ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からジャービヤ丘にあるシリア軍の陣地1ヵ所を砲撃し、複数回の爆発が発生した。
シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、8月に入って4回目、今年に入って59回目(うち42回が航空攻撃、16回が地上攻撃)、これにより122あまりの標的が破壊され、軍関係者178人が死亡、103人が負傷しているという。
同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。
イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:37人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):44人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人
また、民間人も17人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。
攻撃の県別内訳は以下の通りである。
ダマスカス県、ダマスカス郊外県:23回
ダルアー県:16回
ヒムス県:9回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回
AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。
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