シャーム解放機構とラフマーン軍団はダマスカス郊外県の支配地域からイスラーム軍寄りとされる住民400世帯を追放(2017年5月24日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構とラフマーン軍団が、自らの支配下にあるジスリーン町、マディーラー市、サクバー市、カフルバトナー町でイスラーム軍に関係がある、ないしはメンバーを輩出しているとして、400世帯以上を追放した。

Youtube, May 24, 2017

一方、スマート・ニュース(5月24日付)によると、イスラーム軍とラフマーン軍団の停戦を仲介するため、ハラスター市の名士やウンマの暁旅団幹部と会合し、帰宅しようとしたミスラバー市の名士に対して、シャーム解放機構のメンバーが暴行を加えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、SMART News, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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