イドリブ県マアッルシューリーン村のロシア軍によると思われる爆撃で15人以上が死亡(2017年12月20日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、ロシア軍と思われる戦闘機がマアッルシューリーン村を爆撃し、15人が死亡、35人以上が負傷した(シリア人権監視団によると、19人が死亡、25人以上が負傷)。

しかし、ロシア国防省は声明を出し、イドリブ県マアッルシューリーン村に対して行われた爆撃に関して、ロシア軍戦闘機はこの地域で爆撃を行っていなかったと発表、関与を否定した。

al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017

一方、SANA(12月20日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、ハマー県北東部から県南東部に進軍、アル=カーイダ系のシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦の末、ムシャイリファ(ムシャイリファト・アブ・ダーリー)村、タッル・マクタア村を制圧した。

しかし、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月20日付)によると、シャーム解放機構などからなる武装集団はムシャイリファ村一帯でシリア軍を撃退したという。

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ダマスカス郊外県では、SANA(12月20日付)によると、シリア軍が県南西部のマガル・ミール村一帯、バイト・ジン村一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦した。

これに対して、反体制武装集団は、ハラスター市郊外のワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(12月20日付)によると、シャイフ(ヘルモン山)部隊連合はバイト・ジン村農場地帯上空を飛行中のシリア軍の無人偵察機を撃墜した。

さらに、シャーム自由人イスラーム運動が主導する「彼らが不正を働いた」作戦司令室は、ハラスター市郊外の車輌管理局に進入するためにシリア軍が掘削した地下トンネルを爆破し、シリア軍兵士数十人を殲滅したという。

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ハマー県では、『ハヤート』(12月21日付)によると、イッザ軍、トルキスタン・イスラーム党、アフラール軍などからなる反体制武装集団が活動を続けるラターミナ町一帯をシリア軍が砲撃した。

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アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー通信(12月20日付)は、シャーム解放機構とアフラール軍がラムラ村、ラスム・スィヤーラ村一帯に進軍しようとしたシリア軍と交戦、士官1人と兵士7人を捕捉したと伝え、その写真を公開した

AFP, December 20, 2017、ANHA, December 20, 2017、AP, December 20, 2017、ARA News, December 20, 2017、Champress, December 20, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 20, 2017、al-Hayat, December 20, 2017、al-Mada Press, December 20, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 20, 2017、Naharnet, December 20, 2017、NNA, December 20, 2017、Reuters, December 20, 2017、SANA, December 20, 2017、UPI, December 20, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, December 20, 2017などをもとに作成。

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