけて、スワル町近郊のジャースィミー村で空挺作戦を行い、3人を拘束、連行した。 これに関して、SANA(9 … Read More

トルコ占領下のアレッポ県北西部での爆発でヌールッディーン・ザンキー運動の司令官1人が負傷(2019年9月26日)

アレッポ県では、ANHA(9月26日付)によると、トルコ占領下のジンディールス町の商店近くでオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発した。 スマート・ニュース(9月26日付)によると、この爆発で、国民解放戦線に所属するヌー … Read More

シリア軍はアレッポ県南部で新興のアル=カーイダ系組織フッラースディーン機構と交戦(2019年9月26日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから26日目(爆撃を激化させてか … Read More

ダマスカス郊外県東グータ地方出身の女性活動家バヤーン・リーハーン氏らが制憲委員会(憲法委員会)を拒否する活動をSNS上で開始:「問題は憲法の紙面ではなくて、シリアの街で起きている」(2019年9月25日)

スマート・ニュース(9月25日付)は、複数の活動家が制憲委員会に異議を唱える活動をSNS上で開始したと伝えた。 ダマスカス郊外県東グータ地方出身の女性活動家バヤーン・リーハーン氏は「移行期統治機関(移行政府)を発足させる … Read More

トルコの支援を受ける国民解放戦線所属組織幹部たちは制憲委員会(憲法委員会)を拒否、「革命は自由と尊厳と新世代創出のため」と主張(2019年9月25日)

トルコの支援を受ける国民解放戦線を主導する武装集団の一つでアル=カーイダの系譜を組むシャーム自由人イスラーム運動のジャービル・アリー・バーシャー総司令官(兼国民解放戦線司令評議会メンバー)は音声声明を出し、23日に発足が … Read More

シリア・ムスリム同胞団は制憲委員会(憲法委員会)を「政治的衣装をまとった軍事的解決」と非難して拒否(2019年9月25日)

トルコで活動を続けるシリア・ムスリム同胞団はツイッターのアカウント(https://twitter.com/ikhwansyriaar)を通じて報道向け声明を発表し、23日に国連のアントニオ・グテーレス事務総長によって設 … Read More

8月にシリア軍が解放したイドリブ県ハーン・シャイフーン市など同県南部に住民数百人が帰村(2019年9月25日)

8月にシリア軍によって解放されたイドリブ県ハーン・シャイフーン市など同県南部の住民数百人が、ハマー県ムーリク市に設置された通行所を経由して車で帰村した。 ** イドリブ県ハーン・シャイフーン市など同県南部、8月にシリア軍 … Read More

YPG主体のシリア民主軍がハサカ県で市民4人を拉致・連行する一方、フール・キャンプからダーイシュの女性メンバー4人が脱走(2019年9月25日)

ハサカ県では、SANA(9月25日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・ハミース市近郊の小ハサウィーヤ村に人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が突入し、市民4人を拉致し、連行した。 一方、ドゥラル・シャ … Read More

シリア軍はラタキア県北東部を「樽爆弾」で爆撃、シャーム解放機構が主導する反体制派はアレッポ市を砲撃(2019年9月25日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県、ハマー県北部、ラタキア県北部、アレッポ県西部の緊張緩和地帯では、シリア・ロシア軍が一方的停戦を宣言してから25日目(爆撃を激化させてか … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから386人、ヨルダンから718人の難民が帰国、避難民1人(うちルクバーン・キャンプからの帰還者0人)が帰宅(2019年9月25日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(9月25日付)を公開し、9月24日に難民1,104人が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは386人(うち女性116人、子供19 … Read More

制憲委員会(憲法委員会)のメンバー150人の氏名、そして課題が明らかに(2019年9月24日)

国連のアントニオ・グテーレス事務総長が9月23日にニューヨークの国連本部で制憲委員会の設置が完了したと発表したのを受けて、親政府系、反政府系など各メディアは選出されたメンバーの氏名を公開、委員会の問題点について指摘した。 … Read More

米国務省のオータガス報道官はアサド政権と反体制派が制憲委員会設置に関して合意に達したことを歓迎(2019年9月24日)

米国務省のモーガン・オータガス報道官は、23日のアントニオ・グテーレス国連事務総長による制憲委員会設置完了宣言に関して「米政府は、アサド政権とシリア最高交渉委員会が制憲委員会設置に関して合意に達したとの国連事務総長の発表 … Read More

反体制派(最高交渉委員会)代表のハリーリー氏「制憲委員会設置は誰も拒否できないシリア国民の勝利」(2019年9月24日)

最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表は、ムドゥン(9月24日付)の取材に応じ、そのなかで23日のアントニオ・グテーレス国連事務総長による制憲委員会設置完了宣言に関して「シリア国民の勝利、真の成果、国連安保理決議第225 … Read More

アサド大統領「制憲委員会はロシアとイランの連携によって実現した」(2019年9月24日)

アサド大統領はシリアを訪問中のイランのアリー・アスガル・ハージー外務大臣補と会談した。 会談では、制憲委員会の設置、9月16日のトルコの首都アンカラでのロシア・イラン・トルコ首脳会談の成果、イドリブ県情勢、シリア北東部情 … Read More

米・トルコ地上部隊がラッカ県で合同パトロールを実施(2019年9月24日)

ラッカ県では、アナトリア通信(9月24日付)によると、トルコ軍装甲車4輌がシャンルウルファ県のアクチャカレ市方面からシリア領内に入り、国境地帯でパトロール活動を行った。 パトロール活動は米軍との連携のもとに行われた。 地 … Read More

米主導の有志連合ヘリコプター複数機がYPG主体のシリア民主軍とともにダイル・ザウル県で空挺作戦を実施し、ダーイシュ・メンバーと思われる国内避難民(IDPs)1人を殺害(2019年9月24日)

ダイル・ザウル県では、DPN(9月24日付)は、米主導の有志連合ヘリコプター複数機が23日深夜から24日未明にかけて、ザッル村で空挺作戦を敢行、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる国内避難民(IDPs)1人を殺害 … Read More