西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍司令官の一人ルージダー・ファラート氏は、ANHA(9月11日付)に対して、ラッカ市の70%をダーイシュ(イスラーム国)から解放したと発表した。
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『ハヤート』(9月12日付)は、ダイル・ザウル県の部族代表らが、ダイル・ザウル軍事評議会が主導する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の後援を受け、ダーイシュ(イスラーム国)撤退後の自治を担うための民政評議会の設置を検討している、と伝えた。
部族長やシャイフらは「ダイル・ザウル民政評議会準備委員会」の名で声明を発表、彼らは11日、ダイル・ザウル民政評議会を設置するための基礎、起点を検討するための準備委員会を発足させたことを明らかにした。
AFP, September 11, 2017、ANHA, September 11, 2017、AP, September 11, 2017、ARA News, September 11, 2017、Champress, September 11, 2017、al-Hayat, September 12, 2017、Kull-na Shuraka’, September 11, 2017、al-Mada Press, September 11, 2017、Naharnet, September 11, 2017、NNA, September 11, 2017、Reuters, September 11, 2017、SANA, September 11, 2017、UPI, September 11, 2017などをもとに作成。
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