ダーイシュ(イスラーム国)の外国人戦闘員とシリア人戦闘員がアレッポ県北部、東部からの撤退をめぐって対立(2015年2月9日)

クッルナー・シュラカー(2月9日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)内でムハージリーン(外国人戦闘員)とシリア人の司令官(アミール)らとの間で、県東部(アイン・アラブ市一帯)や県北部(アアザーズ市一帯)からの撤退をめぐる対立が激化している、と伝えた。

同報道によると、ダーイシュのシリア人メンバーは、アアザーズ市一帯への進軍を求めたが、外国人戦闘員がこれに応じず、ラッカ県方面、ダイル・ザウル県方面への撤退を命令したため、これを拒否したという。

複数の消息筋によると、ダーイシュの外交人戦闘員はアアザーズ市郊外のダービク村、アフティームッラート村一帯から撤退したという。

AFP, February 9, 2015、AP, February 9, 2015、ARA News, February 9, 2015、Champress, February 9, 2015、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2015、al-Hayat, February 10, 2015、Iraqi News, February 9, 2015、Kull-na Shuraka’, February 9, 2015、al-Mada Press, February 9, 2015、Naharnet, February 9, 2015、NNA, February 9, 2015、Reuters, February 9, 2015、SANA, February 9, 2015、UPI, February 9, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.