ロシア軍がシャーム解放機構の支配地各所への爆撃を続け、7人が死亡、30人が負傷(2024年10月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村に対して40発以上の迫撃砲とロケット弾で攻撃を加えた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がシャーム解放機構の支配下にあるカッバーナ丘に対して燃料帰化爆弾などで2回の爆撃を実施した。

シリア軍もまた同地を砲撃、これによって重傷を負っていたシャーム解放機構のメンバー2人が18日に死亡した。

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イドリブ県では、ホワイト・ヘルメット、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマアッルバリート村・マアッルザーフ町間にある民家を砲撃し、5歳の子どもが死亡した。

シリア軍はまた、ナイラブ村、サーン村、マジュダリヤー村、バイニーン村を砲撃したほか、自爆型無人航空機1機でダイル・ザンバル村一帯を攻撃した。

ロシア軍戦闘機もザーウィヤ山地方のジューズィフ村の森林地帯、ブサンクール村の森林地帯、イドリブ市近郊の森林地帯にある軍事拠点、バーラ村、マアッラトミスリーン市一帯、ムウタリム村一帯、シャートゥーリーヤ村一帯などに対して、高爆発性ミサイルなどで15回の爆撃を実施した。

この爆撃で、イドリブ市郊外の製材所や家具工場が被弾し、6人が死亡、子ども14人を含む30人が負傷した。

シリア人権監視団によると、10月14日以降、ロシア軍がシャーム解放機構の支配地に対して行った爆撃は67回に及んでいるという。

また、シリア人権監視団が17日に発表したところによると、ロシア軍の爆撃で子ども1人を含む10人が死亡、子ども14人を含む30人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるジューリーン村の軍事キャンプ、ジュッブ・アフマル村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、インヒル市でシリア軍第5軍団第8旅団の兵士2人が乗ったオートバイの通過に合わせて、何者かが道路に仕掛けた即席爆弾が爆発、兵士1人が死亡、1人が負傷した。

また、タファス市の病院一帯で地元の武装集団どうしが衝突、1人が死亡した。

AFP, October 16, 2024、ANHA, October 16, 2024、‘Inab Baladi, October 16, 2024、Reuters, October 16, 2024、SANA, October 16, 2024、SOHR, October 16, 2024、October 17, 2024、October 19, 2024などをもとに作成。

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