所属不明の無人航空機がシリア駐留ロシア軍司令部のあるフマイミーム航空基地爆撃を試みるも、ロシア軍が迎撃、1機を撃墜(2018年1月6日)

ドゥラル・シャーミーヤ(1月6日付)は、親政権の複数のサイトが、ラタキア県のジャブラ市近郊に飛来した所属不明の無人航空機1機を、フマイミーム航空基地に駐留するロシア軍守備隊が近距離対空防御システム96K6 パーンツィリ-S1で撃墜した、と伝えた。

これらのサイトによると、フマイミーム航空基地近郊を離陸したと見られる多数の無人航空機が同基地を爆撃しようとしたが、ロシア軍の防空システムが迎撃、1機を撃墜したという。

ジャブラ・ラフザ・ビ・ラフザ・ネット(1月6日付)は、ユーチューブにその際の映像(https://youtu.be/0Q6DWEkyQ58)を公開した。

Youtube, January 6, 2018

AFP, January 6, 2018、ANHA, January 6, 2018、AP, January 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2018、al-Hayat, January 7, 2018、Reuters, January 6, 2018、SANA, January 6, 2018、Jabla Lahza bi-Lahza, January 6, 2018、UPI, January 6, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.