「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室所属組織は自由シリア軍砂漠諸派の名で声明を出し、シリア軍・親政権武装勢力が制圧した砂漠地帯の拠点奪還に向けた作戦を開始(2017年5月22日)

ヒムス県タンフ国境通行所を拠点とする反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室)は、「自由シリア軍砂漠諸派」の名で声明(第1号声明)を出し、シリア軍、親政権武装勢力が20日までに制圧したヒムス県南東部、ダマスカス郊外県東部内の砂漠地帯の拠点奪還を目的として、「砂漠の火山の戦い」作戦を開始すると発表した。

部族自由人軍のムハンマド・アドナーン広報局長によると、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室は、スワイダー県北東部のズィラフ・ダム地区、ラスィーイー給水場一帯の奪還に力点を置いているという。

Kull-na Shuraka’, May 23, 2017

Kull-na Shuraka’, May 23, 2017

AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、SMART News, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。

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