ペイホン米国防総省報道官「米国はシリア駐留を維持する」(2017年12月5日)

米国防総省のエリック・ペイホン報道官は、西クルディスタン移行期民政局支配地域各所とヒムス県のタンフ国境通行所一帯に展開している米軍部隊の撤退の有無に関して、「米国は必要である限り、シリア領内に部隊の駐留を維持する」と述べた。

AFP(12月5日付)によると、ペイホン報道官は、「我々の協力者を支援し、この国にテロ組織が戻ってくるのを阻止するため、必要に応じて我々の義務を維持する…。シリアにおける米軍の義務は条件次第であって、撤退するか否かを決する期限はない…。ダーイシュ(イスラーム国)の敗北を保証するため、有志連合は撤退しない旨確認すべきだ。あるいは、失地を回復し、外国での攻撃に備えるべきだ…。これは米本国を守り、同盟国や協力者を守るうえで必要なことだ。米国はシリア駐留を維持する」と述べた。

al-Durar al-Shamiya, December 5, 2017

AFP, December 5, 2017、ANHA, December 5, 2017、AP, December 5, 2017、ARA News, December 5, 2017、Champress, December 5, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2017、al-Hayat, December 6, 2017、al-Mada Press, December 5, 2017、Naharnet, December 5, 2017、NNA, December 5, 2017、Reuters, December 5, 2017、SANA, December 5, 2017、UPI, December 5, 2017などをもとに作成。

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