イドリブ県サラーキブ市東部近郊でシャーム自由人イスラーム運動の本部が自爆攻撃を受け、25人が死亡(2017年5月21日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(5月21日付)によると、サラーキブ市東部近郊にあるタッル・トゥーカーン村のシャーム自由人イスラーム運動本部近くで自爆ベルトを着用した男性が自爆し、メンバー25人が死亡した(シリア人権監視団によると、死亡したのは14人)。

Kull-na Shuraka’, May 21, 2017

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がムハンマディーヤ町一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイル町、ヌアイマ村、第50師団基地一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾で砲撃した。

またダーイル町とタファス市を結ぶ街道で爆弾が爆発し、シャーム解放機構の戦闘員1人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(5月22日付)によると、ラジャート高原で活動する部族師団が、タラール・ハルフ司令官(大尉)暗殺に関与したとされる男性(ファッラーフ・ファイヤード氏)を処刑した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ(イスラーム国)とシャーム解放機構が交戦した。

AFP, May 21, 2017、AP, May 21, 2017、ARA News, May 21, 2017、Champress, May 21, 2017、al-Hayat, May 22, 2017、Kull-na Shuraka’, May 21, 2017、May 22, 2017、al-Mada Press, May 21, 2017、Naharnet, May 21, 2017、NNA, May 21, 2017、Reuters, May 21, 2017、SANA, May 21, 2017、UPI, May 21, 2017などをもとに作成。

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