ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、アサド政権の崩壊の主因であるシリア軍の衰退について、米国の経済制裁が原因で、シリア軍が定期的な教練を実施できず、その質も低い状態にあったと述べた。
ゲラシモフ参謀総長は、米国とその同盟国が科してきた前代未聞の制裁による長期的な危機によって、シリア軍兵士の士気が低下、心理状態が悪化していたとの見方を示した。
RIAノーヴォスチ通信(12月18日付)が伝えた。
AFP, December 18, 2024、ANHA, December 18, 2024、‘Inab Baladi, December 18, 2024、Reuters, December 18, 2024、RIA Novosti, December 18, 2024、SANA, December 18, 2024、Sham FM, December 18, 2024、SOHR, December 18, 2024、al-Watan, December 18, 2024などをもとに作成。
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