ヒムス市ワアル地区の反体制武装集団戦闘員ら2,613人がイドリブ県に退去する一方、428人が当局に投降(2017年5月16日)

ヒムス県では、SANA(5月16日付)によると、ロシアの仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員の退去が行われた。

シリア政府当局への投降を拒否する戦闘員の同地からの退去はこれが12度目で、戦闘員460人強とその家族合わせて2,613人が、シリア政府の用意した旅客バス58輌に分乗し、ワアル地区を退去し、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の支配下にあるアレッポ県ジャラーブルス市近郊のザウガラ収容キャンプに向かった。

一方、反体制武装集団戦闘員428人が武器を棄てて当局に投降、2016年政令第15号が定める恩赦の対象となり、放免となった。

SANA, May 16, 2017

AFP, May 16, 2017、AP, May 16, 2017、ARA News, May 16, 2017、Champress, May 16, 2017、al-Hayat, May 17, 2017、Kull-na Shuraka’, May 16, 2017、al-Mada Press, May 16, 2017、Naharnet, May 16, 2017、NNA, May 16, 2017、Reuters, May 16, 2017、SANA, May 16, 2017、UPI, May 16, 2017などをもとに作成。

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