トルコのハカン・フィダン外務大臣は米国のアントニー・ブリンケン国務長官と電話会談を行い、シリア情勢について議論した。
トルコ外交筋がRIAノーヴォスチ(12月6日付)に明らかにしたところによると、フィダン外務大臣は、域内のすべての当事者に建設的な役割を果たすよう求めるとともに、シリア政府ついては、過去の過ちを繰り返さず、現実的に行動し、反体制派との対話を行い、政治プロセスを介しなければならないと強調した。
その一方で、クルディスタン労働者党(PKK)やダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織については、シリアの混乱に乗じようとしているとしたうえで、容認できないとの見解を示すとともに、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が人道支援を提供することの重要性を鑑み、必要な支援を提供していると述べた。
AFP, December 6, 2024、ANHA, December 6, 2024、‘Inab Baladi, December 6, 2024、Reuters, December 6, 2024、RIA Novosti, December 6, 2024、SANA, December 6, 2024、Sham FM, December 6, 2024、SOHR, December 6, 2024などをもとに作成。
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